SEO記事で効果を出すには?効果の出る書き方から効果測定の方法まで徹底解説
- 公開日:2021.05.07
- 更新日:2024.05.27
- 記事のSEO
SEO記事は、しっかり取り組むことで自社に大きなメリットがあることから、ぜひ取り組みたいところ。
しかし、具体的に何をしたらいいのか、記事をどのように書いたらいいのか、またどれくらいで効果が表れるのかなどが、わからないことも多いのではないでしょうか?
今回は、SEO記事による効果や、効果を出すための施策、効果が表れる時期などをわかりやすく解説していきます。
この記事を参考に、Webサイトからの集客やブランディングなどを成功させましょう!
- 【記事監修者】
株式会社BRIDGEA 代表 田端 健一 -
・通信業界の営業に10年携わり、多くの商品で営業成績日本一を獲得
・独立して「記事作成代行Pro」を運営
・「コンテンツマーケティング」や「コンテンツSEO」「記事作成代行」を行なっています。
・多くのお客様サイトを上位表示に成功。今ではリピート案件多数
目次
1. SEO記事でこんな効果が!実績を紹介!
SEO記事とは、Googleの検索結果で上位表示させるために、対策を施した記事のことです。
実際、SEO記事によってサイトが 上位表示され、アクセス数だけでなくお問い合わせの件数を増やした実績があります。
記事作成代行Proの一例としては、「サンエイ化学(株)」さまです。
精製水という専門性の高い分野ですが、しっかりSEO対策を施した記事により、複数キーワードで検索順位1位を獲得しました。
このほかにも、SEO記事によって検索順位が上がり、さまざまな成果が出ているところが多くあります。
ここからは、そんなSEO記事の効果について詳しく解説していきます。
2. SEO記事の主な3つの効果
SEO記事には、上位表示されるとさまざまな効果を発揮します。
効果について、わかりやすく解説していくので、チェックしてください。
2-1. ①サイト流入が増え集客力がUPする
上位表示を目指すのがSEO記事なので、対策がうまくできれば狙ったキーワードの検索結果で上位表示されます。
検索結果1位になれば、そのクリック率は約30% 。表示されたユーザーの3割がサイトに訪れてくれます。
さらに、ある1つのキーワードだけでなく、多くのキーワードで上位表示ができれば、サイト流入がより増えるでしょう。
結果、さらに集客力がアップするという好循環が起こるという訳です。
2-2. ②ブランドの認知向上につながる
ブランド力が強化されることも、効果のひとつです。
効果的なSEO記事が増えると、上位表示される自社サイトの記事が徐々に増えていきます。
「このキーワードのジャンルではこのサイト」というイメージが付くと、検索数も増え、集客力がさらにアップ。
より多くの方が訪れるサイトは、それだけ信頼されているサイトとなるため、自社サイトのイメージもアップします。
さらに、信頼性はGoogleでも重要視されるポイントです。
信頼性の高いサイトは、Googleで上位表示されやすくなります。
このようにしてブランドの認知が高まっていくと「指名検索」が増えていきます。
「指名検索」とは、社名や商品名での直接検索されることです。
これにより、SEO対策が容易にもなります。
2-3. ③上位表示された記事が広告塔になる
上位表示された記事は多くの方の目に留まるため、自社サイト・自社製品の宣伝になります。
そのため、一度上位表示されるようなSEO記事ができれば、広告費のいらない広告塔に。
記事を見たユーザーが、ユーザー自身のサイトやオフラインで紹介するケースもあり、さらに認知度が高まります。
ユーザーのサイトで紹介された場合、リンクも一緒に貼ってもらえる場合も少なくありません。
すると、ユーザーのサイトから自社サイトの記事への訪問者も現れるため、自社サイトへの流入数がさらに増加します。
また、内部リンクを適切に使えば、上位表示の記事から自社サイトの別の記事も読んでもらえるようになり、ユーザーからの自社や商品への理解や信頼を得ることができるようになるでしょう 。
SEO記事による自社サイト・自社製品への効果について、詳しく知りたい方は「SEO(検索エンジン最適化)により上位表示達成+売上増ノウハウ!」も参考にしてみてください。
3. SEO記事で効果を出すための施策のポイント
