ホームページ集客を最大化!その効果や特徴・事例を徹底解説
- 公開日:2023.11.08
- 更新日:2024.05.27
- ホームページ集客
会社のホームページを作成し数カ月たったものの、一向に集客効果を感じられないと悩んでいませんか?
アクセスを確認しても1日あたり1や2が続く日々……。
そのような状況では、ユーザーからの問い合わせや商品の購買が起こることほぼありえません。
そのためホームページに手を加える必要がありますが、ノウハウがないためどのように手を加えればよいのかと困っている方もいるはずです。
そこで今回は、集客効果の高いホームページに共通して見られる特徴・事例を解説。
また、集客効果を改善させる具体的な手順もご紹介しますので、ホームページ集客に悩む担当者の方はぜひご覧ください。
- 【記事監修者】
株式会社BRIDGEA 代表 田端 健一 -
・通信業界の営業に10年携わり、多くの商品で営業成績日本一を獲得
・独立して「記事作成代行Pro」を運営
・「コンテンツマーケティング」や「コンテンツSEO」「記事作成代行」を行なっています。
・多くのお客様サイトを上位表示に成功。今ではリピート案件多数
目次
1.集客効果の高いホームページに共通して見られる特徴
集客がうまくいかないホームページがある一方で、効果的に集客を行っているホームページもあります。
その差は一体どのような点から生まれるのでしょうか?
ここからは、集客効果をあげているホームページに共通する特徴をご紹介します。
難しいものはなく、すぐ取り入れられるものばかりですので、ぜひ貴社のホームページにも適用させてみてください。
1-1.適切にターゲットが設定されている
うまく集客ができているホームページは、適切なターゲット設定が行われています。
明確にターゲット設定することで、商品やサービスを購入してくれる可能性の高いユーザーを呼び込めるコンテンツが制作できます。
例えば、転職サービスを運営する企業なら、現在企業で働いているけれど、転職を考えている方がターゲットになるでしょう。
ただ、同じ転職希望者でも20代と40代では、抱えている悩みや不安、望むゴールは大きく異なるケースがほとんどです。
自社の強みなどを考慮し、どちらをターゲットとして設定するかを決めておけば、作るべきコンテンツを決定するのは容易となります。
集客が成功しているホームページは、年齢・性別だけでなく、趣味・嗜好・年収・ライフスタイルなど、その人を明確にイメージできるくらいにターゲットを絞り込み、その人のためのコンテンツを準備しているため、ユーザーがホームページを見たときに「あ、私のためのホームページだ」と思ってもらえるのです。
1-2.読者の疑問や要望が解決できる
集客が成功しているホームページは、読者の疑問や要望にできる限り答えています。
読者が検索などを通してホームページに情報を取りに来るのは、ほとんどの場合、自分の悩みを解消したいときです。
そんなときに疑問や要望に答えられないホームページでは、訪問があってもすぐに離脱してしまいます。
例えば、ダイエットをしたいユーザーなら、この商品のどういった成分が効くのか、過去に痩せた事例はあるのかなどが知りたいはずです。
にもかかわらず、ホームページ上にそのような情報がなければ、ユーザーは他のサイトに求める情報を探しに行ってしまうでしょう。
集客できているホームページは、読者に寄り添い、疑問や要望を解決できるコンテンツを提供しています。
1-3.ホームページが見やすく使いやすい
集客効果をあげているホームページは、見やすく、かつ使いやすいという特徴を持っています。
どれだけ美しいホームページでも、ユーザーが欲しい情報にすぐにたどり着けなければ、成果は得られません。
ユーザーがホームページを訪れる主な理由は、自分の悩みを解決したいからです。
そのような状況で、どれだけきれいな写真や凝った装飾が施されていても、何もユーザーのためにはなりません。
それであれば、ユーザーが情報を見つけやすいよう「〇〇な方はこちら」といった案内文を書いたり、わかりやすい場所にメニューを設置したりする方がよっぽど喜ばれるでしょう。
集客できるホームページは見た目はもちろん、使いやすさにも力を入れて作られています。
1-4.お得な情報が得られる
集客に成功しているホームページは、他にはない自社だけのお得な情報を掲載しているケースがほとんどです。
ユーザーは他社と比較して商品・サービスを検討していることがほとんどなため、お得な情報がなければ次のホームページに行ってしまいます。
実際にホームページに掲載しているお得な情報には、以下のようなものがあります。
- 今なら〇〇%引き!
