SEOは自分でできる!ベストな方法・注意点を徹底解説
- 公開日:2022.07.13
- 更新日:2024.05.27
- SEO対策の基礎
この記事では、SEO対策を自分でできるかどうかについて、メリット・デメリットを比較しつつ考察します。
自分でSEO対策を行う場合、どのような作業を行えばよいのかもご紹介します。
【この記事がおすすめの方】
- サイトを立ち上げたばかりで、SEO対策をどうしようか迷っている方
- 自分でSEO対策を行うか外注するか迷っている方
- 自分でできるSEO対策の施策について知りたい方
※現在検索エンジン業界では、Googleが圧倒的なシェアをほこっています。そのためこの記事では、「Google=検索エンジン」として解説しています。
目次
1.SEO対策は自分でできるもの?
SEO対策をどのように定義するかによって多少変わりますが、基本的にSEO対策は自分でできる施策です。
「極端な話、パソコンとインターネット環境さえあれば行える」といっても過言ではないでしょう。
それなりの知識が求められるため、誰でもすぐに始められるわけではありません。
素人が簡単に始められる作業もありますが、理解するのに時間がかかるものも多くあります。
「今日始めて明日終わる」ような、シンプルな作業とは違います。
とはいえ、本腰をあげて全力で取り組む気持ちや時間的余裕があるなら、SEO対策を1から10まで行うことは不可能ではありません。
1-1.そもそもSEO対策って何をするの?
SEO対策を自分で行えるかどうか判断するには、まずSEO対策の基本情報を知っておくことが必要です。
SEO対策は、「自サイトのWebページを検索結果で上位表示させること」を目的に行われます。
上位表示を達成することで、より多くの集客(サイトへのアクセス)が可能になり、商品購入やサービス登録などに弾みがつきます。
参照:「【SEOビギナー必見】SEO対策とは?基本と実践方法を徹底解説」
では、具体的にどのような方法で上位表示できるのでしょうか?
主な対策は、以下の3つです。
- 内部対策(テクニカルSEO)
- 内部対策(コンテンツSEO)
- 外部対策
それぞれの「柱」の詳細を見ていきましょう。
1-1-1.内部対策(テクニカルSEO)
「内部対策(テクニカルSEO)」は、「サイトやWebページの技術的な要素を改善する施策」です。
Googleやユーザーにとって最も重要といえるのは、ユーザーに提供されるコンテンツといえます(Googleはユーザーファーストで検索サービスを提供している)。
とはいえ、コンテンツを載せるWebページの構造も非常に重要です。
テクニカルSEOにしっかり取り組むことで、Googleがサイト構造を理解しやすくなるほか、ユーザーがコンテンツの内容を把握しやすくなったり、視認性が高まったりするからです。
テクニカルSEOには、具体的に以下のような施策が含まれます。
- URLの正規化
- パンくずリストの設定
- XMLサイトマップの送信
- robots.txtの設定
- 階層構造を明確にする
- 構造化マークアップ
- タイトルの最適化
- ディスクリプションの設定
- 見出しの最適化
- 画像情報を適切に設定する
- 重複コンテンツの対策
- スマホ表示の最適化
関連記事:「SEO内部対策とは!?具体的なチェックポイント15を徹底解説」
1-1-2.内部対策(コンテンツSEO)
「内部対策(コンテンツSEO)」は、「記事をはじめとする良質なコンテンツを公開してGoogleでの上位表示を目指す施策」です。
検索エンジンを使うユーザーは、欲しい情報を求めてGoogleなどの検索サービスを使います。
例えば、株式投資について知りたいユーザーは、「株式投資 初心者」とか「株式投資 始め方」などと検索するでしょう。
すると、ユーザーを満足させる情報を提供したいGoogleは、ユーザーの検索意図にマッチする良質なコンテンツから優先的に検索結果へ表示しようとします。
このとき、自サイトのコンテンツが良質であれば上位表示されますし、そうでなければ下位表示されます。
- 適切なキーワードの選定
- 見出し構成をわかりやすく論理的にする
- 検索意図の見極め
- 信頼できる情報やオリジナリティーのある情報の提供
- 読みやすい文章の執筆
- 画像や図解の挿入
- 的確なリライト
簡単にいえば、「わかりやすく、ユーザーの知りたい情報を的確に伝えた信頼できる情報を執筆すること」が、コンテンツSEOの基本ポイントです。
コンテンツが優れていれば、Googleからもユーザーからも好まれます。
1-1-3.外部対策
「外部対策」は、「ほかのサイトやSNSなどのメディアにおける自サイトの評価を高める施策」です。
ほかのサイトが自サイトについて好意的に語ったり、参照先にしたりすると、Googleは「このサイトはこのジャンルやテーマにおいて信頼されているのか」と判断します(ほかのサイトが真っ当なサイトである場合)。
そうするとGoogleは自サイトの評価を上げてくれるため、より上位表示に近づけます。
では具体的にGoogleは何を見て、「ほかのサイトから信頼されている」と判断するのでしょうか?
