コンテンツマーケティングとは?4つの成功事例・集客UPへの6ステップ戦略も解説!
- 公開日:2024.07.18
- 更新日:2024.07.29
- コンテンツマーケティング
「コンテンツマーケティングとはなに?」
「戦略立案の方法が知りたい」
コンテンツマーケティングを検討する上で、上記のようなお悩みはないでしょうか?
結論、コンテンツマーケティングは、多くの顧客を獲得できる手法ですが、長期的な計画が必要です。
そこで本記事では「コンテンツマーケティングとはなにか」を深掘りするとともに、以下のテーマにも焦点を当てて解説していきます。
- コンテンツマーケティングの種類
- コンテンツマーケティングの成功事例
- コンテンツマーケティング戦略の成功への6ステップ
- コンテンツマーケティングに強みを持つ企業
また、弊社「記事作成代行Pro」では、記事制作本数は約3万本、385サイトのコンテンツマーケティングの実績があります。
集客に課題のある方は、ぜひ弊社までご連絡ください。
目次
1.コンテンツマーケティングとは?わかりやすく解説
コンテンツマーケティングっていったい何ですか?
スタッフ
コンテンツマーケティングは、有益なコンテンツをユーザーへ提供することで最終的な顧客獲得を目指す方法です。
コンテンツマーケティングはWebマーケティングのひとつです。
Webマーケティングにはオンライン上の広告なども含まれますが、コンテンツマーケティングはあくまでコンテンツの提供による顧客獲得を目指します。
例えば、化粧品を販売する会社が「冬の乾燥トラブルと対策方法」をテーマにしたコンテンツを作成したとしましょう。
作成したコンテンツがユーザーにとって有益な内容であれば「冬 乾燥肌」などのキーワードの検索結果で上位表示されます。
すると、冬の乾燥肌に悩むユーザーがコンテンツに訪れ、コンテンツを読み進めると同社の「乾燥肌向けおすすめ化粧品」を紹介する特集を発見。
「自分に合う化粧品が見つかるかもしれない」とユーザーが特集を読み、気になる商品を購入します。
結果、最初のコンテンツをきっかけにしてユーザーが自社ブランドの顧客になると、コンテンツマーケティングとしては成功といえるでしょう。
ただ「自社ブランドのこの商品がおすすめです!」と伝えるよりも、先にコンテンツで信頼を獲得できれば自社商品自体への信頼も得やすくなります。
つまり、有益なコンテンツを多く提供できれば自社ブランドへの信頼度も増し、さらなる顧客の獲得が可能です。
Webマーケティングについてさらに詳しく知りたい方は下記も参考にしてみてください。
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1-1.コンテンツマーケティングが注目される背景
コンテンツマーケティングが注目されるようになった要因としては、インターネットやSNSの発展が挙げられます。
総務省の「令和4年 情報通信に関する現状報告の概要」によると、2008年のiPhone発売からスマートフォンが急速に普及しました。
実際、2010年には9.7%だったスマートフォンの世帯保有率が11年後の2021年には88.6%にまで上昇しました。
SNSをはじめとするアプリケーションの使用率も拡大し、インターネットは情報を得るツールとして多くの方が活用しています。
情報収集が手軽にできるようになり、ユーザーも商品を購入する前に自分で商品や気になるキーワードについて検索。
検索した結果自分にとって必要な商品であれば購入するといったプロセスが生まれるため、検索からユーザーが訪れるコンテンツマーケティングの重要度も高まりました。
1-2.コンテンツSEOはコンテンツマーケティングのひとつ
コンテンツマーケティングと間違えやすい単語が「コンテンツSEO」です。
コンテンツSEOはあくまでコンテンツマーケティングに必要な要素のひとつであって、コンテンツマーケティングそのものではありません。
コンテンツマーケティングという大きな枠組みの中にコンテンツSEOやSNS、動画、マーケティングなどがあるイメージです。
ただし、コンテンツマーケティングをするうえで、コンテンツSEOは重要な位置にあります。
