【SEO内部対策】おすすめチェックツール20選|改善箇所チェック項目も解説
- 公開日:2023.10.12
- 更新日:2024.05.27
- 内部SEO対策
SEO対策のなかでも「SEO内部対策」は、上位表示させるために非常に重要な項目となっています。
ただし、SEO内部対策といってもどのように対策したらよいのか?
わからないという方も多いのではないでしょうか。
SEO内部対策にはいろんなチェック項目があります。
大きく以下のような項目が代表格です。
- 【コンテンツ調査】
- 【HTML構文チェック】
- 【リンク切れチェック】
- 【コピー(重複)コンテンツチェック】
- 【UX指標計測】
- 【被リンクチェック】
- 【競合調査】
- 【順位変動チェック】
- 【SEO診断】
これらのチェックに便利なツールをご紹介します。
ぜひ参考いただき、サイト改善の一歩につなげていただけると幸いです。
- 【記事監修者】
株式会社BRIDGEA 代表 田端 健一 -
・通信業界の営業に10年携わり、多くの商品で営業成績日本一を獲得
・独立して「記事作成代行Pro」を運営
・「コンテンツマーケティング」や「コンテンツSEO」「記事作成代行」を行なっています。
・多くのお客様サイトを上位表示に成功。今ではリピート案件多数
目次
1.SEO内部対策チェックツールの特徴
SEO内部対策チェックツールとは、自分のサイトがGoogleの評価基準「E-E-A-T」に沿った高品質なサイトであるかどうかをチェックするツールのことです。
ツールを使用することで、以下のような情報を短期間かつ正確に得ることができます。
【サイトの全体的なチェック】
- サイトの構造化を診断
- 競合サイトの分析
- UX指標計測
- HTML構文のチェック
- リンク切れのチェック
【コンテンツチェック】
- 検索順位チェック
- 関連キーワードチェック
- 重複コンテンツのチェック
- リンク切れのチェック
なお「E-E-A-T」とは、GoogleがWEBコンテンツやサイトの品質を評価する基準であり、下記4つの頭文字を取った造語のことです。
- E:Experience(経験)
- E:Expertise(専門性)
- A:Authoritativeness(権威性)
- T:Trust(専門性)
以前は「E-A-T」でしたが、2022年12月15日に検索品質評価ガイドラインが更新された際に「Experience」が追加され、E-E-A-Tとなりました。
高品質なサイトにするには、この「E-E-A-T」に沿っていること、クローラーからもユーザーからも分かりやすい内容にすることが重要です。
そして、サイト作りの過程で重要となる「SEO」のさまざまな段階の情報を取得できるのが、内部対策チェックツールなのです。
2.SEO内部対策でチェックすべき20項目
この章にて、SEO内部対策でチェックすべき項目の一部をご紹介します。
「どういった項目をチェックすればいいのか分からない」という人は、参考にしてみましょう。
【ページ内対策のチェック】
- titleタグに対策キーワードが含まれているか
- h要素は適切な順番で使用されているか
- h1要素はメインコンテンツの見出しとなる位置に使用されているか
- テキストを画像で表現していないか
- 検索者の意図を満たすページになっているか
【内部リンクのチェック】
- レコメンドリンクの関連性は適切か
- 重要なページに内部リンクが集まっているか
【クローラー対策チェック】
- パンくずリストは設置されているか
- 適切なアノテーションタグが設置されているか
- ディレクトリ構造は自然な形になっているか
- 低品質なコンテンツがインデックスされていないか
【モバイル対応チェック】
- タップできる要素同士が近すぎないか
- 文字が小さすぎないか
- PC版とモバイル版でコンテンツに差分が無いか
- 画面の大半を隠す大きなインタースティシャルを使用していないか
- クリックしたくなるサイト説明文となっているか
- リッチリザルト対策(構造化データマークアップ)はされているか
- ファビコンは適切に設定されているか
