SEO外部対策とは?5つのメリットと5つの対策ポイントを伝授
- 公開日:2021.11.12
- 更新日:2024.05.27
- 外部SEO対策
SEOにおける施策は内部対策と外部対策の2つに大別されます。
外部対策とは「ほかのサイトやSNSで評価されることを目指す施策」です。
具体的には被リンクやサイテーションの獲得がメインターゲットになります。
外部からのよい評価はSEOに効果的とされていますので真剣に取り組む価値があります。
- 外部対策のSEO上の5つのメリット
- SEO効果を期待できる3つの被リンク
- 外部対策を行うときの5つのポイント
SEOの重要な要素である外部対策に力を入れて検索上位を目指しましょう。
*本記事ではGoogleの圧倒的なシェアを考慮し「検索エンジン=Google」として話を進めます。
1.SEO外部対策とは
SEOは主に「内部対策」と「外部対策」に分けられます。
内部対策は、記事コンテンツやサイト構造の最適化などサイト内部の要素を対象にしたSEOです。
一方外部対策とは、「ほかのサイトやSNSなどでサイトが評価されることを目指す施策」です。
レストランに例えるなら、内部対策は料理の味や店内の雰囲気作りに力を入れること。
それに対し外部対策は、グルメサイトなどでよい口コミや評価の獲得に力を入れることに相当します。
味や店内の雰囲気は店主の努力しだいで質をあげられますが、グルメサイトでの評判は自分ではコントロールしきれません。
同じように内部対策はサイト運営者がある程度コントロールできる要素ですが、外部対策は第三者次第の部分が大きいです。
それでもできることが全くないわけではありません。
本記事では主に外部対策にフォーカスしてSEOを解説します。
内部対策について詳しくは以下の記事を参照してください。
関連記事:「SEO内部対策とは!?具体的なチェックポイント15を徹底解説」
1-1.2つの主要な外部評価
外部対策で獲得を目指すべき評価には主に以下の2つがあります。
- 被リンク
- サイテーション
これらの評価を多く獲得するならSEOが強化できます。
それぞれの外部評価の特徴を見てみましょう。
1-1-1.被リンク
外部対策で最重要なのは「被リンク」です。
「被リンク」は「ほかのサイトから自分のサイトへ向けて発せられたリンク」で、「バックリンク」や「外部リンク」と呼ばれることもあります。
Webページを見ていると、参考情報としてほかのサイトのページがリンク付きで紹介されていることがありますね。
この場合、リンク先に指定されたサイトが「被リンクを獲得した」ことになります。
例えばサイトAのページからサイトBのページに向けたリンクがあれば、そのリンクはBのサイトの被リンクです。
なお似た言葉に「内部リンク」がありますがこれは同一サイトの異なるページ間のリンクで、別のサイトが関係するのが「被リンク」です。
*内部リンクについては以下の記事を参照↓
関連記事:「内部リンクとは?SEOを意識した5つの最適化方法を解説!」
1-1-2.サイテーション
外部対策では、被リンクのほかに「サイテーション」も大切な要素です。
「サイテーション(引用・言及)」とは、「インターネット上で自分のサイトの名前や企業名・店舗名などに言及されること」です。
ほかのサイトであれSNS上であれ、何かしら自分のサイトを識別できる情報に触れられるとサイテーションになります。
Googleはサイテーションに関して直接的なコメントはしていません。
とはいえサイテーションが多いことはそれだけサイトないしはサイト内の情報に関心が寄せられていることのシグナルであり、検索ランキングを決める上で簡単に無視できない要素であることは明らかでしょう。
詳しくは後述しますがサイテーション獲得もSEO要素のひとつといえます。
1-2.外部対策はオワコンって本当?