SEO記事が効果を発揮するには、ポイントがあります。
難しいものではないので、ぜひ実践してみてください。
3-1. 継続的にサイトを運用する
SEOのためには、サイトにどれだけ歴史があるかも重要なポイントです。
歴史が長く、コンテンツも豊富なサイトは「ドメインパワー」と呼ばれるドメインの力が強くなるため、SEOに有利に働くといわれています。
Googleはドメインパワーについてはそうした関係を否定していますが、サイトが常に最新の状態に更新されていることは重要視しています。
つまり、質の高いコンテンツを貯め、都度リライトをして最新の状態にしておくことが大切です。
3-2. タグを最適化する
タグを適切な状態にすることも、SEOでは重要です。
SEOでいうタグとは、htmlタグのこと。
Googleは、「クローラー」というプログラムを使って、ページを評価していきます。
htmlタグは、クローラーが記事のコンテンツ内容を把握しやすい効果があります。
主要なhtmlタグは以下4つです。
htmlタグの種類はほかにもありますが、まずはこの4つを意識して作成してみてください。
- title:Webサイトそのもののタイトルのこと
- h1:記事のタイトル
- h2:中見出し
- h3:小見出し
見出しはh3以降も数字が続いていきますが、見出しで多く使われるのはこの2種類なので、まずはh2・h3を使えるようにしましょう。
titleタグやh1タグは、サイトを作成するとき、あるいは記事を作成するときにあるタイトル欄に記入すれば、自動反映される場合が多いです。
h2・h3タグを使用する際は、あくまで見出しだけに使うのがポイント。
見出しタグをつけると、クローラーが「この部分が見出しだ」と判断してくれるためです。
強調など、装飾のように使ってしまうとわかりにくい記事になってしまうため、注意しましょう。
なお、見出しタグはh2の次にh3を置くなど、数字の順番に置く階層構造にするのが大切です。
さらに、h2に狙うキーワードを含めれば、クローラーにキーワードと関連があるアピールもできます。
タグについて、より詳しく知りたい方は「SEOに効果的なタグとは?ポイントと注意点を解説」も参考にしてみてください。
3-3. パソコンでもスマホでも見やすいデザインにする
パソコン・スマートフォン問わず使いやすいサイトデザインにすることは、ユーザーの獲得につながります。
Googleの上位表示条件のひとつに「モバイルフレンドリー」というものがあります。
モバイルフレンドリーとは、パソコンだけでなく、スマートフォンにもサイトを見やすいデザインにすることです。
スマートフォン対応できないと、スマートフォンからページにたどり着いたユーザーには読みにくかったり、クリックしにくかったりします。
スマートフォン対応にする場合、「レスポンシブデザイン」でサイトを構築できれば、わざわざスマートフォン用の記事を新たに作ることなく、スマートフォンでも見やすく表示されます。
3-4. 被リンク数を増やす
被リンク数が増えると、新たなユーザーの獲得がしやすくなります。
被リンクとは、自社サイトとは別のサイトから自社サイトの記事にリンクが貼られることです。
たとえば、自社サイトでおすすめのレシピを紹介し、そのレシピがほかのサイトで使われ、リンクが紹介された場合、被リンクを獲得したことになります。
被リンクが多い記事は、客観的にみても有益な記事である証明です。
そのため、信頼性があると判断され、上位表示されやすくなります。
被リンク数を増やすには、質の高い記事を増やすことが大切です。
とくに、ユーザーニーズを満たすような記事は、被リンクを獲得しやすくなります。
被リンクについて、詳しく知りたい方は「【2022年版】被リンクはSEOに効果的?8つの増やし方を解説 」を参考にしてみてください。
4. 効果の出るSEO記事を書くための5つのポイント
SEO記事の書き方には、ノウハウがあります。次にご紹介するポイントを押さえて、記事を作成してみてください。
4-1. ①ユーザーニーズを考えた内容にする
記事は、ユーザーの求める情報が載っているものが評価されます。
実際、Googleでもユーザーを第一に考えたコンテンツが大切とされています。
記事を書く際は、なぜユーザーがそのキーワードを検索したのか考えてみましょう。
