クリック率で検索順位アップ!?CTRを上げる5つのSEO施策
- 公開日:2022.02.14
- 更新日:2024.05.27
- SEO対策の基礎
クリック率(CTR、以下「クリック率」)は、Webページがどれほどユーザーの関心を引いているかを表す重要な指標です。
検索順位に大きな影響を及ぼすことはありませんが、Webページのパフォーマンスを示すため、SEOにおいて無視できません。
高いクリック率は、多くのユーザーが「このWebページを見たい」と感じているサインです。
一方低いクリック率は、Webページが魅力に欠けている証拠かもしれません。
この記事では、以下の点を解説します。
- クリック率と検索順位の関係
- SEOでクリック率を意識すべき理由
- クリック率を上げる5つのSEO施策
Webページへのアクセスをもっと増やしたい方は、ぜひこの記事を参考にしてください。
※現在国内の検索エンジンシェアは圧倒的にGoogleが占めているため、この記事ではGoogleを検索エンジンの代名詞として説明します
目次
1.クリック率(CTR)とは
「クリック率(CTR、以下「クリック率」)」とは、「Webページが表示された回数(インプレッション数)に対し、ユーザーが何回そのページをクリックしたかを示す指標」です。
※クリック率という名称から、この記事では「クリック」を使いますが、スマホでの「タップ」も含まれます
例えば、検索結果にあるWebページが100回表示されたとします。
100回中ユーザーに1回クリックされた場合、1(クリック)÷100(表示回数)×100=1となり、クリック率は「1%」です。
5回クリックされたら5%、10回なら10%です。
クリック率は本来、広告がどれくらいクリックされるかを示す指標ですが、SEOの世界でも頻繁に使われます。
Webページの魅力を測る1つの指標として、サイト運営者は必ず覚えておきたい項目です。
各ページのクリック率は「Google Search Console」で確認できます。
確認方法は以下のとおりです。
- サイドメニューの「検索パフォーマンス」をクリックする
- 右側上段の「平均 CTR」をクリックする
- 下段の「ページ」タブをクリックする
- 各ページの「CTR」を確認する
1-1.クリック率は高いほどよい
クリック率は高ければ高いほどベターです。
「クリック率が高い」ということは、それだけユーザーからアクセスされている証拠だからです。
サイト運営者は、自サイトのWebページを「多くのユーザーに見てもらいたい」と思い、SEOに力を入れます。
「クリック=Webページにアクセスすること」であるため、クリック率の高さはよいシグナルです。
もちろん、クリック率「だけ」でサイトパフォーマンスを把握することはできません。
クリック率が高くても問題のあるWebページは存在します。
詳しくは後述しますが(2-1-2.「クリック率だけではユーザーの満足度を測れない」の項目を参照)、サイトパフォーマンスを把握するにはほかのSEO要素も含めなければなりません。
とはいえ、クリック率が高いこと自体にマイナス要素はないため、サイト運営者は常にクリック率を意識してください。
1-2.検索結果1ページ目のWebページはクリックされやすい
多くのSEOデータを比較すると、検索結果1ページ目に掲載されるWebページはクリック率が高い傾向にあります。
実際のデータを3つ比較してみましょう。
①「seoClarity」の2021年データ
※7,500億回以上のインプレッション数+300億回以上のクリック+170億回以上の一意キーワードの調査
出典:“2021 CTR Research Study”, seoClarity
このデータでは日本を含む5ヵ国の調査が示されています。
左端の「Position」は検索順位で、右側の数字はクリック率を示します。
検索順位1位は13.94%と、突出してクリック率が高いです。
2位は7.52%、3位は4.68%と段階的に低くなっていきますが、1ページ目の上位ページは相対的にクリック率が高めです。
別のデータも見てみましょう。
②「Backlinko」の2019年データ
※500万件の検索結果を調査
出典:“Here’s What We Learned About Organic Click Through Rate”,Backlinko
縦軸の「Position」は検索順位、横軸の「CTR」はクリック率を示します。
1位が31.73%、2位が24.71%、3位が18.66%と、さきほどのデータと同じように1位のページが最も高いクリック率をほこっています。
2位以降はクリック率が低くなりますが、やはり検索結果1ページ目の上位は下位と比較して高いです。
③「Advanced WEB RANKING」の2020年のデータ
※米国における調査
出典:“Google Organic CTR History”, Advanced WEB RANKING
こちらのデータでは縦軸がクリック率で、横軸が検索順位です。
