SEO対策は業者に依頼すべき!?依頼するメリットと方法を公開!

2022.7.19
SEO対策は自分でもある程度行えます。
しかし、よりスピーディーかつ効率的な対策を目指すなら、その道のプロに依頼するのがベターです。


スタッフ
この記事では、SEO対策を依頼するメリットを説明するとともに、依頼時に行うべき5つの作業、またよい業者のチェックポイントを5つご紹介します。
【この記事は以下の方におすすめ】
- SEO対策業者に依頼できる作業について知りたい方
- 業者に依頼する際に行っておくべきことを知りたい方
- よい業者の見極め方を知りたい方
※現在検索エンジン業界ではGoogleが圧倒的なシェアをほこっています。そのためこの記事では、「Google=検索エンジン」として解説しています。
1.SEO対策って業者に依頼できるの?
よく知られているように、「SEO対策」とは、「SEO(検索エンジン最適化)」の一連の施策により、運営するサイトのコンテンツを検索結果で上位表示する目的で行われます。
コンセプトだけ見るとシンプルですが、SEO対策は奥が深いマーケティング戦略です。
実践するには数多くのSEOノウハウが必要であり、多くの時間と労力が求められます。


スタッフ
関連記事:「【SEOビギナー必見】SEO対策とは?基本と実践方法を徹底解説」
1-1.SEO対策は専門業者に依頼可能


スタッフ
業者に依頼すると当然コストはかかりますが、費用対効果が高いのであれば、依頼する価値は十分にあります。
慣れない作業を一から学んだり、新たに必要な人材を雇ったりすることを考えると、アウトソーシング(外注)の方が、結果的に便宜がよい場合も少なくないでしょう。
なおGoogleによると、「SEO」という言葉は「検索エンジン最適化」だけでなく、「検索エンジン最適化を行う業者」にも当てはまります。
-
“SEOとは、「検索エンジン最適化(search engine optimization)」または「検索エンジン最適化業者(Search Engine Optimizer)」の頭文字です。”
しかし一般的には、業者よりも施策を指して用いられることの方が多いようです。
そのためこの記事では、「SEO対策業者」という表記で解説を進めていきます。
1-2.SEO対策業者の利用者多数
SEO対策業者のサービスを利用している方は、数多くいらっしゃいます。
「うちは自社で内製化した」という企業も少なくないと思いますが、大企業の中にも業者の力を借りているケースが少なくありません。
例えば、転職支援サイト「パソナキャリア」を運営する「株式会社パソナ」は、実績のあるSEO対策業者に対策を依頼して成功を収めています。
テクニカルな要素や、モバイルへの対応などを行った結果、流入数を倍加することに成功しました。
SEO対策ツールの導入や、SEOコンサルティングサービスを利用する企業も少なくありません。
例えば、世界最大級の総合人材サービス会社「ランスタッド」は、あるSEO対策業者のSEO分析ツールを導入した結果、サービスサイトへ年間のべ2万人を総客できるまでに成長しました。


スタッフ
ではSEO対策業者にはどのような種類のサービスがあり、費用の相場はどれくらいでしょうか?
自分でやるべきか、業者に依頼すべきかより判断しやすいように、SEO対策業者のイロハを見ていきましょう。
関連記事:「SEO対策は外注でやるべき?メリット・デメリット・費用相場を解説!」
1-3.SEO業者の主な種類
-
“多くのSEO業者や代理店、コンサルタントでは、ウェブサイトの管理者向けに、次のような便利なサービスを提供しています。
・サイトのコンテンツや構成の見直し
・ホスティング、リダイレクト、エラーページ、JavaScriptの使用など、ウェブサイトの開発に関する技術的なアドバイス
・コンテンツの開発
・オンラインビジネス促進キャンペーンの管理
・キーワードに関する調査
・SEOのトレーニング
・特定のマーケットや地域に関する専門知識”