【その他の対策チェック】
- Google Search Consoleに登録しているか
- Google マイビジネスに登録しているか
3.【ツールごとに解説】SEO内部対策チェックツールのおすすめ20選
SEO内部対策チェックツールには無料・有料のものがあり、その機能性もさまざまです。
なかには複数の機能を持つものもあるため、予算や利用したい目的によって最適なツールを選択する必要があります。
この章では、おすすめのSEO内部対策チェックツールをツールごとに分けてご紹介します。
3-1.【コンテンツ調査ツール】:競合との比較
コンテンツ調査ツールとは、コンテンツマーケティングを行ううえで必要なコンテンツ制作を支援するためのツールです。
自社サイトや競合サイトのアクセス解析や、キーワード選定などをサポートする機能が搭載されています。
このツールは、特にサイトを作る最初の段階で使用することをおすすめします。
競合サイトを調査することで「なぜこの競合サイトはGoogleからの評価が高いのか?」を知ることができ、これから作るサイトの参考にできるからです。
ただし、ソフトウェアやクラウドサービスなどの違いや、特徴や分析機能などが異なるため、自社に合ったツールを探さなければなりません。
同じ使用目的のツールであっても、企業によってサービス内容や費用は異なるため、導入前にツールの比較は必ずおこなうようにしましょう。
3-1-1.Googleアナリティクス
参照:「Googleアナリティクス」
Googleアナリティクスは、自社が運営しているサイトに関するユーザー行動や、アクセス状況などを分析するためのツールです。
閲覧数・訪問ページ・ユーザー属性などを調べることができ、さらに広告効果やCV(コンバージョン)率などさまざまデータが取得できます。
Googleアカウントの登録こそ必要ですが、無料で使用できるため導入コストを心配することもありません。
ただし、注意点が2つあります。
一つは「公式なマニュアルが存在しない」ことです。
そのため、使用者の解説記事やセミナーなどを活用して、自身で情報を集める必要があります。
もう一つは「特定ユーザーのページ遷移や、集中して閲覧した部分などの分析ができない」ことです。
Googleアナリティクスは「サイト内にアクセスしてきたユーザーが、離脱するまでに起こしたアクションを定量分析するツールである」ということを念頭に置いておきましょう。
3-1-2.Keywordmap
参照:「Keywordmap」
Keywordmapは「株式会社CINC」が提供している、国産ツールとして最大級の日本語データを保有するSEO流入増の対策ツールです。
顧客意図や自社の競合データの分析や管理に最適な、市場調査と競合調査に特化した機能が搭載されています。
また、キーワード選定をマインドマップ形式で表示できるため、視覚的にもわかりやすくサポートしてくれることも特徴です。
コンテンツマーケティングに必要な機能が多数揃うことから、戦略的にWebサイトの成長を図る企業で多数導入されています。
なお、費用は利用回数に応じた月額設定となるようですが、詳細は公開されていません。
料金については問い合わせして確認を取ってみましょう。
無料トライアルを申し込むことも可能です。
3-2.【内部対策ツール】:Google評価との照らし合わせ
内部対策ツールは、Googleに高評価をもらえるサイト作りをサポートするツールです。
いかに単体では優良なコンテンツが揃っていたとしても、Googleや検索ユーザーに正しく伝わらなければ正当な評価は得られません。
- コンテンツがバラバラの階層に配置されている
- リンクが適切な場所に貼られておらずページ間のアクセスが困難である
このような「ユーザーにとって利便性が低い」と評価されると、検索順位は下がってしまいます。
内部対策ツールを使用することで、Webサイト内のすべてのページを調べ、階層構造やタイトル・ページ内リンクなどの問題点をチェックします。
SEO対策の基本でもあるので、一つは用意しておきたいツールといえるでしょう。
3-2-1.MIERUCA SEO
参照:「MIERUCA SEO」