画像では数字が表示されていませんが、検索順位1位のクリック率は30.33%、2位は16.37%、3位は11.11%です。
ほかの2つのデータと同じく、1位が最も高いクリック率で、2位以降はクリック率が下がっています。
- 検索結果1ページ目のWebページ、特に上位ページのクリック率が高い
- 検索順位1位のクリック率が最も高く、2位以降は段階的に下がる
- 8位前後から下位のWebページは横ばい傾向にある
またSEOの知識があるユーザーの場合、「上位ページは検索エンジンから良質なページとみなされている」のを知っているゆえに、まず上位ページから情報を探そうとする可能性があります。
ユーザーとしては「探している情報を早く見たい」と感じているはずですから、検索結果で最初に目にする1ページ目上位のWebページをクリックするのは自然でしょう。
1-2-1.パソコン検索とモバイル検索に大差はない
近年スマホの普及にともない、デスクトップ検索(パソコン検索)よりもモバイル検索がユーザーの検索行動の主流になっています。
そのため、デスクトップ検索とモバイル検索それぞれにおけるクリック率が気になる方もいらっしゃるでしょう。
結論からいうと、両者の間に大きな差はありません。
デスクトップでもモバイルでも、前述した「順位が高いページほどクリックされやすい」傾向は同じです。
以下の「Advanced WEB RANKING」のデータをご覧ください。
※米国における2021年10月時点のデータ
水色がデスクトップ検索、赤色がモバイル検索の結果を示しています。
縦軸はクリック率で、横軸は検索順位です。
出典:“Google Organic CTR History”, Advanced WEB RANKING をもとに作成
微妙な差はありますが、検索順位とクリック率との推移はだいたい同じです。
1位のクリック率が最も高く、2位以降は少しずつクリック率が下がっていきます。
このようにパソコンユーザーであれスマホユーザーであれ、上位のページはアクセスされやすい傾向にあります。
1-2-2.検索内容によりクリック率は変わる
クリック率に関して、もうひとつ興味深いデータがあります。
「クリック率は検索内容により傾向が変わる」ことを示すデータです。
Advanced WEB RANKINGのデータをみると、その点がわかります。
このサイトでは、以下のような項目でフィルタリングをかけて、クリック率のデータを見られます。
・ブランド名キーワードか非ブランド名キーワード(企業名やブランド名・サイト名などを使った検索)
・検索意図(購買・情報検索・ローカル・ビデオ・ニュースなど)
・キーワード数の多さ(1~4ワード)
・カテゴリー(科学・健康・スポーツ・ペット・法律・ビジネス・食料・ファッションなど)
さまざまなフィルタリングをかけると、検索順位ごとのクリック率が異なるのがわかります。
2つのケースを見てみましょう。
ケース①:「ブランド名キーワードか非ブランド名キーワード」でのフィルタリング
出典:Branded vs. Unbranded, “Google Organic CTR History”, Advanced WEB RANKING
水色がブランド名キーワードで、赤色が非ブランド名キーワードです(縦軸はクリック率、横軸は検索順位)。
ブランド名キーワードを使った検索の方が、非ブランド名キーワードよりも検索順位1位のクリック率が高いです。
※ブランド名キーワードは35.01%、非ブランド名キーワードは25.08%(画像では数値が非表示)
ブランド名キーワードには「Apple」「iPhone」「NIKE」「エアジョーダン」など、特定の企業名やブランド名などが使われます。
このようなキーワードを使うユーザーは、コーポレートサイトやサービスサイトなどの公式サイトにアクセスしたいと思っている可能性が高いです。
例えば「NIKE エアジョーダン」と検索するユーザーは、「NIKE公式のエアジョーダンに関するページ」を探していると考えられます。
ブランド名キーワードの検索では、検索順位1位に目的のサイト(公式サイト)が表示されることが多いため、グラフにあるように1位のページのクリック率が突出して高くなると考えられます。
ケース②「カテゴリー」でのフィルタリング
出典:Branded vs. Unbranded, “Google Organic CTR History”, Advanced WEB RANKING
赤色は不動産、水色はスポーツ、緑色は健康&フィットネスのカテゴリーを表しています(縦軸はクリック率、横軸は検索順位)。
同じ検索順位1位でも、3つのカテゴリーではクリック率に大きな差があります。
※不動産では39.49%、スポーツは29.11%、健康&フィットネスは22.67%(画像では数値が非表示)
いずれにしても、ここまで見てきたデータを見ると明らかなように、Webページが検索結果1ページ目の上位に表示されると、多くのユーザーにクリックしてもらいやすくなります。
2.クリック率で検索順位は上がる?
