記事外注の11のコツ!失敗しないためのチェック項目を解説
- 公開日:2021.08.06
- 更新日:2024.05.27
- 記事作成代行
自社の商品やサービスの宣伝をしたり、企業の認知度を上げたりするために、プロのライティングサービスに記事コンテンツの作成を外注する企業は少なくありません。
しかし、賢く記事作成の外注をするには、事前に準備しておくべきポイントや外注先を選択する際のコツを押さえておく必要があります。
さらに打ち合わせ中や打ち合わせ後においても、意識すべきコツが存在します。
1.記事を外注する際の3つのコツ
記事をどこに外注するかは重要な点ですが、まずは外注前に企業側で整理すべきポイントがあります。
必ず押さえておくべき3つのポイントをご紹介します。
1-1.ゴールを明確にする
最初のポイントは「ゴールを明確にすること」です。
つまり記事を外注する目的・目標をはっきりさせることです。
これには以下のようなポイントが含まれます。
- 企業の活動についてもっと知ってほしい
- 特定の商品の販売を強化したい
- 企業のブランド力をつけたい
- 公式HPへのアクセス数を増やしたい
企業が競争力をつけていく上で、これらのポイントはいずれも大切です。
企業の活動やコンセプトについて知ってもらえれば、ユーザーの共感を得て何かしらのコンバージョンにつながる可能性があります。
特定の商品やサービスへのコンバージョンが増やせれば利益が出ます。
企業が発信する情報や提供するものの価値が伝わると、リピーターを増やせる可能性があります。
公式HPへのアクセスが増えれば、前述のベネフィットすべてに通じる結果になるかもしれません。
企業が記事コンテンツを通じて達成したいことを明確にすると、具体的にどんな内容の記事にすべきか把握しやすくなります。
1-2.外注する作業や媒体などを決める
2つ目のポイントは「外注する作業や媒体を決めておくこと」です。
記事の外注と一口に言っても、どれほどの作業を任せるかは状況により異なります。
執筆だけを任せて構成作業や盛り込むキーワードは自社で管理するのか、すべてを一括で依頼するのか、企業の人的リソースや予算によってケースバイケースです。
つまり今や多くのネットユーザーが、モバイル端末を使って情報を調べているのです。
ここで意識すべきなのがパソコンの画面とスマホの画面との違いです。
パソコン画面は横長でスマホは縦長であるほか、画面サイズも全く異なります。
そのため、スマホ検索も意識した記事作成、例えば縦画面でも読みやすい書き方を指定するなど工夫が求められるでしょう。
関連記事:「記事の外注おすすめ10選!メリット・デメリット徹底解説」
1-3.予算や担当人材の整理をする
「予算や担当人材の整理をすること」も大切です。
先述のように、作業量によって総予算は変わります。
どれくらいの予算を割けるのか、ある程度決めておく必要があります。
とはいえ予算先行になって、単価が安い外注先のみに選択肢を絞るのは良くありません。
安いのは魅力ですが、良質な記事を書くにはそれなりの調査と時間が必要です。
ライター側からすれば、安い単価の作業のために時間をかけたいとは思わないはずなので、出てくる記事の品質は期待できないでしょう。
そのため、ある程度フレキシブルな対応ができる予算組みをするのがベストです。
そのため、企業側の要望をしっかり伝えられる担当を見つけることが大切です。
執筆のみを依頼するケースであれば、見出し設定や校正作業など自社で行う作業があるため、余計そのように言えます。
外注内容に関わらず、記事コンテンツを活かす人材選びもしておきましょう。
関連記事:「外注に記事作成を依頼した体験談を基に善し悪しの真実に迫る!」
2.記事の外注先を選ぶ際の8つのコツ
準備が整ったなら、次は外注先選びです。
外注を受けるサービスは数多くあるため、どのサービスを利用するか選ぶのは簡単ではありません。
そこで、最低限押さえておくと良い選び方のポイントを8つご紹介します。
2-1.実績を確認する
最初に確認したいのは「記事作成を行うフリーランスないしは会社の実績」です。
ライターのポートフォリオや会社の公式サイトを見て、実績内容を良くチェックしてみてください。
2-2.専属ライターと契約する
別のチェックポイントは「専属ライターをアサインできるか」です。
専属ライターとは「1つの案件を専属で担当するライター」です。