たとえば、「ダイエット メニュー」で検索したユーザーを想定します。
「メニュー」という単語からは運動・食事のどちらも考えられますが、このキーワードの場合は「ダイエットにぴったりな料理レシピが知りたい」がユーザーの検索意図でしょう。
とくに、レシピのなかでも低カロリーでお腹が満たされやすいモノを求めていると考えられます。
そのため、記事を書く際は、低カロリーでダイエット中に食べても罪悪感の少ないレシピを含めると、ユーザーの検索意図に沿ったものになります。
ユーザーニーズの把握には、サジェストワードを利用するのもおすすめです。
サジェストワードとは、検索窓にキーワードを打ち込んだ際、下に出てくる検索候補のこと。
サジェストワードは、そのキーワードに関連してよく検索されているものなので、ユーザーニーズを考えることに役立ちます。
たとえば「ダイエット メニュー」のサジェストワードには「ダイエット メニュー 食事」「ダイエット メニュー 運動」などがあります。
4-2. ②記事の目的を決める
記事を読んだ結果、ユーザーにどうしてほしいのか目的を決めておきます。
自社の存在を知ってもらうだけでいいのか、問い合わせまでしてほしいのかなど、目的によってコンテンツの内容が変わってくるためです。
たとえば、あなたが「スポーツジム」を運営していたとします。
この場合、「ダイエット メニュー」の記事を書く際、食事メニューだけ紹介しても、スポーツジムの問い合わせは増えないかもしれません。
スポーツジムの問い合わせにつなげるには、ダイエットにおすすめの運動メニューを含めるなど、スポーツジムに絡めたコンテンツ作成が必要です。
4-3. ③E-E-A-Tに沿って書く
E-E-A-Tに沿って書くと、Googleからの評価が上がりやすくなります。
E-E-A-Tとは、Experience(経験)・Expertise(専門性)・Authoritativeness(権威性)・Trust(信頼)の頭文字をとったもので、記事の評価基準です。
それぞれ重要ですが、Googleでは信頼性が大切とされています。
コンテンツの信頼性を上げるには、ほかの経験・専門性・権威性を充実させることが必要です。
実体験をもとに書かれたコンテンツや、専門家監修のコンテンツ、他社からも紹介されるようなサイトであるかなどが、これらに当てはまります。
とくに、YMYL(Your Money or Your Life)と呼ばれるものは、E-E-A-Tが重視されやすいジャンルです。
健康や経済・お金に関する記事などが、このジャンルにあたります。
「E-E-A-Tの詳しくはこちら」
4-4. ④ユーザーに必要な情報は抜けなく網羅する
コンテンツ制作では、「ユーザーがユーザーにとって必要な情報をどれだけ得られるか」が重要です。
コンテンツを網羅的に執筆すると、ユーザーはその記事だけで検索ニーズを満たすことができます。
Googleのスターターガイドによると、ユーザーのニーズを把握し、提供することがコンテンツには必要です。
そのため、ユーザーの欲しい情報が網羅的に含まれていれば、上位表示されやすくなります。
逆に、情報量が少ないと、ユーザーが離れてしまう恐れも。
情報が網羅的かどうか悩んだ場合は、上位表示サイトを参考にしてみてください。
複数の上位表示サイトを参考にすると、自分では気づかなかった情報に出会えます。
網羅的に書こうとする際、コンテンツ内でテーマがバラバラにならないように注意しましょう。
また、無理に文字数を増やそうと余計なことを書くと、コンテンツの統一感がなくなるだけでなく、冗長な表現が増えて読みにくくなってしまいます。
4-5. ⑤タイトル・見出しは簡潔でわかりやすくする
タイトルや見出しは、簡潔で誰が見てもわかりやすいものにしましょう。
タイトルを決める際は、前半部分に狙うキーワードを入れると、SEO記事の効果が期待できます。
文字数の目安は30文字程度です。
見出しもシンプルにします。
書きたい内容はコンテンツに書くので、コンテンツの定義として見出しを決めるイメージです。
見出しだけを読んで、コンテンツのおおまかな内容がわかれば問題ありません。
タイトルや見出しについて、詳しく知りたい方は「記事の見出しはSEOの大黒柱!上手につける6つのコツを紹介」「【SEO対策】ページタイトルのクリック率を格段に上げる11のポイント!」も参考にしてみてください。
