【初心者でも良質なブログ記事が書ける!】10の書き方のコツとは
- 公開日:2021.09.06
- 更新日:2024.05.27
- webライター
初心者がWebに載せる記事コンテンツを書く場合、意識しておくべき書き方のコツがあります。
コツさえしっかり押さえれば、初心者であっても読みやすく内容豊かな記事を書くことができます。
また記事を書き終えた後に行うべき作業もご紹介します。
読者の心に響く記事を書きたい方は、ぜひ参考にしてください。
1.初心者でも良質のブログ記事は書ける!
最近は、Webコンテンツに力を入れて販促活動をする企業が多くなりました。
会社の公式HPを開設したり、オウンドメディアを設置してネットユーザーに役立つ情報を提供したり、SNSを通して自社に関連した話題づくりをしたりする会社は少なくありません。
いまやネットなしでの営業活動は考えられないほど、Webコンテンツの意義は大きくなっています。
Webコンテンツの中でも代表的なのは「ブログ」です。
ブログは個人のアフィリエイトにも企業のコラム記事にも利用されていて、ブログ記事の執筆を本業にしている方も多くいます。
また副業としてブログ記事の執筆に取り組む方も少なくありません。
アフィリエイトで稼いだり、記事執筆を手がける会社に登録して記事を書いたりと、ライターとして活躍する方は大勢います。
2.ブログ記事を書く前に意識すべき4つのコツ
- 上位サイトやYahoo!知恵袋で検索意図を調べる
- ペルソナ設定で読者像をイメージする
- 検索意図とペルソナ設定を反映した構成案をつくる
- 関心を引くディスクリプションと導入文を用意する
2-1.上位サイトやYahoo!知恵袋で検索意図を調べる
最初のコツは「ネットユーザーの検索意図を調べること」です。
商用目的でブログ記事を書く際は、特定のキーワードをもとに執筆します。
このときに重要なのは、ユーザーがどのような情報が欲しくてキーワードを検索するのかをイメージすること。
例えば「動画 見放題 料金」というキーワードでブログを書くとします。
この場合に考えられるのは、以下のような検索意図です。
- 料金が安い動画見放題サービスを知りたい
- 動画見放題サービスの料金を比較したい
「そうそう、この情報が欲しかった」と思われる内容の記事を書くなら、読者に満足感を与え、結果的に検索エンジンにも評価されるはずです。
2-2.ペルソナ設定で読者像をイメージする
2つ目のコツは「ペルソナ設定」です。
ブログ記事における「ペルソナ」とは、記事内で対象として設定している「顧客像」のことです。
言い換えると「ブログ記事を読んでほしい相手」ないしは「記事を読んだ後に行動を起こしてほしい相手」を意味します。
例えばブログ記事の最終目的が「転職サイトに登録してもらうこと」だとします。
記事のキーワードは「転職 2回目」と仮定。
このときに考えられる読者像は、一度転職経験がある会社員です。
ペルソナ設定では、このおおまかなターゲットに「肉付け」をして、さらに詳細な顧客像をつくりあげます。
例えば以下のような顧客像です。
- 年齢:27歳
- 性別:男性
- 居住地:首都圏
- 家族構成:独身
- 現在の職業:証券会社の営業
- 職歴:すでに一度転職経験がある
このような具体的な顧客像を設定し、それに応じた内容で情報を書き上げていくことで、最終目的とキーワードとを結ぶラインができます。
2-3.検索意図とペルソナ設定を反映した構成案をつくる
検索意図の把握とペルソナ設定が終わったら「収集した情報を反映した構成案(アウトライン)を作成」します。
構成案はブログ記事の骨組みとなる部分です。
構成案をどれだけ丁寧に作りこめるかで、読者の満足度は左右されます。
構成案では具体的に以下のようなポイントを決めていきます。
- キーワードを活かしたタイトルをつける
- 読者が知りたい情報を複数の見出しで順序よく並べていく
- 見出しに適した画像を入れていく
大切なポイントとして、記事全体がキーワードに即したものであるべきです。
また随所で読者の悩みや疑問を解決していく必要があります。
関連記事:「記事構成案の作り方9ステップ&【必見】6つのコツを解説!」
2-4.関心を引くディスクリプションと導入文を用意する
本文執筆に取りかかる前には「関心を引くディスクリプションと導入文を用意する」必要もあります。
本文の前に読まれる導入文が読者の興味を引くものであれば、読者はそのままブログを読み進める気になるからです。
関連記事:「ディスクリプションはSEO効果あり?メリット&書き方を解説!」
3.ブログ記事を書く際に意識すべき6つのコツ
記事を書く前準備が整ったら、いよいよ本文の執筆です。
ここからは執筆中に意識すべき6つのコツをご紹介します。
3-1.結論から始めて読者を満足させる
ブログを書く上で大事な要素の1つは「結論を最初に提出すること」です。
読者は特定の悩みや疑問の答えを求めてキーワードを検索します。
欲しい情報がありそうなサイトタイトルを見ると、サイトの中に入ってすぐにその答えを探し始めます。
3-2.「読みたい」と思われる見た目にする
「文章全体の体裁を良くする」ことも欠かせません。
ぱっと見て読みたくなるような作りの文章だと、離脱されにくいです。
一方、文字がびっしり一箇所に集まったような書き方をすると「読みにくそう」と思われて離脱されやすいです。
- 一文が適度な長さ(最大60~80字程度を意識する)
- 行間隔を広くとり、適度に改行する
- 文字装飾(色付きマーカーや太字・赤文字など)で大事な部分が明確になっている