専属ライターがアサインされると、同じ執筆スタイルになるため、記事に統一感が生まれます。
一方、複数のライターが同じ案件を共有すると、記事の雰囲気が多少なりとも変わります。
実力のあるライターが担当し、かつ文章表現に関するレギュレーションがしっかり共有されていれば、複数のライターによる表現の違いはさほど現れない場合もあります。
しかし語彙や説明に使う例えなど、ある程度各ライターの「個性」は出るものです。
複数の記事を横断して読む読者がいることを考えると、可能な限り記事全体のテイストを統一する方が違和感がありません。
2-3.チェック体制があるか確認する
外注先を選ぶ際は「記事のチェック体制」も確認するようおすすめします。
スキルの高いライターであっても、誤字脱字や表記ゆれなど、いくらかのケアレスミスは発生するものです。
また文法自体は正確でも、説明が重複していたり、第三者に文意が直感的に伝わらなかったりすることがあります。
1万文字を超えるような長文になれば、余計にそうです。
この点、校閲や校正作業がしっかりしているサービスなら安心です。
ライター以外の第3者が記事をチェックすると、ライター1人では意外と気づかない不備が見つかりやすくなります。
ライター自身も執筆した文章を確認するとはいえ、複数のスタッフが目を通すに越したことはありません。
関連記事:「記事の『校正』と『校閲』ってなに?それぞれの役割の違いを紹介」
2-4.記事の修正に柔軟に対応できるか確認する
「完成した記事の修正に柔軟に対応するか」という点も重要です。
最初の打ち合わせの際に、企業はライター側に要望を丁寧に伝えておく必要があります。
後述するように、トンマナや強調してほしいポイントなど記事全体のテイストの希望を伝えることで、完成度の高い記事ができ上がります。
とはいえ、完成した記事を見て気づくポイントもあるでしょう。
打ち合わせの時に十分伝えきれなかったポイントや、後で追加の必要を感じたポイントなど、修正したい点は少なからず出てくるはずです。
依頼し始めたばかりの頃は特にそうでしょう。
依頼していなかった点や内容の大幅な変更を求めることはできませんが、細かな修正や多少のフィードバックに対応してもらうことは可能です。
フレキシブルに対応してくれるサービスだと、今後の付き合い方もスムーズになります。
2-5.テストライティングで様子を見る
「テストライティングを依頼して実力を確認すること」も大事です。
本契約を交わす前に、どれほどの質の記事に仕上がるか観察すると、継続して依頼すべきかどうか判断しやすくなります。
最初は企業側もライター側も、記事執筆に関するアイデアが煮詰まり切っていないため、初めから100%の完成度は望めません。
しかしプロのライターであれば一定以上のクオリティで文章を書けるはずです。
誤字脱字や表記ゆれなどの不備はもちろん、読み手が負担なく読める記事かどうかを企業自身が確認し、問題がないようなら外注できます。
反対に要望が反映されてなく、著しく読みにくさを感じる記事を納品されたなら、外注先を再考する方が良いでしょう。
2-6.最小発注数が少ないかをチェックする
チェックすべき別のポイントは「最小発注数」です。
記事作成を代行するサービスの中には「○○記事以上~」というように、一定量の記事数を依頼条件としているところがあります。
大量の記事を発注する予定であれば問題ありませんが、まずは「少数の記事で様子を見たい」という場合は不便です。
指定された記事数に到達させるために、不必要に執筆依頼をして費用がかさむ恐れがあります。
どれほどの記事数を最初に依頼するのかを整理したうえで、予算に見合う発注ができる外注先を探すとよいでしょう。
2-7.割引制度を活用する
「割引制度が用意されているか」もチェック項目です。
SEOを盛り込んだ記事コンテンツを作成しても、必ずしも結果はすぐに現れません。
例えばサイトへのアクセス数が増えるまでには3か月~1年間ほどかかるケースが珍しくありません。
サイトへのアクセス数や、それに伴うコンバージョンの増加を見込むには、記事サイトがGoogleをはじめとする検索エンジンで上位表示される必要があります。
上位表示されるには検索エンジンからの高評価が必須ですが、これには一定の時間がかかります。
良質な記事を頻繁に公開することでSEO効果が現れるのを多少は早められますが、基本的には数か月の運用を想定しておくべきです。