答えは「被リンク」です。
ほかのサイトから自サイトに向けて張られたリンク(被リンク)の質がよく数も多いと、Googleは「信頼の証」ととらえます。
そのため外部対策では主に、被リンクの獲得にフォーカスを当てます。
外部対策について詳しく知りたい方は、以下の記事も参照してください。
関連記事:「SEO外部対策とは?5つのメリットと5つの対策ポイントを伝授」
1-2.SEO対策に資格や特殊技能は必要ない
ここまでSEO対策の基本を解説しましたが、ここまで触れてきた対策は、自分自身でも取り組めます。
SEO対策の素人が一から始めるのは少々キツいかもしれませんが、無理な作業ではありません。
SEO対策に特別な資格は不必要です。
先述のように、望むなら誰でも始められます。
特殊技能についていえば、内部対策にはHTMLやCSSの知識・技術が必要になるなど、一定のノウハウとスキルが求められます。
しかし「WordPress」のテーマや、各種ツールなどをうまく活用すれば、専門技術がなくても対応可能です。
以下の記事では、SEO対策に役立つツールをいくつかご紹介しています。
関連記事:「【プロ直伝】記事作成おすすめツール19選!ジャンル別に紹介」
2.自分でできるSEO対策の作業7つ
SEO対策の基本がわかったところで、自分でできる対策を7つほどご紹介しましょう。
以下の施策を通して、サイトパフォーマンスを強化してみてください。
- サイトコンセプトやジャンルの設定
- SEO対策キーワードの選定
- キーワードを駆使したタイトルや見出し構成の作成
- 検索意図をつかんだ良質なコンテンツを書く
- SNSで積極的にアピールする
- ツールの使い方を学ぶ
- 鉄板情報と最新情報をインプットする
各施策の詳細について解説します。
2-1.サイトコンセプトやジャンルの設定
1つ目は「サイトコンセプトやジャンルの設定」です。
サイトを作成するのに必要な環境(ネット環境やサーバー・ドメインの設定など)が整い、いよいよサイト作成の段階に入ったら、どのようなジャンルの情報を公開するか決めましょう。
金融系なのか健康のジャンルなのか、世間のトレンドを追うのか自社商材や活動のPRを訴求するのか、方向性を決めます。
また、サイト運営の目的も明確にしましょう。
企業やアフィリエイターであれば、当然収益やブランディングを目的とするはずです。
なお、アフィリエイト用ブログのテーマを選ぶ際は、以下の記事が参考になります。
関連記事:「ブログ記事テーマはどう選べばいい?収益化を狙える5つの選び方とは」
2-2.SEO対策キーワードの選定
2つ目は「SEO対策キーワードの選定」です。
1つのWebページで扱うコンテンツには、1つのキーワードを設定するのがセオリーです。
キーワードはコンテンツの内容を方向づけるもので、何を書くべきかを決めるのに欠かせません。
例えば、VOD(動画視聴サービス)について扱うサイトがあるとしましょう。
そのジャンルで扱えるテーマはさまざまにありますが、最初にキーワードをリストアップしておかないと、どのコンテンツでどの内容を扱うべきなのか混乱してしまいます。
一方「VOD メリット」「VOD 注意点」「VOD おすすめ」などキーワードをリスト化すれば、「このテーマとそのテーマは別々のコンテンツで扱おう」と棲み分けできます。
対策キーワードの設定方法については、以下の記事で詳しく解説しています。
関連記事:「SEO対策キーワードとは?設定方法と便利ツールをご紹介」
2-3.キーワードを駆使したタイトルや見出し構成の作成
3つ目は「キーワードを駆使したタイトルや見出し構成の作成」です。
キーワードをリスト化して、ある程度の量のコンテンツ候補ができたら、コンテンツの骨組みを作りましょう。
各コンテンツに設定したキーワードについてじっくり考え、そのキーワードや類似語を検索にかけるユーザーが、どんな情報を求めているか推測します。
「Googleキーワードプランナー」や「ラッコキーワード」などのツールも駆使し、ユーザーの検索意図を明確にしましょう。
検索意図を正しく見極めたコンテンツを作成できた場合、該当キーワードや類似語が検索されたときに、Googleは自サイトのコンテンツをユーザーに対して上位表示してくれる可能性があります。
