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SEOのペナルティーとは?概要・確認方法・対処法

SEOのペナルティーとは?概要・確認方法・対処法

突然、自社Webサイトの検索順位が大きく下がってしまった時には、もしかするとGoogleからのペナルティーが与えられている可能性があります。当然ですが、SEOで上位表示を目指す際には何としてもペナルティーを避けたいものです。そして、万が一ペナルティーを受けてしまった場合には、ペナルティーからの復旧が不可欠です。

今回の記事では、Googleにおけるペナルティーの概要、ペナルティーの確認方法、対処方法について解説しています。

基本的にはGoogleのガイドラインに沿ってユーザーファーストでWebサイト運営をしていれば問題ありませんが、それでも意図しないところでペナルティーを受けるケースもあるので、ぜひこの記事を参考にしていただけたら幸いです。

1.ペナルティーとは

ペナルティーとは

ペナルティーとは、SEOにおいてGoogleからWebサイトの内部やリンクによって問題があると判断されてしまうことにより、検索順位を大きく落としてしまうことです。Webサイトの検索順位が大きく下落してしまった場合、Googleからペナルティーを受けている可能性が考えられます。

まずは、ペナルティーとはどのようなものであるか概要について紹介します。

SEOにおけるペナルティーの概要

ペナルティーとは、Googleの指針に反するSEO対策を施すことにより、検索順位が下がってしまったり、インデックスが除外されてしまったりすることです。インデックスが削除されるということは、Googleで検索しても自社のWebサイトが表示されないということになります。

ペナルティーを受けた場合には、下落した検索順位の大きさに比例して自社Webページへのアクセスが減少してしまいます。自社サイト評価の価値の減少、そして売り上げの減少に直結してしまいます。

自動ペナルティーと主導ペナルティー

Googleがペナルティーを科す方法には、自動ペナルティーと主導ペナルティーの二種類があります。

◇自動ペナルティー
自動ペナルティーはGoogleのロボットがサイトの内部やリンクが不適切であると判断した場合に機械的に科されるペナルティーのことです。企業のWebサイトがペナルティーを受ける場合には、ほとんどがこちらの自動ペナルティーです。手動と比較するとペナルティーとしては軽めのケースが多いです。

◇手動ペナルティー
手動ペナルティーとは、Googleが検出できない不正なリンクなどに対してGoogleの「サーチクオリティーチーム」が人の手でペナルティーを与えることです。検索順位の大幅ダウンやインデックスの削除など重いペナルティーを科されることが多いです。手動ペナルティーを受ける具体的なケースは主に以下の3つのケースです。

  • Webサイトが他社や権利者の著作権を侵害しているケース
  • 有料リンク(=不自然なリンク)
  • 不正なリダイレクトや誘導ページ
  • 特定のWebサイトに誘導するように意図的に仕向けたWebサイトのこと

  • クローキング
  • ユーザーと検索エンジンにそれぞれ異なるWebサイトを表示させること

以上のように、Googleのロボットだけでは判断できない不正に対しては、検索ユーザーからの報告に基づいて専門チームが厳しく取り締まりをしています。

2.Googleのガイドラインと3つのペナルティー要因

Googleのガイドラインと3つのペナルティー要因

具体的に、Googleからペナルティーを科されるのはどのようなケースでしょうか?

Googleは、「品質に関するガイドライン」を公開しているので、ガイドラインを参照すればどのようなWebサイトがペナルティーを受けるのかがの大きな目安になります。

以下、ガイドラインの基本方針とペナルティーが科される主な具体例について解説します。

Googleのガイドライン

Googleのガイドラインの基本方針は以下の通りです。

  • 検索エンジンではなく、ユーザーの利便性を最優先に考慮してページを作成する(ユーザーファースト)
  • ユーザーをだますようなことをしない
  • 独自性、価値、魅力のあるサイト

最初の項目に関しては、厳密にいえばユーザーファーストであると同時にGoogleに認識してもらいやすいWebサイトを構築することも重要なポイントになりますが、このガイドラインに沿ったWebサイトを構築・運用していればペナルティーを受ける心配はありません。

ただし、運営側に悪意がないケースでも、意図に反してペナルティーを受けるケースがあります。具体的には以下のケースです。

ペナルティー要因①不正なリンクの設定

価値のあるWebサイトは、自然と外部からリンクが集まります。従って、Googleは外部からのリンクが張られているWebサイトを評価しますが、明らかにSEO対策目的の不自然なリンクに対してはペナルティーを科しています。

このペナルティーは、リンクを張ったサイト、張られたサイトの両方に科されます。

不正の意図がない場合でも、リンク先のサイトの品質が低かったり、不自然だったりする場合にはペナルティーの対象になってしまう点に注意が必要です。また、かつてのGoogleは外部リンクに対してペナルティーを科していなかったためSEO対策用のリンクが売られていたことがありました。この時期に購入したリンクは現在「不自然なリンク」とみなされる可能性があるため、特に要注意です。

