【ホームページから集客できない!】7つの原因と解決策を徹底解説
- 公開日:2023.11.08
- 更新日:2024.05.27
- ホームページ集客
上記のようにお悩みのご担当者さまもいらっしゃるのではないでしょうか。
実は、ホームページは開設して周知させただけでは、集客効果を発揮できません。
ホームページへ集めたいユーザー像や流入のプロセスを整理し、適切な施策に取り組むことが、コンバージョンにつながるのです。
この記事では、集客効果を得られない7つの原因と、集客力を上げる解決策、おすすめの施策について解説します。
自社ホームページの集客効果を改善し、より安定した収益を確保したいご担当者さまは、ぜひ最後までご覧ください。
- 【記事監修者】
株式会社BRIDGEA 代表 田端 健一 -
・通信業界の営業に10年携わり、多くの商品で営業成績日本一を獲得
・独立して「記事作成代行Pro」を運営
・「コンテンツマーケティング」や「コンテンツSEO」「記事作成代行」を行なっています。
・多くのお客様サイトを上位表示に成功。今ではリピート案件多数
目次
1. ホームページで集客できない7つの原因
ホームページは、開設しただけでは集客できません。
集客につながるホームページにするなら、豊富なコンテンツ(写真・記事・動画など)を掲載する必要があります。
また適宜内容を充実させたり、アップデートしたりして、コンテンツの拡充やメンテナンスもしなければなりません。
上記を踏まえたうえで、まずは、ホームページ集客において陥りがちな7つの原因について確認しておきましょう。
1-1.ペルソナやゴールを設定できていない
ホームページを作成したら、ペルソナとゴールを設定し、目的に応じた設計をする必要があります。
ペルソナとは、自社の主要な顧客像や、ホームページへアクセスしてくる具体的なユーザー像を指すことばです。
集客につながるホームページにする場合は「このユーザーがどのように情報を得、購入・利用に至るのか」のストーリーをイメージしておく必要があります。
「誰に向けて発信するのか」「なぜ情報を発信するのか」を明確にしておくことで、軸がぶれず、集客効果を発揮してくれるホームページになるでしょう。
そうはいっても、具体的なユーザー像とはどのようなものを指すのかと疑問にお思いの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
たとえば、食品のサブスクリプションを提供する企業で、顧客像として設定しているのが「30代女性」だけでは不十分です。
自社ホームページが解決するべきユーザーの悩みを明確にし、ホームページの方向性を決めるためにも、以下のような詳細まで設定しておく必要があります。
<食品のサブスクリプションサービスを提供する企業のペルソナ例>
- 30代女性
- 東京都在住
- 既婚で、小学校に通う娘がいる
- 共働き、事務職
- 年収350万円
- 家から駅までは徒歩15分かかる
- 交通手段は公共交通機関で、車は持っていない
上記のように設定しておくことで「帰宅後、食事を作るのがたいへん」「買い物に行くのがたいへん」「子どもの学費を貯めるため、支出は抑えたい」といったお悩みを想定できるようになります。
そこから「食材サブスクの契約」というゴールに向けて、どのような情報があればよいかを考慮し、ホームページを設計していきます。
具体的な悩みをもとにホームページを制作することで、ターゲットが「わかる!」「そうそう!」と共感できるサイトになり、集客効果が期待できるようになるでしょう。
1-2.ユーザーニーズを満たすコンテンツが不十分
ユーザーがホームページへアクセスするのは、主にふたつのケースに分けられます。
「社名も含めて検索して、ピンポイントで企業情報を探しているユーザー」と「何かしらの悩みがあり、それを解決したいと思って検索し、偶然たどり着いたユーザー」です。
前者はすでに自社のことを知っていて、サービスの利用や商品の購入を検討している人物(顕在顧客)が該当します。
後者は、自身の抱える悩みを、検索結果に表示されたページを参考にして解決したいと思っているユーザー(潜在顧客)です。
ホームページで集客する、つまり新規顧客(見込み顧客)を獲得するためには、後者の「悩みを解決したいと思っているユーザー」に向けてサイトを設計する必要があるのです。
