外部リンクとは?SEO効果とHTMLでの貼り方・注意点を解説

  • 公開日:2023.12.12
  • 更新日:2026.08.20
  • SEO対策の基礎
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監修者情報

田端 健一

株式会社ブリジア 代表取締役/Brand Hatch株式会社 専務取締役

【SEO・コンテンツ監修】

通信業界で25年以上の実務経験を持ち、営業時代には通信商材で単月個人売上1,500万円、複数商材で社内営業成績全国1位を達成。2013年に株式会社ブリジアを設立し、「記事作成代行Pro」のSEO戦略・品質管理を統括しています。

本記事では、情報の正確性と検索意図との整合性を確認し、SEO・AEO・LLMOの観点から監修しています。

公式X(旧Twitter):https://x.com/seo_tabata

外部リンクを調べると、発リンクを指す説明と被リンクを指す説明があり、違いが分かりにくいと感じる方も少なくありません。

外部リンクは、異なるドメインを結ぶリンクを表す言葉ですが、使われる場面によってリンクの向きが省略されるため、発リンクと被リンクを分けて考える必要があります。

自サイトから外部サイトへ向かうリンクは発リンク、外部サイトから自サイトへ入るリンクは被リンクです。

本記事では、外部リンクの定義、SEOへの関係、HTMLとWordPressでの貼り方、rel属性、別タブや注意書き、Search Consoleを使った確認方法まで解説します。

なお、対象はWebサイトの外部リンクであり、Excelファイルの外部参照リンクは扱いません。

目次

1. 外部リンクとは「異なるドメインを結ぶリンク」

1. 外部リンクとは「異なるドメインを結ぶリンク」

外部リンクとは、自サイトとは異なるドメインを結ぶリンクです。リンクの向きによって、自サイトから出る「発リンク」と、自サイトへ入る「被リンク」に分かれます。

ただし、「外部リンク」という言葉の用法はWebサイトやツールによって統一されておらず、発リンクだけを指す場合も、被リンクだけを指す場合もあります。

説明を読む際は、リンクがどこからどこへ向いているのかを確認してください。

図1:1本のリンクは、見る側によって「発リンク」と「被リンク」に変わる

図1:1本のリンクは、見る側によって「発リンク」と「被リンク」に変わる

記事やツールの説明を読むときは、どちら側の視点かを確認すると混同を防げます。

1-1. 自サイトから外部サイトへのリンクは「発リンク」

発リンクは、自サイトから異なるドメインのページへ向けて設置するリンクです。

官公庁の統計、メーカーの公式仕様、研究機関の報告書などを示し、本文の根拠や補足情報を読者へ届ける目的で使います。

自社でリンク先、アンカーテキスト、rel属性、同じタブ・別タブの設定を管理できる点が特徴です。

1-2. 外部サイトから自サイトへのリンクは「被リンク」

被リンクは、外部サイトから自サイトへ向けて設置されたリンクです。

第三者が自社のページを参考資料や関連情報として紹介した結果として生まれ、検索エンジンによるページ発見や関連性の理解、リンク経由の流入につながります。

発リンクと異なり、原則として自社だけで設置場所やアンカーテキストを決められません。

被リンクの評価や調べ方は、被リンクとは何かを解説した記事で詳しく紹介しています。

1-3. 内部リンク・アンカーリンク・サイテーションとの違い

内部リンクは同じドメイン内のページを結ぶリンクであり、外部リンクとは接続範囲が異なります。

アンカーリンクは、同じページ内の特定位置へ移動させるリンクを指す場合があり、リンク文字を表す「アンカーテキスト」とも区別が必要です。

サイテーションは、リンクを伴わない企業名・サービス名・人物名などの言及です。

図2 リンク関連用語の違い

内部リンクの設計は、内部リンクの基礎知識と実践方法で解説しています。

2. 外部リンクがSEOに与える効果はリンクの向きで異なる

2. 外部リンクがSEOに与える効果はリンクの向きで異なる

被リンクは外部から受ける評価や流入に関係し、発リンクは記事の根拠・文脈・利便性を補います。「外部リンクのSEO効果」と一括りにせず、向きと目的を分けて判断してください。

