SEO対策に更新頻度は関係ある?本当に上位を目指せる更新方法を解説!
- 公開日:2022.03.24
- 更新日:2024.05.27
- 内部SEO対策
SEO対策として、更新頻度が高いと上位表示されやすいと聞いたことがある方もいるのではないでしょうか。
一時期は、そういったこともありましたが、現在は更新頻度の高さ自体ではSEO効果は見込めません。評価は、コンテンツ内容で判断されるためです。
今回は、SEOと更新頻度の関係性や更新頻度が高いことのメリット、更新する際の注意点などを解説していきます。
更新頻度以外でSEOのために大切なポイントもご紹介しているので、ぜひサイトに活用してみてください!
- 【記事監修者】
株式会社BRIDGEA 代表 田端 健一 -
・通信業界の営業に10年携わり、多くの商品で営業成績日本一を獲得
・独立して「記事作成代行Pro」を運営
・「コンテンツマーケティング」や「コンテンツSEO」「記事作成代行」を行なっています。
・多くのお客様サイトを上位表示に成功。今ではリピート案件多数
目次
1.更新頻度とSEO評価の関係性
記事作成代行Proの更新(新規記事の追加や既存記事のリライト)して、順位が伸びた事例を見てみましょう。
キーワード「記事 外注」の記事をリライトすることで、検索順位12位から1位にまで上位表示に成功しています。
さらに、キーワード「seo対策 代行」の新規記事を追加し、検索順位が36位から1位になりました。
このように、既存記事を適切にリライトしたり、質の高い記事を増やしたりすると、上位表示できる可能性が高くなります。
ここでは、具体的にコンテンツの更新とSEO評価の関係性について、ご紹介していきます。
1-1.更新頻度が直接SEOに関係するわけではない
前提として、SEO対策として更新頻度を上げることは、直接的な評価にはつながりません。
Googleが評価するのは、あくまで記事の質が高いかどうかだからです。
つまり、更新頻度が低くても、質がよければ上位表示される可能性は充分にあります。
質の高いコンテンツを更新していくと、クロールの頻度が増し、Googleの評価も早くなるのがメリットです。
1-2.コンテンツの質を高めるために更新は必要
更新とは、記事の情報をその時々に合わせて、最新にする作業です。
ユーザーは新しい情報を欲しているため、更新をまったくしないと記事の情報は古いままになってしまうため、徐々に読まれなくなっていきます。
適度に更新すると新しい情報が加わり、内容もユーザーに寄り添ったものに。
また、時間経過により、以前は正しいとされていた情報でも、実は間違いだったことが判明する場合も少なくありません。
更新は、誤った情報を直して、ユーザーの欲しい情報を増やしていく作業でもあります。
ユーザーの欲しい情報が載っているコンテンツは、質が高いと判断されます。
Googleからの評価もよくなり、上位表示されやすくなるので、状況に応じた適切な更新はおこないましょう。
1-3.ジャンルによっては随時更新が必要な場合も
経済や時事ニュースなどは、更新頻度が高いほうがよいといわれています。
常に情報が新しくなっていくジャンルのためです。
実際、株式や為替など、経済ジャンルを取り扱っているYahoo!ファイナンスでは、4社によって毎日随時更新されています。
ただし、ブログなどで無理に毎日更新しようとすると、記事の質が落ちてしまう可能性があるため注意しましょう。
質が悪くなれば、SEO評価も悪くなってしまいます。
自社でできる範囲で更新するのが大切です。
2.更新頻度が高いことで得られる3つのメリット
SEO対策において、更新頻度を高くすることで得られるメリットもあります。
今まであまり更新していなかった方は、ぜひ一度自社サイトのコンテンツをチェックしてみてください。
2-1.ユーザーからの信頼を得やすい
更新頻度が高いサイトは、ユーザーからの信頼を得やすい傾向にあります。
有益な情報を常に発信し続けるサイトとして、評価がよくなるためです。