- 無料で資料をダウンロードする
- ご相談は無料!
お得な情報が掲載されていれば、ユーザーは「じゃあ1度試してみようかな」と気持ちが傾くもの。
成果を出しているホームページは、こういった心理をうまく活用しています。
◆ホームページ集客を成功させる具体的な方法を知りたい方にはこちらの記事がおすすめです。
→【ホームページ集客UP】を成功させる方法!10のポイント解説
2.ホームページ集客効果の事例紹介
ホームページでの集客はできると言葉だけで言われても、イメージがしにくいと感じる方も多いはずです。
具体的な成功イメージがなければ、担当者としてのやる気も出にくいでしょう。
ここでは、コンテンツSEOを施して集客アップした事例をご紹介します。
事例を確認することで、集客成功の具体的なイメージが描けるはずです。
2-1.サンエイ化学株式会社様
参照:「サンエイ化学株式会社」
こちらの案件では、2019年4月から2020年4月までの間で、以下のようなコンテンツSEOを行いました。
- 記事数:120記事
- 文字数:3,000文字/記事
- 総文字数:360,000文字
120記事を公開したことにより、以下のような結果が出ました。
アクセス数:6,000件/月→42,000件/月 7倍アップ
問い合わせ件数:60件/月→400件/月 6.6倍アップ
検索順位:
精製水とは 17位→1位
精製水 値段 14位→1位
精製水 最安値 12位→1位
専門性が高く、高いスキルが求められる案件でしたが、入念なコンテンツSEOの結果、アクセス数はもちろん、問い合わせ件数も大きく増加しました。
2-2.OFFICE110様
参照:「OFFICE110」
こちらの案件では、以下の内容でコンテンツSEOを行いました。
- 記事数:246記事
- 文字数:2,000文字/記事
- 総文字数:492,000文字
246記事を公開したことにより、複数のキーワードで検索順位1位を獲得し、アクセス数が増加しました。
2-3.Mobile Station様
参照:「Mobile Station」
こちらの案件では、以下の記事数・文字数でコンテンツSEOを行いました。
- 記事数:307記事
- 文字数:3,000文字/記事
- 総文字数:921,000文字
この案件では、307記事と大量の記事を公開。
その結果、複数のキーワードで検索順位1位を獲得しました。
適切なコンテンツSEOを継続することで、見込み客の流入量を増やせます。
仮に購買率を1%とすると、流入量が多い方が購買数が伸びるのは明白です。
そのため、コンテンツSEOを行うのであれば、ある程度継続的な施策として取り入れるのがおすすめです。
3. ホームページの集客効果を高めるためにできる施策とは
「ホームページの集客をしたい」と考えても、具体的に何をすべきかイメージできずに困っている方もいるでしょう。
ここからは、ホームページの集客効果を高めるための施策をご紹介します。
かけられる予算や時間に合わせて、自社に最適な施策を取り入れましょう。
3-1.SEO対策での集客
ホームページの集客効果を高めるための施策の1つ目は、SEO対策での集客です。
SEOとは、「Search Engine Optimization」の略で、Googleなどの検索エンジンからホームページに訪れるユーザーを増やすことで、成果を向上させる施策のことです。
ここから、SEO対策するうえで必ず行う3つの施策をご紹介します。
3-1-1.コンテンツ作成
SEO対策で集客する際、まずコンテンツ作成を行います。
SEO対策されたコンテンツのことを「SEOコンテンツ」と呼びます。
今見ていただいているこちらの記事も、SEOコンテンツです。
こちらの記事は、「ホームページ 集客効果」などの検索キーワードで上位表示し、訪問したユーザーに喜んでいただけるような内容になるように作っています。
この記事を読んだユーザーに、弊社の提供する「記事作成代行Pro」に興味を持っていただき、最終的にサービスの利用につながることを目標としています。
もちろん、ただコンテンツを作成するだけで、目標を達成できるわけではありません。