例えば、自社商品がどれだけ優れていても、コンテンツの内容が悪いと検索結果の上位には表示されず、ユーザーもサイトへ訪れにくいでしょう。
一方、SEOを意識したコンテンツは上位表示されやすいためユーザーもサイトを訪れやすく、コンテンツマーケティングに役立ちます。
注意したいところは、ただSEOを意識しただけのコンテンツ作成は自社サイトへの流入数が増えるばかりで顧客獲得にはつながらないケースもある点です。
SEOのみを意識したコンテンツ作成のメインターゲットは「そのコンテンツに関するキーワードで検索をした人」になります。
しかし、コンテンツマーケティングのターゲットは「自社商品やサービスを欲していると思われる潜在顧客」。
ユーザーにとって有益なコンテンツを提供しながらも、最終的な目標としての顧客獲得も考えたコンテンツ作成が大切です。
コンテンツマーケティングとコンテンツSEOの違いについてさらに詳しく知りたい方は下記も参考にしてみてください。
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2.コンテンツマーケティングの種類
コンテンツマーケティングを実践する方法はさまざまです。
コンテンツマーケティングの代表的な例としては、以下の方法があります。
- 記事コンテンツ
- SNS
- 配信コンテンツ
- ホワイトペーパー
それぞれの方法を見ていきましょう。
2-1. 記事コンテンツ
記事コンテンツとは、ユーザーにとって有益な記事をサイトに掲載し上位表示を狙ってユーザーおよび顧客の獲得を目指す方法です。
数多くの企業が自社運営のオウンドメディアなどを通じて記事コンテンツを発信しています。
記事コンテンツでは、その記事にまつわるキーワードを検索したユーザーのニーズに内容が沿っているかが大切です。
記事の内容は多種多様で、悩みに対して解決策を提示する記事や自社商品を導入した実績をまとめた記事、インタビュー記事などもあります。
記事コンテンツは1記事を掲載すればすぐに効果が出る訳ではなく、中長期的な視点が必要です。
また、良質な記事なら一度掲載すると長期間にわたって検索による流入が見込めるため、自社サイトにおける資産性にも優れています。
記事コンテンツの書き方について詳しく知りたい方は下記も参考にしてみてください。
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2-2. SNS
X(旧Twitter)やInstagramなどのSNSから情報を発信する方法です。
SNSは拡散能力に優れており、SNSを有効活用できれば認知度を幅広い世代にまで広げられます。
SNSの活用方法としては、企業の公式アカウントで投稿をしたりSNSの広告を利用したりする方法があります。
記事コンテンツなどほかのコンテンツにSNSでシェアできるボタンを設置する方法も有効です。
SNSでいわゆる「バズる」状態になれば、コンテンツが1万人以上の目に触れる可能性もあり得ます。
SNSでマーケティングをするにあたって注意したい点は「炎上」です。
ポジティブな広がり方をするバズるとは異なり、炎上はマイナスイメージを与えるネガティブな広がりを表します。
炎上をすると自社のイメージダウンにもつながるため、SNSの扱いには注意が必要です。
SNSでのマーケティングについて詳しく知りたい方は下記も参考にしてみてください。
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2-3. 配信コンテンツ
配信コンテンツとは、動画やメールマガジンなど、企業側から顧客側へアクションを起こす方法です。
YouTubeで商品の説明動画を配信したり、新商品の情報を既存顧客へ配信したりします。
動画の場合は、短く簡潔にまとめられているほうが最後まで見られやすいとされています。
また、その時々の流行を意識した動画作成も大切です。
メールマガジンは定期的に自社と顧客のつながりを作れます。
必要に応じて資料請求をした方には自社紹介、自社の商品を継続して利用している方には新商品の案内といったように、送信する内容を人ごとに変えられる点もメリットです。