MIERUCA SEOは、1700社が利用するコンテンツマーケティング・オウンドメディア・SEO対策分析サービスです。
- ユーザー意図分類
- 競合広告分析
- ユーザー行動改善
上位表示に必要な3つの機能が網羅されており、他にもSEOレポート機能や広告分析機能など多数の機能が用意されています。
さらに、カスタマーサクセスによる人的なSEO対策サポートがあることも強みの一つです。
17年の運営実績をもとにスタッフが最適な施策を伴走支援してくれるため、安心して使用できるでしょう。
費用は、企業規模や課題感に応じた価格など状況に応じて変わるため、まずは資料請求して情報を収集してみましょう。
無料トライアルを申し込むことも可能です。
3-2-2.パスカル
参照:「パスカル」
パスカルは、SEOアナリストを謳う企業の多くが導入しているSEOチェックツールです。
「キーワード選定」「キーワードに対してユーザーが求めているもの」「タイトルタグや強調タグの適切性」などをチェックしてくれます。
競合調査やランキングの調査などでSEO対応をしてくれることに加え、コンテンツマーケティングのサポートも可能です。
単なるSEO対策ではなく、サイトを使った事業目的の実現にも役立つことでしょう。
また、どのプランでもSEOコンサルタントによるサポートが付いており、月に最大12回まで受けられる無料レッスンもあります。
プランは以下の3つがあり、それぞれで月額にかかる費用が異なります。
- ライト:月額4.5万円
- プロ:月額6万円
- アナリスト:月額8万円
プランによって利用できる内容に違いがあるため、企業規模や目的に応じて最適なプランを選択しましょう。
無料トライアルも可能で、製品版「プロ」と同じフル機能を利用できます。
3-3.【HTML構文チェックツール】
HTML構文チェックツールは、その名の通りHTMLの構文をチェックするためのツールです。
HTMLを記述する際、誤表記やエラーを起こしてしまった経験は誰しもあることでしょう。
しかし、サイトを表示するためのHTMLが文法的に誤っていると、検索エンジンが理解できずにコンテンツやサイトそのものが低評価として判断されてしまうことがあります。
文法ミスのなかでも特に多いのが「閉じタグ忘れ」と「クラス名のスペルミス」です。
良質なサイトを作ったのにHTMLのミスで評価を下げないよう、HTMLの構文はしっかりとチェックしましょう。
3-3-1.Dirty Markup
参照:「Dirty Markup」
Dirty Markupは、HTML文法だけでなくCSS、JavaScriptの3タイプのソースを選択箇所にコードをペーストするだけでチェックしてくれるオンラインチェックツールです。
インターフェイスも分かりやすく、コーディング初心者の方にも使いやすいシンプルなツールです。
「ホームページを公開し通常通り反映しているが、ソースコードを調べてみたい」というときに役立つでしょう。
3-3-2.Markup Validation Service
参照:「Markup Validation Service」
Markup Validation Serviceでは、URLのダイレクト入力・ファイルのアップロード・コードの直接入力の3つの検証方法が用意されています。
HTML5も検証でき、常に更新を続けているので多様のパターンがチェック可能です。
また、エラー時はコード該当箇所と解説が表示されるので、コーディングのスキルアップツールとしても使用できます。
ただし、英語サイトであるためチェック結果もすべて英語で説明されます。
3-4.【リンク切れチェックツール】
リンク切れチェックツールは、自分のサイトに書かれた文字や画像でリンクが切れているところがないかチェックできるツールです。
Webサイトを運営していると、引用・参考などでリンクを設置することがあります。
しかし、リンクは常に有効というわけではなく、なんらかの原因でリンク切れとなる可能性があるのです。
リンク切れを放置しておくと、ユーザビリティが下がるだけでなく、GoogleのSEO評価基準である「信頼性」を損なうことにもなりかねません。