検索結果で上位表示、さらにサービスの利用につなげるためには、ユーザーに寄り添った良質なコンテンツを作る必要があります。
良質なコンテンツ作成の方法については下記の記事で詳しく解説していますので、ご興味のある方はぜひご覧ください。
→記事コンテンツの書き方大全!CVアップにつながる6つのポイント
3-1-2.ホームページ最適化
ホームページの最適化とは、ユーザーにも検索エンジンにもWebサイトの内容を理解しやすいものにする、サイト内部で行う施策のことで「内部SEO対策」とも呼びます。
SEO対策においてコンテンツ作成は1番重要といっても過言ではない施策ですが、そのコンテンツが必要としているユーザーに届かなければ意味がありません。
同じく、どれだけ良質なコンテンツを制作したとしても、それをGoogleが認識できなければ検索結果に表示されることはありません。
そのため、ホームページの最適化が必要です。
ホームページの最適化のための具体的な施策は、以下の通りです。
- URLの正規化
- パンくずリストの設定
- XMLサイトマップの送信
- robots.txtの設定
- 階層構造の明確化
- 構造化マークアップ
- タイトルの最適化
- ディスクリプションの設定
- 見出しタグの明確な設定
- 画像情報の適切な設定
- 重複コンテンツの対策
上記のような施策を行うことでユーザーに喜ばれるホームページになるため、結果的に検索上位に表示されやすくなります。
◆ホームページ最適化(内部SEO対策)についてもっと詳しく知りたい方には以下の記事がおすすめです。
→SEO内部対策とは!?具体的なチェックポイント15を徹底解説
3-1-3.被リンク獲得
SEO対策で行う施策の3つ目は、被リンク獲得です。
Googleは、他サイトからの被リンクを非常に重要視しています。
“Google 検索が機能するのは、どのサイトのコンテンツが重要かを判断するうえで、膨大なユーザーがウェブサイトに張ったリンクを基準としているからです。”
引用: Google が掲げる10の事実
被リンクを獲得することで、ページやサイト全体の評価アップが期待できます。
SNSでの露出を増やしたり、ソーシャルボタンを設置したりといった被リンク獲得施策もありますが、結局のところコンテンツの質が高くなければシェアされることはありません。
SEO対策を行うなら、良質なコンテンツを充実させて被リンクを獲得しましょう。
◆被リンクについてもっと詳しく知りたい方にはこちらの記事がおすすめです。
SEO外部対策とは?5つのメリットと5つの対策ポイントを伝授
3-2.Web広告での集客
ホームページの集客効果を高めるための施策の2つ目は、Web広告での集客です。
Web広告とは、インターネット上にある広告全般のことを指します。
ここでは、 Web広告の中でも代表的な「ディスプレイ広告」「リスティング広告」「SNS広告」の3種類をご紹介します。
3-2-1.ディスプレイ広告
ディスプレイ広告とは、Webサイトやアプリの広告枠に表示される広告です。
ディスプレイ広告のメリットは、動画や写真を使って視覚的なアプローチができる点です。
パッと目を惹くようなクオリティの高いビジュアルを使用し、内容が適切に訴求できれば、クリックにつながりやすい傾向があります。
まだ商品やサービスを知らない潜在層へのアプローチに適しており、認知度の向上や興味・関心を持ってもらう効果を期待できます。
3-2-2.リスティング広告
リスティング広告とは、Google検索やYahoo!検索といった検索エンジンの検索結果の上部や下部に表示される、テキストベースで配信される広告のことです。
ユーザーの検索キーワードに対して出稿するため、ユーザーのニーズがはっきりしており、商品・サービスの購入につながりやすいのがメリット。
購入に近いユーザー向けの施策であるため、短期間で成果を上げたい方におすすめです。
ただ、人気のあるキーワードには競合が多く、1クリック当たりの単価が高くなるため、キーワードの選定は戦略的に進める必要があります。
3-2-3.SNS広告