Googleでも、新鮮な独自コンテンツの発信を推奨しています。
また、質の高い記事を更新すると、被リンクを得られやすくなるのもメリットのひとつ。
被リンクがあれば、ユーザーの流入数も上がりやすくなります。
また、被リンク数が多い、ユーザー流入数が多いのは、信頼できるサイトの証拠です。
被リンクについて詳しく知りたい方は「被リンクはSEOに効果的?8つの増やし方を解説」も参考にしてみてください。
2-2.昔の記事を適切にリライトするとSEO評価が上がりやすい
表示順位が低いページをリライトし、コンテンツの質を高めることでも、上位表示を目指せます。
SEO対策をするうえで大事なものに、「E-E-A-T」があります。
E-E-A-Tとは、経験・専門性・権威性・信頼性の英語の頭文字をとったもの。
Googleにおけるコンテンツ評価基準です。
コンテンツを書いた当初はE-E-A-Tを満たしていたとしても、時間がたつにつれ徐々に失われていくケースも多くあります。
放置すると、最終的に検索順位が低くなる事態に。
こうした記事をリライトすると、再びE-E-A-Tの基準を満たした内容にできます。
基準を満たせば質も高くなるため、検索順位の改善も可能です。
また、質の低いページが減ると、webサイト全体の信頼性も高くなります。
SEOリライトについて詳しく知りたい方は「SEOリライトで検索順位を底上げ!やり方を4ステップで解説」も参考にしてみてください。
2-3.定期的に更新すると継続ユーザーが増える
会社のホームページなどは、定期更新を続けると、新たな情報を待つユーザーが継続的に訪れるようになります。
ある程度更新時期がわかっていれば、わざわざほかのサイトを探さずとも、そのサイトにいけば欲しい情報が手に入るのがわかっているためです。
また、定期的に更新すれば、ユーザーからの信頼度アップにも。
「このジャンルの新しい情報なら、このサイトにいけばよい」と思ってもらえれば、別のユーザーに紹介されることも増えてきます。
結果、ユーザーの流入数増加にもつながり、上位表示されやすくなるのもメリットです。
更新をする方法について詳しく知りたい方は「記事更新はSEOの必須項目!適切な更新をする3ステップとは」も参考にしてみてください。
3.更新頻度よりもSEO対策で重要な5つのポイント
SEO対策では、更新頻度よりも、まず重視すべきポイントがあります。
順番に解説していくので、コンテンツ作成で悩んでいる方はぜひチェックしてみてください。
3-1.ユーザーニーズを見極める
コンテンツは、ユーザーニーズがわからなければ上位表示は狙えません。
Googleでは、ユーザーファーストな記事を推奨しているためです。
ユーザーニーズを見極めるには、そのキーワードで調べたユーザーが、記事に求めるものを考えてみましょう。
その際、サジェストワードや関連ワードを調べるのがおすすめです。
サジェストワードとは、検索窓にキーワードを入れたとき、すぐ下に出てくる候補ワードのこと。
キーワードで検索したユーザーに対し、検索したいであろう関連しているキーワードを先読みして提案してくれます。
例えば「運動 室内」キーワードで検索した場合、サジェストワードは「家で出来る有酸素運動 静か」「有酸素運動 室内」などです。
つまり、部屋でできるダイエットや、部屋で静かにできる運動などもニーズとしてあることがわかります。
一方、関連ワードとは、そのキーワードに関連しているワードで、検索結果画面の最下部に表示されています。
「運動 室内」キーワードの場合「家で出来る有酸素運動 静か」「有酸素運動 室内」「一番痩せる運動 室内」などです。
このことから、部屋でできるダイエットや、部屋で静かにできる運動などもニーズとしてあることがわかります。
3-2.記事は網羅的な内容にする
ユーザーが欲している情報を、網羅的に書くことも重要です。
コンテンツの内容を網羅的にすると、ユーザーが欲しい情報を満たしているため、上位表示されやすくなります。
また、狙ったキーワードだけでなく、さまざまなキーワードからの流入も見込めるメリットも。