リンク切れチェックツールでこまめにチェックして適宜修正をおこないましょう。
3-4-1.W3C Link Checker
参照:「W3C Link Checker」
W3C Link Checkerは、WEB技術の標準化を推進する非営利団体「W3C」が提供しているチェックツールです。
URLを入力してチェックボタンを押すだけで、リンク切れの有無をチェックしてくれます。
いくつかオプションが用意されているので、表示方法をカスタマイズすることも可能です。
ただし日本語には対応していないため、英語に不慣れな人には「エラー箇所が直感的に分かりにくい」とい難点もあります。
3-4-2.Broken Link Checker
参照:「Broken Link Checker」
Broken Link Checkerは、WordPressで利用できるプラグインです。
投稿・固定ページ・カスタム投稿、カスタムフィールド内のリンク切れを自動で監視してくれます。
WordPressのメニュー画面にある「プラグイン」からインストールでき、インストール完了後はプラグインを有効化しておくだけで自動的にチェックしてくれます。
リンク切れが発見されるとダッシュボードで通知してくれるので、見逃すこともありません。
また、設定を変えることで、チェックの間隔を調整したりサーバーへの負荷の制限なども可能です。
WordPressでサイトを運営しているなら、ぜひとも入手しておきたいツールといえるでしょう。
3-5.【コピー(重複)コンテンツチェックツール】
コピー(重複)コンテンツチェックツールとは、自分のサイトが他のサイトや自分の他のページのコピーと判断されていないかをチェックするツールです。
コピー(重複)コンテンツとはその名の通り、内容の重複がみられるコンテンツのことです。
重複箇所が多いと、Google検索での表示順位が下がり、SEO効果が弱くなってしまうケースもあります。
特に、外部サイトとのページコンテンツの重複はペナルティの対象となる可能性もあるため、より注意が必要です。
(Googleでは外部サイトのコンテンツのコピーを明確に禁止している)
ユーザーやクローラーからの評価に大きく影響するため、チェックを怠らないようにしましょう。
3-5-1.sujiko.jp
参照:「sujiko.jp」
sujiko.jpは、類似判定したい2つのページを比較し、類似度を分析できるツールです。
- 比較対象となる2つのページのURLを入力し「判定」ボタンを押す
- 「タイトルの類似度」「本文類似度」「HTML類似度」「カノニカル指定」が個別に数値化される
- 類似度が「高」「中」「低」の3レベルで判定される
上記のように判定がおこなわれます。
また、文章で類似判定のペナルティに関する評価も表示されるため、正確に状況を理解できます。
無料で使用でき、会員登録も不要なので手軽に利用できるのもポイントです。
ただし「利用回数は1日5回まで」と「重複コンテンツが存在するか明確でない場合には利用できない」という注意点があります。
あくまで「重複の恐れがあるページを認識している場合に活用できるツールである」ということを理解しておきましょう。
3-5-2.CopyContentDetector
参照:「CopyContentDetector」
CopyContentDetectorは、入力したテキストがWEB上に存在するコンテンツの内容と重複していないかチェックできるツールです。
分析項目は「類似度判定」「一致率判定」「テキスト間判定」の3つがあり、判定は「コピーの疑い(赤)」「要注意(黄)」「良好(青)」で表示されます。
公開前のコンテンツについて、他社サイトとの重複の恐れがないかを確認する際に役立つでしょう。
このツールは無料でも利用できますが、1回の文字数上限が最大4,000文字までしか登録できません。
「1回の文字数上限を増やしたい」「オプションも利用したい」という場合は、有料プランを検討してみましょう。
- 個人向けマイクロプラン:月額300円(税込)
- 個人向けライトプラン:月額1,000円(税込)
- 個人向けレギュラープラン:月額6,000円(税込)