参照:「SEOで超重要!『検索意図』とは?5つの見極め方を徹底解説」
検索意図の見極めに加えて、コンテンツの適切な見出し構成を組み立てることも大事です。
※「見出し構成」とは、「情報を提供する順序や区分のこと」です。
検索意図を正しく見極められても、見出し構成が論理的でないと、ユーザーは戸惑ってページから離脱してしまうかもしれません。
「この検索意図に対して、最初にこの情報を見せて、その次のこちらの情報につなげていく…」というように、情報を首尾よく整理して提供するようにしましょう。
見出し構成の作り方については、以下の記事も参考になります。
関連記事:「記事の見出しはSEOの大黒柱!上手につける6つのコツを紹介」
2-4.検索意図をつかんだ良質なコンテンツを書く
4つ目は「検索意図をつかんだ良質なコンテンツを書くこと」です。
検索意図をしっかり見極めて、適切な見出し構成を作れたら、ライティング作業に入ります。
このときに意識すべき点はたくさんあります。
例えば、以下のような点を意識してください。
- キーワードが文章全体に表れているか(文章がキーワードの方向性に沿っていれば、自然にキーワードが随所に出てくる)
- 小中学生が読んでもわかりそうか
- 改行や文字装飾が適度にされているか
- 読者が疑問に感じている点や悩んでいる点に触れているか(「そうそう、それを知りたかった!」と思われるのが理想)
- 信頼できる情報のみを載せているか
- 体験談などオリジナリティーがあるか
- ほかのサイトのコピーコンテンツになっていないか
良質なコンテンツの書き方については、以下の記事も参考にしてください。
参照:「SEOライティングとは?読まれる文章を書く15のコツをご紹介」
2-5.SNSで積極的にアピールする
5つ目は「SNSで積極的にアピールすること」です。
TwitterやFacebookなど多くのユーザーを持つSNS上で、自サイトの興味深いコンテンツを投稿してみましょう。
商材を宣伝するコンテンツというより、「面白い」「知りたい」「役立ちそう」といった感情を引き出すようなコンテンツを選んでリンクを張るとよいです。
コンテンツが本当に良質なら、リンクから流入してきたユーザーはサイト内のほかのコンテンツを見たり、訴求している商品やサービスに興味を示したりしてくれるかもしれません。
あるいはサイトを運営している誰かが、自サイトへ向けて被リンクを張ってくれるかもしれません。
2-6.ツールの使い方を学ぶ
6つ目は「ツールの使い方を学ぶこと」です。
SEO対策を効率的に行うには、ツールの利用が必須です。
利用しなくてもコンテンツは作れますが、利用したほうがはるかによいコンテンツが作成できます。
ツールを使えば、以下のような作業をスムーズに行えます。
- キーワード候補のリストアップと検索ボリュームのチェック
- 競合サイトの動向チェック
- ユーザーがコンテンツ内で特に反応している箇所の確認
- サイトのパフォーマンスの数値化
- ニッチな話題の発見
- 文章の校正
2-7.鉄板情報と最新情報をインプットする
7つ目は「鉄板情報と最新情報をインプットすること」です。
SEO対策に関する情報はネット上にあふれていますが、一番確実であり最新な情報はGoogleの情報です。
検索サービスを提供しているのはGoogleですので(あるいはほかの検索エンジン)、Googleが発信している情報についていくことが成功の近道といえます。
・Webサイト
Google 検索セントラル(旧称 Google ウェブマスター)
Google 検索
・YouTubeチャンネル
Google Search Central(「Japanese Google Policy Office Hours」というコンテンツが日本語)
3.SEO対策を自分でできる場合のメリット・デメリット
SEO対策を自分で行う基本的な方法をご紹介しましたが、この記事を読んでいる方の中には、以下の疑問を持った方がいらっしゃるかもしれません。
自分でSEO対策をするメリットやデメリットはなんだろう?