スタッフ
なおSEO対策業者が提供するサービスは、便宜上以下のように集約されるのが一般的です。
・内部対策(コンテンツSEO)
良質なコンテンツを作成する作業
・内部対策(テクニカルSEO)
サイト構造を検索エンジンとユーザーにとって最適なものにする作業
・外部対策(外部リンク獲得)
ほかのサイトなど外部からの高い評価を獲得する施策
・SEOコンサルティング
SEO対策のノウハウやスキルを高める一連の施策
1-4.依頼費用の相場
SEO対策業者に作業を依頼する場合、発生するコストの相場は以下のとおりです。
上の表は、あくまで参考情報です。
SEO対策のうち、具体的にどの作業が必要になるかは、サイトの現況や今後の戦略によって変わります。
そのため、一概に「○○円かかる」とは言い切れません。
いくつかの記事コンテンツをスポット的に作成依頼する場合、数万円程度のコストですむ可能性があります。
一方、中長期的に作業を依頼するのであれば、数十~数百万円かかるケースもあります。
費用相場や支払いタイプについてさらに詳しくは、以下の記事もご覧ください。
関連記事:「SEO対策費用の平均相場を解説!具体的な対策内容もご紹介」
2.SEO対策を依頼するメリット
業者にSEO対策を依頼することには、さまざまなメリットがあります。
少なくとも以下の4つの点が挙げられます。
- 最新情報を反映してもらえる
- 時間を節約できる
- 安心して本業に集中できる
- 自身で取り組むより結果が出やすい
それぞれの点を詳しく見ていきましょう。
2-1.最新情報を反映してもらえる
1つ目のメリットは「最新情報を反映してもらえること」です。
プロの業者は、常に検索エンジンの動向を探っています。
そのため、何かしらの変更があった際には素早く対応してもらえ、検索順位にマイナスの影響が出るのを防げます。
SEO対策は、「すでに確立されている手法を暗記して実行すればよい」といった単純なものではありません。
「良質なコンテンツを、検索エンジンのガイドラインに忠実な仕方で公開する」という基本的なコンセプトは変わらないでしょう。
しかし、細かな施策や検索エンジンが用いるアルゴリズムは日々変わります。
※SEOにおける「アルゴリズム」とは、「検索エンジンが検索結果におけるWebページの表示順位を決めるルール」。
例えば少し前までGoogleは、パソコン検索を主体としたサイト評価を行っていましたが、現在ではモバイル検索を基軸にしています。

スタッフ
2-2.時間を節約できる
2つ目のメリットは「時間を節約できること」です。
作業をアウトソーシングすれば、時間もエネルギーも節約できます。
基本的には業者に作業を一任することになるため、「身軽」です。
もちろん企業であれ個人であれ、SEO対策業者とのやり取りがある以上、すべてを完全に丸投げするわけではありません。
それでもコンテンツ作成や技術的改善策などに、多くの時間を取られることはないはずです。
2-3.安心して本業に集中できる
3つ目のメリットは「安心して本業に集中できること」です。
2つ目のメリットに付随する点ですが、業者にSEO対策の実務を任せる以上、空いた時間はほかのことに費やせます。
Web担当者はSEO対策以外のマーケティングに集中できますし、ほかの分野の業務を掛け持ちしてきた方であれば、そちらに全力を注げます。