外注先に長期運用を意図した割引があると、予算の節約になります。
- 新規のお客様に限り0.5円/文字割引
- 半年継続とWordpress入稿作業の同時申込みで1.0円/文字割引
- 「お客様実績」に案件を掲載いただけた場合は0.5円/文字割引
2-8.著作権がクライアントに帰属するかを確認する
意外と盲点な確認ポイントが「著作権がどこに帰属するか」という点です。
「著作権法第17条第2項」では「著作権の発生は、著作物が創作された時点で自動的に発生し保護される (以下略)」と既定しています。
つまり通常は、執筆された記事はライターに著作権が帰属します。
この場合、第3者記事をライターの許可なく無断利用することはできません。
記事コンテンツとしてネット上に公開された記事について、ライターが何らかの理由で掲載への異議を唱えるなら、どのようなトラブルに発展するか分かりません。
納品される以上、ライターはクライアント企業が執筆された記事を自社のために利用することに同意しているはずです。
とはいえ、著作権がクライアント企業の資産として正式に譲渡されるに越したことはありません。
著作権に関しては別の注意点もあります。
仮にライターがほかのサイトの画像や情報を意図的に無断使用したり、いわゆる「コピペ」で記事を仕上げてしまったりすると、著作権を保持する相手から訴えられないとも限りません。
ライターに責任があるとはいえ、記事を公開したクライアント企業もトラブルに巻き込まれる恐れがあります。
良識のある外注サービスならこのような事態は起きないはずですが、外注する時は著作権に関するトラブルが発生しない契約内容になっているか確認するようおすすめします。
関連記事:「記事の著作権はライターのもの!ただし契約内容の確認は忘れずに」
3.記事を外注契約した後の注意点
外注先を選んだあとは、打ち合わせをはじめとする外注先との円滑なコミュニケーションが大切です。
外注契約した後の注意点を4つご紹介します。
3-1.トンマナに関する要望をしっかり伝える
外注先との打ち合わせでは「トンマナに関する要望をしっかり共有すること」が大切です。
「トンマナ」とは「トーン」と「マナー」を組み合わせた略語で「文章全体の雰囲気や表現方法」を示します。
トンマナをどのように設定するかにより、読者にとって記事の読みやすさや親しみやすさは変わります。
読者により文章の受け止め方や好みは分かれるため一概には言えませんが、例えば表現方法により以下のような印象を読み手に与える可能性があります。
読者により文章の受け止め方や好みは分かれるため一概には言えませんが、例えば表現方法により以下のような印象を読み手に与える可能性があります。
・硬めの雰囲気(文末表現なら「です・ます・だ・である」など)
真摯な雰囲気や権威を感じさせる
・柔らかい(文末表現なら「~ですよね?、~と思いませんか?」など)
親しみやすさを感じさせる、共感を覚えやすい
これは文末表現を引き合いに出した一例に過ぎず、読者が実際に感じる雰囲気は文脈や語彙によって変わるでしょう。
執筆やキーワード選定をすべてお任せするとしても、最低限のトンマナを企業側が決めておき、それを外注先のスタッフに伝えることは大事です。
・語尾の口調(です・ます調、だ・である調、1人称表現「私は~と思います・考えます」など)
・文章全体の雰囲気(やや硬めの説明文、フランクな口調など)
・漢字やカタカナの使用頻度(漢字を多めにした文章、可能な限りひらがなにして柔らかくする、固有名詞はアルファベット表記にするかカタカナにするかなど)
・英数字の表記(全角にするか半角にするか、句点をつけるかなど)
・段落設定(文の間に改行を入れるか、1文の文字数をどれくらいにするかなど)
・画像挿入(アイキャッチ画像をどれほど入れるかなど)
・フォント(文字サイズやスタイルなど)
・禁止文字や表現の設定(薬事法に引っ掛からない表現にする、特定の他社へのネガティブなコメントを避けるなど)
とはいえ、コンテンツマーケティングが初めてか慣れていない企業の場合、トンマナ設定は必ずしも容易ではありません。
そのため打ち合わせ時に外注先のスタッフとよく相談して、全体のトンマナを詰めていくようおすすめします。
3-2.強調してほしいポイントを確認する
「記事内で強調してほしい点」もしっかり外注先に伝えましょう。
例えば以下のような点を打ち合わせ時に確認できます。
- 競合他社と比べての優位点