5. SEOの効果を測定する方法は?
テレビやラジオのコマーシャル、チラシなどの昔からあるPRと異なり、Web上での施策は数字で確認できるのが大きなメリットです。
ツールを使うと、施策の効果を数字で確認できます。
また、実際にお客様と話して確認すると、より顧客理解が深まることも。
ここでは、おすすめの確認ツールや方法を解説していきます。
5-1. 検索から流入までの効果を図る「Googleサーチコンソール」
参照:「Googleサーチコンソール」
Googleサーチコンソールは、無料で使えることが魅力のひとつです。
自分が運営するサイトがどのキーワードからよく流入しているかを確認できるため、記事を作ってからのサイト流入の効果を調べられます。
どのキーワードから検索されたか具体的にわかったり、Google検索の結果画面からのクリック数や検索結果の表示回数、被リンク数もわかったりする優れものです。
5-2. サイト流入からユーザーの行動を確認する「Googleアナリティクス」
参照:「Googleアナリティクス」
Googleアナリティクスも、Googleサーチコンソール同様に無料で使えます。
コンバージョンを設定しておくと、サイトからコンバージョンした数などがわかります。
コンバージョンとは、サイトにおける最終的な成果のこと。
たとえば、スポーツジムを運営する方がサイトから問い合わせを受けることをコンバージョンとした場合、2回問い合わせがあればコンバージョンした数は2回になります。
また、サイトに訪問した方の性別や年代、興味関心などの属性 もわかるので、狙ったユーザーが流入しているかもチェックできます 。
5-3. オフラインで聞く
スポーツジムの例のように実店舗がある会社の場合は、Web上のデータだけでなく、オフラインでお客様と直接話すことも効果の確認に有効です。
新規のお客様にどのようにお店を 知ったか、サイトを確認したのかなどを聞いてみてください。
どのような経緯でサイトを知り、来店するに至ったかを聞くと、本当のユーザーニーズを掘り下げられます。
6. SEO記事の効果が出るまでの期間は?
記事を書くと、どれくらいで効果が出るのか気になるものです。
新規サイトの場合と、すでにあるサイトの場合で、期間の目安をご紹介します。
6-1. 新しいサイトの場合は1年が目安
Googleでは、新しいサイトのSEO記事の効果が出るには、4ヵ月から1年かかるとされています。
新規サイトはすべてがゼロから始める状態です。
Googleに サイトを評価してもらうには、どうしても時間がかかってしまいます。
競合サイトよりも有益なサイトであると評価されないと上位表示されないため、すでに複数のSEO記事を持っているサイトよりも評価に時間がかかるためです 。
ただし、対策をしっかりすることで、想定より早まる可能性は充分にあります。
対策を施した記事を書けるなら、20記事程度でも結果を出すことができます。
6-2. サイトがすでにある場合は半年以内が目安
サイトをすでに持っている場合、効果が出るのは半年以内が目安です。
そのサイトがSEOに本格的に取り組み始めた際、どれくらいの評価をGoogleから得ているかで変わります。
長年運用しているサイトなら、被リンクをもらっている場合も多いため、上位表示されやすいです。
ただし、競合の多いキーワードで上位表示を狙うと、半年以上かかるケースもあります。
逆に、競合が少ないキーワードでは、1ヵ月程度で上位表示される可能性も少なくありません。
7. SEO記事の効果が出ず悩んだら記事作成代行業者を使うのもオススメ
SEO記事をゼロから作るには、どうしても時間がかかってしまいます。
また、効果的なSEO記事を作るには、知識と経験も必要です。
何度もトライ&エラーを繰り返すことで、成果は徐々に出てきます。
しかし、何度トライしてもなかなかいい結果が出ない場合は、代行業者の利用も考えてみてください。
記事作成代行Pro は、効果的なSEO記事作成におすすめです。
実績のあるプロが、記事を丁寧に執筆します。
たとえば、「精製水とは」のキーワードでアクセス数が月6,000件だったのが、記事作成代行Pro依頼したあとは月42,000件にまで増加しました。
また、「精製水とは」「精製水 値段」などのキーワードで検索結果1位表示を獲得しています。
記事作成代行Proでは、予算に応じてさまざまなプランやオプションから選べるのが魅力です。
SEO記事の効果で悩んでいる方は、ぜひ一度ご相談ください。
8. まとめ
効果的なSEO記事ができれば、自社サイトや自社製品の宣伝に大きく役立ちます。
集客力も上がり、サイトの信頼性につながるなど、メリットも多いです。
効果を引き出すには、ユーザーニーズの把握やタグの最適化など、さまざまな対策が必要です。
また、SEO記事の作成後は、GoogleサーチコンソールやGoogleアナリティクスなどの 、ツールを活用して効果を測定することも大切 。
成果をもとに、リライトやSEO記事の新規作成などを繰り返して、上位表示を目指していきます。
なかなか結果が出なかったり、記事を作成したりする時間が取れない場合は、記事作成代行Proの利用も視野に入れてみてください。
さまざまな業種に対応してきたプロが、丁寧に記事を作成します。
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