自分で対策するのがよいかどうかは、サイト運営者によって異なります。
自分自身で取り組む方がよいケースもあれば、そうでないケースもあるでしょう。
どちらの方がベターなのかを判断できるよう、自分でSEO対策をするメリット・デメリットをご紹介します。
3-1.メリット
まずはメリットからです。
SEO対策を自分で行うメリットには、以下のようなものがあります。
- 費用が浮く
- ノウハウやスキルが身につく
- 最速でサイト運営できる
それぞれの詳細を見ていきましょう。
3-1-1.費用が浮く
1つ目のメリットは「費用が浮くこと」です。
自分自身でSEO対策をすれば、当然業者に依頼するよりも安く済みます。
サーバーやドメインの費用・通信費・人件費などを踏まえると、完全無料というわけにはいきませんが、アウトソーシングするよりは安価ですむ可能性が高いでしょう。
もちろんこれは、SEO対策に新たな人材雇用をするケースなどは除いています。
SEO対策のみに新規雇用をする場合は、契約状況によっても異なりますが、人件費が高くつく可能性もあります。
3-1-2.ノウハウやスキルが身につく
2つ目のメリットは「ノウハウやスキルが身につくこと」です。
企業のWeb担当者であれ個人アフィリエイターであれば、自分で作業すれば自然とSEO対策に詳しくなれます。
「SEO対策関連の情報をインプットし、すぐにサイトでアウトプットする」という作業を重ねていけば、試行錯誤の中で学ぶことは多いはずです。
まったくのビギナーから始める場合は時間がかかってしまいますが、得たノウハウやスキルはある意味資産となります。
3-1-3.最速でサイト運営できる
3つ目のメリットは「最速でサイト運営できること」です。
業者を通さなければ、サイトのアイデアや訴求点・修正など自分のさじ加減でいくらでも変えられます。
頭に浮かんだことをすぐにサイトに反映できるため、スピード感をもってサイト運営ができるでしょう。
SEO対策を行う業者は、作業スピードそのものは速いはずですが、アウトソーシングだと細かな点を打ちあわせたり伝達したりする手間がかかります。
3-2.デメリット
続いて、デメリットも見ていきましょう。
少なくとも以下のようなデメリットを意識しておく必要があります。
- 初心者の場合は結果が出るのに時間がかかる
- 間違った情報でサイト運営してしまう恐れがある
- 情報商材に無駄なお金を費やす可能性がある
それぞれのデメリットについて解説します。
3-2-1.初心者の場合は結果が出るのに時間がかかる
1つ目のデメリットは「初心者の場合は結果が出るのに時間がかかること」です。
SEO対策は、時間がかかるマーケティングです。
SEOのプロが施策を行ったとしても、結果が出るまでに数週間~数ヵ月かかる可能性があります。
そうであれば、自分で慣れないSEO対策を行う場合は、余計に結果が出るまでの時間がかかることでしょう。
作業そのものに時間がかかることも、大いに考えられます。
3-2-2.間違った情報でサイト運営してしまう恐れがある
2つ目のデメリットは「間違った情報でサイト運営してしまう恐れがあること」です。
先ほど「SEO対策に関する情報はネット上にあふれている」と書きましたが、すべての情報を鵜呑みにしてよいわけではありません。
中には間違った情報が含まれている可能性もあるからです。
例えば、昔流行したいわゆる「ブラックハットSEO」に関する情報を見るかもしれません。
ブラックハットSEOは、小手先のテクニックで検索順位を操作しようとする不正な手段で、絶対に避けるべきものです。
しかしブラックハットSEOについてよく知らず、テクニカルSEOだと勘違いして、実践してしまうかもしれません。
あるいはブラックハットSEOではないにしても、情報が更新されていて、古くなったままのSEO対策を「習得」する恐れもあります。
Googleは検索サービスを定期的にアップデートしているため、以前は正しかった情報が「時代遅れ」になっているケースが十分起こり得ます。