被リンクに関して「昔は被リンクの数が大事だったけど今ではそれほど重要ではない」といわれることがあります。
これは事実無根です。
先述のように被リンクはSEO強化に重要な要素です。
被リンクに関してそのような話があるのは、恐らく過去に横行していた「ブラックハットSEO」が原因でしょう。
「ブラックハットSEO」とは、検索エンジンの「穴」を悪用してユーザーの利益そっちのけでランキング上位を目指す行為です。
ブラックハットSEOで代表的だったのが「低品質の被リンクを強引に獲得すること」でした。
被リンクをお金で買ったり自分で作ったほかの低品質サイトでリンクを貼ったりと、モラルなしの被リンク獲得が横行していました。
当時は今ほどGoogleの評価基準(アルゴリズム)が確立されておらず、そのようなブラックな手法でも検索上位を獲得できたのです。
サクラ(偽客)を雇って自分の店の評判をよく見せるレストランのように、多くのサイト運営者が姑息なことをしていました。
その後「ペンギンアップデート」などGoogleの評価基準の精錬により悪質なサイトは駆逐されましたが、その変遷の中で「現在は被リンクはページの評価要素にならない」とのイメージが広まったと思われます。
Googleの最新アルゴリズムやアルゴリズムの歴史・ブラックハットSEOについては、以下の記事も参照してください。
関連記事:「【2022年最新情報】SEOとアルゴリズムの詳細を徹底攻略!」
1-3.被リンクの確認方法
自分のサイトがどれくらいの被リンクを獲得しているか確認するには、「Google Search Console」を使うのがおすすめです。
手順は以下のとおりです。
- 左にあるメニューから「リンク」を選択する
- 「外部リンク」の項目から「詳細」をクリックする
- 被リンクを受けたページの一覧から、リンク元を確認したいページをクリックする
被リンクを確認するときは数だけでなく内容もチェックしましょう。
どのページから被リンクを受けたのかを知ると、「どのようなコンテンツを作ると被リンクを受けられるのか」を知るヒントになるかもしれません。
2.外部対策のSEO上の5つのメリット
先述のように被リンクやサイテーションなどの外部評価はSEOを強化する上で大切です。
良質な外部評価を集めると少なくとも以下のようなメリットがあります。
- クローラビリティがアップする
- ページの評価アップが期待できる
- サイト全体の評価を底上げできる
- 知名度と指名検索アップをねらえる
- ローカル検索に有利に働く
各メリットについて詳しく見てみましょう。
2-1.クローラビリティがアップする
1つ目のメリットは「クローラビリティの向上」です。
「クローラビリティ」とは、「Googleのクローラー(サイトを巡回して分析するソフトウェア)がサイトを検出したりサイトの内容を理解したりするのが容易かどうかを指す指標」です。
クローラビリティが高いとGoogleはよりスムーズかつ正確にサイトを評価できます。
上質な被リンクはクローラビリティを高める要素です。
クローラーはリンクをたどってさまざまなページを移動します。
そのため、被リンク(自分のサイトへの導線)があると自分のサイトへ頻繁に来てもらいやすいのです。
Googleは以下のようにコメントしています。
“インターネット上で人気の高いURLほど、Googleのインデックスで情報の新しさが保たれるよう頻繁にクロールされる傾向があります。”
被リンクが多いと「人気のWebページ」として認識されやすく、結果としてクローラーが頻繁に来てくれる可能性が高くなります。
2-2.ページの評価アップが期待できる
2つ目のメリットは「ページの評価がアップすること」です。
被リンクの重要性についてGoogleは以下のようにコメントしています。
“4. ウェブ上の民主主義は機能する。
Google検索が機能するのは、どのサイトのコンテンツが重要かを判断するうえで、膨大なユーザーがウェブサイトに張ったリンクを基準としているからです。Googleでは、200以上の要素と、PageRank™アルゴリズムをはじめとするさまざまな技術を使用して、各ウェブページの重要性を評価しています。PageRankのアルゴリズムでは、ページ間のリンクを「投票」と解釈し、どのサイトが他のページから最高の情報源として投票されているかを分析します。”