新規の記事コンテンツや動画をメールマガジンで送付するといったほかのコンテンツとの併用もできます。
2-4. ホワイトペーパー
ホワイトペーパーとは、自社の資料をユーザーに直接ダウンロードしてもらう方法です。
自社ブランドや商品に関する詳しい内容を提供するため、自社に対するより深い理解や信頼へとつながりやすい点がメリット。
また、ダウンロード時にメールアドレスを入力してもらえば、メールマガジンにもつなげられます。
ホワイトペーパーはユーザー側からのアクションが必要なため、SNSや記事コンテンツといったほかのコンテンツからダウンロードしたくなるような内容が重要です。
3.コンテンツマーケティングの成功事例を種類別に解説
実際にコンテンツマーケティングを行い成功した事例を種類ごとにご紹介します。
どのコンテンツマーケティングを実践するか、自社に合うスタイルを見つけてみましょう。
また、事例からコンテンツマーケティングをより知りたい方は下記も参考にしてみてください。
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3-1.【記事コンテンツ】ワタシプラス
スキンケア・メイク用品を販売する株式会社資生堂の提供するオウンドメディア「ワタシプラス」では、スキンケアや化粧品に関する記事コンテンツで上位表示を獲得しています。
例えば、「乾燥肌 スキンケア」と検索すると、ワタシプラスのコンテンツが検索1位表示です(2024年6月17日時点)。
表示されているコンテンツでは、乾燥肌の原因や対策方法、スキンケアを行ううえでのNG行動などが分かりやすく解説されています。
解説とともに乾燥肌向けの自社商品も内容に合わせてさりげなく紹介されており、コンテンツを読んだユーザーが商品にも興味を持ちやすい配置です。
3-2.【SNS】ドミノ・ピザ
「ドミノ・ピザ」では、X(旧Twitter)、Instagram、Facebook、TikTokでそれぞれ公式アカウントを有しています。
各SNSの特徴を活かした展開をしており、Xではリポストキャンペーン、Instagramでは新商品やキャンペーンのインパクトある画像などSNSならではのキャンペーン展開が特徴。
さらに、TicTokではXで公式アカウントがいじられている様子をショート動画にして面白おかしくまとめているなど、SNSをまたいだ活用もしています。
3-3.【配信コンテンツ】GoPro
アクションカメラで知られる「GoPro」は、YouTubeチャンネルでもGoProを使用した映像が公開されています。
見ているだけでも楽しい映像は、ターゲットである映像配信者や動画編集者に「自分もこのような動画を撮りたい」と感じさせられるでしょう。
映像内にGoProの文字が大々的に出ずとも、映像のクオリティそのもので商品のアピールになる配信コンテンツのよい例だといえます。
配信コンテンツと相性のよいGoProならではの戦略です。
3-4.【ホワイトペーパー】株式会社キーエンス
「株式会社キーエンス」はセンサや安全機器などものづくり関連の商品を提供している会社で、特筆すべきはダウンロードできる資料の多さ。
ダウンロードできる資料は6ジャンルに分けられており、2024年6月17日時点での各ジャンルの数は以下の通りです。
- カタログ:358件
- 技術資料:1,666件
- データシート:5,470件
- CAD:4万327件
- マニュアル:1,642件
- ソフトウェア:1,099件(一部商品のシリアルナンバー必須)
資料の豊富さは「株式会社キーエンス」が販売している商品の豊富さを表しているといえるでしょう。
ダウンロードサイトもシンプルで分かりやすく、ターゲットが欲しい資料をすぐに探しやすい点も魅力です。
ユーザー側からアクションしやすいため、自社商品について深く理解してもらうというホワイトペーパーの強みを発揮しやすい構造になっています。
4.コンテンツマーケティングによる3つのメリット
コンテンツマーケティングについては分かりましたが、認知度や信頼が高まる以外のメリットはあるのでしょうか?