SNS広告とは、LINE、Instagram、TikTok、Twitterなどに配信する広告のことを指します。
SNS広告にはさまざまなメリットがありますが、1番のメリットは精度の高いターゲティングが可能なことです。
年齢や性別ごとに表示の有無を調節できることはもちろん、「いいね!」など特定のアクションを起こしたユーザーにだけ配信もできます。
一方で、使用するSNSの選定や、コンテンツ作りにセンスが問われることがデメリットです。
とはいえ、潜在層から顕在層まで幅広くアプローチできるSNS広告は、非常に多くの企業から人気を集めています。
3-3.その他の集客方法
最後に、SEO対策・Web広告以外のホームページへの集客方法を5つご紹介します。
ここでご紹介するのは、「SNSからの誘導」「プレスリリース」「ポータルサイト・価格比較サイト」「セミナー」「オフライン施策との連携」の5つです。
3-3-1.SNSからの誘導
SNS広告とは別に自社でSNSを運用し、ホームページに誘導することで集客する方法です。
うまく運用しフォロワー数を伸ばせれば、集客の大幅アップが見込めます。
SNSの運用にコストはかからないため、低予算でもできる施策として人気です。
また、ユーザーと自由にコミュニケーションが取れるため、発信するだけでは得られなかった「声」が届くのも大きなメリットといえるでしょう。
気軽に始めやすいですが、投稿には読者の心を掴むセンスが必要なため、全員がうまくいくとは限りません。
運用経験がなければ短期間で結果が出るものではないため、中〜長期でじっくり腰を据えて取り組む必要があるでしょう。
3-3-2.プレスリリース
プレスリリースとは、マスコミや新聞などのメディアに、新サービス・新商品の発売、新規事業の開始など、自社の新しい情報を文書や資料としてまとめ、発表することです。
すでに読者や視聴者がついているメディアに取り上げてもらうことで、自社やホームページの存在を知ってもらう方法です。
すでに信頼性の高いメディアが情報を発信するため、広告よりも世間からの情報の信頼度が高いのが特徴。
無料でできる施策であるため、創業期などで広告を出す余裕がないときにぜひ試してみたい集客方法です。
ただ、掲載するかどうかはメディア側が決めるため、労力をかけたにもかかわらず取り上げられない可能性もあります。
また、掲載内容がこちらが思ったものと異なる場合があることも、注意しておく必要があるでしょう。
3-3-3.ポータルサイト・価格比較サイト
ポータルサイト・価格比較サイトに自社の商品・サービスを紹介してもらうことで集客する方法です。
ポータルサイトや価格比較サイトに訪問するユーザーは、すでに購買意欲が高まっているケースがほとんどです。
つまり、購入に近い場所にいるため、うまくいけば成果が出やすいというメリットがあります。
しかし、他社の商品・サービスと横並びに掲載されるため、似たようなものであれば価格競争に陥ってしまう可能性が高くなります。
そのため、ポータルサイト・価格比較サイトへの掲載を集客に結び付けるなら、自社の商品・サービスにしかない優位性を全面に出す必要があるでしょう。
3-3-4.セミナー
セミナーは、勉強会などの形式で参加者にノウハウを提供した後、自社の商品やサービスなどを案内し、ホームページへ集客する方法です。
近年ではセミナーをWeb上で行う「ウェビナー」も頻繁に行われています。
セミナーに参加するユーザーは、何かしらの悩みを解決したいと考えている方が大半です。
そのため、その悩みに答えられる情報があると説明できれば、ホームページに誘導しやすいでしょう。
当然ですが、セミナーを開催すれば参加者が集まるわけではありません。
セミナーに集客するために、SNSなどの別の集客方法が必要になります。
3-3-5.オフライン施策との連携
ここまでWeb関連の施策ばかりでしたが、実はリアルな施策もホームページ集客に効果的です。
例えば、展示会や販売会などで、ホームページのQRコードを印刷したチラシ・会社案内・名刺などを配布する方法があります。
来場者が多い会場であれば、多くの目に触れる機会を得られるでしょう。
また、商業施設や空港などで目にする「デジタルサイネージ」を利用する方法もあります。