2-1.クリック率に過剰な期待をすべきでない理由
クリック率が高いと、「検索順位が上がるのでは?」と期待したくなるでしょう。
クリック率の高さはアクセスの多さに関係するため、Googleをはじめ検索エンジンから評価されるように思えるからです。
しかし先述のように、「クリック率が検索順位アップに影響する」と過大な期待を寄せることはできません。
その理由として、以下の3つの点を挙げましょう。
- クリック率は高いのに検索順位は低めのページがある
- クリック率だけではユーザーの満足度を測れない
- ミスや不正のクリックも想定される
2-1-1.クリック率が高めなのに検索順位は低めのページがある
1つ目の理由は、「クリック率は高いのに検索順位は低めのページが現に存在するから」です。
先ほどご紹介したクリック率と検索順位のデータには、下位のWebページが上位のWebページよりもクリック率が高い事例がありました。
もう一度seoClarityのデータを見てみましょう。
赤枠で囲んだ部分は、各国のデータの中でとりわけクリック率が低い箇所です。
日本のデータを見ると、11~13位のクリック率よりも、下位にある15~20位のクリック率の方が高いです。
もしクリック率により検索順位が上がるのであれば、検索順位が上がるごとにクリック率も上がっていなければなりません。
15~20位のページが11~13位のページよりも上位にくるはずです。
しかしこのデータやほかのデータを見るとわかるように、実際にはその逆の現象が起きることもあります。
以上の理由から、クリック率が高くても検索順位が上がるわけではないと結論できます。
2-1-2.クリック率だけではユーザーの満足度を測れない
2つ目の理由は、「クリック率だけではユーザーの満足度を測れないから」です。
クリック率が高いWebページはユーザーの目を引くページであるといえるのは確かです。
しかし、それはあくまで検索結果が表示されてからページにアクセスするまでの話に過ぎません。
「タイトルやディスクリプションのフレーズが魅力的なゆえにクリックしたものの、アクセスしてみたら内容が微妙」である可能性は十分あります。
そのようなケースでは、ユーザーはアクセスしてすぐにブラウザバックするでしょう。
この場合、そのページの滞在時間は短く、直帰率は高くなります。
クリック率が高いからといって、必ずしもWebページの質がよいとは限らないのです。
2-1-3.ミスや不正のクリックも想定される
クリック率が高いと自動的に検索順位が高まるわけではない3つ目の理由は、「ミスや不正のクリックも想定されるから」です。
ユーザーが間違って目的のページ以外のページをクリックすることはありえます。
1位のページをクリックしようと思ったものの、マウスやタッチパッドの操作ミスで2位のページをクリックするかもしれません。
スマホ検索であれば、小さい画面であるため余計にミスタップしやすいでしょう。
またクリック率を検索順位に反映すると、自作自演で自サイトのページをクリックしまくる悪質なサイト運営者が現れるかもしれません。
もしこれらの不自然な「クリック」がすべてカウントされて検索順位に影響を与えるなら、正確な検索結果にはなりません。
検索エンジンは、ユーザーの利便性を低めるそのような状況を望みませんから、安易にクリック率だけで順位を変えることはないのです。
2-2.間接的に順位が上がる可能性はある
ここまで解説してきたとおり、クリック率が検索順位に直接大きな影響を及ぼすことはないでしょう。
とはいえ、ほんのわずかな影響も全くないのかといわれると、そうは言い切れません。
クリック率が高いWebページの存在を、検索エンジンは容易に把握するでしょう。
「このページはユーザーに人気が高そうだ、なにか評価すべきポイントがあるのかも」と「考える」かもしれません。
「タイトル負け」のページかもしれませんが、人目をひいているのは確かです。
検索エンジンはユーザーを大事にしますから、そのようにユーザーが関心を示すページに注目する可能性が考えられます。
道端に人が集まっているのを見て、「何があるんだろう」と確認したくなるようなものです。
3.SEOでクリック率を上げるべき理由
クリック率に検索順位アップへの影響はあまり期待できませんが、クリック率を上げる努力はすべきです。
言い方を変えると、「多くのユーザーにクリックしてもらえるWebページ作り」をしなくてはなりません。
クリック率はアクセス数と関係します。
検索結果での表示回数が多くかつクリック率が高いのであれば、それはそのWebページが多くのユーザーから関心を持たれ、アクセスされている証拠です。
一方、表示回数が多くてもクリック率が低いページは、ユーザーの関心をつかんでおらずわずかなアクセスしか得ていません。
アクセスされなければWebページを公開する意味がありません。
コンテンツを見てもらえず、何も訴求できず、コンバージョンが起こらないからです。