3-6.【UX指標計測ツール】:ユーザー行動をチェック
UX指標計測ツールは、アクセスしてきたユーザーがどのような行動をとったかを計測できるツールです。
UX=ユーザーエクスペリエンスのことで「ユーザーが一つの製品・サービスを通じて得られる体験」を意味しています。
UXを改善する(ユーザー体験を改善する)ことで、利用者にとって製品・サービスを向上させることを目的とし、それがサイトの評価を上げることにつながるのです。
UX指標計測ツールを利用すれば「ユーザーにとって見やすく扱いやすいページが作られているか」を確認し、改善に役立てることができるでしょう。
3-6-1.LightHouse
参照:「LightHouse」
LightHouseでは、WEBページの品質改善の指針を以下6つの項目で点数評価してくれます。
- パフォーマンス
- ユーザー補助
- おすすめの方法
- SEO
- プログレッシブウェブアプリ(PWA)
- Publisher Ads(広告監査)
「PWAに必要な品質項目を満たしているか」「ページスピードは適切か」「SEO基準を満たしているか」などが把握でき、ユーザビリティやGoogle評価を上げるために役立つでしょう。
このLightHouseはオンラインツールではなく、Google Chromeのプラグインです。
使用の際は、Google Chromeにプラグインを入れ、有効化してから利用しましょう。
3-6-2.Web Vitals Extension
参照:「Web Vitals Extension」
Web Vitals Extensionでは、以下3つの視点からサイトをチェックでき、その結果が数値と色で判定されます。
- Largest Contentful Paint(LCP)ー読み込み速度
- First Input Delay(FID)ー対話性
- Cumulative Layout Shift(CLS)ー視覚的な安定性
緑色が正常、赤色が問題ありの判定です。
こちらもGoogle Chromeのプラグインなので、使用の際はGoogle Chromeにプラグインを入れ、有効化してから利用しましょう。
3-7.【被リンクチェックツール】
被リンクチェックツールを使うことで、自社のWebサイトが獲得している被リンクの質や量を確認することができます。
被リンクとは、外部サイトから自分のWebサイトへ向けられたリンクのことです。
コンテンツが充実してユーザーに有用な情報が増えてくると、サイトが被リンクを受けるようになります。
被リンクを受けることで権威性が増すと、自身のサイトがGoogleに評価されやすくなるのです。
被リンクチェックをしなければ(被リンク数やリンク元を調べなければ)被リンクの量や質が分かりませんので、被リンクチェックツールを活用してSEO対策に生かしましょう。
3-7-1.hanasakigani.jp
参照:「hanasakigani.jp」
hanasakigani.jpは「株式会社ディーボ」が提供する被リンクチェックツールです。
対象のページURLを入力するだけで、以下を確認できます。
- 入力したページURLの被リンク数や被リンクドメイン数
- 被リンクのエージタイトルとURL
- アンカーテキスト
- nf(nofollowリンク)
- OBL数(アウトバウンドリンク数)
また、キーワードとURLを入力すると、競合サイトの被リンクを一括でチェックできる「競合サイト被リンクチェック機能」があります。
無料なので、気軽に利用できるのもポイントです。
ただし「分析可能な被リンク数は最大10件」であることと「被リンク数の推移分析はできない」という点には注意しておきましょう。
3-7-2.Majestic
参照:「Majestic」
Majesticは、WEBをマッピングして、市場を支配するために必要なリンクインテリジェンスデータを提供するSEOツール(被リンクチェックツール)です。
リンク分析に強く、自社サイトや競合他社の被リンク、相互リンクを分析できます。
「ヒストリックインデックス」と呼ばれる過去5年分の蓄積データを保存しており、被リンクの推移を長期間にわたって分析することも可能です。