3-2-3.情報商材に無駄なお金を費やす可能性がある
3つ目のデメリットは「情報商材に無駄なお金を費やす可能性があること」です。
「誰でも簡単にSEOで集客できる」などのコピーで、SEOのノウハウを情報商材として販売しているユーザーがいます。
キャッチコピーを見ていると、すぐに飛びつきたくなるような情報かもしれません。
しかし情報商材の多くは誇大広告で、結果が出ていない可能性が高いため注意が必要です。
「誰でも簡単」「100%成功する」など、さもSEO対策が簡単かのように宣伝している商材は、避けた方がベターです。
4.SEO対策には専門業者がいる
- 内部対策:コンテンツSEO
- 内部対策:テクニカルSEO
- 外部対策:外部リンク獲得
- SEOコンサルティング
この記事でご紹介したSEO対策全般を依頼できます。
自サイトのニーズに合わせて必要な作業を部分的あるいは全体的に依頼するとよいでしょう。
SEO対策業者への依頼について詳しくは、以下の記事が参考になります。
参照:「SEO対策は外注でやるべき?メリット・デメリット・費用相場を解説!」
5.SEO対策を業者に任せるメリット・デメリット
SEO対策を自分で行うか業者に任せるか決める上で、業者に依頼する場合のメリット・デメリットを比較するのはよいことです。
もし業者に依頼するメリットがデメリットを上回るようであれば、少なくとも部分的にでも依頼をかけるとよいでしょう。
メリットとデメリットをそれぞれ3つずつ見ていきましょう。
5-1.メリット
まずはメリットからです。
SEO対策業者に依頼することには、具体的に以下のようなメリットが挙げられます。
- 時間を無駄にしない
- 適切な対策が行われるため効果を期待できる
- ほかのことに集中できる
それぞれのメリットを見ていきましょう。
5-1-1.時間を無駄にしない
1つ目のメリットは「時間を無駄にしなくてすむこと」です。
SEO対策に現時点でどれだけ通じているかによりますが、自分で一から始めるとなると時間がかかります。
一方、すでにSEO対策のプロである業者に依頼すれば、すぐにでも必要な作業に取りかかれます。
サイトの問題点や課題・目標などをいち早く見つけ、内部対策や外部対策を講じてくれるでしょう。
5-1-2.適切な対策が行われるため効果を期待できる
2つ目のメリットは「適切な対策が行われるため効果を期待できること」です。
SEO対策業者は作業が速いだけでなく、的確な施策を行ってくれます。
素人だと見当違いの施策を行ってしまい、よい結果が出ないばかりか、検索順位を落としてしまうことにもなりかねません。
最悪の場合、意図せずにペナルティ行為を行ってしまうことすらありえます。
プロであれば初歩的な間違いはせず、実際的な効果を期待できるアイデアを持っています。
5-1-3.ほかのことに集中できる
3つ目のメリットは「ほかのことに集中できること」です。
これは特に、自社にSEO対策に長けた人材が不足している場合にいえることでしょう。
SEO対策を専門的に行える人材がおらず、すでに別の仕事を抱えている人材が兼業しなければならない場合、どちらの仕事も中途半端になってしまう可能性があります。
一方SEO対策を業者に依頼して、自身は別の仕事に時間も労力も振ることができれば、どちらの作業もスムーズに進むはずです。
5-2.デメリット
続いてデメリットも見ていきましょう。
以下のようなデメリットが挙げられます。
- 費用がかかる
- 自分のノウハウやスキルはアップしにくい
- 業者によって当たり外れがある
それぞれの詳細を解説します。
5-2-1.費用がかかる
1つ目のデメリットは「費用がかかること」です。
業務をアウトソーシングする以上、当然費用はかかります。
SEO対策を丸投げするようなケースでは、高額な費用がかかる可能性もあります。
一方記事コンテンツを数十記事依頼するようなケースでは、依頼内容にもよりますが、それほどコストはかかりません。
費用体系についてさらに詳しくは、以下の記事もご覧ください。