スタッフ
コンテンツマーケティングは広告費の削減や顧客の定着にもつながります。
コンテンツマーケティングによるメリットとしては以下が挙げられます。
- 広告費を削減できる
- 顧客が定着しやすい
- ターゲットを広げられる
コンテンツマーケティングのメリットについてさらに詳しく知りたい方は下記も参考にしてみてください。
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4-1. ①広告費を削減できる
コンテンツマーケティングは、一度コンテンツをユーザーへ提供すると24時間365日ユーザーの目に触れる営業マンとなります。
広告を継続的に出そうとすると維持費がかかりますが、コンテンツマーケティングならコンテンツ作成時点での初期費用が発生したとしても、コンテンツとして発信してしまえば以降の費用はあまりかかりません。
また、自社でコンテンツ作成ができない場合は外注が必要ですが、一度有益なコンテンツを作成してもらえれば長期的な目で見たときに広告を継続的に出すよりも効果が出るケースもあります。
外注をする場合は、自社の目的に合ったコンテンツを作成してくれる会社を探しましょう。
おすすめのコンテンツマーケティング会社について知りたい方は下記も参考にしてみてください。
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4-2. ②顧客が定着しやすい
コンテンツマーケティングが成功していれば、顧客からの信頼度は高いといえます。
信頼できる会社なら継続して使用したいと考える方も多いでしょう。
こうした顧客から会社に対する愛着や忠誠心を「顧客ロイヤリティ」と呼びます。
顧客ロイヤリティに優れていれば、顧客からほかの方へ口コミやSNSを通して自社ブランドの商品を拡散してくれたり競合他社へ顧客が移行したりするのを防いだりする効果が期待できます。
顧客自身が宣伝塔となるため、広告費の削減につながる点もメリットです。
4-3. ③ターゲットを広げられる
作成したコンテンツは、不特定多数の地域や人々が閲覧します。
つまり、広告や宣伝だけでは獲得できなかった層にアプローチできる可能性も。
もし将来的に海外進出も視野に入れているのであれば、オウンドメディアや動画を多言語対応にしておくと、日本以外の国からも興味を持ってもらいやすくなります。
5.コンテンツマーケティングによる2つのデメリット
ご紹介してきたように、コンテンツマーケティングには多くのメリットがあります。
しかし、デメリットもゼロではありません。
コンテンツマーケティングのデメリットとしては以下が挙げられます。
- 長期的な計画が必要になる
- 定期的なコンテンツ配信は欠かせない
これらのデメリットを理解したうえで対応すれば、大きな問題にはなりにくいでしょう。
コンテンツマーケティングの課題について詳しく知りたい方は下記も参考にしてみてください。
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5-1. ①長期的な計画が必要になる
コンテンツマーケティングは基本的に長期的な目線が前提です。
コンテンツマーケティングを始めたからといって、1~2週間で効果が出るわけではありません。
効果が出るまでの期間は企業ごとに異なりますが、顧客が定着するまでに数か月かかるケースもあるでしょう。
記事コンテンツの場合だと、サイトに掲載してからGoogleに認知されるまでの間にも数週間かかるケースがあります。
記事を掲載してすぐに検索結果へ表示されない点に注意が必要です。
短期的な効果を望む場合は、リスティング広告の使用を検討しましょう。
リスティング広告について詳しく知りたい方は下記も参考にしてみてください。
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5-2. ②定期的なコンテンツ配信は欠かせない
コンテンツは一度配信すれば24時間効果を発揮しますが、定期的な更新は欠かせません。
定期的な新規コンテンツの発信はユーザーの信頼獲得につながるためです。
あまりにも更新頻度が少ないと、ユーザーが離れてしまう可能性もあります。
ブログなどの記事コンテンツなら、1週間に1本ペースが目安です。
更新のたびに時間が取られる点もデメリットといえるでしょう。
コンテンツ作成にかかる時間を節約したいなら、コンテンツ作成の代行業者への依頼も選択肢のひとつです。
更新について詳しく知りたい方は下記も参考にしてみてください。