そうすると当然、悩みを解消できるコンテンツを掲載することが必要になります。
コンテンツが不十分な場合、検索結果に表示されず、アクセスが獲得できない=集客できないという状態に陥ってしまうのです。
ホームページからの集客を成功させたい場合は、コンテンツを充実させ、ユーザーに「しっかりとノウハウがあって、信頼できる企業」「利用してみたい企業」と思ってもらう必要があります。
1-3.アクセス解析・効果検証(PDCA)ができていない
ホームページ経由の集客を増やそうとして、コンテンツを投下し、企業情報や実績を充実させたとします。
しかしそのまま放置していては、きちんとした集客効果は期待できません。
各種分析ツールを活用し、ホームページに訪れたユーザーについて「どのような行動をしたのか」「どれくらいの割合でコンバージョンに結びついたのか」といった情報をもとに、効果検証をする必要があります。
たとえば、アクセスは獲得できていても、滞在時間が短くすぐに離脱してしまっているとしましょう。
その場合は、そのコンテンツでは悩みが解消できないと判断されているため、内容を変更(リライト)する必要があります。
また資料請求ページはクリックされるものの実際の請求にはつながっていない場合、最後の一押しとなる文言が必要だったり、請求フォームの見直しが必要だったりする可能性があります。
分析ツールを活用してユーザーの行動をチェックし、随時ブラッシュアップしていくことが、集客を成功させる重要なポイントです。
1-4.内部・外部SEO対策を実施していない
ホームページにコンテンツを充実させようとしても、SEOを意識せず情報を公開するだけでは、集客効果を発揮しにくいといえます。
それというのも、悩みを抱いているユーザーが検索しても、検索結果に表示されにくいためです。
SEO(Search Engine Optimization)とは、検索エンジン最適化のことをいいます。
簡単にいうと、検索エンジン(Google・Yahoo! JAPANなど)で検索された際、自社ホームページが上位の目につきやすいところに表示されるようにする施策のことです。
検索結果で上位に表示されて多くのユーザーにアクセスしてもらうためには、良質なコンテンツと、適切なSEO施策を施すことが必要です。
実際に検索エンジンのトップシェアを誇るGoogleでは、検索結果に表示するシステムについて、以下のように言及しています。
Google の自動ランキング システムは、検索エンジンでのランキングを上げることではなく、ユーザーにメリットをもたらすことを主な目的として作成された、有用で信頼できる情報を検索結果の上位に掲載できるように設計されています。
引用:Google検索セントラル「有用で信頼性の高い、ユーザーを第一に考えたコンテンツの作成」
内部・外部からSEOを意識してホームページを運用していくことで、上位表示されやすく、高い集客効果を期待できるようになるでしょう。
1-5.ホームページが更新されていない
制作・開設後、放置されたホームページからは集客効果は見込めません。
たとえば、ユーザーがホームページの内容を見て前向きに検討しようとしたときに、ふと3年前で止まった更新履歴を見つけたらどのような印象を受けるでしょうか。
「この企業、まだきちんと経営しているのかな?」「本当にこの会社を利用して大丈夫かな?」といった不安を抱く可能性は高いといえます。
くわえて、メンテナンスされていないホームページは、SEOにおける評価も下がってしまいます。
競合他社が最新の情報を盛り込んだコンテンツを更新していくことで、相対的に、ユーザーへもたらせるメリットが少ないホームページになってしまうためです。
またホームページの内容が更新されていないということは、古い情報がそのままになっていることを意味します。
読者に誤解を与えたりトラブルになったりしないよう、ホームページの内容は常に最新の状態へ更新しておくことが大切です。
1-6.ホームページの機能性が悪い
集客できないホームページでは、機能性が悪いケースも見受けられます。
自社のこだわりをまとめた動画を掲載したり、デザインに凝ったりするあまり、ホームページの利便性が落ちてしまっていることも。
その結果としてホームページが重くなれば、表示されるまでに時間がかかり、途中で離脱されてしまいます。