参照:「SEO対策費用の平均相場を解説!具体的な対策内容もご紹介」
5-2-2.自分のノウハウやスキルはアップしにくい
2つ目のデメリットは「自分のノウハウやスキルがアップしにくいこと」です。
SEO対策業者に委託する場合、当然自身のスキルアップは期待できません。
どれほどの作業を業者に任せるかにより事情は変わりますが、依頼する作業範囲が大きければ大きいほど、サイト運営における自身(自社)の関りが少なくなるからです。
もちろんコンテンツの内容に関しては、業者と交渉する中で、深く関りを持つことになるでしょう。
しかしテクニカルSEOや外部対策、あるいはライティング技術の詳細については、情報共有を逐次行うのでない限り蓄積されにくいです。
5-2-3.業者によって当たり外れがある
3つ目のデメリットは「業者によって当たり外れがあること」です。
残念ながら、すべての業者が良心的なサービスを提供しているわけではありません。
技術的な点はもちろん、「親身な対応をしてくれるかどうか」という点においても、差が生まれることがあるのは事実です。
SEO対策の初心者の場合、業者のサポート体制は非常に大切です。
こちら側の要望や悩みを丁寧に汲み取ってくれる業者だとサイト運営はうまくいきますが、そうでないとコストだけがかかる状況になります。
またSEO対策業者によって、費用体系やスキルは大きく異なることも覚えておきましょう。
6.SEO対策は自分ですべき?業者に依頼するべき?
SEO対策を業者に依頼する場合のメリット・デメリットを見てきましたが、結局のところ、対策は自分で行うべきでしょうか?
あるいは業者に依頼すべきでしょうか?
答えは一択ではありません。
状況により、ベターな選択肢は変わります。
しかしイメージが鮮明になるよう、「自分で対策するのが向いている方」と「業者に任せるのが向いている方」の具体例をご紹介しましょう。
6-1.自分でSEO対策するのが向いている方
自分でSEO対策するのが向いているのは、以下のような方です。
- 予算がなくアウトソーシングするのが現実的ではない方
- 多少時間がかかっても自身のSEOスキルを伸ばしたい方
- サイト運営に関するアイデアがあり、それをすぐに実践したい方
6-2.業者に依頼するのが向いている方
業者に依頼するのが向いている方は、以下のような方です。
- とにかくサイトの上位表示を早く実現したい方
- 予算面である程度余裕がある方
- 人的リソースが不足している方
参照:「頼れるSEO対策会社10選をご紹介!外注時の5つの注意点も解説」
7.【SEO対策が自分でできるように】参考になる学習方法
「SEO対策を業者に依頼するけど、自分自身でもスキルを調べたい」
「SEO対策業者との打合せをするときにコミュニケーションがスムーズになるよう、SEOを学びたい」
SEO対策を自分で行うか、業者に頼むか悩んでいる方の中には、このようなニーズを持つ方もいらっしゃるでしょう。
そこで、役立つ学習を3つご紹介します。
- YouTube動画
- SEO対策セミナー
- 参考書
それぞれの学習法について見ていきましょう。
7-1.YouTube動画は気軽に学習しやすい
1つ目の学習方法は「YouTube」です。
YouTubeには、SEO対策について扱った情報がたくさん配信されています。
SEO対策業者が公開している公式チャンネルもあり、無料で多くの情報を入手可能です。
・ミエルカチャンネル
SEO関連事業を手がける「Faber Company」の公式チャンネル
「ミエルカチャンネル」では、SEO初心者や、Webマーケティングの担当者・コンテンツマーケティングに取り組んでいる方などを対象に、SEOを基礎や最新情報を教えてくれます。
SEOビギナーとの対談形式で動画が作成されているため、非常に学びやすいです。
7-2.SEO対策セミナーでモチベーションを高める
「1人で黙々と学びよりも、ライブで誰かに教わりたい」
このような場合、役立つのがセミナーです。