APIを使い、Majesticのデータをアプリケーションに統合できる点も特長といえるでしょう。
本ツールは無料で1回だけ使用できますが、限定的な機能しか使用できず、基本は有料版に申し込む必要があります。
- ライト:49.99ドル(月額)
- プロ:99.99ドル(月額)
- API:399.99ドル(月額)
プランによって利用できる機能が異なりますので、内容をしっかり確認しておきましょう。
3-8.【競合調査ツール】:他サイト分析で改善点チェック
競合調査ツールを使用することで、自サイトだけでなく競合サイトのアクセス分析も可能となります。
SEO対策をおこなう場合に重要となるのが、競合サイトの調査・分析です。
- 他社との差別化ポイントを見つけられる
- 競合サイトの戦略が想定できる(SEOの戦略を考えることができる)
他のサイトの分析を通して自サイトの優位点や改善点も理解できるので、SEO対策の方法が簡単に理解できるようになるでしょう。
3-8-1.Gyro-n SEO
参照:「Gyro-n SEO」
Gyro-n SEOは、Google、Yahoo!、Bingの検索結果の順位をチェックできるSEO支援ツールです。
気になるキーワードを登録するだけで、毎日キーワードの検索順位を自動でチェックできます。
- 競合比較や競合サイトのページ分析
- 内部対策状況の調査
- ページ分析機能(コンテンツを分析して最適化すべき箇所を特定できる機能)
- 検索結果(SERPs)プレビュー機能(過去1年間の検索結果画面の状態を確認できる機能)
上記のような便利な機能がさまざまに用意されており、細かく手間のかかる作業を効率化させることが可能です。
本ツールは有料ではありますが、月額500円(税別)かつ登録から3ヶ月は無料で利用できます。
低価格で利用できるため、導入しやすいのも特長に挙げられるでしょう。
3-8-2.GRC
参照:「GRC」
GRCは、検索結果の順位をチェックできる無料ツールです。
直近の順位変化はもちろん、 過去の全ての順位変化もグラフ表示で確認できます。
また、実施したSEO対策の内容をGRCのメモ機能で記録しておけば、 順位グラフ上でメモを閲覧できます。
本ツールは無料でも使用できますが使用制限がかかっており、ライセンスを購入することで制限の緩和や解除が可能です。
ライセンスプランは5つありますので、必要に応じたプランを購入しましょう。
- ベーシック:月額495円(税込)
- スタンダード:月額990円(税込)
- エキスパート:月額1,485円(税込)
- プロ:月額1,980円(税込)
- アルティメット:月額2,475円(税込)
※年払いも可能
3-9.【順位変動チェックツール】
検索順位チェックツールとは、インターネット検索結果でのWEBサイトのキーワードの掲載順位を測定するためのツールのことです。
SEOチェックツールやキーワードツールの一種であり、検索エンジンのアルゴリズムの変化を確認できます。
検索順位をチェックしなければ、自身のWEBページの掲載位置が把握できません。
仮に掲載位置が低かったとしても、検索順位を上げるために必要なSEO対策が検討できないのです。
他にも、検索順位チェックツールを使うことで、以下のようなメリットを受けられます。
- まだ流入のないキーワードの順位を調査できる
- 対策が成功したかどうかの確認ができる
- 検索ユーザーの傾向や競合サイトの検索順位の把握ができる
- 検索順位が落ちたことにすぐ気づける
- 順位が変動するときの傾向が分かる
- 順位変動から検索エンジンの評価を読み取る
定期的にチェックしたり、アクセス数が大きく増減した場合にチェックしてみましょう。
3-9-1.検索順位チェッカー
参照:「検索順位チェッカー」
検索順位チェッカーは、GoogleやYahoo!、Bingの検索順位を簡単にチェックできる検索順位チェックツールです。
1URLに対して5つまでの検索順位をチェックでき、スマホ版も同時にチェックできます。
検索順位を計測するためのシンプルなツールですが、検索回数の制限がなく、表示されたデータをCSVファイルでダウンロードすることも可能です。
