SEOは表示速度も大事!読み込み速度をブーストする6つの方法
- 公開日:2022.06.27
- 更新日:2024.05.27
- SEO対策の基礎
「表示速度」とは、「ユーザーがWebページをクリックしてからコンテンツが表示されるまでの速度」を意味します。
表示速度の最適化はランキング要因のひとつであり、サイト運営者が決して無視できない大事なSEO対策です。
【この記事で学べること】
- 表示速度の意味
- 表示速度が重要な理由
- 表示速度の確認方法と改善方法
【この記事では以下の方におすすめ】
- 表示速度とは何かを知りたい方
- 憑依速度の確認・改善方法を知りたい方
目次
1.SEOで無視できない「表示速度」とは
「表示速度」とは、一般的に「ユーザーがWebページをクリックしてからコンテンツが表示されるまでの速度」のことです。
※表示速度は「読み込み速度」や「サイト速度」「サイトスピード」などとも呼ばれます(この記事では「表示速度」で統一します)。
ユーザーがクエリ(ユーザーが検索窓に入力するワード)を検索にかけると、検索結果には多くのWebページのタイトル(リンク)が表示されます。
そのうちのひとつをユーザーがクリックすると、画面にはそのページのコンテンツが現れます。
一瞬でテキストや画像が表示されることもあれば、閲覧できるまでに少々時間がかかることもあるでしょう。
その方が、ユーザーにとってストレスがないからです。
ラーメン屋で料理がすぐに出てくる方が、お客さまの満足度が高くなるのと同じ理屈です。
1-1.表示速度に影響する要素
表示速度は、Webページにより異なります。
世の中に数多くあるとサイトの中には、遅いページもあれば速いページもあります。
では具体的に、どのような要素が表示速度に影響を与えるのでしょうか?
代表的なものとして挙げられるのは、以下のような要素です。
- 画像
- 外部から読み込むファイル
- サーバー
- リダイレクト設定
それぞれの要素を詳しく見ていきましょう。
1-1-1.画像
1つ目の要素は「画像」です。
サイトはさまざまなファイルから構成されていますが、画像のファイルはデータ量が多いです。
画像が多ければ多いほど、高画素であればあるほど、表示速度は左右されるでしょう。
1-1-2.外部から読み込むファイル
2つ目の要素は「外部から読み込むファイル」です。
Webページを表示させるときは、外部のファイルにある「CSS」や「JavaScript」を読み込む方法が一般的です。
※「CSS」はWebページの見た目(文字や背景の色・大きさ・配置など)を決める言語
※「JavaScript」はWebページの表示に動き(アニメーションやナビゲーション・スライドショーなど)を持たせる言語
外部ファイルを使うこと自体は、表示速度を遅くする要因というわけではありません。
しかし、読み込むファイルが多くなったりサイズが大きくなったりすれば、速度低下が起きることもあります。
1-1-3.サーバー
3つ目の要素は「サーバー」です。
※「サーバー」は、データの保管や伝送を行うコンピュータのこと
性能が高くないサーバーを使ってサイト運営を行うと、速度低下が起きる可能性があります。
あるいは共有サーバーを使っている場合、ほかのサイトとの兼ね合いで遅くなることもあるでしょう。
※「共有サーバー」とは、1台のサーバーを複数人でシェアして使うサービス(共用バス・トイレのようなもの)
1-1-4.リダイレクト設定
4つ目の要素は「リダイレクト設定」です。
※「リダイレクト」とは、ユーザーがアクセスしたWebページから、別のページへ自動的に案内すること
リダイレクト設定は、WebページのURLが変わった場合など、ユーザーを別のページへ誘導しなければならないときに行われます。
リダイレクト設定は状況により必要なものですが、不必要なリダイレクト処理が行われると、表示速度を低下させる原因になります。
1-1-5.プラグインの利用
5つ目の要素は「プラグインの利用」です。
※「プラグイン」とは、便利な機能を追加できるプログラム
プラグインを使うと、SNSとの連携やサイトマップ自動生成など、さまざまな便利機能を使えます。
しかし、多くのプラグインを同時使用すると、表示速度が遅くなる可能性もあります。