極端な話、検索順位1位になってもクリック率が0%なら意味がありません。
そのためサイト運営者は、検索順位はもちろん、SEOを強化してクリック率を上げる努力もすべきです。
関連記事:「アクセス数がSEOにもたらす影響!仕組みや増やし方について簡単解説」
4.クリック率を上げるSEO施策
クリック率を上げるために実践できるSEOの施策はいろいろとあります。
代表的なものとして、以下の5つのポイントをご紹介しましょう。
- タイトルでユーザーを引き込む
- メタディスクリプションを最適化する
- コンテンツの情報を伝えるわかりやすいURLにする
- リッチリザルトの表示を狙う
- 良質なコンテンツを用意する
4-1.タイトルでユーザーを引き込む
1つ目のポイントは「タイトルでユーザーを引き込むこと」です。
ユーザーは検索結果にある情報を見て、どのWebページにアクセスするか決めます。
後述する「リッチリザルト」が表示される場合を除き、通常検索結果には各WebページのURLとタイトル・スニペットなどが表示されます。
この中で特にユーザーが注目するのはタイトルです。
タイトルは30文字前後の短い文章ですが、Webページの内容を端的に表します。
そのため、ユーザーがページ内に自分が欲しい情報があるかどうかを見極めるのに役立つでしょう。
しかしタイトルの中には、ユーザーの関心を引くキャッチーなものもあれば、さほど関心を引きつけられないものもあります。
具体例で考えましょう。
「睡眠 ワイン」のキーワードで書かれた2つの記事があるとします。
それぞれタイトルは以下のとおりです。
記事A:ワインは健康によいが注意も必要で、睡眠前に飲むのは推奨できない
記事B:睡眠前のワインは毒って本当!?ワインの正しい飲み方を伝授します!
タイトルの訴求力を高めるためにできることはいろいろあります。
例えば以下のような点です。
- キーワード検索の目的を読み取る
- キーワードを入れ込む
- 本文との整合性をとる
- 28文字前後に収める
- 適度に疑問形をはさむ
- 数字で具体性を出す
- 2フレーズに分ける
- 記号でインパクトを演出する
- 手軽さを伝える
各項目の詳しい内容については、以下の記事を参照してください。
4-2.メタディスクリプションを最適化する
2つ目のポイントは「メタディスクリプションを最適化すること」です。
メタディスクリプションは、検索結果ページでタイトル下のスペース(「スニペット」と呼ばれる。上の画像では赤枠部分)に表示されることがある文章です。
※メタディスクリプションはサイト運営者が記述できますが、スニペットにメタディスクリプションを表示するか、自動生成された文章を表示するかはGoogleの判断
ユーザーはタイトル下のスニペットを見て、ページ内の情報が自分の探している情報かどうか判断することがあります。
そのためメタディスクリプションの文章をキャッチーなものにすれば、クリックされる確率が高くなるでしょう。
スニペットに表示されるのは数十文字程度の短い文章です。
またメタディスクリプションは必ずしも表示されるとは限りません。
とはいえ表示された場合に大きな訴求力を持つため、文面には工夫を凝らすようおすすめします。
具体的には以下のようなポイントを押さえるとよいでしょう。
- 最適な文字数を意識して書く
- 各ページ固有の説明にする
- 対策キーワードを前半に入れる
- メリットを強調する
- 誰に向けての情報かを示す
- 見出し構成案を作ってから書く
各項目の詳しい内容については、以下の記事を参照してください。
関連記事:「ディスクリプションはSEO効果あり?メリット&書き方を解説!」
4-3.コンテンツの情報を伝えるわかりやすいURLにする
3つ目のポイントは「コンテンツの情報を伝えるわかりやすいURLにすること」です。
URLも検索結果に表示されます。
ユーザーは、タイトルやディスクリプションと同じようにURLに注目することはないかもしれません。
しかしURLをシンプルかつ把握しやすいものにするようGoogleが推奨しているため、工夫することが大事です。
以下のGoogleのコメントをご覧ください。
- “コンテンツの情報を伝えるわかりやすい URL
-
ウェブサイトのドキュメントにわかりやすいカテゴリやファイル名を使用すると、サイトを効果的に整理できるだけでなく、コンテンツにリンクしようとするユーザーにとって、より簡単でフレンドリーな URL を作成できます。理解できない単語が含まれる極端に長く暗号のような URL は、訪問者を困惑させることがあります。次のような URL はわかりにくく、フレンドリーではありません。
https://www.brandonsbaseballcards.com/folder1/22447478/x2/14032015.html意味のある URL を使用すれば、利便性が増し、さまざまなコンテキストでも理解しやすくなります。