スタッフ


スタッフ
2-4.自身で取り組むより結果が出やすい
4つ目のメリットは「自身で取り組むより結果が出やすいこと」です。
SEO対策を業者に任せる最大のメリットは、この点といえるでしょう。
少し乱暴な言い方をすると、素人が試行錯誤しながらSEO対策を行うより、豊富な知見があるプロが取り組んだ方が、結果が出やすいのは、火を見るよりも明らかです。
SEOの素人とプロでは、知識の量がまったく異なります。
作業スピードやサイト分析能力・ツール利用の熟練度なども、大人と子供ほどの差があるでしょう。
またSEO対策業者同士で競争があるため、日々業務改善にいそしんでいるはずです。
こうした点を踏まえると、確実性を求めるならSEO対策業者の力を借りた方が「勝率」が上がるといえます。
3.SEO対策を依頼するリスク
SEO対策を業者に依頼することには、メリットだけではなく、以下のようなリスクもあることを覚えておきましょう。
- 100%結果が出るとは限らない
- 悪徳業者が紛れていることもある
それぞれの点を解説します。
3-1.100%結果が出るとは限らない
1つ目のリスクは「100%結果が出るとは限らないこと」です。
素人よりは明らかに有利ですが、SEO対策のプロといえども「絶対」はありません。
Googleは、はっきりとその点をコメントしています。
-
“Googleで一番上に掲載されることは誰にも保証できません。
サイトの掲載順位を保証すると主張する業者、Googleとの「特別な関係」を強調する業者、Googleへの「優先登録」を宣伝している業者には、注意が必要です。Googleへの優先登録などというものはありません。実際のところ、Googleに直接サイトを送信するには、URL検査ツールを使用するか、サイトマップを送信するしかありません。これらはご自身で実施できます。”
最終的に検索順位を決めるのは、Googleサイドです。
業者はあくまで外部の組織であり、Googleが業者を「ひいき」することはありません。

スタッフ

3-2.悪徳業者が紛れていることもある
2つ目のリスクは「悪徳業者が紛れている場合があること」です。
ここでいう悪徳業者とは、検索エンジンのガイドラインなどを無視した不正な施策(ブラックハットSEOなど)を講じたり、お金だけもらってまともな作業を行わないような業者を指します。
良心的な業者がいる一方で、残念ながらSEO業界にも悪徳業者がいます。
以下のGoogleのコメントをご覧ください。
-
“SEO業者が有益なサービスをクライアントに提供する一方で、一部の非道徳的な SEO業者による非常に強引な宣伝や、検索エンジンの検索結果を不正操作しようとする試みが業界の信用を損なってきました。”

スタッフ


スタッフ
- ”以下の点に注意してください。
-
・一般的な詐欺行為の一つとして、不正なリダイレクトを使い、ユーザーを1つのサイトに集中させる「シャドー」ドメインの作成があります。こうしたシャドードメインは多くの場合、顧客の業務代行サービスを自称する SEO業者が所有しています。このような業者は、顧客との関係が良好でなくなると、そのドメインを別のサイトや、競合他社のドメインにリンクさせることもあります。こうなると、顧客は、お金を払ってSEO業者が所有する競合サイトを開発したことになります。
・その他にも、顧客サイトのどこかに大量のキーワードを含んだ誘導ページを設置する不正行為もあります。SEO業者は、こうすることでより多くのキーワードに関連したページになると主張します。しかし、個々のページが広範囲なキーワードのすべてと関連している可能性は低いため、この説明は本質的に間違っています。より狡猾な場合は、こうした誘導ページに SEO業者の他の顧客への隠しリンクが含まれていることもあります。このような誘導ページは、次第にリンクの人気を低下させます。また、誘導ページにはSEO業者や他の顧客、場合によっては不快なコンテンツや違法なコンテンツを含んだサイトへのリンクが含まれていることもあります。
・最後に、リンクプログラム(ランクを上げるために他のサイトからリンクを購入するなど)には関わらないでください。これは、Googleの品質に関するガイドラインに違反する行為であり、サイトの一部または全体に対して手動による対策が実施される可能性があります。その場合、サイトのランキングに悪影響が生じます。“

3-2-1.悪徳業者とのトラブル事例①ペナルティにより検索順位が低下
意図せず悪徳業者に「当たってしまった」場合には、成果が出ないのはもちろん、サイトにペナルティが課される恐れがあります。
Googleは以下のように警告しています。
-
“Googleのガイドラインに違反する行為は、Google検索結果におけるサイトのプレゼンスの向上に悪影響を及ぼします。場合によっては、Googleのインデックスからサイトが削除されることさえあります。”