このコメントから読み取れるように、Googleは被リンクとWebページの評価を結びつけています。
良質な被リンクを多く受けたサイトは、いわば選挙の得票数が多い候補者のように「人気が高い」「実力がある」とみなされるからです。
2-3.サイト全体の評価を底上げできる
3つ目のメリットは「サイト全体の評価の底上げ」です。
被リンクを受けるのはそれぞれのWebページですが、サイト全体にも良い影響が期待できます。
多くの被リンクを受けたWebページはもちろん、そのページと内部リンクでつながるTOPページやカテゴリーTOPページなども評価が上がりやすいです。
いわば被リンクの「おすそ分け」のような現象が起きやすくなります。
2-4.知名度と指名検索アップをねらえる
4つ目のメリットは「知名度と指名検索のアップ」です。
被リンクやサイテーションによりインターネット上で自分のサイトへの言及があると、当然知名度がアップします。
サイトの存在やよい評判について見たユーザーは、興味を持ってリンクからサイトにアクセスしてくれるかもしれません。
アクセスしたWebページの質がよければ、コンバージョン率やサイト回遊率・滞在時間のアップも期待できます。
滞在時間や回遊率が検索順位にどこまで関係するかは定かではありませんが、これらの指標を機にサイト評価が多少なりとも高まる可能性は否定できません。
また被リンクではなくサイテーションに留まるとしても、「指名検索」をかけてくれる可能性は高まります。
「指名検索」とは、「特定の会社名や店名などを検索クエリ(ユーザーが検索窓に入力する語句)に入れて検索すること」です。
ほかのサイトやSNSであなたのサイト名や会社名を見たユーザーは、「もっと情報を集めよう」とそれら言及された語句を検索にかけるかもしれません。
そうすればあなたのサイトが検索結果に表示されやすくなりアクセス数増加につながるでしょう。
また関心が高い状態で検索されるためコンバージョン率も自然と高くなるはずです。
もしサイテーションがなければほかの検索クエリを入力されサイトの存在も知られないままになるかもしれません。
2-5.ローカル検索に有利に働く
5つ目のメリットは「ローカル検索への好影響」です。
「ローカル検索」とは、「ユーザーが検索をかけた場所により検索結果が最適化される仕組み」です。
店舗や場所に関する検索クエリが検索にかけられると、検索エンジンはGoogleマップやGoogle検索などを横断してローカル情報を結果に表示します。
例えば北海道にいるユーザーが「そば屋」と検索すると、検索場所に近いそば屋の情報が表示されます。
このケースで沖縄や大阪のそば屋の情報を出してもユーザーには有益な情報ではないため、結果には現れません。
ではローカル検索の検索結果で露出を高めるにはどうすればよいかというと知名度の向上がひとつのカギになります。
Googleはローカル検索について以下のようにコメントしています。
“ローカル検索結果のランキングが決定される仕組み
ローカル検索結果では、主に関連性、距離、知名度などの要素を組み合わせて最適な検索結果が表示されます。たとえば、遠い場所にあるビジネスでも、Googleのアルゴリズムに基づいて、近くのビジネスより検索内容に合致していると判断された場合は、上位に表示される場合があります。”
このコメントによると、ローカル検索では知名度が評価要素のひとつとしてカウントされています。
つまりサイテーションや被リンクなど人気を示す指標があるサイトは、ローカル検索で有利になります。
知名度だけがローカル検索の要素ではありませんが、知名度が上がるに越したことはありません。
3.SEO効果を期待できる3つの被リンク
被リンクはSEOを強化する大事な要素ですが、すべての被リンクがGoogleからプラスに評価されるわけではありません。
被リンクしだいではマイナス評価を受ける恐れもあります。
そこでSEO効果を期待できる以下の3つの被リンクタイプをご紹介します。
- ナチュラルな被リンク