あくまでもユーザーファーストを意識し、必要な情報を必要なときにすぐ見つけられるようにホームページの構造を整え、ゴールまでの導線 を意識した設計をすることが大切 です。
お問い合わせページや資料のダウンロードページへのリンクを適宜設置する、文章を読みやすい配色やフォントにする、表示速度をチェックするなど、コンバージョン獲得に向けて細かなチェックと配慮が必要になります。
1-7.競合他社のホームページ分析ができていない
現在では、さまざまな企業がホームページを作成し、集客しようと工夫を凝らしています。
集客を成功させるためには、競合他社に該当する企業サイトを分析し、自社を差別化する必要があります。
現在では検索してすぐに競合他社と比較できる環境になっているため、自社ならではのサービスや自社をこそ利用するメリットをアピールし、差別化していくことが重要です。
また掲載コンテンツに関しても、より良質なものを公開し上位に表示されることが、集客につながります。
競合他社のサイトを確認したうえで、そのコンテンツよりも上位に表示される記事を作成し、より多くのユーザーを自社へ誘導することが重要です。
2.ホームページへの集客力を上げる解決策を5つ紹介
企業ホームページで集客する場合は、内容(コンテンツ)の充実がもっとも重要なポイントとなります。
じっくりと時間をかけて、良質なコンテンツを制作・公開していく必要があり、長期的な取り組みが必要です。
とはいえ、経営状況を踏まえて、すぐに集客効果を得たいと考える場合もあるでしょう。
そうしたときには、広告出稿・プレスリリースの利用・アフィリエイトプログラムへの参加といった方法も検討できます。
ここでは、集客に効果的な解決策・コツを5つご紹介します。
2-1.【コンテンツSEO】記事数を増やしてサイト流入を増やす
ホームページで集客するなら、第一に、コンテンツSEOを意識しましょう。
コンテンツSEOは記事・画像・動画など各種コンテンツによるSEO手法のことで、なかでも、記事を用いる方法を指します。
検索エンジン・ユーザー双方に評価される、良質な記事を制作し公開することで、しっかりとした集客効果が期待できるでしょう。
またSEOを意識したコンテンツを多く投下することで、検索エンジンからのホームページの評価が上がり、より上位表示を獲得しやすくなるといったメリットも。
まずは1記事ずつ、コンテンツSEOを意識した記事を制作・公開しましょう。
2-2.【即効性抜群!】SNSを活用したサイト流入数UP
コンテンツSEOを意識してホームページを制作する場合、多くの時間と労力を費やす必要があります。
しかし、集客効果をできるだけ早く得たいとお悩みのご担当者さまも多いでしょう。
その場合は、SNSとのクロスマーケティングを試みるのもおすすめです。
コンテンツを公開した際にSNSでシェアすれば、SNSからホームページへの誘導が可能になります。
くわえて、ユーザーによる情報の拡散効果も期待できるでしょう。
多くのユーザーにとって「ためになった」「興味関心がある」と思われれば、爆発的な拡散(バズ)が起きる場合も。
ホームページそのものに十分なコンテンツ量がなくても、大きな集客効果を得られる可能性があります。
主要なSNSにはX(旧Twitter)・Instagram・TikTokなどがあります。
それぞれ利用者層が異なるため、自社のペルソナにあわせてSNSを選びましょう。
2-3.【短期集中におすすめ】広告を出稿する
広告を出稿すれば、多くのユーザーの目に留まる場所へサイトを掲載してもらえ、ホームページへアクセスを集めることができます。
たとえば、以下のような広告が利用できます。
<利用できる広告例>
- リスティング広告……検索結果の広告欄へ表示される広告
- 動画広告……YouTubeをはじめとした動画投稿サイトに対応する、ムービーによる広告
- SNS広告……X(旧Twitter)・Instagram・TikTokなどのSNSにプロモーションとして出稿する広告
- ディスプレイ広告……GoogleやYahoo! JAPANなどと提携するホームページに掲載する、画像・文字を組み合わせた広告
広告を出稿すれば、即時的な効果が見込めます。
しかしその一方で、「まとまった額のコストがかかる」「集客効果は出稿している間の一時的な期間に留まる」「ホームページが充実していなければクリックされても離脱されてしまう」といったデメリットは無視できません。
