SEOに特化した記事の作り方!【初心者必見】17のポイント紹介
2020.9.16

「売上アップのためにも書いた記事で上位表示を狙いたい!」
検索で上位を狙うSEO記事はブログや日記とは違い、ユーザーのニーズにあった役に立つコンテンツでなくてはいけません。
ただSEOに特化した記事をいきなり書こうと思っても、何を書けばいいか分かりませんよね。
そこでこの記事では、SEOに特化した記事作成の流れやポイントを17つ紹介していきます。
またSEO記事を書くときの注意点も載せていますので、記事作成に悩んでいる方は、ぜひ参考にしてください。
目次
1、SEO記事の重要性解説!
SEOとは、検索エンジンで記事を上位表示させるために行なう対策のこと。
対策には内部・外部の2種類がありますが、記事を検索上位にさせるためには、何より内部対策が重要です。
そして内部対策のメインとなるのは、SEOに特化した良質な記事を作成することです。
被リンクなどの外部対策も重要ですが、それは上位表示に値する質の記事であることが大前提なのを忘れないでください。
2、SEOに特化した記事作成で最も重要なこととは?
では検索エンジンに好かれる、SEOに特化した良質な記事とは何でしょうか。
正解は、検索ユーザーの知りたいことに対して具体的で分かりやすく提示している記事のことです。
Google は、当初からユーザーの利便性を第一に考えています。新しいウェブブラウザを開発するときも、トップページの外観に手を加えるときも、Google 内部の目標や収益ではなく、ユーザーを最も重視してきました。
※「Google が掲げる 10 の事実」その1より引用
Googleが掲げている理念のなかでも、ユーザビリティを主張しており、質の高いコンテンツを上位表示させると書かれています。
つまり検索上位を狙うためには、ユーザーの満足度を高め、役に立つと思われる記事を提供しなければいけません。
3、SEO評価の高い記事作りの17のチェック項目!
それではユーザーの役に立つ記事を作成するためのポイントを、ここから具体的に紹介していきます。
今から紹介する17つの方法を試してもらえば、あなたもSEOに特化した記事が作成できるので、ぜひ参考にしてください。
3-1.SEOを意識したキーワード選定を行なう
まず記事のキーワードを決めるときは、想定しているキーワードの検索ボリューム数が多いものを選ぶようにしましょう。
理由は検索ボリューム数が少ないキーワードでは、そもそも調べる人が少ないので、上位表示してもPV数が伸びないからです。
ただし、検索ボリューム数が異常に多いキーワードで戦っても、競合サイトには猛者ばかりとなります。
最初のうちはドメインの力も弱いので、検索ボリューム数が1000くらいのキーワードを狙っていきましょう。
キーワード選定はSEO記事作成において最も重要ですが、選び方のポイントが多いので、ここでは割愛させていただきます。
具体的なキーワード選定の方法は、以下の記事をご覧ください!
3-2.検索ターゲットを決める
キーワードの選定が終わったら、記事を書く前に検索者(ターゲット)を想定する必要があります。
例えばキーワードを「コーヒー おいしい」とした場合、美味しいコーヒーの淹れ方を知りたい人か、美味しいコーヒー屋さんを知りたい人かでは記事の内容は違いますよね。
まずはあなたの書く記事が誰に向けたものか、その人が何を悩み知りたがっているかを考えなければいけません。
事前にターゲットを想定して初めて、記事の方向性が決まってきます。
3-3.1記事1検索意図
SEO記事において、必要な情報は絞って書く必要があるので、取り扱う範囲を広げるのは避けましょう。
キーワードを選定したなら、そのキーワードに関する情報だけを記事で伝える必要があります。
なぜなら、余計な情報が多い記事に訪れた検索者は、自分が知りたい答えが無いと判断して、すぐページから離脱してしまうからです。
また情報を絞っていない記事では、検索エンジン側の評価も下がってしまいます。
必ず1記事1検索意図を意識して、構成を作りましょう。
3-4.何よりもリサーチに時間をかけよう
記事の方向性が決まったとしても、まだ執筆をしてはいけません。
良質なSEO記事を作るためには、何よりもリサーチに時間をかける必要があります。
中身の伴わない内容では、いくら文字数が多くてもユーザーは満足せず、SEOの評価も上がりません。