反対に、自然かつ有益なリンクとしては以下のリンクが挙げられます。

  • オーソリティーのあるサイト
  • 特定の分野において多くのユーザーに支持されている団体、企業など。例えば、官公庁、自治体、大手企業、論文など。

  • 陽性リンク
  • 閲覧者からクリックされているリンク。

  • 自然なリンク
  • 自然なアンカーテキスト、IPアドレスが分散していること、トップページだけではなく下層ページにもリンクが張られていること、リンク元とリンク先とに自然な関連があること。

ペナルティー要因②質の低いコンテンツ

Googleのガイドラインにもある通り、以下のような品質が低いとみなされるコンテンツを含むWebサイトはペナルティーの対象となります。

  • 自動生成によって作られたコンテンツ
  • オリジナリティに乏しいコンテンツ
  • 他サイトを無断コピーしたコンテンツ
  • 文章量があまりにも乏しいコンテンツ
  • 付加価値のないアフィリエイトサイトやまとめサイト
  • ユーザーにメリットのないリンク集

質の低いコンテンツとみなされないために重要となるのが、コンテンツ制作の際の記事の書き方です。数年前までは、SEO対策を狙うキーワードをちりばめたブログ記事を執筆していれば、オリジナリティや記事の専門性に欠けるブログでも上位表示を狙うことができましたが、現在はペナルティー対象となるケースもあるのです。

逆にいえば、良質な記事を作成して公開すれば同業他社を大きくリードすることができます。SEO対策に効果的な記事の書き方については「【SEО対策】記事の書き方をプロが徹底解説します!」で解説しているので、ぜひ参照してください。

また、なかなか上位表示されないという方は一度「記事作成代行Pro」へご相談ください。

記事作成代行Proでは、現状調査から行うプランもご用意しております。上位表示されている記事はそのまま残し、ランキングが10位以下の記事はリライトで内容を修正し、全くランキングされていない関連ワードに関しては新規で作成させて頂いたりと行っております。

ぜひ一度、上位表示を真剣にお考えの方はお気軽にお問い合わせください。

ペナルティー要因③マルウェアに感染しているWebサイト

コンピューターウイルスなどのマルウェアに感染しているWebサイトは、検索ユーザーに対して感染経路となってしまうリスクもあることから、ペナルティーの対象となってしまいます。

マルウェアに感染しているケースでは、個人情報や顧客情報の流出を始めとしたさらに深刻な被害が生じてしまうケースも考えられるので、いずれにしても最優先で対策を行いましょう。注意しておきたいのは、それほど悪意のあるマルウェアではなくともペナルティー対象となってしまい、自社の利益を損ねてしまう可能性があるということです。

3.自社サイトがペナルティーを受けたことを確認する方法

自社サイトがペナルティーを受けたことを確認する方法

自社のWebサイトがペナルティーを受けたことを確認する方法について解説します。

手動ペナルティーの場合

手動ペナルティーの場合には、Googleサーチコンソールにメッセージが到着します。
あるいは、Googleサーチコンソール内の「主導による対策」から、現時点で手動ペナルティーを受けているか否かを確認することができます。

Googleサーチコンソールに手動ペナルティーの連絡があった場合、遅かれ早かれペナルティーが科されます。検索順位のダウンやインデックスの削除といったペナルティーが科されるまでにタイムラグが生じるケースがありますが、放置しておくと非常にリスクが大きいことを理解し、できる限り迅速な対応を心がけましょう。

自動ペナルティーの場合

自動ペナルティーの場合には、Googleサーチコンソールでのメッセージはありません。従って、検索順位の判断から推移するしかありません。

その際にポイントとなるのは、ペナルティーによって順位が落ちたのか、競合サイトがSEO対策を施したことに相対的に順位が下がってしまったのかのどちらかであるかの判断を正確に行うことです。また、主要なキーワードでの検索順位の推移を継続的に取得し、異変が生じた際にすぐに対応できるようにしておくことです。

全体的な傾向として1~5位程度の下落幅の場合は、ペナルティーではなく相対的な順位の変化やアルゴリズムの変化に伴う順位変動である可能性が高いでしょう。検索順位の推移については、Googleの仕組みについて学ぶことが大切です。Googleの仕組みの核ともいえるアルゴリズムについては、「 SEOの仕組みと知識~アルゴリズムを理解し継続的な上位表示を実現」で解説しています。

アルゴリズムとアップデート

Googleが検索順位を決定づける際の規則・根拠となっているのが、アルゴリズムです。
検索の精度を高めてユーザーの利便性を向上させるために、不定期にアルゴリズムはアップデートされます。アップデートのタイミングで、それまではペナルティー対象にならなかったサイトがペナルティーを受けたりするなど、大きく影響を受けてしまうケースがあります。

特に有名なアップデートを2つ紹介します。

◇パンダアップデート
パンダアップデートは、低品質のコンテンツ評価を厳しくするために2011年以降実施されています。パンダアップデートがされても順位を落とさないためには、コンテンツの独自性やコンテンツの人気度(滞在時間やクリック率など)、文字数、有益性などが重要です。

◇ペンギンアップデート
ペンギンアップデートは、Webサイトの過剰性的化に対してペナルティーを与えるアップデートで、2012年以降実施されています。

具体的には、不自然なリンク、コンテンツに対するキーワードの詰め込みがペンギンアップデートによるペナルティーを受けます。2016年以降は、自動的にクロールし、随時ペンギンアップデートが行われています。

4.ペナルティーを受けてしまった時の対処法

ペナルティーを受けてしまった時の対処法

もし、Googleからペナルティーを受けてしまった場合、どのように対処を行えばよいでしょうか?