網羅的にするためには、深い知識や経験に基づいたコンテンツ作成が必要となります。
内容が網羅的かどうか悩んだら、上位表示されている記事を参考にしてみてください。
自社サイトに足りない情報などが見つかる可能性もあります。
なお、あくまで必要な情報を網羅的に書くようにしましょう。
不要な情報を盛り込むと、全体のテーマ性にブレが生じ、コンテンツとしての質も下がってしまいます。
3-3.古い情報や間違った情報を修正する
コンテンツをリライトする際は、古い情報や間違った情報がないかしっかり確認しておきましょう。
間違った情報をそのままにしていると、信頼性の低いサイトと判断されてしまうためです。
情報を追加する際は、E-E-A-Tに該当する情報を加えるように意識すると、質の高い記事ができます。
3-4.内部リンクを活用する
内部リンクを活用すると、サイト内の回遊率を上げられます。
内部リンクとは、同じサイトにある別の記事へ飛ぶためのリンクのことです。
コンテンツに関連する記事がサイト内にある場合、その記事へ誘導するとサイト内のほかの記事も読んでもらえます。
ユーザーがコンテンツを読んで、もっと深く知りたいと感じたときに、詳しく記載している記事に誘導できれば、ユーザー満足度もアップし、サイトの評価向上につながります。
ただし、コンテンツと関係ない記事のリンクばかりだと、ニーズを満たさず評価が下がりやすいため、注意が必要です。
内部リンクの数を増やすには、関連のある質の高いコンテンツを増やすようにしましょう。
内部リンクについて詳しく知りたい方は「内部リンクとは?SEOを意識した5つの最適化方法を解説!」も参考にしてみてください。
3-5.タグを最適化する
タグとは、htmlタグのことをさします。
クローラーがサイトの内容を理解しやすいようにする、目印の役目です。
タグを最適化すると、わかりやすいページとして、クローラーから評価されやすくなります。
コンテンツを作成する際、主なタグは以下です。
ほかに、メタディスクリプションタグなどもあります。
タグの種類は多種多様ですが、まずはこれらを覚えておきましょう。
適切にタグを使うと、クローラーがサイトやコンテンツの内容を理解しやすいだけでなく、ユーザーにとっても見やすいサイトになります。
また、評価が上がり上位表示されやすくなる可能性もあります。
タグについて詳しく知りたい方は「SEOに効果的なタグとは?ポイントと注意点を解説」も参考にしてみてください。
4.更新やリライトに便利な無料ツール
ここでは、おすすめの無料ツールを3つご紹介します。
使い方も簡単なので、使ったことがない方はぜひ利用してみましょう。
SEOチェックツールが詳しく知りたい方は「プロも使うSEOチェックツール20選!無料ツールもご紹介」も参考にしてみてください。
4-1.①コピペチェックツール「CopyContentDetector」
参照:「CopyContentDetector」
4,000字までの文章を、無料でコピペチェックできるツールです。
類似度や完全一致率などで示してくれるため、ひと目でコンテンツの内容が他コンテンツと被っていないかがわかります。
コピペの疑いが高い場合は、「コピーの疑い」と表示されるので、初心者でも使いやすいのが魅力。
テキスト間判定もできるので、コンテンツ内で文章が重複していないかのチェックもできます。
4-2.②上位記事調査「見出し(hタグ)抽出(ラッコツールズ)」
参照:「見出し(hタグ)抽出(ラッコツールズ)」
キーワードの上位10サイトや、指定したURLのサイトの見出しを抽出してくれるツールです。
CSVファイルでまとめてダウンロードもできるため、上位表示のサイトを比較したいときなどに便利。
ダウンロードせずとも、見出し(hタグ)抽出(ラッコツールズ)のサイト内で確認もできます。
また、上位10サイトで抽出した場合、平均文字数と各サイトの文字数も確認できます。
同じキーワードのコンテンツで、文字数目安が知りたいときなどにおすすめです。