【具体的なリサーチ方法】
- 競合サイト、検索上位サイトの分析
- 関連キーワードの洗い出し
- 質問サイトでの潜在的ニーズの取得
少なくとも上記のリサーチは行なうようにしましょう。
また取得した情報をもとに構成を考えるので、あらかじめリサーチ内容はエクセルやワードにまとめるといいですね。
3-5.網羅性を意識する
SEO記事において重要なことの一つに、情報の網羅性があります。
狙っているキーワードで上位表示されているサイトは、検索エンジンが優秀だと判断しているため、ある意味正解が載っています。
そのため、上位表示記事の見出しや文章中から、より具体的なワードや情報を抽出すれば、構成を作成しやすくなります。
理想は、あなたの記事を読むだけで、検索者の欲しい情報が全て手に入る内容を提供することです。
ただし、抜き出すのはあくまで情報です。
内容をそのままコピー&ペーストしてはSEO評価を下げ、トラブルにも繋がるのでNGです。
3-6.オリジナリティ(独自性)を取り入れる
情報の網羅性だけでは、まとめサイトと同じになってしまうため、記事にはオリジナリティ(独自性)が大切です。
具体的には、商品紹介記事なら写真を使ったレビューや口コミ、情報記事であればインタビューや独自の統計資料を載せるなどしてオリジナリティを取り入れます。
情報が溢れている現段において、ユーザーの気持ちが分かっている記事でないと、上位を取ることは難しいです。
Googleもこのオリジナリティを重要視しており、SEO的にも評価が高い項目なので意識して作ってみましょう。
3-7.キーワードを含めた見出し構成を最初に行なう
執筆の途中で検索意図がブレないためにも、記事構成は最初に作らなければいけません。
その際はなるべく、大見出し(h2)中見出し(h3)に狙っているキーワードを入れるようにしてください。
キーワードが見出しに入っているだけで、記事が検索に引っかかる可能性もあります。
また、検索エンジン側も見出しのキーワードは重要だと認識してくれるので、SEOの評価が上がります。
しかし、キーワードを無理に詰め込んでしまうとユーザーは違和感を感じるので、自然な文章を心がけましょう。
3-8. 結論を最初に伝える
ユーザビリティを意識した記事では、PREP法を使って執筆するのがおすすめです。
PREP法とは構成の流れの頭文字をとった、ビジネス文章などで用いられるライティング方法です。
【PREP法】
- P =Point(結論)
- R =Reason(理由)
- E =Example(具体例)
- P =Point(結論)
まず結論から書くことで、検索者の知りたいことを解決でき、ユーザーは余計な時間を省けます。
例えばタイトル「おいしいコーヒーの淹れ方を紹介!」の記事が、コーヒーとは?で始まっていたらどうでしょうか。
WEBの読者は欲しい情報が無いと判断したら、即座にページを離脱してしまいます。
わかりやすく簡潔な記事構成にするためにも、PREP法は有効なスキルなので、積極的に使っていきましょう。
3-9.一つの見出しで伝える情報を絞る
WEBの読者は基本的に重要な所だけを流し読みする傾向があり、文字数が多い記事は嫌気が差してしまいがちです。
ですので、一つの見出しに対するテキストの文字数は40~50字、3~4行で作成するのがベストです。
また最近ではWEBページをスマートフォンで閲覧することが多くなったため、文字数が多いと画面いっぱいに文章が埋まってしまいます。
どうしても文章が長くなるようであれば、見出しを増やして2つに分けることをおすすめします。
3-10.引用は信ぴょう性の高いサイトや書籍から
記事の情報に信ぴょう性を持たせるため、他のサイトや記事から文章の引用をする場面もあると思います。
そんなときは、権威性や信頼性のあるサイト(行政・法人・大学・病院など)から引用をするようにしましょう。
逆に個人ブログや掲示板サイトからの引用では、情報の信ぴょう性が欠けるためSEOの評価も下がってしまいます。
また文章の引用をするときは、引用タグ(blockquote)を使用すればコピー&ペーストのペナルティを受けることはありません。
3-11.記事タイトルは構成を作ってから決めよう
記事のタイトルは最初に決めてしまいがちですが、なるべく構成後に作成するようにしましょう。