講師から直接的にSEOを学べるセミナーは、効率よく学習を進めるのにうってつけです。
セミナーの具体例には、以下のものがあります。
・SEOマスター
参加者50,000名を突破する人気無料セミナーを受講可能
こちらのセミナーはZOOMを用いる方式で、自宅にいながら意義深い講義を拝聴できます。
SEOの超初心者から多少の知識がある方まで、幅広い層を対象にしています。
・SEO対策セミナー
「全日本SEO協会」が手がける人気セミナー
日本全国で10,000人超の受講者実績があり、初心者から中上級者向けの講座が扱われています。
こちらは会場でのセミナーですが、Web上で受講できる講座も用意されています。
7-3.参考書ならどこでも勉強しやすい
「メモを書きながら学習内容をインプットしたい」
「どこでも学習しやすい方法がよい」
このような方には、SEO対策の参考書を用いた学習がおすすめです。
例えば以下のような参考書を使うと、SEO対策のイロハが学べます。
・「沈黙のWebマーケティング」
こちらの参考書は、マンガ形式でSEO対策について学べます。
著者は松尾茂起氏。
文章作成アドバイスツール「文賢」のプロデュースや、Webマーケティングのコンサルティング&コンテンツ作成を手がけるSEOエキスパートです。
・「10年つかえるSEOの基本」
「10年つかえるSEOの基本」は、SEOの基本を学びたい方に役立つ本。
著者は土居健太郎氏で、SEO対策会社「ナイル株式会社」の取締役を務める、SEOのプロフェッショナルです。
SEO業界では次々と新しい情報が発信されていますが、本書では「変わらない要素」を紹介し、トレンドにふりまわされないSEOノウハウを身につけられるようサポートしてくれます。
関連記事:「SEOの勉強に便利なメディア10選!SEO学習のメリットも解説」
8.SEO対策を頼みたい・学びたい方は「記事作成代行Pro」へ!
「SEO対策を自分でできるようにしたい」
「SEO対策を業者に依頼したい」
どちらのニーズの場合にもおすすめしたいのが、弊社の手がけるSEO対策サービス「記事作成代行Pro」です。
「記事作成代行Pro」では、アウトソーシングを考えている方にも、SEO対策のスキルを上げたい方にも役立つサービスを提供しております。
それぞれのサービスを簡潔にご紹介します。
8-1.リーズナブル&良質なコンテンツ作成を依頼
「記事作成代行Pro」は、SEO特化型の良質な記事コンテンツの作成代行を承っております。
コンテンツSEOの要たる、ユーザーの心に響く記事コンテンツを、リーズナブルな料金で作成いたします。
弊社サービスには、以下のような強みがございます。
- 「心理学」を応用したユーザーファーストのコンテンツ
- 専属ライターによる統一感のある内容
- 複数のプロ(ライター・ディレクター・校閲者)がチームで作業対応
- 新規割引や継続割引などの豊富な割引制度
- SEOコンサルティングも可能
- ニーズに合わせた5つのプランと4つのオプション
8-2.在宅ライターとしてスキルを磨くことも可能
「記事作成代行Pro」では、SEO対策依頼の受注をしているほか、随時SEOライターも募集しております。
ライターとして採用された方へは、熟練の編集担当者がSEOライティングを丁寧に指導いたしますので、SEO対策のスキルアップを図りたい方におすすめです。
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ぜひ一度募集ページをご覧ください。
参照:「在宅Webライター募集ページ」
9.まとめ
SEO対策は自分でできる対策です。
特別な資格は必要なく、念入りに学習すれば誰でも行えます。
とはいえSEO対策は非常に奥が深く、一朝一夕で成功できるものではありません。
プロの業者であっても、効果が出るまでに時間がかかるのが一般的です。
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