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6.コンテンツマーケティング戦略での集客UPまでの6ステップ
コンテンツマーケティングを実践するにあたって、いきなり作成段階へ進むのではなく戦略的にも事前準備が重要です。
ここでは、コンテンツマーケティング戦略を効果的に行うための6ステップをご紹介します。
- ペルソナを設定する
- 検索ユーザーから自社の顧客になるまでのマップを作る
- マップを基に必要なコンテンツを決める
- 目標を設定する
- コンテンツを作成する
- 発信したコンテンツの分析と振り返り
6-1. ①ペルソナを設定する
コンテンツマーケティングに限らずマーケティング全般において、ペルソナ設定は欠かせません。
ペルソナとは自社商品を利用する具体的な人物像です。
ペルソナを設定しておくとどのような方へ発信したいのかが明確になるため、長期的な運用をしていてもコンテンツ作成で迷いにくいメリットがあります。
顧客ターゲットでは「30代の主婦」「一人暮らしの20代男性」といったように広い範囲で設定しますが、ペルソナはターゲットをさらに細かくし、実際に自社商品を使う1人の人物を考える点が特徴です。
例えば、化粧品ブランドなら以下のようなペルソナが考えられます。
- 25歳の女性で一人暮らし
- 年収は300万円
- 東京都在住
- 休日の趣味は読書
- 乾燥肌
- 会社には新卒で入社し3年目
もしすでに自社商品の顧客がいるなら、実際の顧客を基にペルソナを設定する方法もあります。
ペルソナ設定についてさらに詳しく知りたい方は下記も参考にしてみてください。
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6-2. ②検索ユーザーから自社の顧客になるまでのマップを作る
ペルソナ設定が完成したら、あるキーワードで検索したユーザーがコンテンツへたどり着いたときに、ひとりのサイトユーザーから自社の顧客へ変わるマップを作成しましょう。
「カスタマージャーニーマップ」と呼ばれ、ユーザーがどのような思考でどんなアクションを起こし、どのタイミングで自社商品の購入に至るのかまでまとめる方法です。
段階ごとにペルソナの思考や行動、深層心理、検索キーワード、タッチポイントなどを細かく考えていきます。
行動や発想に至った外的要因や、調べるにあたって利用する可能性のあるメディアも考えましょう。
文章だけでなく、表にまとめると分かりやすいのでおすすめです。
6-3. ③マップを基に必要なコンテンツを決める
ペルソナとマップが作成できると、必要なコンテンツも見えてくるでしょう。
コンテンツの種類は、このタイミングで決めます。
複数のコンテンツ作成をするときは、優先順位を付けるようにしましょう。
ペルソナとマップを基に、自社商品を紹介する記事コンテンツや動画など、自社商品の購入に近づきやすいコンテンツから作り始めるのがコツです。
もし担当が変わってもスムーズな引継ぎができるように、すぐには作成しないものの作成予定のあるコンテンツなども仮タイトルを付けて保管しておきましょう。
なお、記事コンテンツを作成する場合は、記事のメインキーワードの選定が必要です。
ツールを活用したり質問サイトを利用したりして必要なキーワードを洗い出します。
キーワード選定には、なぜユーザーがそのキーワードで検索するのか(検索意図)の考察も大切です。
キーワード選定をさらに詳しく知りたい方は下記も参考にしてみてください。
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6-4. ④目標を設定する
先に作成したペルソナ設定やマップなどを基に、最終的に顧客に「どうしてほしいのか?」といったゴール地点を決めましょう。
化粧品であれば、商品の購入をしてもらったり継続して利用してもらったりなどが挙げられます。
また、最終ゴールに向けた細かな地点目標設定も重要なポイント。
例えば、商品を購入するゴールまでのステップとして、まずはサイトへ訪れてもらう、自社ブランドに興味を持ってもらう、自社商品を広めてもらうなどです。
オウンドメディアや動画なら、PV数や拡散数など明確な数値を目標にするのもよいでしょう。
分かりやすい目標設定があると、あとで行う分析や振り返りがしやすくなります。
目標設定は各コンテンツで行いましょう。
6-5. ⑤コンテンツを作成する
目標を設定したら、実際にコンテンツを作成しましょう。
コンテンツ作成は時間がかかる前提で動きます。
また、コンテンツ作成後はコンテンツの種類やジャンルごとの管理も必要です。