重要なポイントは、どんなにGoogleに対して訴えても根本となる原因が解消されない限り、ペナルティーは解除されないということです。

それらを念頭において、手動ペナルティーと自動ペナルティーのそれぞれの対処方法を考えていきましょう。

手動ペナルティーの対処方法

手動によるペナルティーの場合には、Googleコンソールにメッセージが届きます。メッセージを確認したら、以下の手順で対策を行います(不正なリンクによる手動ペナルティーが科された際の手順について解説しています)。

  1. 自社サイトに向けられている外部リンクの調査・精査する
  2. Googleコンソールのメッセージ内に、不自然なリンクのurlの記載がありますが、全て網羅されているとは限らないので全ての外部リンクをチェックします。被リンクのチェックは、ツールを活用すれば効果的です。例えば、「Ahrefs」(有料)「Googleサーチコンソール」などのツールが利用できます。1件1件、漏れなくチェックして、不自然なリンク、自社に関連が低いリンクを洗い出しましょう。

  3. 不自然なリンクを削除するor否認する
  4. 不自然なリンクについては、リンク元の運営者に削除を依頼するか、Googleサーチコンソールを使って否認をするかのいずれかで対応します。削除の方が望ましいですが、運営者に連絡がつかないケースや対応に応じてくれないケースも珍しくありません。

    Googleサーチコンソールを使用して否認をする場合、サーチコンソール内の「リンクの否認」ページにアクセスし、あらかじめ作っておいた否認用のテキストファイルを選択しましょう。否認用のテキストファイルは、サーチコンソールからデータをダウンロードして作成することができます。

    この時、有用なリンクを間違って削除してしまわないように十分に注意しましょう。またリンクの否認が承認されるまでにはある程度時間がかかる点についても理解の上で対策を行いましょう。

  5. 改善の経緯をドキュメント化し、再審査を依頼する
  6. 改善手続きを行ったら、詳細を文書に記載してGoogleに再審査を依頼します。不自然なリンクが張られた経緯、リンクの削除のためにどのように対処したかについて詳しく記載しましょう。

再審査リクエストの結果が現れるまでには、数日から数週間かかることもあります。再審査の結果でも改善されていなかったケースでは、再びリンクの精査から行いましょう。

また、著作権の侵害などその他の理由によって手動ペナルティーが科されたケースでも、基本的な流れは同じです。根本の原因に対処をした後に、詳細をまとめ再審査を依頼するという流れでペナルティーの解消を図りましょう。

自動ペナルティーの対処方法

自動ペナルティーの場合には、Googleからの通知がないので検索順の推移からご自身で判断を行う必要があります。

検索順位の大きな下落があった時などに、Googleのガイドラインと照らし合わせながらペナルティーの要因が自社Webサイトに存在しないか否かをチェックしましょう。

特に、Googleによるアップデートが実施された際には要注意です。Googleがアップデートを実施する際、アップデートの基準については非公表のことが多いですが、市場では様々な予測がされます。Web制作会社やSEO業者など、信用できる業者に相談しながら、ペナルティーの要因を一つひとつ検討しましょう。

また、自動ペナルティーを受けて検索順位が下落してしまった場合、手動ペナルティーのように再審査の依頼を行うことはできません。次回にクローラーがインデックスする際に自動的に更新されるので、ペナルティー要因の対処をした後は数日から数週間、待機しましょう。

5.まとめ

ユーザーファーストで自社のWebサイトを運営していても、Googleからのペナルティーを受けてしまうことはあります。

ペナルティーを防ぐためには、Googleのガイドラインを理解して、質の低いコンテンツや不自然なリンクに注意する姿勢が重要です。そして、万が一ペナルティーを受けた場合には、根本となる原因を改善しない限りは絶対に復旧しないことを理解し、早急にリンクの削除や否認、コンテンツの改善などの対策を行うことが重要です。

ボリュームが少なかったり、品質が少なかったりするブログ記事に関してもペナルティーの対象になるので、コンテンツSEOに関する知識を深めることも重要なポイントになります。

ペナルティーを受けてしまった場合には、売り上げの減少にも直結するので、迅速かつ適切な対策が取れるように、日ごろからペナルティーに対する危機意識を持つ姿勢も怠らないようにしましょう。