- 漢字ばかり、ひらがなばかりの文にしない
これらの要素を当てはめると、サラサラ読める文章になります。
3-3.リズム感の良い文末表現を使う
「読みやすい文末表現になるように工夫すること」も忘れないでください。
文末表現とは「~です」「~ます」のように文の最後を締めくくる部分です。
文末表現が単調だと、読み手はリズムよく読めなくなりなります。
例えば「~です」「~ます」という表現が何度も連続すると、機械的になり退屈します。
あるいは全体的に「ですます調」の文章なのに、ときどき「~である」「~だ」という表現が使われていたら、文章のトーンに統一感がなくなります。
3-4.時々会話を混ぜる
「会話調のやり取りで文章を進める」のもおすすめです。
短い文章であればまだしも、文字数の多いブログだと説明文のみでは読むのに負担を感じます。
そこで時折会話調のやり取りを取り込むと、生き生きとした文章になります。
3-5.専門用語で読者を困惑させない
「専門用語を並べたてて読者を困らせないこと」も重要です。
難しい言葉や耳慣れない言葉がブログの中で頻出すると、読者は内容についていきづらくなります。
例えば肌の悩みについてブログで書くことになり、肌改善に有効な物質として「ビタミンC誘導体」を配合した化粧品を紹介するとします。
読者が初めて「ビタミンC誘導体」という言葉を目にした場合、この物質の詳細について説明しなければ、記事内で「この商品にはビタミンC誘導体が入っているから効果が期待できます」と力説したところで意味がありません。
読者は内容を理解できないため、その商品に関心を持つことはないでしょう。
あるいは説明を求めてほかのサイトへ行ってしまうかもしれません。
3-6.表やグラフを使って理解を助ける
「表やグラフで視覚的に文章を理解しやすくする」のも良いことです。
アンケート結果を示したり特定のデータの推移について説明したりする際は、これらの素材を使うと視認性が高まります。
参照:「グラフでみる世帯の状況」厚生労働省政策統括官(統計・情報政策担当), 平成30年, p.48
- 40~64歳男性2.4%
- 40~64歳女性1.7%
- 65~69歳男性2.3%
- 65~69歳男性2.0%
- 70~74歳男性3.1%
- 70~74歳男性4.6%
4.記事を書いた後の一工夫でクオリティアップ
記事を書き終わったら、最後の段階です。
記事のクオリティーをさらに上げるために、執筆後に行うべきポイントを最後にご紹介します。
4-1.コピペチェックで重複を避ける
まず大事なのは「コピペチェックで文章の重複を避けること」です。
ほかのブログの文章を意図的に丸写しするのは論外です。
それは盗作であり、場合によっては著作権の侵害にもなりかねません。
4-2.見直しや校正ツールで文章の精度をあげる
コピペチェックに加えて「文章の見直しや校正ツールでのチェックを行うこと」も欠かせません。
書いているときは気づかなくても、読み直したときに誤字や脱字に気づくことはよくあります。
あるいは同じことをしつこく説明していたり、文脈上つじつまが合っていないことに気づいたりと、色々修正すべきポイントが見つかります。
「Enno」のような校正ツールも便利です。
このツールを使うと、以下のようなエラーやミスを発見できます。
- 句読点や記号に関するエラー
- 英語のスペルミス
- 全角・半角文字のエラー
- 不自然な文字
- スペースに関するエラー
関連記事:「記事の文字数&コピペチェック!おすすめ無料コピペチェックツール紹介」
4-3.第三者に内容を見てもらう
絶対に必要というわけではありませんが「第三者にブログを読んでもらうこと」も役立ちます。
前項の説明通り、自身で読み直して校正ツールでチェックすることでも文章精度はあがります。
しかしブログは不特定多数の読者が読むものです。
そのため実際の読者を想定して第三者に読んでもらうなら、文章が自然かどうか、読みたいと思う内容かどうかがさらにはっきりします。
関連記事:「記事の『校正』と『校閲』ってなに?それぞれの役割の違いを紹介」
5.まとめ
ブログ記事は書き方のコツさえ押さえればどなたでも始められます。
個人の日記はもちろんアフィリエイトのためのブログ記事であっても、コツを押さえることで良質なコンテンツの作成が可能です。
関連記事
-
2021.08.31
記事ライティングの費用相場を徹底解説!ライティング以外の費用も紹介
九段さん ライティングに挑戦してみたいけど、どの仕事を選べばいいんだろう? 記事Pro スタッフ ライティングの依頼はたくさんありますから、選ぶだけでも大変ですよ。 報酬などの希望はありますか? 九段さん はい、できればちゃんとした報酬をもらえる所と仕事がしたいけど……。 報酬の目安が分からないんです。 記事Pro スタッフ では、ライティングの報酬の仕組みと、目安についてご説明しますね。 実際に …
- webライター
-
2021.08.12
記事執筆の仕事はどうやって始めればいい?おすすめ業者も紹介
リモートワークが注目されている昨今、在宅ワークの1つとしてWeb記事の執筆に興味を持っている方は少なくありません。 記事執筆の仕事は、パソコンとインターネットさえあればできる仕事であるため、副業としてはもちろん、本業でも始めやすい仕事です。 記事Pro スタッフ 文章を書くのが好きな方はもちろん、家にいるときのスキマ時間を活用したい方にも、記事執筆の仕事は魅力的です。 この記事では、Webライター …
- webライター