スタッフ
このように適当な業者選びをすると、自分に悪意はなくてもサイトの評価が下がってしまうかもしれません。
3-2-2.悪徳業者とのトラブル事例②Web集客が売上につながらない
悪徳業者が行う施策では、「コンテンツの上位表示ができても売上につながらない」ケースがあります。
上位表示できているのに、実質的な利益は生まれないのです。
これは一見すると不思議な現象に思えるかもしれませんが、実は珍しいケースではありません。
よく耳にするのは「成功報酬型の業者」によるケースです。
からくりは概ね以下のようなものです。
まず、検索ボリュームが少なく競合のいないニッチなキーワードを選びます。
そのキーワードでコンテンツを上位表示させ、「成果が出た」といって報酬を受け取ります。

スタッフ
SEO対策の目的は、自然検索での集客力アップとはいえ、コンバージョンが生まれなければ魅力が半減してしまいます。
4.SEO対策を依頼する前に行うべきこと5つ
SEO対策を業者に依頼する際には、相手が優良業者かどうか調べてから依頼する必要があります。
しかしその前に、以下の作業を行っておきましょう。
- 基本的なSEO対策の知識を学ぶ
- Web担当者の選出
- 予算を決める
- 訴求点やターゲットの整理
- ツールの用意
それぞれの作業について解説していきます。
4-1.基本的なSEO対策知識の習得
まずは「基本的なSEO対策知識の習得」です。
SEO対策業者にほとんどの作業を任せるとしても、依頼する側が基本的な知識を習得することは大切といえます。
専門的な知識ではないにしても、基本的なことに通じていれば、業者とのやり取りがスムーズになるからです。


スタッフ
- “はじめに
-
小規模なローカル ビジネスの経営者は、おそらく、作業の多くを自分で行うことができます。以下に、有用なリソースをいくつかご紹介します。
・ビジネスのオンラインにおける認知度の向上に関する動画シリーズをご覧ください。
・Google ウェブマスター向けガイドライン(品質に関するガイドライン)
・Google 101:Googleのクロール、インデックス登録、検索結果表示の仕組み
・SEO スターター ガイド。SEO業者の業務内容が説明されています。SEO業者を利用する予定の場合は、このガイドの内容について深く理解する必要はありませんが、SEOの手法について知っておくことで、SEO業者が非推奨の手法や禁止されている手法を使おうとしているかどうかを識別できるようになります。”
ブラックハットSEOについての簡単な知識があるだけでも、怪しい話に気付きやすくなるでしょう。
4-2.Web担当者の選出
別の点は「Web担当者の選出」です。
誰か手の空いた人が対応するのでは、業者との体系的な話し合いができません。
打合せをする際やフィードバックを送受信する際に、以前のやり取りがどのようなものだったかわからず、実りのない話し合いになる可能性があります。
また先述のとおり、業者とのやり取りには一定の知識が必要です。
Googleは以下のコメントからわかるように、作業の裏付けを取るよう推奨しています。
そのためには、SEO対策やWeb全般に関して知見があるか、しっかり習得できると目される人材を担当者に選出する必要があるでしょう。
-
“SEO業者からサイトの最適化案を提示されたら、Search Consoleのヘルプページ、Google検索セントラルのブログ投稿、フォーラムのGoogle公認の回答など、信頼できるソースを使用してそれらの最適化案の裏付けを取るように依頼しましょう。”

