インデックスとは?SEO用語の解説と巡回を増やす手法

  • 公開日:2019.08.06
  • 更新日:2024.05.27
  • SEO対策の基礎
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インデックスとは、Googleボット(=Googleのクローラー)収集したWebサイトのデータを、Googleが処理しやすい形式でデータベース化することを指します。SEOにおけるGoogleのアルゴリズムを理解するためには必要不可欠な知識です。

今回の記事では、インデックスとはどのような物かSEOにどのようにかかわっているのかについて、具体的にかみ砕いて解説します。

SEO知識に自信のないWeb担当者の方も簡単にイメージしていただけるよう、インデックスだけでなくクローラー、アルゴリズムなどのSEO用語についても解説しています。

1.インデックスの概要とGoogleアルゴリズム

インデックスの概要とGoogleアルゴリズム

まずはインデックスとは何か?検索順位の決定に大きくかかわるアルゴリズムとは何か?といった用語について解説します。SEO対策の際には、必ずこれらの用語は頻繁に登場するので覚えておいて損しない用語です。

インデックスとは

SEOにおけるインデックスとは、WebサイトをGoogleのデータベースに格納してもらうことです。GoogleはGoogleボット(クローラー)という巡回ロボットを使って、定期的にあらゆるWebサイトの情報を収集しています。Googleにインデックスされることによって、Webサイトはユーザーが検索した際の検索画面にヒットするということです。

アルゴリズムとは

Googleは、独自開発した検索アルゴリズムに基づいて検索順位を決定しています。

アルゴリズムとは、GoogleがWebサイトを評価するためのルールや計算方法のことを指します。ユーザーが入力した検索ワードに対して、Googleはユーザーに最適であると判断したWebサイトから順に上位表示をするので、Googleのアルゴリズムにおいて高評価を得ることが上位表示につながるということです。

Googleアルゴリズムは以下の3つの処理を含んでいます。

  1. 検索キーワードの分析・・・ユーザーが入力したキーワードの分析
  2. 検索キーワードの称号・・・検索キーワードの意味・意図を理解し、インデックスされたデータベースの中からユーザーの要求を満たすWebページを抽出します
  3. ページのランキング・・・抽出したWebページをユーザーの有益度に応じてランキング付けします

SEOに強いWebサイトを構築するには、Googleの理念(ユーザーファースト)や仕組み(Googleボットが認識しやすいサイト設計)をすることが重要です。Googleの仕組みについての詳細は、「SEOの仕組みを図解!検索システム攻略で上位表示を目指そう」にて詳しく解説しています。

2.インデックスの仕組みについて

インデックスの仕組みについて

インデックスの仕組みを理解できれば、Googleの検索順位の仕組みについても理解しやすくなります。

インデックスの巡回頻度

インデックスの巡回頻度は不定期です。また、世界中にWebサイトは星の数ほどありますが、クローラーは全てのWebサイトを公平に巡回しているわけではありません。クローラーに頻繁に巡回してもらい、サイトを正しく認識してもらえれば、検索順位としても上がりやすくなります。

クローラーの巡回頻度を上げる具体的な方法は以下の通りです。

  • 良質なコンテンツの作成
  • サイトマップの作成
  • シンプルなサイト構造、浅いディレクトリ構造
  • Webサイトを定期的に更新する

過去のインデックス回数については、Googleサーチコンソールにて確認できます。日ごろ強く意識する必要はありませんが、SEOに強いWebサイトほどクローラーの巡回が多い傾向にあるので、一つの目安にはなるでしょう。

インデックス数とサイト評価・ペナルティー

Googleのインデックスはページ単位で行われます。

従って、一つのWebサイトに対して数十~数百インデックスされます。この時、インデックスの数が多ければ多いほどSEOに有利かといえば、必ずしもそうとはいえません。重要なポイントは、ユーザーファーストとGoogleに最適化されているか否か、というポイントだからです。

ただし、インデックス数が激減してしまった場合や実際のページ数よりも少ない場合には以下の問題が発生している可能性があります。

    • WebページがGoogleからペナルティーを受けている

ペナルティーの確認方法や対処方法については「SEOのペナルティーとは?概要・確認方法・対処法」にて詳しく解説しています。

SEOのペナルティーとは?概要・確認方法・対処法

    • サイトマップが正しく作成されていない

インデックスの削除対象にはなりませんが、Googleが正しくページを認識してくれない可能性があります。

    • no indexのタグが設置されている

no indexはGoogleにページをインデックスさせないタグです。設置されていると、インデックスされません。

せっかく良質なコンテンツを作成しても、インデックスされなければGoogleから評価されないので、上記のような異変を見つけたら早急に対応しましょう。

インデックス数をチェックする方法は以下の2つの方法があります。

  1. Googleサーチコンソールにて「インデックスステータス」を確認する
  2. Google検索窓に「site:ドメイン名」を入力し、検索する

3.まとめ~インデックスの知識がSEOの理解には不可欠

SEOとは、GoogleにWebサイトをインデックスしてもらい、高く評価してもらうための方法と言い換えることができます。インデックスされないことには、どんなに良質なコンテンツを作成しても検索結果として表示されません。SEO用語としては普段あまりなじみのない用語かもしれませんが、Googleの仕組みを理解するためには不可欠な知識です。

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