2-1. 被リンクはページ発見・関連性の理解・流入につながる

Googleは、リンクをページの関連性を判断するシグナルの一つとして利用し、新しいページを発見する経路にも使うと説明しています。

そのため、関連性のある外部サイトから自然に得た被リンクは、検索エンジンと読者の双方が自社ページを見つけるきっかけになります。

リンクが置かれた文脈、リンク元とリンク先の関連性、読者にとっての有用性まで確認する必要があります。

参考:Google「SEOのリンクに関するベストプラクティス」

2-2. 被リンクを増やす基本は「参照する理由のある情報」を作ること

被リンクを増やすために優先すべき施策は、第三者が自分の読者へ紹介したくなる情報を公開することです。

独自調査、一次データ、専門家の見解、具体的な事例、テンプレート、実務チェックリストは、参照理由を作りやすい情報です。

公開しただけで被リンクを得られるわけではないため、関連企業・取引先・業界メディアへ情報の存在を伝える広報活動も必要です。

実務では、参照される情報を作るだけでなく、公開後に「誰へ、何の根拠として使える情報なのか」を伝えるところまで設計します。

方法被リンクにつながる理由実施時の注意点
独自調査・アンケート他社が数値や傾向の根拠として引用しやすい対象数・集計期間・調査条件・調査主体を明示する
テンプレート・チェックリスト実務資料として保存・紹介されやすい利用対象と使い方を具体的に示す
専門家取材・共同企画取材先や関係企業から紹介される可能性がある発言者・所属・監修範囲を明記する
プレスリリース・SNS発信記事の存在を業界メディアや担当者へ届けられる宣伝文だけでなく、参照価値と要点を伝える
取引先・業界メディアへの案内関連する読者を持つ相手に情報を認知してもらえる一律依頼ではなく、相手の読者との関連性を確認する

リンク設置の見返りや過剰な相互リンクを条件にするのではなく、相手が自分の読者へ紹介する理由を作ることが基本です。

2-3. 発リンクは根拠・文脈・読者の利便性を補う

適切な発リンクは、本文の根拠を確認できる状態を作り、読者が原典や詳細情報へ進む手助けをします。

Googleも、意味のある場面で外部サイトへリンクし、リンク先で何が分かるのかを読者へ示すことは、信頼性の確立に役立つと案内しています。

統計数値を紹介する場合は調査主体の元データへ、製品仕様を説明する場合はメーカー公式ページへリンクする方法が基本です。

参考:Google「SEOのリンクに関するベストプラクティス」

2-4. 発リンクだけで検索順位が上がるとは断定できない

権威あるサイトへ発リンクを設置しただけで、自社ページの検索順位が上がるとは断定できません。

発リンクの主目的はランキング操作ではなく、主張の根拠と読者に必要な補足情報を提供することです。

リンク先の知名度だけで選ばず、本文との直接的な関連性と、原典としての適切さを優先してください。

比較項目被リンク発リンク
リンクの向き外部サイトから自サイトへ自サイトから外部サイトへ
主な役割第三者からの参照、流入、ページ発見根拠、補足、読者の次の行動
自社での管理原則として直接管理できないリンク先・文言・属性を管理できる
主な注意点不自然な獲得や売買を避ける信頼性・関連性・属性・リンク切れを確認する

3. SEOに役立つ外部リンク先を選ぶ基準

3. SEOに役立つ外部リンク先を選ぶ基準

外部リンク先は、知名度ではなく「原典性・関連性・更新性・閲覧可能性」で選びます。本文の主張を直接確認できる一次情報がある場合は、解説記事より原典を優先してください。