スタッフ
4-3.予算決め
SEO対策に限らず、「予算決め」はアウトソーシングをする際の必須項目です。
費用相場を把握した上で、どれくらいの予算をかけるか決めましょう。
どれくらいのアクセスとコンバージョンを獲得したいか、具体的な売上目標はどの程度かを業者に伝えます。
ただし予算先行ですべてを決めるのではなく、本当に必要と思える作業があるなら、フレキシブルに対応しましょう。
SEO対策が成功すると、問い合わせ件数や商品購入・サービス登録などから、大きな利益がもたらされるかもしれません。
業者の提案すべてを鵜呑みにするべきではありませんが、予算を小さく取りすぎて十分な成果が得られないのは本末転倒です。

スタッフ
4-4.訴求点やターゲットの整理
「訴求点やターゲットの整理」も非常に大切です。
サイトを訪れるユーザーに何を訴えたいのかが明確にならないと、コンテンツの内容がブレる恐れがあります。
特定の商品やサービスをLP(ランディングページ)のようにはっきりPRしたいのか、企業活動を周知させたいのか、直接的なコンバージョンよりもまずはユーザーをサイトのファンにしたいのかなど、コンテンツを通して達成したいことを決めましょう。
また、「誰に対して訴求したいのか」ターゲットも明確にするべきです。
特定の悩みを持っているユーザーを対象にするか、女性向けのコンテンツを拡充するか、ターゲットの年齢層はどれくらいかなど、対象となるペルソナを決めます。

スタッフ
4-5.ツールの用意
既存のサイトがある場合、「ツールの用意」をしておくと、業者がサイト分析を行うのに便利です。
SEO対策に関連したツールは山ほどありますが、以下の2つのGoogle公式ツールを用意しておくのがおすすめです。
- Google Search Console
- Google Analytics

スタッフ
なおツールを使って情報を共有する際の注意点として、「業者とどの程度まで情報を共有するのか決定しておくこと」とスムーズです。
一定の制限を設けて、無意味に情報すべてをさらさないようにしましょう。
例えば閲覧用のIDを発行や、定期的なレポートを共有し生データの閲覧は禁止するなどの措置を取れるでしょう。
4-5-1.Google Search Console
「Google Search Console」は、Googleが提供する無料の公式ツールです。
後述する「Google Analytics」と似ていますが、Google Search Consoleでは主に、ユーザーが自サイトにアクセスする前の状況を分析できます。
具体的な機能には以下のようなものがあります。
- クリック率や平均掲載順位などの確認
- 流入キーワードの確認
- URL検査
- セキュリティ問題や手動ペナルティのチェック
- リンクの確認

スタッフ
関連記事:「プロも使うSEOチェックツール20選!無料ツールもご紹介」
4-5-2.Google Analytics
参照:「Google Analytics」
「Google Analytics」も、Googleが提供する無料の公式ツールです。
- 平均滞在時間や直帰率などの確認
- ユーザー属性(年齢や性別など)のチェック
- 使用デバイスや流入経路(オーガニック検索か広告かなど)の確認
Google Search Consoleとの違いは、主にユーザーのサイトアクセス後の動向を確認するのに役立つことです。

スタッフ
※Google Analyticsのデータ収集・使用は2023年7月1日に終了します。大体ツールとして「Google アナリティクス 4(GA4)」が提供されています。より詳しい情報は以下の公式ページを参考にしてください。
5.安心してSEO対策を依頼するためのチェックポイント5つ
SEO対策を依頼する準備がある程度整ったら、業者選定の段階です。
依頼に値する業者かどうかを判断するために、以下の5つの点を吟味してください。
- 依頼したい作業内容に通じているか
- 信頼できる実績があるか
- コミュニケーションやサポートは円滑か
- 効果を100%保証しているか
- 料金体系が明確で相場内か
各チェックポイントの詳細を見ていきましょう。
なお判断する際は、公式ページだけを見るのではなく、候補となる業者と実際に面談してから決めましょう。
5-1.依頼したい作業内容に通じているか
チェックポイントの一つは「依頼したい作業内容に通じているか」です。
サイト制作も含めて依頼したいのか、コンテンツSEOだけなのかなど、依頼内容は状況によって変わります。
技術的な問題があるサイトもあれば、コンテンツ作成を強化すべきサイトもあることでしょう。
いずれにしても、依頼したい内容に知見や実績がある業者を選ぶべきです。
ただ、そもそもどのような改善点があるのか、わからない状態からスタートする可能性もあるでしょう。
その場合は複数の業者と面談することにより、対策のおおまかな方向性を見極められるかもしれません。
5-2.信頼できる実績があるか
別のチェックポイントは、「信頼できる実績があるか」です。
これまでどのような施策を講じてきたか、どのようなクライアントをサポートしてきたか、どのような成果が挙がったかといった点を確認します。
できれば、同業種の実績が豊富な業者を選ぶと心強いです。
サービスの提供年数を調べるのもよいでしょう。
「長い間運営しているからよい」というわけではありませんが、競争がある中で長く生き残ってきたのであれば、一定の信頼が置けるからです。