- 権威があるサイトからの被リンク
- ページ間の関連度が高い被リンク
3-1.ナチュラルな被リンク
「ナチュラルな被リンク」とは自然に貼られたリンクで、「自然リンク」や「オーガニックリンク」と呼ばれることもあります。
特徴はネットユーザーの誰かが自発的に設置したことです。
作為的に貼られたのではなく「このWebページは有用だ」と感じた第三者が自分のサイトへ向けて貼ってくれるリンク」といえるでしょう。
レストランに例えれば、サクラではなく自発的に店に来てくれたお客さんのようなものです。
このようなナチュラルリンクはスパム(上位表示を目指すためだけに行われる姑息な行為)の可能性が低いため、Googleに評価してもらいやすいでしょう。
3-2.権威があるサイトからの被リンク
「権威があるサイトからの被リンク」も良質なリンクです。
すでに信頼性が高いサイトからリンクをもらえれば、クオリティーの高いサイトとみなされやすくなります。
Googleはリンク元について以下のコメントをしています。
“コンテンツの品質
(中略)内容の信頼性や権威があるかどうかを評価するために、同様のクエリについて多数のユーザーに評価されているサイトを見つけます。検索内容に関連する他の著名なウェブサイトがそのページにリンクしている場合は、情報の質が高いことの確かな証拠となります。”
「著名なウェブサイト」に言及されているように、権威があり有名なサイトからの被リンクは価値があります。
3-3.ページ間の関連度が高い被リンク
「ページ間の関連度が高い被リンク」にもSEO効果を期待できます。
リンクを貼るのは通常、リンク先のページがリンク元のページの内容を補足になったり記載事項の引用・参照元となっていたりするためです。
その点を踏まえるとリンク元とリンク先のページには関連性がなければなりません。
まったくテーマの異なるページからリンクを貼られてもさほど効果は期待できないでしょう。
例えば自分のサイトが「南アジアの観光情報」について扱っているとします。
ほかの旅行関連サイトからの被リンクであれば関連性が高いですが、筋トレについて扱うサイトからの被リンクであれば明らかに関連性が低いです。
ページ間の関連度が低ければSEO効果は期待できません。
4.外部対策を行うときの5つのポイント
先述のとおり外部対策は第三者のアクションが関係するため、サイト運営者がコントロールできない部分が多いです。
しかし外部評価を獲得しやすくするために意識したい点がいくつかあります。
以下の代表的な5つのポイントをご紹介します。
- コンテンツを充実させる
- SNSを積極的に活用する
- SEOでは絶対NG!「リンクプログラム」は避けよう
- スパムリンクを否認する
- 【番外編】新しいサイトにはサイトマップが役に立つ
4-1.コンテンツを充実させる
「コンテンツを充実させること」は外部評価を獲得する大きなポイントです。
自分のサイトにナチュラルな被リンクを獲得したければ当然ユーザーを満足させる情報が提供されているべきです。
「役に立つ」とユーザーが感じるとリンクを貼る気になります。
Googleもコンテンツの質とリンクの関係について以下の見解を出しています。
“自分のサイトに他のサイトから高品質で関連性の高いリンクを作ってもらうには、インターネットコミュニティで自然に人気を得られるような、関連性の高い独自のコンテンツを作成するのが最も効果的な方法です。良質なコンテンツを作成すると、それが利益につながります。リンクは編集者による人気投票のようなもので、役に立つコンテンツを多く提供するほど、そうしたコンテンツが自サイトのユーザーにとって有益だと気付く人が増え、そのサイトコンテンツへのリンクを設定してもらえる可能性が高くなります。”
良質なコンテンツなしにまともなナチュラルリンクが発生することはありません。
美味しくない料理を出すレストランに、サクラ以外からよい口コミが発生することがないのと同じです。
Webページのコンテンツには特定のキーワードが設定されているはずです。
そのキーワードを検索クエリに含めるユーザーがどのような情報を欲しているかをよく考え、それにマッチする豊富で読みやすい情報を提供するならコンテンツの質は高まるでしょう。