3-1. 一次情報・公式情報・原典を優先する

法令や制度は官公庁、サービス仕様は提供元、調査結果は調査主体、研究結果は原著論文へリンクする方法が基本です。

第三者の解説記事は理解の補助にはなりますが、元情報を確認できる場合は原典の代わりにはなりません。

検索順位やドメイン指標だけで情報源を選ぶと、古い内容や伝言形式の情報へリンクする危険があります。

3-2. 本文の主張と直接関係するページを選ぶ

企業のトップページではなく、本文の主張を確認できる個別ページへリンクしてください。

たとえばGoogleのrel属性を説明する場合はGoogle検索セントラルの該当ページへ、WCAGの新規タブ通知を説明する場合はW3Cの該当技法へつなぎます。

アンカーテキストにも資料名や確認できる内容を入れると、読者はリンクを開く前に移動先を予測できます。

3-3. 更新日・運営者・根拠・閲覧可能性を確認する

正しい内容でも、リンク先が更新停止、会員限定、地域制限、PDF差し替えなどで閲覧できなくなる場合があります。

公開前にはページの表示、運営者、更新日、対象期間、根拠となる箇所を確認してください。

公開後も、URLが表示されるだけでなく、リンク先の内容が当初の出典として機能しているかを点検します。

3-4. 引用と外部リンクを混同しない

外部リンクを設置しただけでは、文章や図表を引用する際の条件を満たしたことにはなりません。

他者の著作物を引用する場合は、引用部分と自分の文章を明確に分け、主従関係、必要性、出所の明示などを確認する必要があります。

URLだけを置くのではなく、著者名・資料名・運営者など、読者が出典を特定できる情報も示してください。

引用の具体的な書き方は、記事中での引用ルールとURLの扱いを確認してください。

3-5. 記事作成代行Proの参照元優先順位

記事作成代行Proでは、外部リンク先の優先度を次の順で判断します。

上位の情報源が見つからない場合に限り、下位の情報源を補助的に使い、事実と解説者の見解を分けて記載します。

  • 官公庁・法令・規格・サービス提供元の公式ドキュメント
  • 調査主体が公開する一次データ・原著論文・原文資料
  • 資格や実務経験、所属、監修範囲を確認できる専門家情報
  • 出典と更新日を明示した企業・業界団体の解説
  • 運営者や根拠が不明なまとめ情報(原則として根拠には使わない)

4. 外部リンクの正しい貼り方|HTML・WordPressの設定

4. 外部リンクの正しい貼り方|HTML・WordPressの設定

HTMLでは、aタグのhref属性にリンク先URLを指定します。Googleが安定してクロールできる基本形も、hrefを持つa要素です。

4-1. aタグとhref属性の基本

同じタブで開く外部リンクは、次のように記述します。

<a href=”https://example.com/report”>調査レポートの原文</a>

新しいタブで開く必要がある場合は、target属性を追加します。

次の例では、リンクが新しいタブで開くこともアンカーテキストで知らせています。

<a href=”https://example.com/report” target=”_blank” rel=”noopener”>調査レポートの原文(新しいタブで開きます)</a>

現在の主要ブラウザーでは、target=”_blank”にnoopener相当の動作が暗黙に含まれます。

ただし、コードの意図を明確にする目的でrel=”noopener”を明示する実装も問題ありません。

参考:Google「クロール可能なリンク」MDN「rel=noopener」

4-2. アンカーテキストはリンク先が分かる言葉にする

アンカーテキストは、リンク部分だけを読んでも移動先を推測できる、具体的で簡潔な表現にします。

「こちら」「詳しく見る」だけでは、読者にも検索エンジンにもリンク先の内容が伝わりません。

判定アンカーテキスト例理由
避けたいこちら/詳しくはこちらリンク先の内容を単独で判断できない
適切Googleの外部リンクrel属性ガイド資料の提供元と内容が分かる
適切厚生労働省の2025年人口動態統計出典と確認できる情報が具体的

参考:Google「適切なアンカーテキストを書く」

4-3. 別タブで開くのは必要な場合だけ

外部リンクだからという理由だけで、すべてのリンクを別タブにする必要はありません。

同じタブはブラウザーの戻る操作が使いやすく、利用者自身が新しいタブを選ぶ余地も残せます。

入力途中のフォームを保持したい場合や、元ページと資料を並べて確認する必要がある場合など、閲覧文脈が失われる場面に限定して別タブを検討してください。

4-4. WordPressで外部リンクを設定する手順

WordPressのブロックエディターでは、リンクを設定したい文字列を選び、ツールバーのリンクボタンからURLを入力します。

別タブで開く場合はリンク設定を展開し、「新しいタブで開く」に相当する項目を有効にします。

画面名称はWordPressのバージョンやテーマ、導入プラグインによって異なるため、公開前にプレビューで実際の動作を確認してください。

  • リンクを設定する文字列を選択する
  • リンクボタンを押してURLを入力する
  • 必要な場合だけ新しいタブで開く設定を有効にする
  • 公開前にURL、アンカーテキスト、タブ動作、rel属性を確認する

