SEO対策の知恵袋

ドメイン名とSEOとの関係とは?有利・不利をパターン別に解説

ドメイン名とSEOとの関係とは?有利・不利をパターン別に解説

2019.9.28

ドメイン名がSEO対策に効果があるとうわさされることもあるため、自社のドメイン名が適切なのか否か、これからWebサイトを公開する際にどのようなドメインを取得すればよいのかを気にされることがあります。

今回の記事では、ドメイン名とは何かということを具体的に解説した後に、ドメイン名がSEO対策に与える影響について解説します。そして、SEO対策において理想的なドメイン名称とはどのようなドメインなのかを明らかにしていきます。

1、ドメイン名のSEO対策効果とは

ドメイン名のSEO対策効果とは
ドメイン名とは何かについて解説を加えながら、ドメインとSEOとの関係について解説します。

ドメイン名=インターネット上の住所

現在、ドメイン名自体には直接的にSEO効果があるわけではありません。

かつてはキーワードが含まれたドメイン名はSEOに好影響をもたらすといわれていましたが、今はタイトル、見出し、コンテンツの内容からGoogleはWebページの内容を把握し評価しているということです。

ドメイン=Webページの住所

「ドメイン」という用語にあまりなじみのない方もいらっしゃると思いますので、詳細を解説する前にドメインとは何かについて解説いたします。一般的にインターネットの世界では、「ドメインとはWebページの住所のようなもの」と言われます。

具体例を挙げます。

  • Google:https://www.google.com/
  • Amazon:https://www.amazon.co.jp/

赤字の部分がドメインです。普段からおなじみのurlの頭を取り除いた部分ということになります。

Webページの住所は、IPアドレスが設定されています。例えば、GoogleのトップページのIPアドレスは、「172.217.26.99」です。ただしIPアドレスはユーザーにとって分かりづらいので、より自然な言語に近いドメインが設定されているということです。

トップレベルドメインとセカンドレベルドメイン

ドメインは、トップレベルドメインとセカンドレベルドメインに分けることができます。どちらも、SEO対策に直接影響があるわけではありませんが、簡単に用語の意味を紹介します。

◇トップレベルドメイン
トップレベルドメインとは、「.com」や「.jp」などurl末尾のドメインを指します。「.com」(商業用)や「.org」(組織・団体)などはgTLDといわれ、Webページの分野・分類を表しています。「.jp」(日本)はccTLDといい、Webページの所属国・地域を表しています。

◇セカンドレベルドメイン
セカンドレベルドメインとは「co.jp」の「co」(=企業)、「go.jp」の「go」(=政府・行政)の部分です。

ドメイン名は分かりやすさが重要

ドメイン名自体にSEOへの影響はないと説明しましたが、ドメイン名称の分かりやすさが検索順位やアクセス数、外部リンクの際のクリック率に影響する可能性はあります。従って、これからドメイン名を設定される場合には、分かりやすさを重視して設定してください。

例えば、Google(www.google.com/)もAmazon(www.amazon.co.jp/)もurlを見ただけで、どの会社のウェブサイトなのかが一目瞭然です。

分かりやすいドメイン名を設定すべき理由は2点あります。

◇ユーザーファーストの理念
ブログやSNSでWebサイトのurlが紹介される際に、ドメイン名から何についてのコンテンツなのか、どの企業が公開している情報なのかということが分かればユーザーは安心してクリックできます。反対に、それらが分かりづらい場合には、悪意のあるフィッシングサイトなどが疑われたり、ユーザーの関心が薄いサイトだと勘違いされたりするなど、クリックされる確率が低下してしまう可能性があります。

◇ユーザーファーストの理念や人気要素
Googleはユーザーにとって分かりやすいサイトやユーザーのアクセスが多いWebページを高く評価します。ユーザーから自然なクリックを集めることが、検索順位のアップにもつながるということです。

2、ドメイン名パターン別SEOへの有利不利について

ドメイン名パターン別SEOへの有利不利について
ドメイン名のパターン別にSEOに対する効果(有利になるか不利になるか)について解説します。

ドメイン名は長い方がいい?短い方がいい?

ユーザーファーストや分かりやすさの観点から言えば、ドメイン名は短い方が好ましいです。

かつて、ドメイン名にキーワードを含めるとSEO効果があるとされていた時代には、ドメインにキーワードをできるだけ含めるようにすべきという考え方もありましたが、現在はそのような対策をおこなっても効果はありません。逆に、「キーワードの詰め込み」とGoogleから認識され、ペナルティーの対象となってしまう可能性もあります。

ペナルティー対象となるキーワードの詰め込みに関しては、「SEOに強いキーワード数の大原則とは」にて詳しく解説しているので、興味のある方は参考にしていただけたら幸いです。

日本語ドメインはSEOに有利?

一時期、SEO対策に効果があるとして日本語ドメインが流行しました。現在は、メリットとデメリットの両方があるので、Webサイトの性質によって判断すべきだと考えられていますが、どちらかというとデメリットの方が大きいというのが最近の一般的な見解です。

◇日本語ドメインのメリット
日本語ドメインのメリットは、urlから何について書かれている名称なのかが理解しやすいことです。例えば、「健康食品.com」というurlは、「healthy-food.com」という名称よりも健康食品のサイトであることが日本人ユーザーに対してダイレクトに伝わります。

◇日本語ドメインのデメリット
日本語ドメインのデメリットは、ブラウザ以外の場所では日本語で表記されず、ピュニコードというドメインに変換されてしまうことです。ピュニコードは、一般的なドメインよりも長く、また何についてのコンテンツなのかがわからなくなってしまうため、被リンクのアクセスを集める際に不利に働きます。また、文字数の制限のあるSNSでも拡散されにくくなってしまう可能性が考えられます。

オウンドメディア・サテライトサイトそれぞれの分かりやすいドメインとは

分かりやすいドメインとは、Webサイトの種類や特性によって異なります。

◇オウンドメディア
自社名やブランド名が伝わりやすいドメイン名を設定することで、ユーザーからの信頼が得られやすくなります。同名の企業が存在するケースや商品名やサービス名がブランド力を持っている場合には、商品名を組み合わせたり、サービス名を押し出したドメインを設定したりするのも効果的です。

◇サテライトサイト
サテライトサイトの場合には、サイトのテーマにあったドメインを設定すべきです。サテライトサイトは、ユーザーのニーズや悩みに対してサイトを構築するので、テーマに沿ったドメインを設定しましょう。

3、まとめ~ドメインは分かりやすくシンプルに!ただし気にしすぎる必要はない

ドメイン名は、直接的にSEOへの影響はありませんが、ユーザーのクリック率や信頼性に関わるためできるだけ分かりやすいドメインを取得しましょう。また、被リンクの際の利便性を考慮した場合、短くシンプルなドメインが理想的です。

とはいえ、ドメイン名がSEOに与える影響はそれほど大きいわけではありません。SEO対策を考える際には、内部SEOやユーザーに有益なコンテンツの公開など、より効果的な施策は数多くあります。ドメイン名称の変更には、Googleからのサイト評価の点でリスクも考えられるため、ドメイン名を過度に気にするよりも、効果的な対策を一つひとつ実施するよう意識すると良いでしょう。