関連記事:「コンテンツSEOとは?『SEO=コンテンツ』の時代突入!」
4-2.SNSを積極的に活用する
「SNSを積極的に活用すること」も被リンクやサイテーションを獲得するのに有用です。
SNSは今や「拡散」の代名詞的存在です。
SNS上でコンテンツが不特定多数のユーザーに広まれば、自然とサイテーションや被リンク増加を期待できます。
そのようにして自分のサイトの知名度が高まるとアクセス数アップも実現できるでしょう。
SNSでコンテンツを広める方法のひとつは「Webページ内にSNSボタンを設置すること」です。
SNSへの導線があればより効率的にSNSでのシェアの可能性が開けます。
なお先述のようにSNSで自分のサイトに対して貼られるリンクは被リンクとはみなされず、ここに直接SEOの効果は期待できません。
膨大な数の利用者がいるSNSで貼られたリンクが評価された場合不正が横行する恐れがあるため、「nofollowタグ」により被リンク効果が無効にされているからです。
とはいえ間接的な効果はあります。
SNSで貼られたリンクを見たユーザーが自分のサイトにやってきてWebページへのリンクをほかのサイトに貼ってくれれば、それは評価の対象になります。
4-3.SEOでは絶対NG!「リンクプログラム」は避けよう
被リンク獲得を目指す上で絶対行うべきでないのは、「リンクプログラムの利用」です。
「リンクプログラム」とは、「ランキング上位を目指すことだけを考え、低品質のリンク(被リンクも含む)を扱う行為」です。
Googleはリンクプログラムについてこう言明しています。
“最後に、リンクプログラム(ランクを上げるために他のサイトからリンクを購入するなど)には関わらないでください。これは、Googleの品質に関するガイドラインに違反する行為であり、サイトの一部または全体に対して手動による対策が実施される可能性があります。その場合、サイトのランキングに悪影響が生じます。”
Googleは明らかにリンクプログラムに代表される低品質のリンクを嫌っています。
そのようなリンクは検索システムの質を落とし、ユーザーファーストに真っ向から反対するものです。
Googleはリンクプログラムにあたるものとして、以下のような行為に言及しています。
”
・金銭や物品やサービスをやり取りしてリンクを売買すること
・過剰なリンク交換
・アンカーテキストリンクにキーワードを豊富に使用した大規模なアーティクルマーケティングキャンペーン(記事の紹介を促進するキャンペーン)
・自動化されたプログラムやサービスを使用して自分のサイトへのリンクを貼ること”
いずれもナチュラルなリンクではなく恣意的なリンクです。
自分のサイトを上位表示したいがゆえになりふり構わず被リンクを集める行為であるため、絶対に避けましょう。
4-4.スパムリンクを否認する
「スパムリンクを否認すること」もSEOを強化する方法です。
少し意外に聞こえるかもしれませんが、「特定の被リンクの受取を拒否することはよい外部対策」です。
すでに説明したとおり被リンクすべてが良質なわけではありません。
自分で用意した不正な被リンクは良質でないリンクの例ですが、「悪意をもった第三者によるスパムリンク」も同様です。
これは「ほかのサイトの評価を落とそうとして第三者が貼るリンク」を意味します。
良質なページからの被リンク獲得はSEOにプラスですが、低品質なページからの被リンクはマイナスです。
悪意のある第三者はそれを利用して、粗悪なリンクを大量に貼ろうとします。
あるいは評価を落とそうとしてではなく、自分のサイトへ貼った自作自演の低品質なリンクがばれないように上位サイトにもスパムリンクを送りつけ結果として上位サイトが被害に遭う恐れもあります。
このような事態を防ぐためにスパムリンクの否認を行いましょう。
Googleは以下のように説明しています。
“自分のサイトへの不自然なリンクに対して手動で対策を行っている場合や、品質に関するガイドラインに違反する有料リンクなどのリンクプログラムに対処するために、手動で対策を行おうとしている場合は、他サイトからの自分のサイトへのそのようなリンクを削除してください。自分ではリンクを削除できず、削除してもらうこともできない場合は、リンク元の疑わしいページやドメインのURL「否認」します。”