スタッフ
実績を確認するときは、可能なら業者の過去の顧客に尋ねるのもよいことです。
Googleはこの点について以下の興味深いコメントを出しています。
-
“SEO業者の信用照会先を調査する。過去の顧客に対して、SEO業者から提供されたサービスが役に立った、スムーズに連携できた、良好な成果が得られたと感じたかどうかを尋ねます。”
第三者のコメントがポジティブなものであれば、候補となっている業者の信頼度が上がります。
5-3.コミュニケーションやサポートは円滑か
「コミュニケーションやサポートは円滑か」も調べておくべきポイントです。
定期的な打ち合せが可能、SEO対策の初心者が相手でも親身に接してくれる、施策の状況を毎月レポートにまとめてくれるなど、円滑な「キャッチボール」ができる業者を選びましょう。

スタッフ
5-4.効果を100%保証しているか
悪徳業者へ依頼してしまわないために、「効果を100%保証しているか」もチェックしてください。
怪しい業者は、「100%」「必ず」「間違いなく」など、言葉巧みに依頼を促す可能性があります。
100%といわれると魅力的に思えるかもしれませんが、これはNGです。
先述のように、SEO対策の効果に「絶対」はありません。
プロの業者であれば、そのことをよく知っているはずです。
それにもかかわらず、そのような安易な言葉を出すようなら信用できません。
Googleの以下のコメントをご覧ください。
-
“SEO業者の候補は、改善内容について現実的に評価し、関連する作業の見積もりを提供できる必要があります。SEO業者が「変更を行うことで、検索結果の最初のページに必ず表示されるようになります」などと言う場合は、他の SEO業者を探してください。”


スタッフ
5-5.料金体系が明確で相場内か
最後に、「料金体系が明確で相場内か」もしっかりチェックしましょう。
依頼内容によりコストは前後しますが、おおまかな相場は存在します。
見積もりを受けて、どれが相場の範囲におさまっているかを確認しましょう。
複数の業者に見積もりを依頼して、同じような作業を行うのに提示された価格が大きく乖離していないか比較する手もあります。
見積もり内容が明確に示されているかもチェックしましょう。
1円単位まで詰める必要はありませんが、どの作業にいくらかかるか、明確な説明がある業者は信頼できます。