なぜなら構成を先に作ることで記事全体の内容を把握でき、より重要なポイントをタイトルに反映できるからです。
そして記事が完成したあと、再度タイトルを確認し検索意図のズレを修正します。
記事のタイトルはクリック率を左右するSEO記事の最重要事項なので、必ず意識して魅力的なものを作成しましょう。
具体的なタイトルの付け方は以下の記事で解説しているので、あわせて参考にしてください。
3-12.ディスクリプションはキーワードと文字数を意識
検索エンジンでタイトルの下に表示されるディスクリプションも、タイトルと同じく適当に作ってはいけません。
狙っているキーワードが入っていて、記事の内容を把握できる簡潔な文章を作成しましょう。
キーワードがディスクリプションに入っていれば、検索エンジンが拾って検索結果に表示させる可能性があります。
また文字数は120字前後と制限があるため、キーワードはなるべく文章の前半の方に持っていきましょう。
3-13.魅力的な導入文にしよう
ユーザーが記事をクリックして初めに読む文章が、導入文(リード文)です。
この導入文を読んで、ユーザーは自分の知りたい情報が載っている記事かどうかを判断します。
【導入文のポイント】
- 共感=ユーザーの悩みや疑問について明記して共感してもらう
- 意外な事実=ユーザーが知らない事実を提供して興味を持たせる
- 解決=記事を読めば、ユーザーにどんな利益が生まれるかを提示する
このポイントを押さえておけば、ユーザーは記事内容を理解でき、即離脱を防ぐことができます。
しかし、いきなり魅力的な文章を作成することは難しいですよね。
まずは検索上位記事の導入文をお手本にして、自分なりの導入文を書いて練習してみましょう。
3-14.適宜画像を入れる(alt属性の記入)
SEOに特化した記事作成には文章が重要ですが、文字だけでは読むのに疲れてしまいます。
そこで、適宜アイキャッチとして画像を挿入し、目を休ませてあげることが大切です。
しかし画像は文章と違いクローラーが情報を認識しないので、alt属性タグで画像の説明をする必要があります。
また画像はキャッチーで使いやすいコンテンツですが、多用すると巡回にきたクローラーの評価を下げてしまいます。
あくまで文章がコンテンツの主体であるため、アイキャッチは中見出し(h2)に一つくらいがベストですね。
3-15.箇条書きや表をいれて見やすくする
アイキャッチ画像だけでなく、情報を表や箇条書きで伝えることもユーザビリティをあげる有効な手段です。
今日のうちに、明日からの旅行の持ち物を確認しておきましょう。旅行先でケガをしたときのために保険証や免許証などの身分証明書は絶対にあった方がいいですね。また航空機や電車のチケットも忘れずに!雨が降ったときにはレインコートが欲しいですし、モバイルバッテリーがあれば充電が切れたときに役立ちますよ。
このようにリストや料金など、情報が羅列している場合、文章だけだと伝わりづらいかと思います。
【〇月〇日 持ち物リスト】
- 身分証明書(保険証、免許証など)
- チケット(航空機、電車、ホテルなど)
- レインコート
- モバイルバッテリー
上記の文章の必要な情報だけを抜き出し、箇条書きにしただけですが一気に分かりやすくなりましたね。
WEBの読者は、あなたの文章を最初から最後まで読むわけではありません。
いかに分かりやすく簡潔に伝えるかを念頭に置いて、いろいろと工夫しながら記事を作っていきましょう。
3-16.文章中の装飾も忘れずに
文章内での大事なポイントに対して、強調文字やカラー線を入れることはSEOにも効果的といわれています。
強調された部分は検索でも引っかかりやすく、クローラーも大事な箇所と判断するため評価の対象につながります。
しかしSEO効果を狙って、やたらと文章を強調するのは逆効果になるので注意してください。
目安は見出し一つに対して、強調文字は1か所、単語以上の1文未満と覚えておきましょう。
3-17.誤字脱字や表記違いをチェック
すべての記事を書き終えアップをする前に、誤字脱字や表記違いのチェックを欠かさないようにしましょう。
誤字脱字は恥ずかしいですし、表記がバラバラだと検索者側は記事に不信感を持ち離脱してしまう可能性があります。
記事の滞在時間はSEO評価を決める重要な基準なので、少しでもユーザーの早期離脱を防ぐことが大切です。