デジタルサイネージとは「電子看板」のことで、映像や字幕、音声を使って情報を発信するツールです。
ホームページへの集客が目的であれば「〇〇で検索!」などと呼びかける方法があります。
ホームページ集客というとWeb系にばかり目が行きがちですが、商材によってはオフライン施策も有効であることは知っておいて損はありません。
4. ホームページの集客効果を改善する具体的な手順
ホームページの集客効果を改善する方法はいろいろなところで紹介されていますが、何から手をつけるべきか悩んでしまう方も少なくないはずです。
ここからは、ホームページの集客効果を改善する手順を5ステップでご紹介します。
順番に1つずつこなしていくことで、集客が少しずつ改善していくでしょう。
4-1.ホームページの目的(ゴール)を明確にする
目的が曖昧なホームページでは具体的な施策が決められないため、集客効果を得られません。
また、ユーザー目線で見ても目的があやふやなホームページではどのように行動すればよいかわからないため、訪問してもすぐ離脱してしまうでしょう。
そのため、まずはホームページの目的をはっきりとさせることから始めましょう。
ホームページの目的としてよく挙げられる例は、以下の通りです。
- 商品・サービスの販売
- 問い合わせ・資料請求
- 企業・商品・サービスの認知度向上
- 店舗への来店促進
- 人材の獲得
- 企業・お店からのお知らせの発信
「そもそもなぜホームページを作ったのか」に立ち返れば、必然的にやるべきことが見えてくるでしょう。
4-2.ターゲット(ペルソナ)を明確にする
自社のホームページにどのような人を呼ぶのか決まっていないと、掲載すべき情報が定まりません。
掲載すべき情報が定まらないままなんとなくそれっぽいコンテンツを掲載しても、訪問したユーザーは満足せず、こちらの目的が達成される前に離脱してしまうでしょう。
そのため、ターゲット設定を明確に行う必要があります。
ここからは、ターゲット設定の方法を解説しますので、ぜひご覧ください。
4-2-1.自社の顧客を理解する
既に一定数の顧客がいるのであれば、まずは自社の顧客を理解するところから始めましょう。
商品を買ってくれているのには、何か理由があるはずです。
顧客層の調査や購買行動の分析など、自社で保有している顧客情報をもとにペルソナの属性を抽出します。
例えば、以下の通りです。
- 中心となる顧客層は?
- どのような購買経路をたどっているのか?
- 商品購入後、どのような形で使われているのか?
4-2-2.ペルソナの属性に当てはまる方にインタビューする
ここでは、抽出した情報をもとに、ペルソナの属性を細かく絞り込んでいきます。
年齢や性別、職業や地域、アンケート結果などを元に、ターゲットの属性を細かく絞り込みます。
例:40代既婚男性 フルタイム勤務 中間管理職 子どもなし
次に、絞り込んだ属性に当てはまる方に、顧客インタビューを行いましょう。
「ストレスに感じていること」「理想の姿」などの事実を聞くことで、ターゲットの深層心理を探ります。
4-2-3.設定項目を決めてターゲットを決定する
集まったインタビュー情報から、ターゲットを構成する要素を抽出します。
手順は以下の通りです。
- 抽出した要素をグルーピング
- グルーピングした要素をもとに、ターゲット像を作る
- できたターゲット像が現実と合っているか評価する
現実離れした人物をターゲット像にしてしまうと、どのような施策を行ってもユーザーに刺さりません。
ターゲット像ができたからと満足せず、最後に確認までしっかり行いましょう。
4-3.ゴールまでの導線をわかりやすくデザインする
ユーザーがホームページに訪問しても、ゴールへの導線ができていなければ来訪者数が増えるだけで売上につながりません。
これでは企業が作るホームページとしては意味がありません。
そのため、導線をしっかりデザインする必要があります。
ここでは、ゴールまでの導線をデザインするために大事なポイントを2点ご紹介します。
4-3-1.クリックしやすい場所にゴールとなるポイントを設置する