5. rel属性の使い分け|sponsored・ugc・nofollow

5. rel属性の使い分け|sponsored・ugc・nofollow

通常の参照リンクにrel属性は不要です。有料リンクはsponsored、ユーザー投稿はugc、関連付けたくないリンクはnofollowを使い分けます。

図3:rel属性の判断フロー

図3:rel属性の判断フロー

5-1. 通常の編集リンクはrel属性を付けなくてよい

編集者が内容を確認し、読者に示す価値があると判断した通常の出典・参考リンクには、rel属性を付ける必要がありません。

すべての外部リンクへ機械的にnofollowを付ける運用は避けてください。

5-2. 広告・アフィリエイトリンクはsponsored

広告、有料掲載、アフィリエイトなど、対価が関係するリンクにはrel=”sponsored”を使用します。

Googleはnofollowも引き続き認識しますが、有料リンクにはsponsoredを推奨しています。

5-3. コメント・ユーザー投稿のリンクはugc

コメント欄、掲示板、Q&Aなど、運営者以外の利用者が作成するリンクにはrel=”ugc”を使用します。

投稿内容を事前確認できない場合は、ugcとnofollowを併記する方法もあります。

5-4. 関連付けたくないリンクはnofollow

リンク先を紹介する必要はあるものの、自サイトから推薦・関連付けをしたくない場合はrel=”nofollow”を使います。

nofollowを付けても、リンク先がほかの経路から発見・クロールされる可能性は残ります。

サイト内ページをインデックスさせない目的でnofollowを使うのではなく、noindexやrobots.txtなど、目的に合う制御を選んでください。

5-5. noopener・noreferrerはSEO用の属性ではない

noopenerは、新しいタブから元ページのwindow.openerへアクセスさせないためのブラウザー向け指定です。

noreferrerは、リンク先へRefererヘッダーを送らない指定であり、noopener相当の動作も含みます。

noreferrerを付けるとアクセス解析で参照元を把握しにくくなるため、全リンクへ機械的に設定しないでください。

リンクの種類推奨するrel属性目的
通常の出典・参考リンク原則不要通常の編集リンクとして扱う
広告・有料掲載・アフィリエイトsponsored対価のある関係を示す
コメント・掲示板などのユーザー投稿ugcユーザー生成コンテンツと示す
関連付けたくないリンクnofollow推薦・関連付けを避ける
別タブの安全対策noopener新しいタブから元ページへのアクセスを防ぐ
参照元情報を送らないnoreferrerRefererヘッダーを省略する

参考:Google「外部リンクのrel属性」MDN「rel=noreferrer」

6. 外部サイトへのリンクに注意書き・別タブ・アイコンは必要?

6. 外部サイトへのリンクに注意書き・別タブ・アイコンは必要?