無料で利用できるため、まずは試しに使用してみるといいでしょう。
3-9-2.BULL
参照:「BULL」
BULLは、完全自動の順位チェックツールです。
パソコンを作動しなくても、毎朝9時に自動で検索順位データを取得してグラフ化されます。
(グラフに表示させるデータは1ヵ月・3ヵ月・6ヵ月・12ヵ月と自由に変更が可能)
また、検索順位のチェックだけでなく、他にもさまざまな機能が用意されています。
- メモ機能:SEO対策をメモできる
- 順位変動幅グラフ:順位上昇・下落の傾向がわかる
- フォルダ機能:顧客・多数のサイトを一元管理できる
- ロゴ登録機能:自社のロゴを入れて自社ツール風にできる
- クライアントログイン機能:顧客とデータを共有できる
- エクスポート機能:レポートを出力できる
- スマホ専用機能:スマホでも見やすい専用の画面が用意されている
- 順位取得 地域指定機能:知りたい場所の順位がわかる
本ツールは有料であり、5つのプランが用意されています。
プランによって登録キーワード・URL数が異なりますので、自身に合ったプランで契約しましょう。
また、2週間の体験期間もありますので、まずは無料トライアルを試してみるといいでしょう。
- BULL30:月額1,150円
- BULL50:月額1,850円
- BULL100:月額3,500円
- BULL200:月額6,550円
- BULL500:月額15,400円
3-10.【SEO診断ツール】
SEO診断ツールは、自サイトのSEOの状況を診断してくれるツールです。
アクセス増加を目指すためにSEO対策をしますが「効果的に対策ができているのか?」と疑問を感じる人は多いでしょう。
そもそも、サイトの運営側がすべての基準を理解した上で、対策ができているかどうかまで完璧に把握することは困難です。
SEO診断ツールを使用することで、自サイトを効率的かつ簡単に診断することができ、修正すべきポイントなどを素早く確認できます。
客観的な視点から評価を受けることが可能になるため、自分だけでは気が付かなかった問題点も把握できるでしょう。
無料から有料までさまざまなツールが存在するため、試験的にいくつか使用してみて、自社にフィットする診断ツールを見つけましょう。
3-10-1.EmmaTools™
参照:「EmmaTools™」
EmmaTools™は、SEOライティングに特化したツールです。
- 検索順位チェック
- キーワード分析
- 競合分析
- コピー率チェック
など、コンテンツSEOに必要な機能が搭載されています。
外部ユーザー向けにアカウント発行ができ、依頼状況も把握できるため、記事作成を外注化する場合にもおすすめです。
SEO対策に強い記事かどうかが一目で判別できるため、SEOライティングに特化した企業ならばぜひ導入を検討してみましょう。
料金プランは、個人向けと企業向けにそれぞれ2つ用意されています。
【個人向け】
- for Personal:月額2,480円(税抜)
- for Personal+:月額6,980円(税抜)
【企業向け】
- for Team:月額25,000円(税抜)
- for Team+:月額58,000円(税抜)
無料トライアルも用意されているので、まずは試しに使用してみるのもいいでしょう。
3-10-2.seodoor
参照:「seodoor」
seodoorは、順位チェックはもちろん、コンテンツ分析や解析、内部SEO対策までseodoorひとつで完結するSEO管理・対策ツールです。
SEOタスク機能で管理することで「今、なんの対策が必要なのか?」を迷うことなく進めることができます。
サイト数や使用回数に制限なく、調査したいページで何度でも内部対策機能やコンテンツ分析機能が利用可能です。
有料プランは、以下の4つが用意されています。
- スポットプラン:月額4,200円
- スタンダードプラン:月額3,980円
- プロフェッショナルプラン:月額6,480円
- エンタープライズプラン:月額19,800円
スポットプランのみ1ヶ月ごとの契約となり、短期で利用したい方向けのプランとなります。
残り3つのプランは、3ヶ月・6ヵ月・12ヶ月の3つから契約期間を選択できます。