自社にとって、広告を出稿するメリットとデメリットどちらが大きいか、慎重に検討して利用しましょう。
2-4.【商品PRにおすすめ】プレスリリースを利用する
プレスリリースとは、メディア向けに発表されるコンテンツをいいます。
専用のサイトや紙面でコンテンツが公開されることで、高いPR効果が期待できるでしょう。
ただし、こちらも広告出稿と同様に、プレスリリースに掲載されてからの一時的な集客効果に留まります。
またホームページの内容が充実していない場合は、アクセスを獲得できてもすぐに離脱されてしまう可能性があることに変わりないことは、把握しておく必要があるでしょう。
2-5.【成果報酬型】アフィリエイトプログラムの活用
アフィリエイトプログラムとは、個人が運営しているホームページで自社のことを紹介してもらい、成約・購入といったコンバージョンが発生した際に報酬を支払うものをいいます。
自社ホームページに大量のコンテンツがまだなくても、さまざまなサイトで紹介されることで、アクセス増加・コンバージョン率の向上などの効果が期待できます。
複数のブログやホームページで紹介してもらうことで、自社サービスの露出も増え、認知度アップにも役立つでしょう。
ただし、こちらもある程度の予算が必要です。
3.「集客できないホームページ」からの脱却!コンテンツSEOがおすすめ
複数のアプローチ方法を活用してアクセスを増やしても、サービスを利用するか判断できる情報量がホームページになければ、コンバージョンにはつながりにくいもの。
そのため、どの集客方法を取るにしても、まずは良質なコンテンツを投下し、内容を充実させる必要があります。
ほとんどの企業さまでは、同様にリソースが不足し、十分な量のコンテンツを投下できないと悩んでしまうのではないでしょうか。
そうした場合は、Webコンテンツ制作に特化した企業と連携するのがおすすめです。
自社は通常業務に専念できるうえ、コンテンツSEOのノウハウを持った専門の業 者によって良質なコンテンツの投下ができ、効率的な集客が可能になります。
4.ホームページ集客UPの代行会社を選ぶポイント
<依頼する制作会社を選ぶポイント>
- コンテンツ制作における実績が豊富で、効果も出ているか
- 自社の業界における実績があるか
- コンテンツSEOに特化している会社か
コンテンツSEOは、専門的なノウハウが求められる分野です。
そのため、実績が豊富で、実際に集客効果が出ている業者を選ぶことが大切です。
また制作会社といっても、単なる記事制作を請け負う会社と、SEOにのっとった記事制作を請け負う会社があります。
単純に記事制作をするだけなら1円/文字程度で作成できますが、SEOにのっとったコンテンツ制作の場合は7~10円/文字程度が相場として必要です。
コストはかかりますが、高い集客効果を期待する場合は、SEOに特化した制作会社を選ぶのが効果的といえます。
5.ホームページ集客UPの実績豊富なおすすめ業者
ホームページ集客にお悩みの場合は、コンテンツSEOに特化した制作会社「記事作成代行Pro」へご相談ください。
「記事作成代行Pro」には、安心してお任せいただける4つの特徴があります。
<「記事作成代行Pro」の特徴>
- 制作実績が豊富で安心
- 最新SEO知識を共有したチームが担当するため効果がある
- 独自システム×心理学でユーザーへ的確アプローチ
- 4.5円~/文字のローコストでコンテンツ制作できるから高い費用対効果を狙える
お悩みの際は、ぜひ「お問い合わせ」からご相談ください。
6.まとめ
ホームページからの集客がうまくいかない原因は、主に7つあります。
コンテンツが不十分だったり機能性が悪かったり、陥りがちなポイントも多いため、ひととおりチェックしておくことが大切です。
ホームページ集客を成功させるアプローチ方法にはさまざまなものがありますが、まずはコンテンツを充実させることが重要です。
公開されているコンテンツが少ないまま施策に取り組んだとしても、アクセス後すぐに離脱されてしまう可能性があり、非常にもったいないといえます。
この記事でご紹介した内容を抑えて、ぜひホームページの集客力アップに役立ててください。
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