同じタブで開く通常の外部リンクに、注意書きは必須ではありません。新しいタブを自動的に開く場合は、利用者が事前に分かる表示を加える方法が適切です。

6-1. 同じタブで開くなら注意書きは必須ではない

通常のリンクとして同じタブで外部サイトへ移動する場合、「外部サイトへ移動します」という注意書きは必須ではありません。

アンカーテキストに運営者名や資料名を入れ、リンク先を予測できる状態にする方が実用的です。

6-2. 新しいタブで開く場合は事前に知らせる

W3CのWCAG 2.2技法では、新しいウィンドウやタブの利用を必要な場面に限定し、開く場合は事前に知らせる方法が示されています。

新しいタブは、視覚的な変化を把握しにくい利用者や認知面に困難がある利用者を混乱させる場合があるためです。

「新しいタブで開きます」という文章、または視覚表示と支援技術向けの説明を組み合わせて通知してください。

参考:W3C「G200」W3C「G201」

6-3. 外部リンクアイコンは補助として使い、アイコンだけに頼らない

外部リンクアイコンは、リンク先が別ドメインであることや新しいタブで開くことを視覚的に伝える補助になります。

一方で、アイコンの意味を知らない利用者や、画面を読み上げて利用する方には情報が伝わらない場合があります。

アイコンを使う場合も、見える文章またはaria-describedbyなどで同等の説明を提供してください。

6-4. 中間画面は必要性がある場合に限定する

外部サイトへ移動するたびに確認画面を挟むと、読者の操作が増え、資料確認の妨げになります。

金融・行政・会員サービスなど、運営主体や責任範囲が切り替わることを明確に伝える必要がある場合に限定してください。

一般的な記事では、具体的なアンカーテキストと外部リンク表示で足りるケースが大半です。

7. 外部リンクを設置する際の注意点

7. 外部リンクを設置する際の注意点

外部リンクの問題は、数ではなく、目的・文脈・リンク先・属性が不適切なときに生じます。公開前後の確認ルールを決め、古いリンクを放置しない運用が必要です。

7-1. 被リンクと発リンクのSEO効果を混同しない

外部サイトから推薦される被リンクの説明を、自サイトから出す発リンクの効果として書かないでください。

被リンクは外部から受けるリンク、発リンクは自社が読者へ示すリンクであり、評価される理由も管理方法も異なります。

7-2. 関連性の低い・信頼できないページへ無理にリンクしない

キーワードを含むページや、検索順位が高いページという理由だけで発リンク先を決める方法は不適切です。

本文の主張を直接裏付け、読者が確認する価値のあるページだけを選んでください。

運営者や根拠を確認できないページは、出典ではなく調査の手がかりとして扱います。

7-3. 外部リンクの「数」だけで良し悪しを判断しない

Googleは、1ページあたりのリンク数に魔法のような理想値はないと説明しています。

外部リンクが多いだけで直ちにペナルティになるわけではありません。

読者が必要とする根拠・補足・行動先に絞り、同じ目的のリンクを重複させないことが判断基準です。

参考:Google「SEOのリンクに関するベストプラクティス」

7-4. リンク購入・過剰な相互リンクで順位を操作しない

検索順位を操作する目的でリンクを売買したり、過剰な相互リンクを行ったりする行為は、Googleのリンクスパムに該当します。

一方、広告やスポンサー活動そのものは禁止されていません。

対価があるリンクへsponsoredまたはnofollowを設定し、検索ランキングの評価を受け渡す目的と切り分けてください。

参考:Google「ウェブ検索のスパムに関するポリシー」

相互リンクを行う場合の判断基準は、相互リンクの効果と注意点も確認してください。

7-5. 「こちら」だけの曖昧なアンカーテキストを多用しない

曖昧なアンカーテキストは、読者が移動先を判断しにくく、支援技術でリンクだけを一覧表示した場合にも意味が伝わりません。

資料名、ページ名、確認できる内容のいずれかを含め、前後の文脈とも一致させてください。

7-6. リンク切れ・転送先・内容変更を放置しない

ステータスコードが200でも、リンク先の運営者や内容が変わり、出典として機能しなくなる場合があります。

404エラーだけでなく、不要なリダイレクト、ログイン要求、ドメイン売却、ページ内容の差し替えも確認対象です。

更新できる代替原典が見つからない場合は、該当する主張自体を削除・修正する判断も必要になります。

具体的な確認方法は、リンク切れがSEOと読者体験に与える影響で解説しています。

7-7. 外部リンクのよくある修正例

外部リンクの品質は、URLを置くだけではなく、アンカーテキスト、リンク先、rel属性、タブ動作まで含めて判断します。

修正前修正後修正理由
詳しくはこちらGoogleの外部リンクrel属性ガイドリンク部分だけでも移動先を予測できる
外部リンクをすべて別タブで開く比較・入力保持など明確な理由があるリンクだけ別タブにする不要な画面遷移による混乱を減らす
広告リンクにrel属性なしrel=”sponsored”を設定する対価のある関係を検索エンジンへ示す
企業のトップページへリンク主張を直接確認できる個別資料・公式ページへリンク原典となる箇所へ読者を直接案内する
404だけを確認する転送先・ログイン要求・内容変更・ドメイン変更も確認する表示できても出典として機能しないケースを見逃さない