ほぼすべての機能(エクスポート機能を除く)が利用できる7日間の無料トライアルもあるので、まずは実際に体感してみましょう。
4.SEO対策は無料と有料のどちらを選択すべきか
結論としては「自サイト(自社)に合ったツールを選ぶ」ことです。
同じ対策ツールでも提供している企業で特徴は変化し、プランによって利用できる機能も異なります。
不慣れな人は、まずは無料ツールを導入し、実際に体感してみるといいでしょう。
その後、必要に応じて有料版に移行していきましょう。
有料版は無料トライアル期間が用意されているものがほとんどなので、無料トライアルを有効活用することも大切です。
いずれにせよ、複数のツールを活用すれば、より精度の高いSEO対策ができます。
良質なコンテンツ制作を心掛けて、結果が出るSEO対策をしていきましょう。
5.SEO対策は業者に依頼するのもいい
「SEO対策に自信がない」「業務時間を短縮しつつより精度の高いSEO対策をしたい」という場合は、SEO業者に依頼するのもいいでしょう。
SEO業者は、クライアントが検索からの集客を成功させるためのSEOコンサルティングを行う業者のことです。
顧客が検索しそうなキーワードで検索上位表示するような計画を立てたり、サイト内でSEOができていない箇所があれば修正をしてくれます。
ただし、SEOコンサルティングといっても内容はさまざまで、業者によって得意とする分野は異なります。
- 技術的な支援が強い業者
- キーワードマーケティングが得意な業者
- コンテンツマーケティングがメインの業者 など
また、得意な業種、会社やサイトの規模もそれぞれです。
SEO対策は非常に幅が広いため、複数の業者を比較・検討し、より自社に合ったSEO業者に依頼しましょう。
6.SEO記事の作成は「記事作成代行Pro」がおすすめ
記事作成代行Proは「株式会社BRIDGEA」が運営する記事制作代行業者です。
- キーワード分析選定
- 構成案作成
- 執筆
- 校閲校正作業
- WordPress入稿作業
など、コンテンツSEOにまつわる業務を一括で依頼できます。
SEOのノウハウ・上位表示される記事の根拠を熟知したライターが専属として担当してくれます。
また「3名ONEチーム」として、1つの記事が仕上がるまでライター・ディレクター・校閲者の3名体制で携わることも特長です。
記事の構成案、本文のチェックや完成記事の誤字表現チェックなど、細かな点まで徹底的に対応してくれるので安心して仕事を任せることができるでしょう。
導入実績も豊富です。
【実績例】
- アクセス数:6,000件/月→42,000件/月(7倍UP)
- お問い合わせ件数:60件/月→400件/月(6.6倍UP)
- 検索順位:主要キーワードで1位を獲得
通信機器販売・農園・不動産・法律・理容・旅行会社・ペット情報など、他にもさまざまな業種に対応しており、多くの分野で高品質な記事を制作してくれます。
記事作成代行Proでは5つのプランが用意されており、依頼内容に合ったプランを選択できます。
文字単価4.5円から選択可能なプランもあり、SEO特化型の業者のなかではもっとも安価に依頼できる点もポイントです。
(SEO特化型では1文字7円~10円が費用のベースとなる)
記事は資産であり、上位記事は24時間365日休まず働くスーパー営業マンです。
「自社サイトからの収益を増やしたい」という方は、ぜひ一度記事作成代行Proへお問い合わせください。
7.まとめ
SEO対策は、情報を把握するだけでなく、実際に対策をおこないサイトを改善することが重要です。
この記事でご紹介した各種ツールを使い、時間や労力の負担を大きく軽減しつつ効率よくSEO対策をおこないましょう。
また「SEO対策に自信がない」「業務時間を短縮しつつより精度の高いSEO対策をしたい」という方は、SEO対策の専門業者に依頼するのも一つの手段です。
業者によって得意とする分野が異なりますので、さまざまな業者を比較し、自社に合った業者に依頼しましょう。
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