時間がなかったとしても、コンテンツ作成や管理は丁寧に行いましょう。
質の低いコンテンツは、自社の信頼を下げる可能性があります。
人手不足や時間不足が問題なときは、記事Proなどコンテンツ作成代行業者への依頼もおすすめです。
コンテンツマーケティングの代行について知りたい方は下記も参考にしてみてください。
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6-6. ⑥発信したコンテンツの分析と振り返り
発信したコンテンツは定期的に分析と振り返りを行いましょう。
内容としては、設定した目標まであとどれくらいかの確認や目標に至らないコンテンツの修正などです。
オウンドメディアを運営している場合は、クリック率やPV数といったサイトのデータも確認しておきます。
コンテンツの作成と配信、振り返りと修正を繰り返して、徐々にコンテンツの精度を上げましょう。
優れたコンテンツが提供できるようになれば検索結果で上位表示されやすくなり、より自社ブランドの信頼や認知度の向上へとつながります。
データ分析についてさらに詳しく知りたい方は下記も参考にしてみてください。
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7.コンテンツマーケティングが向いている企業
コンテンツマーケティングはすべての会社が向いているわけではありません。
コンテンツマーケティングが向いている企業の特徴についてご紹介します。
7-1.単価の高い商材を扱っている企業
先述したように、コンテンツマーケティングは中長期的な視点が必要な戦略です。
単価の高い商材であれば、コンテンツマーケティングの初期費用を回収しやすいでしょう。
コストパフォーマンスに優れており、少ない販売個数でも売り上げを確保できるためです。
業種としては、不動産会社や自動車会社などが該当します。
また、BtoBの商品をはじめとする商品を導入するまでの検討期間が長い商品も向いているでしょう。
検討期間の間に商品について調べるケースが多く、コンテンツが大きな役割を果たします。
7-2.無形商材を扱っている企業
保険や人材紹介サービス、旅行などといった無形商材では、目に見える形の商品はありません。
自社商品をアピールするには、コンテンツを通してユーザーへ魅力を伝える必要があるため、コンテンツマーケティングは必須ともいえるでしょう。
無形商材は価格帯が同業者と同じであれば、コンテンツの分かりやすさや内容によってユーザーがどの会社の商品を利用するか決めるためです。
他社との差別化を図る手段として、無形商材にはコンテンツマーケティングが向いています。
7-3. Webサービスを扱っている企業
Webサービスはインターネットを使用したサービス全般で、アプリやオンラインショップなどです。
コンテンツマーケティングを活用すると、サービスを利用しているユーザーの利便性を向上できます。
例えば、アプリを取り扱っている会社なら、コンテンツを利用してアプリユーザーのよくある質問を解決したり便利な使い方を提示したりできます。
オンラインショップなら、お得なキャンペーン情報を発信する手段としてコンテンツが有効です。
コンテンツマーケティング自体がインターネット上で行うものが多く、Webサービスと相性がよいでしょう。
8.コンテンツマーケティング実施は一部外注がおすすめ!
コンテンツマーケティングを外注する会社も多くいます。
ナイル株式会社が2023年にマーケティング担当者506人に対して行った調査によると、外注がメインで一部を内製化している方は37%、内製がメインで一部を外注している方は26.7%と、半数以上の方が一部もしくは多くを外注していました。
また、外注にはマーケティング施策やコンテンツ制作などを依頼しているケースが多い傾向です。
外注をすると、人的リソースが少なくてもコンテンツマーケティングができるだけでなく、プロによる効果的なコンテンツ制作をしてもらえます。
コンテンツマーケティングを効率よくできるため、時間の節約にもつながるでしょう。
もし人的リソース不足や時間不足に悩んでいるのであれば、一部外注の検討もおすすめです。
9.コンテンツマーケティングに強みを持つ企業3選
コンテンツマーケティングを行う企業のなかでも、おすすめの3社をご紹介します。
外注をする予定の方はぜひ参考にしてみてください。
9-1. 記事作成代行Pro|株式会社ブリジア
参照:記事作成代行Pro
主なサービス | 料金 | 実績 |
---|---|---|