修正後は、プレビュー画面で実際にリンクを開き、表示先とタブ動作が意図どおりか確認してください。

8. 外部リンクの調べ方・チェック方法 

8. 外部リンクの調べ方・チェック方法

被リンクはGoogle Search Consoleの「リンク」レポートで確認できます。自サイトから出る発リンクは、サイトクロールやCMS・記事台帳を使って、URL、アンカーテキスト、rel属性、リンク先の状態を管理します。

8-1. 被リンクはGoogle Search Consoleの「リンク」で確認する

Google Search Consoleの「リンク」レポートでは、自サイトへの被リンクについて、上位のリンク元サイト、上位のリンクされているページ、上位のリンク元テキストを確認できます。

確認手順は次のとおりです。

1. 対象サイトのSearch Consoleプロパティを開く

2. 左側メニューから「リンク」を選ぶ

3. 「外部リンク」でリンク元サイト・リンク先ページ・リンク元テキストを確認する

4. 必要に応じて「詳細」を開き、データをエクスポートして前回確認時と比較する

確認項目確認する内容
上位のリンク元サイト自社と関連するサイトから自然に参照されているか、不審なドメインが急増していないか
上位のリンクされているページどの記事・資料が第三者から参照されているか
上位のリンク元テキストリンク先の内容を正しく表す言葉で紹介されているか
エクスポートデータ取得日を残し、リンク元やリンク先の変化を定期的に比較する

Search Consoleのリンクレポートは、Googleが検出したリンクのサンプルであり、すべての被リンクを網羅するものではありません。

また、nofollowの有無は表示されず、すでに削除されたリンクが残る場合もあります。

参考:Google Search Console「リンクレポート」

8-2. 発リンクはサイトクロールまたは記事台帳で確認する

Search Consoleのリンクレポートは、主に自サイトへの被リンクとサイト内リンクを確認するためのものです。

自サイトから外部サイトへ向かう発リンクは、サイトクロールツール、CMSのエクスポート、記事台帳などで一覧化します。

最低限、次の項目を1リンク単位で確認できる状態にしてください。

確認項目確認する理由
リンク元ページどの記事のどの主張からリンクしているかを特定する
リンク先URL・最終到達URL不要なリダイレクトや別ページへの転送を確認する
アンカーテキストリンク先の内容を具体的に表しているか確認する
HTTPステータス404・5xxなどの表示エラーを検出する
rel属性通常・有料・UGC・非推奨の関係に合っているか確認する
同じタブ・別タブ別タブにする理由と事前通知があるか確認する
リンク先の内容・運営者・更新日現在も本文の根拠として機能しているか確認する

記事数が少ないサイトでは手作業でも確認できますが、ページ数が増えるほど抜け漏れが起きやすくなります。

公開時のチェックに加え、定期点検用の一覧を残す運用が有効です。

8-3. リンク切れだけでなく転送先・内容変更まで確認する

外部リンク点検では、404エラーだけを確認しても不十分です。

ステータスコードが200でも、別の運営者へ変わった、会員ログインが必要になった、資料の対象年が古くなったなど、出典として利用できない状態があります。

記事作成代行Proでは、次の順に確認します。

  1. URLが表示できるか、SSL警告やログイン要求がないか確認する
  2. リダイレクト後の最終URLと運営者を確認する
  3. 本文で根拠にした数値・制度・仕様が現在も掲載されているか確認する
  4. 更新された原典がある場合は、新しい個別ページへ差し替える
  5. 代替原典が見つからない場合は、本文の主張自体を修正または削除する

すべてのページを同じ頻度で確認するのではなく、流入や問い合わせへの寄与が大きい記事、制度・料金・仕様が変わりやすい記事、外部リンク数が多い記事から優先して点検します。

9. 記事作成代行Proの外部リンク確認チェックリスト

9. 記事作成代行Proの外部リンク確認チェックリスト

外部リンクは、公開前の正確性確認と公開後の保守をセットで管理します。次の項目は、記事制作・校正時にそのまま利用できる実務チェックリストです。

9-1. 公開前に確認する8項目

  • リンクを設置する目的が、根拠・補足・行動先のどれか明確になっている
  • 一次情報または信頼できる情報を優先している
  • 本文の主張とリンク先ページが直接関係している
  • 運営者・更新日・対象期間・根拠となる箇所を確認している
  • アンカーテキストだけでもリンク先を予測できる
  • 有料・UGC・非推奨の関係に応じてrel属性を選んでいる
  • 別タブにする必要性と通知方法を確認している
  • 公開前のプレビューでリンク先と動作を確認している