- 自社商品やサービスを使う上でのベネフィット
- 販促したい商品やサービスの料金が割高ではないこと
- 共感を呼ぶユーザーの悩みやその解決手段
これらはほんの一例です。
最終的な企業のゴールと照らし合わせつつ、要望を打ち合わせ時に明確にするなら、ライターは意識的な執筆ができます。
ただし、強調したいポイントを露骨に記事に反映させるのはNGです。
例えば、あまりに自社の商品やサービスを執拗に宣伝すると、読者は「広告感」や「ステマ感」を嫌って途中離脱する恐れがあります。
記事コンテンツで第一に目指すべきなのは、読者の検索意図を見極めて欲しい情報を提供することです。
そして読者が記事の内容に満足した流れで、自然と自社サイトへ誘導したりコンバージョンを達成したりすることです。
3-3.ある程度余裕のある納期を設定する
「余裕のある納期を設定すること」も意識しましょう。
良質な記事を断続的に公開していくことは、企業のブランディングやユーザー満足度の向上につながります。
そのためには納期をしっかり守ってくれるサービスを利用することが肝心です。
「次の記事がいつ納品されるか分からない」という状態がないように、打ち合わせ時に納期の遵守が約束されているか確認しましょう。
ただし無理な納期を設定するのは良くありません。
良質な記事を書くには、キーワード選定やアウトライン作成・情報の調査のための時間が必要です。
余裕がない納期を押し付けると、ライターは急かされて中途半端な文章を書いてしまいかねません。
計画的なスケジュールが大事とはいえ、記事公開納期に関しては柔軟な姿勢が大切です。
3-4.フィードバックを適宜行う
納品された記事を確認していくうちに、新しく盛り込んでほしい要素が見つかる場合が考えられます。
あるいは訴求ポイントの変更を思いつくかもしれません。
記事に関する新たな要望や気づきがあるなら「外注先にフィードバックすること」も大事です。
商品やサービス・業界に関して最も熟知しているのはクライアント企業です。
適切なフィードバックを欠かさないことで、記事の完成度や説得力をさらに高める機会になり得ます。
4.記事の外注なら豊富な実績を持つ「記事作成代行Pro」
記事執筆を外注する方法には以下の2パターンがあります。
- クラウドソーシング型(主に個人のフリーランスに発注)
- 記事作成代行会社(記事作成をメイン事業にしている会社への発注)
クラウドソーシング型は単価が安いのが魅力です。
安い場合は文字単価0.5円~依頼できるケースもあります。
しかしクラウドサービスに登録しているフリーランスの実力はピンキリです。
実力のあるライターもいますが、初心者ライターやスキルの伴わないライターがいるのも事実です。
また、個人でできる仕事量に限界があり、依頼記事数や工程が多い案件には対応できない可能性も考えられます。
一方、記事作成代行会社は会社組織のサービスなので、フリーランス1人では対応できない作業量にも応じやすいです。
そのため作業量が多くなる場合に向いていると言えます。
また記事執筆を専門に行っている分、ある程度ライターの質が担保されています。
とはいえ記事作成代行会社の中でも0.7~3円/文字で外注できる場合もあれば、7~10円かかる場合もあり、単価の差はまちまちです。
大量の記事を安く作成できるのが強みの会社の場合、単価は安い傾向にあります。一方、SEO解析に特化したハイクオリティーの記事を依頼したい場合は、単価は高くなります。
※青く塗りつぶしている部分はキーワードで、顧客情報に関連するので非表示にしています。
- 「自社サイトへのアクセス数を増やしたい」
- 「Googleでの検索順位を上げたい」
- 「読者に訴えかける良質な記事が欲しい」
- 「商品やサービスの魅力を自然に伝えてコンバージョンを増やしたい」
執筆のみのプランから、キーワード選定・リライトなどをカバーしたプランまで、お客様のニーズに応じたプランをご提案させていただきます。
5.まとめ
記事作成の外注サービスは多岐に渡りますが、闇雲な依頼は費用対効果を低めてしまいます。
事前に企業側が準備すべき点と、外注先選びで意識すべき点を押さえるなら、ベストな外注が可能です。
本記事でご紹介した11のコツを参考にしつつ、ユーザー満足度の高い記事コンテンツを作成してみてください。
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