・SEO記事コンテンツの作成 ・そのほかキーワードの選定などプランに応じてキーワード選定やアクセス数調査など | ・シンプルプラン:文字単価4.5円 ・ブロンズプラン:文字単価5.5円 ・シルバープラン:文字単価6.5円 ・ゴールドプラン:文字単価7.5円 ・プラチナプラン:文字単価8.5円 ・オプションプランあり | ・精製水事業の会社における記事コンテンツで、108キーワードで検索順位1位達成 ・そのほか専門性の高いさまざまな分野で検索順位1位 |
記事Proは、SEOを意識した記事コンテンツの作成を得意とするコンテンツ作成代行業者です。
SEOライティングのみのシンプルなプランからキーワード選定やWordPressへの入稿も行うプランまで、幅広い種類のプランを取り扱っており、自社のニーズや予算に合わせてプランを選択できます。
1社につき専属ライターがそれぞれ着任する点が特徴で、複数の記事を作成しても安定した質が魅力です。
また、記事はすべてライターと校閲者、ディレクターの3名チェック体制が取られており、各分野のプロが対応します。
特に記事コンテンツを充実させたい方におすすめです。
記事Proの詳しい料金プランが知りたい方は「料金プラン」を、製作実績を知りたい方は「制作実績」も参考にしてみてください。
9-1-1. 記事作成代行Proの事例
サンエイ化学株式会社様では、記事Proの記事導入によりサイトへのアクセス数が月に6,000件から4万2000件にまで増加しました。
記事では108のキーワードで検索順位1位を達成、さらに305のキーワードは検索順位トップ10入りを果たしています。
アクセス数の増加に伴い、問い合わせ件数は月60件から月400件に上昇しました。
9-2. ナイル株式会社
参照:ナイル株式会社
主なサービス | 料金 | 実績 |
---|---|---|
・SEOコンサルティングからコンテンツマーケティング、広告運用まで一気通貫型マーケティング支援 ・生成AIコンサルティング支援 | 要問合せ | ・継続率90% ・支援実績2,000社超(2024年6月時点) |
ナイル株式会社は、コンテンツマーケティングだけでなくSEOコンサルティングやサイト構築、広告運用など、マーケティング全般を総合的にサポートする点が特徴です。
また、ChatGPTをはじめとする生成AIのコンサルティングにも対応しています。
対応しているコンテンツマーケティングは主に記事コンテンツやホワイトペーパーです。
そのため、オウンドメディアの強化による集客に力を入れたい方におすすめです。
インハウス支援も扱っているため、将来的には内製化を考えている会社にも向いているでしょう。
9-3. 株式会社ウィルゲート
参照:株式会社ウィルゲート
主なサービス | 料金 | 実績 |
---|---|---|
・Webコンサルティング ・SEOコンサルティング | ・コンバージョン率改善コンサルティング:月33万円~ ・SEOコンサルティングは要問合せ | ・WebコンサルティングではサービスサイトでCV数を694から1,961に ・SEOコンサルティングの取引実績7,700社 |
株式会社ウィルゲートのコンテンツマーケティング事業はWebコンサルティングとSEOコンサルティングの2種類です。
SEOコンサルティングでは分析にこだわったサービスを提供しています。
Googleのアルゴリズムを毎日分析し、14年以上の経験を基に集めた膨大なデータも活用したSEO戦略が特徴です。
無料相談では、サイトの調査や分析まで対応しています。
Webコンサルティングでは、サイト分析からサイトへの流入数改善などを実施。
コンテンツだけでなく、サイト全体の改善もしたい方におすすめです。
10.まとめ
コンテンツマーケティングとは、動画や記事といったさまざまなコンテンツを用いて顧客獲得を目指すマーケティング方法です。
ただコンテンツを作成して発信するのではなく、細かくターゲットやペルソナ、顧客獲得に至るまでのマップを作成してからコンテンツ作成へと移行することが重要。
効果的なコンテンツマーケティングができれば、潜在顧客の獲得も可能です。
ただし、コンテンツマーケティングは短期ではなく中長期的な視点を持って行う姿勢が欠かせません。
人材や時間不足が原因で効果的なコンテンツ作成ができないときは、代行業者への依頼も検討しましょう。
記事Proなら、SEOを意識した効果的な記事コンテンツを提供できます。
ぜひ一度お問い合わせフォームや電話からご相談ください。
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