記事アップ前の確認をラクにするために、あらかじめメモに見直しのチェック項目を書いておくことをおすすめします。
4、「記事作成代行Pro」ならSEOに強い記事が手に入る
今回紹介した記事の作成方法は最低限守ってほしいポイントであり、他にも内部対策や外部対策などやるべきことは山ほどあります。
時間や人件費削減のため、検索上位サイトの多くは、執筆をプロに頼んで質の高い記事をアップしています。
「記事作成代行Pro」であれば、経験豊富なライターがアサインされSEOに特化した記事を比較的安く手に入れることができます。
またサイトコンテンツのアドバイスもしているので、SEO記事の作成に悩んでいる方は、一度お問い合わせをされてみてはいかかがでしょうか。
5、SEO記事の注意点やNG
これまでSEO記事の書き方について流れやポイントを紹介してきました。
ここからはSEO記事作成時の注意点について解説するので、Googleからペナルティを受けないようにぜひ参考にしてください。
5-1.コピー&ペーストはNG
他者の記事をそのまま引っ張ってきて、自サイトの記事にアップするコピー&ペーストはNGです。
検索エンジン側はオリジナリティあふれる記事を求めているため、同じ内容の記事が複数あってはSEO評価が下がってしまいます。
コピー&ペーストは対象記事だけでなく、サイト全体の評価にもつながるので絶対にしてはいけません。
また勝手な転載が判明してしまうと、記事元の方とのトラブルの原因にもなってしまいます。
5-2.キーワードを必要以上に盛り込むのはNG
記事を上位表示させるために、タイトルや文章中にキーワードを不必要に詰め込むのはNGです。
キーワードを詰め込んだ不自然な文章になっていると、読み手側も違和感を感じ、ページを離脱してしまいます。
読者の役に立つ記事を作成するためにも、自然な範囲でキーワードを盛り込むようにしましょう。
5-3.専門用語を多用するのはNG
専門性の高い学術的な記事でない限り、記事内で専門用語を多用するのは避けましょう。
検索者側はキーワードに対する知識が少ないから、あなたの記事を読んでいることをお忘れなく。
最初に想定した検索ターゲットに向けて、誰にでも伝わるような分かりやすい言葉選びを心がけてください。
5-4.文字数を稼ぐだめに無駄な内容が多くなるのはNG
記事を上位表示させるためには、ある程度の文字数(4,000字以上)が必要とされています。
しかし、文字数を稼ぐために無理やり情報を広げてしまうのはNGです。
キーワードに対する事前の情報収集と構成をしっかり行なっていれば、文字数が少なくなることはありません。
必要のない情報で文字数を稼いだ記事は、価値の低いコンテンツと判断され検索順位が落ちてしまいます。
5-5.同ドメイン内に同じタイトルで記事を書くのはNG
同じドメイン内(サイト)で、タイトルや内容が同じ記事を作るのはやめましょう。
- 記事A「東京でおいしいコーヒーを出すお店TOP10を紹介!」
- 記事B「おいしいコーヒーが飲めるのはここだ!東京のTOP10!」
どちらも「東京 コーヒー おいしい」をキーワードとしていますが、単語を並べ替えただけで内容は同じです。
同じドメイン内に内容の似た記事が複数あると、検索エンジンもどの記事を上位表示させるか判断が付きません。
つまり、キーワードを絞って内容をばらけさせることが、サイト作りでは重要なポイントとなります。
一つのキーワードで複数の記事を上位表示させようとすると、結果サイト全体の評価を下げることになるので注意してください。
6、SEOに特化した記事対策は時間がかかる
アップデートによるSEOの難易度が年々激しさを増しており、初心者が競合たちと戦うのは難しくなってきました。
記事を上位表示するには、書き方だけでなく、内部・外部対策といった専門的スキルも必須条件となっています。
また最近ではSNSとの連動など、コンテンツマーケティングの多様性も無視できません。
しかし、文章は記事の質を左右する最重要コンテンツであるため、時間をかけてでも必ず習得していきましょう。
7、まとめ
SEOに特化した記事を書くためには、何よりもユーザビリティを重視する必要があります。
記事内の情報は簡潔にまとめ、誰が読んでもわかりやすい文章を心がければ、ユーザーも満足してくれるはずです。
あなたもSEO評価の高い記事を書けるよう、この記事を参考にぜひチャレンジしてみてください!