コンテンツのどの位置からゴールへ導くかが非常に重要になります。
具体的には、以下のいずれかにゴールとなるポイントを置くと有効とされています。
- ユーザーが最初にアクセスしたページ
- 商品説明ページの最後
- 口コミページの最後
- FAQページの最後
扱う商品によっても理想の導線は変わるため、自社にとって最適解は1つとは限りません。
PDCAを回しながら、ベストな設置場所を探りましょう。
4-3-2.見やすい・使いやすいデザインにする
見たい・欲しい情報がすぐに見つからないなど、わかりにくいホームページはユーザーに嫌われてしまいます。
資料請求をしたい、商品が欲しいと思ってホームページを訪れたにもかかわらずどこにあるかわからなければ、ユーザーはストレスを感じ、他社に流れてしまうでしょう。
反対に、見やすく、使いやすいホームページはユーザーから好まれます。
ホームページ内を回遊し、閲覧時間が長くなる傾向があるため、商品の購買につながる可能性も上がりますし、SEO的にも評価が高くなります。
そのため、デザインの見やすさ・使いやすさは非常に重要です。
4-4.複数の施策を連動させる
ホームページは、作っただけでは集客できません。
ホームページに集客するための、別の施策が必要です。
具体的なホームページへの集客施策の例は以下の通りです。
- SEO対策
- Web広告
- SNS
- チラシ
ただ、1つだけ施策を行えばよいというものではなく、効果的に集客を行うのであれば複数を連動させる必要があります。
そのため、最初はSEO対策と並行してWeb広告を出稿することで、短期的に成果を出しつつ、最終的にはWeb広告に頼らずSEOだけでコストを抑えて成果をあげることも可能です。
それぞれの特徴を把握したうえで複数の施策を連動させれば、効率良く成果をあげられるでしょう。
4-5.定期的に結果に対しての効果検証を行う
行った施策に対して、どのような結果が得られたかの効果検証を必ず行いましょう。
効果検証を行わなければ、どの施策が効果が高くてどの施策が効果が低いのかわからないためです。
アクセス解析を行うと、以下のような項目がチェックできます。
- ホームページを訪問してくれた人の属性
- ホームページの閲覧時間や閲覧ページ
- ホームページへの流入経路
これらを把握してPDCAを回すことで、より集客効果の高いホームページへと成長させられるでしょう。
5.SEO対策でホームページ集客を行うなら『記事作成代行Pro』
「SEO対策で中〜長期的に集客したいが、自社にノウハウがない……」
このようなお悩みをお持ちなら『記事作成代行Pro』にご相談ください。
記事作成代行Proは、SEO対策によるホームページ集客を得意としています。
記事作成代行Proでは、記事の作成に「心理学」を採用し、検索ユーザーの訪問意図を汲んだ記事作成を行っています。
これにより心に響く記事が書けるため、アクセス向上に貢献できます。
実際に、クライアント様のホームページへのアクセスが7倍、問い合わせ件数が6.6倍になったケースも。
SEO特化型では1文字7円~10円は当たり前ですが、記事作成代行Proなら3.5円~選んでいただけるプランをご提供しています。
SEO対策で効果的なホームページ集客を叶えるなら、ぜひ『記事作成代行Pro』にご相談ください。
6.まとめ
集客効果が高いホームページには、ターゲット設定が明確、見やすく・使いやすいデザインなどの共通する特徴があります。
自社のホームページを改善するなら、まずはこういった特徴を取り入れるところから始めてみましょう。
また、ホームページは作るだけでは集客できないため、流入経路を作るための別の施策が必要です。
集客施策には、SEO対策・Web広告などがあります。
それぞれコストや成果が出るまでの期間に違いがあるため、特徴を把握したうえで自社に合うものを選びましょう。
良質な記事コンテンツを作成し、ホームページ集客に貢献いたします。
お見積もり・ご相談は無料ですので、お気軽にお問い合わせください。
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