スタッフ
-
“SEO サービスの利用を検討している場合は、早い段階で導入することをおすすめします。最適なタイミングは、サイトを再構築するときや新しいサイトを開設するときです。このタイミングなら、最初から検索エンジンとの相性を考慮してサイトを設計できます。もちろん優秀な SEO 業者であれば既存のサイトを改善することもできます。“
ただし最後のフレーズにあるように、実績がある優良業者であれば、既存のサイトを改善することは十分可能です。
現況がどうであれ、まずは信頼できる業者に改善策がないかアドバイスしてもらいましょう。
6.コンテンツSEO用の記事なら「記事作成代行Pro」へお任せ!
「良質なコンテンツをもっと増やして、複数のWebページを上位表示させたい」
「既存のコンテンツをリライトしてクオリティーを高めたい」
コンテンツに関するこのような悩みがある方はぜひ、弊社の記事コンテンツ作成サービス「記事作成代行Pro」をご相談ください。
「記事作成代行Pro」は、SEO特化型の記事作成を行うサービスです。
検索エンジンに評価され、かつユーザーの検索意図に沿ったコンテンツの作成を得意としており、これまでに多くのキーワードで検索順位1位を達成しました。
以下は実績の一部を示したものです。
※青く塗りつぶしている部分は顧客情報に関連するので非表示
赤枠の数字は、検索順位がどれだけ伸びたかを示しています。
赤枠の左にある「1」が現在の検索順位ですが、このように多くのキーワードで検索順位1位を獲得しています。
「記事作成代行Pro」が良質な記事コンテンツを提供できるのには、以下のような理由があります。
- 心理学を応用した構成案
- 専属ライターによる統一感のある内容
- 複数のプロ(ライター・ディレクター・校閲者・校正者)によるチーム作業

スタッフ
「記事作成代行Pro」には、ほかにも以下のような強みがございます。
- 豊富な割引サービス(新規割引や継続割引など)
- SEOコンサルティングも可能
- ニーズに合わせた5つのプランと4つのオプション
- 相場よりリーズナブルな文字単価(4.5~9.5円/1文字:相場は7~10円)

スタッフ
7.目的別SEO対策を依頼できる業者
SEO対策を依頼するのにおすすめの業者を、目的別にご紹介します。
・大規模サイトのコンサルティングなら「アユダンテ株式会社」
大規模なサイトの再構築をサポートする面で定評があります。
大手通販サイトやポータルサイト・グローバルサイトなど、さまざまな業種のサイトで成果を収めています。
・中小企業向けの広告を使わないマーケティングなら「サクラサクマーケティング」
サクラサクマーケティングは、16年以上SEOに専業したSEOのプロフェッショナル集団。
常時100社以上の中小企業のサポートを行っており、「顧客を置き去りにしない」充実したサポート体制があります。
・テクニカルSEOを重視するなら「株式会社プリンシプル」
TOSHIBAやCAINZなど名だたる企業のマーケティングサポーターに指名されている業者。
特徴は、ボトルネックになりがちなテクニカルSEOを重視していること。
Googleから適切に評価されるサイト構造の構築に強みがあります。
・グローバルなSEO戦略なら「アウンコンサルティング株式会社 」
アウトコンサルティング株式会社は、多言語SEOに強みを持ちます。
48ヵ国2,000社以上での実績を持ち、該当国や言語に最適なSEO対策をサポート可能です。
8.SEO対策を依頼するなら無料相談を活用しよう
先述のとおり、SEO対策業者の実績や実力・費用体系などは一律ではありません。
優良業者がいれば悪徳業者もいますし、信頼できる業者の中にも実績に差があります。
初めてSEO対策を業者に任せる場合、業者の見極めも含め、慣れないことがたくさんあるはずです。
そのため業者にいきなり依頼するのではなく、まずは無料相談を通して候補である業者の雰囲気や詳細を知るようおすすめします。
もし無料のお試しサービスなどがあれば、それを積極的に活用することもできるでしょう。

スタッフ
そのため、長く気持ちよく生産的な付き合いができる業者を見分けられるように努めましょう。
9.まとめ
SEO対策には専門業者が存在します。
プロの業者に依頼することで、SEO対策において以下のようなメリットを得られるでしょう。
- 最新情報を反映してもらえる
- 時間を節約できる
- 安心して本業に集中できる
- 自身で取り組むより結果が出やすい
リスクもありますが、ご紹介した点を参考にしながら、信頼できる良心的な業者を見つけてください。
優良業者であれば、100%ではなくても、サイトパフォーマンスを向上させて上位表示を達成してくれる可能性が高いです。

スタッフ