4-3.③記事順位検索「Googleサーチコンソール」
参照:「Googleサーチコンソール」
ユーザーが、どのようなキーワードを検索してそのコンテンツにたどり着いたかなどがわかるツールです。
表示回数や、掲載順位がわかるので、リライトすべきコンテンツの判別などにも使えます。
また、ページが表示されていないなど、サイトに問題点があれば、メールで通知が受け取れるのも便利なポイントです。
5.記事を更新する際の注意点
記事はただ更新すればよいものではないことは、お伝えしてきたとおりです。
そこで、更新する際に注意するポイントを解説します。
5-1.内容の薄い更新はマイナス効果
Googleでは、もとからあるコンテンツの複製や、ほぼ同じコンテンツの作成は避けるべきとされています。
そのため、以前と同じ内容のコンテンツ更新は重複コンテンツとみなされ、クロールされにくくなります。
自社サイトではなく、外部コンテンツのコピーをした場合は、ペナルティーの対象に。
また、内容のない過度な更新は、スパムとみなされる恐れもあるなど、デメリットしかありません。
日付だけの更新で上位表示されていた時期も過去にはありましたが、今では逆効果です。
検索順位が低くなるだけなので、やめましょう。
重複コンテンツについて詳しく知りたい方は「重複コンテンツはSEO的に地雷!評価を下げない対策とは」も参考にしてみてください。
5-2.似た内容の記事はまとめる
似た内容の記事はまとめておかないと、先に述べたように重複コンテンツとみなされる可能性があります。
また、似たコンテンツをまとめると、そのコンテンツの独自性が高まるメリットも。
記事をまとめる際は、新規記事として書くのではなく、既存記事のリライトがおすすめです。
元の記事の評価が上がりやすくなります。
また、SEOの評価から考えても、被リンクが多い記事を残し、リライトするほうがおすすめです。
5-3.不要なページや質の低いページは削除または非公開にする
質の低いページが複数あると、SEO評価に悪影響を及ぼします。
あまりにも検索順位の低いページや、今後確実に不要なページは削除しましょう。
リライトしたくても、時間が取れない場合は、いったん非公開設定にするのがおすすめです。
その後、時間ができてリライトし終わったら、公開設定にします。
また、コンテンツとしての質は低いけど、サイトとしてその記事が必要な場合は、「noindex設定」を利用してみてください。。
noindex設定では、Googleからクロールされずにページは公開されている状態にできます。
6.質の高い記事が難しい場合は記事作成代行業者の利用も考えてみる
SEO対策としては、なるべく質の高い記事を作成し、更新し続けられる状態がベストです。
しかし、記事作成にあまり時間を取れなかったり、昔の記事の見直しができなかったりする場合も多くあります。
記事作成代行に依頼すると、記事作成や過去の記事をチェックする負担を軽減できます。
また、プロが質の高い記事を依頼数分作成してくれるため、自社だけで多くの記事を作成する必要もありません。
「記事作成代行Pro」では、多数の記事作成の実績があります。
実際、100円引っ越し様の事例では、作成記事数534記事×文字数2,000文字、総文字数1,068,000文字を作成。
結果、複数キーワードで検索順位1位を達成しています。
プランやオプションが複数あるため、予算に合わせて選べるのもポイントです。
7.まとめ
SEO対策をするうえで重要なのは、更新頻度よりも更新する内容です。
ユーザーにとって価値あるコンテンツを提供することに意味があるので、無理に更新頻度を高くするのはやめましょう。
内容の薄い更新は、SEO評価が下がり、ユーザー離れを引き起こしかねません。
過去の記事のリライトやコンテンツの更新をしたいけど時間がない場合は、ぜひ記事作成代行Proにご相談ください。
SEOコンテンツ作成のプロが、ていねいに対応いたします。
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