https://www.brandonsbaseballcards.com/article/ten-rarest-baseball-cards.html”
このコメントでは2つのURLの例が示されています。
上のURLはNG例、下のURLはよい例です。
- 可能な限り短くする
- 対策するキーワードを含める
4-4.リッチリザルトの表示を狙う
4つ目のポイントは「リッチリザルトの表示を狙うこと」です。
「リッチリザルト」とは、特定のWebページに関する情報が通常よりも多く検索結果に表示される機能です。
通常はURLとタイトルとスニペットの情報くらいしか表示されませんが、リッチリザルトでは以下のような要素も表示されます。
- パンくずリスト
- Q&A
- ハウツー
- FAQ
これらはリッチリザルトのほんの数例です。
検索結果に表示される要素が多いと、ほかのWebページとの差別化が図れるため、クリックを促せます。
実際のリッチリザルトの例を見てみましょう。
以下の画像をご覧ください。
画像の例では、パンくずリストが検索結果に表示されています。
このパンくずを見ると、検索結果に出てきたWebページが、「お悩み別ケア」カテゴリーの「乾燥」カテゴリーにあるページだとわかります。
複数の肌の悩みがあるユーザーの場合、このパンくずリストを見て、「このサイトでいろいろな悩みを解決する方法がわかりそう」と考えるかもしれません。
そうするとクリックする気になりやすいでしょう。
しかし表示された場合は有利になるため、Webページを作るときはリッチリザルトを意識して作りましょう。
具体的には「構造化データマークアップ」と呼ばれる作業を行う必要があります。
4-5.良質なコンテンツを用意する
5つ目のポイントは「良質なコンテンツを用意すること」です。
Googleはユーザーに必要な情報を提供する「良質なコンテンツ」を好みます。
信頼性や専門性がある情報を持つコンテンツは、検索結果で上位に表示される可能性が高いです。
上位表示されれば、先述のとおり自然とクリック率が高くなります。
タイトルやディスクリプションをキャッチーにしてクリックしてもらえても、もし肝心のコンテンツが低品質であれば、いわば「看板に偽りあり」の状態になってしまいます。
ユーザーに肩透かしをくらわせることがないように、コンテンツの質には気を配りましょう。
5.クリックを呼び込む記事コンテンツなら「記事作成代行Pro」
ご紹介した5つのポイントはいずれもクリック率アップにつながる大切な点です。
しかしとりわけ大事なのは「良質なコンテンツ」といえるでしょう。
前述のとおり、良質なコンテンツを提供するWebページは検索上位に上がりやすく、ひいてはクリック率アップにもつながるからです。
レストランは料理の味が命であるのと同様、Webページはコンテンツの質が命です。
SEOの諸要素を駆使したライティングを心がけ、ユーザーからもGoogleからも評価される内容の濃い情報を公開してください。
しかしSEOに長けた人材がいない場合、良質なコンテンツを用意するのは難しいもの。
その場合は、記事作成のプロに代行を依頼するのも手です。
プロのライターに依頼すれば、スピーディーに良質な記事が手に入ります。
- 「心理学」に基づいた心に響くコンテンツ
- 豊富な割引制度(新規割引や継続割引など)
- SEOコンサルティングが可能
- ニーズに合わせた5つのプランと4つのオプション
- 相場より安い文字単価(4.5~9.5円:SEO特化記事の相場は7~10円)
- 豊富な実績(検索ランキング1位を多数のキーワードで獲得)
「記事作成代行Pro」は、リーズナブルなコストとクオリティーの高さを両立したサービスです。
「公開するWebページが多くて人手がほしい」
「SEOライティングのノウハウが不十分で困っている」
このような悩みをお持ちの方は、ぜひ一度弊社の公式サイトからご相談ください。
SEOのプロ集団が、お客さまのニーズに合うプランをご提案させていただきます。
6.まとめ
クリック率は、Webページのパフォーマンスを示す大事な指標のひとつです。
検索結果に表示されたときにユーザーの関心をうまくつかめているかどうかを示しますので、サイト運営者は定期的にクリック率をチェックするようおすすめします。
クリック率で検索順位が大きく変動することはありませんが、間接的な効果は期待できます。
そのため、ご紹介した5つのポイントを実践し、クリック率の改善を目指してください。
特に、良質なコンテンツを公開することは検索順位とクリック率の両方を上げることにつながります。
必要に応じて記事作成代行サービスを活用しつつ、ユーザーとGoogle両方に評価されるコンテンツ作りを心がけましょう。
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