9-2. 公開後に確認する3項目

  • リンク切れ、不要なリダイレクト、ログイン要求が発生していない
  • リンク先の内容・運営者・対象期間が変わっていない
  • 読者の理解や回遊に役立たないリンクが残っていない

9-3. 修正・削除・rel変更を判断する基準

確認結果基本対応判断のポイント
URLだけ変更正しい個別ページへ差し替える同じ根拠を確認できるか
内容が古い新しい原典へ更新する調査年・制度・仕様が本文と一致するか
根拠を確認できない主張を修正または削除する別の一次情報で裏付けられるか
有料関係が判明sponsoredへ変更する対価・提供・掲載条件があるか
ユーザー投稿ugcを設定する運営者が内容を編集・保証しているか
運営者が変わった安全性を再確認し、必要なら削除する同じ情報源として扱えるか

10. 外部リンクに関するよくある質問

10. 外部リンクに関するよくある質問

10-1. 外部リンクを貼ると自サイトの評価が下がる?

関連性があり、読者に必要な外部リンクを貼っただけで、自サイトの評価が下がるとはいえません。

Googleも、出典を示す外部リンクは信頼性の確立に役立つと案内しています。

ランキング操作を目的としたリンクや、信頼できないページへの無関係なリンクは避けてください。

10-2. 外部リンクは1ページに何個まで?

一律の上限や理想数はありません。

本文の根拠、補足、読者の次の行動に必要かを基準に判断し、同じ目的のリンクを重複させないことが重要です。

10-3. すべての外部リンクをnofollowにした方がよい?

すべての外部リンクをnofollowにする必要はありません。

通常の出典・参考リンクはrel属性なし、有料リンクはsponsored、ユーザー投稿はugc、関連付けたくないリンクはnofollowと使い分けます。

10-4. 外部リンクは同じタブと別タブのどちらがよい?

通常は同じタブを基本とし、入力途中の状態を保ちたい場合など、元ページを残す明確な理由があるときだけ別タブを選びます。

別タブで開く場合は、事前に分かる表示を加えてください。

10-5. リンク切れはSEOに悪影響がある?

リンク切れが1本あるだけで順位が下がると一律には断定できません。

ただし、読者が根拠を確認できず、情報の信頼性や使いやすさを損なうため、放置すべきではありません。

定期点検を行い、修正・差し替え・削除を判断してください。

10-6. 外部リンクの購入や相互リンクは問題になる?

検索順位を操作する目的のリンク購入や過剰な相互リンクは、Googleのスパムポリシーに抵触します。

広告やスポンサーとして掲載する場合は、sponsoredまたはnofollowを設定し、ランキング評価の受け渡しを目的としない形にしてください。

11. まとめ:外部リンクは「向き・目的・属性」を分けて設計する

11. まとめ:外部リンクは「向き・目的・属性」を分けて設計する

外部リンクは、異なるドメインを結ぶリンクであり、発リンクと被リンクでは役割が異なります。

発リンクは読者へ根拠や補足情報を届けるために使い、被リンクは第三者からの参照や流入につながるリンクとして分けて管理してください。

通常の出典リンクにrel属性は不要ですが、有料リンク、ユーザー投稿、関連付けたくないリンクではsponsored・ugc・nofollowを使い分けます。

さらに、アンカーテキスト、同じタブ・別タブ、注意表示、リンク切れまで確認すると、読者と検索エンジンの双方に意図が伝わるリンク設計になります。

被リンクはSearch Consoleで参照状況を確認し、発リンクは記事台帳やサイトクロールで定期点検してください。

公開時だけでなく、リンク先の更新・転送・運営者変更まで追うことで、記事の根拠と使いやすさを維持できます。

11-1. 既存記事の外部リンク設計も含めて見直したい方へ

既存記事の順位が伸びない場合は、キーワードを増やすだけでなく、検索意図、情報の正確性、出典、内部リンク、CTAまで含めて再構成する必要があります。

記事作成代行Proでは、新規記事の制作に加え、Search ConsoleやGA4のデータを踏まえた既存記事のリライトもご相談いただけます。

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