低品質なページからのリンクを拒絶すればマイナス要素を取り除けます。
否認方法は以下のとおりです。
- Google Search Consoleにログインする
- 左にある「リンク」メニューをクリックする
- 右上の「外部リンクをエクスポート」にある「その他のサンプルリンク」をクリックする
- あやしいリンク元のページを確認してから、テキストファイルに記述する(URLごとに1行で記述)
- Search Consoleの「リンクの否認ページ」にアクセスする
- プロパティの一覧からプロパティを選択する
- 作成したファイルをアップロードする
否認は慎重に行いましょう。
スパムリンクではない良質なリンクまで決して削除しないよう注意してください。
4-5.【番外編】新しいサイトにはサイトマップが役に立つ
新しいサイトの場合、当然被リンクは少ないかまったくないでしょう。
その場合に役立つSEO外部対策の施策のひとつが「サイトマップ」です。
「サイトマップ」とは「サイト内のWebページやファイルに関する情報を伝えるファイル」で、クローラーがサイトを巡回するのをサポートします。
レストランの例えでいえば、店を取材にきたグルメサイトのスタッフにメニュー表を渡して店のことを知ってもらうことに似ているでしょう。
Googleはサイトマップのメリットについてこう述べています。
“サイトが新しく、外部からのリンクが少ない。Googlebotなどのウェブクローラは、ページからページヘリンクをたどることによってウェブをクロールします。そのため、他のサイトからのリンクがないページはGoogleのクローラーに検出されないことがあります。”
5.SEOで一番重要なのはコンテンツSEO
ここまでSEOを強化する外部対策について解説しました。
被リンクやサイテーションはサイトの評価を向上させるのに意識すべき要素ですが、サイト運営で最も重要といえるのはやはり「コンテンツの質」です。
先述のとおり良質なコンテンツなしにまともなナチュラルリンクが発生することはありません。
また有用でユーザーファーストのコンテンツでなければ、Googleから「ユーザーに対して上位表示すべきサイト」とはみなされません。
クオリティーの高いコンテンツがあって初めてサイトは成り立つため、まずはこの点に注力すべきです。
5-1.信頼できるコンテンツ制作なら「記事作成代行Pro」まで
コンテンツの質を確保するためには、ユーザーに喜ばれるコンテンツの特徴をとらえる必要があります。
それには以下のような点が含まれるでしょう。
- ユーザーの検索意図を見極めた構成案
- クリックしたくなるタイトルやディスクリプション設定
- 読みやすい文章や適切な文字装飾
- 信頼性のあるデータや資料
- キャッチーな画像
これらはユーザー満足度の高いコンテンツの特徴の一部です。
特徴を押さえて記事を執筆すると、被リンクやサイテーションを受けやすいのはもちろんSEO全体の基盤となります。
しかし良質なコンテンツを作るのは決して簡単ではありません。
SEOやアフィリエイトの初心者などコンテンツ作成に苦労している方は少なくないでしょう。
あるいは人材の問題でコンテンツ作りになかなか手が回らないケースも考えられます。
記事作成代行Proにはほかにも以下のような特長があります。
- 検索順位1位を獲得した実績が豊富
- 4.5~9.5円のリーズナブルな料金(相場は7~10円)
- 各種割引でお得に依頼可能
- 3名のプロ(ライター・校閲者・ディレクター)によるチーム作業
- SEOコンサルティングにも対応
- ライターの専任が可能
6.まとめ
外部対策とは、被リンク(外部リンク)やサイテーションの獲得を目的としたSEO施策です。
内部対策と同じく重要な施策であり、SEO強化のために意識したい点です。
外部対策をサポートするSEOに特化したコンテンツを作成いたします。
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