2.表示速度を無視してはいけない理由
すべてのサイト運営者は、表示速度を速める工夫をすべきです。
表示速度を高めることは、SEO対策上多くのメリットがあるからです。
表示速度が大切といえる理由としては、以下のような点が挙げられます。
- ユーザーの離脱やコンバージョン率を左右するから
- SEOでランキング要因のひとつだから
- モバイル検索が増えているから
それぞれの点を詳しく見ていきましょう。
2-1.理由1:ユーザーの離脱やコンバージョン率を左右するから
1つ目の理由は「ユーザーの離脱やコンバージョン率を左右するから」です。
クリックをした際に、Webページのコンテンツ表示に時間がかかると、ユーザーはストレスを感じます。
この点はGoogleも以下のコメントで強調しています。
-
“検索ユーザーはできるだけ早く質問に対する答えを見つけたいと考えています。研究によると、ユーザーはページの読み込み速度を非常に気にかけています。”出典:“ページの読み込み速度をモバイル検索のランキング要素に使用します”,Google検索セントラル
以下のデータはこのコメントを裏付けています。
出典:“ Find Out How You Stack Up to New Industry Benchmarks for Mobile Page Speed”, Think with Google
上記の画像をまとめると…
- 表示速度が1秒から3秒まで遅い場合、直帰率は32%増加しえる
- 表示速度が1秒から5秒まで遅くなると、直帰率は90%増加しえる
- 表示速度が1秒から6秒まで遅くなると、直帰率は106%増加しえる
- 表示速度が1秒から10秒まで遅くなると、直帰率は123%増加しえる
このデータが示すように、なかなかコンテンツが表示されずにいたら、ユーザーはイライラしてそのページからさっさと離れてしまうでしょう。
せっかくアクセスしてもらったのに、中身も見ずに離脱されるのはもったいないことです。
中身を見てもらえなかったら、当然コンテンツ内で訴求している点が伝わらず、コンバージョンが発生しません。
仮にユーザーが留まってくれたとしても、反応が遅いページ内ではコンバージョン率は伸び悩むでしょう。
表示速度に関するあるアンケートでは、「ページの応答が1秒遅くなるとコンバージョンは7%減少する」そうです。
参照:「ECの未来を考えるメディア」
2-2.理由2:SEOでランキング要因のひとつだから
2つ目の理由は「SEOでランキング要因のひとつであること」です。
この点に関するGoogleの公式見解については後述しますが、表示速度は検索結果のランキングを決めるひとつの要因になりえます。
Googleは、表示速度が遅すぎるWebページを「ユーザーにやさしくないページ」と見なすでしょう。
Googleはユーザーを大事にするため、そのようなページエクスペリエンスを下げる状態は、マイナス要因になります。
※「ページエクスペリエンス」とは、「Webページがユーザーにとって使いやすいページかどうかの指標・利便性」を指します。
2-3.理由3:モバイル検索が増えているから
3つ目の理由は「モバイル検索が増えているから」です。
現在多くのネットユーザーが、パソコンではなくスマホなどのモバイル端末を使った検索をしています。
「パソコンがある部屋にいてもスマホを使う」という方もめずらしくないでしょう。
多くのサイトは、パソコン用ページとモバイル用ページの両方を用意しています。
しかし、両方のページで同じ画像を使っているケースでは、パソコン上での表示には最適でも、スマホ上での表示では画像サイズが大きすぎて表示速度が遅くなってしまう恐れがあります。
スマホユーザーが非常に多いことや、Googleがモバイル検索を重要視していることなどを考えると、サイト運営者は表示速度に意識を向けるべきであるといえます。
なお、Googleがスマホユーザーを重視しているといえる理由については、以下の記事もご覧ください。
関連記事:「モバイルファーストインデックスとは?基本と対策を徹底解説!」
2-4.表示速度をめぐるGoogleの動き
「表示速度はすべてのサイト運営者が意識すべき要素である」という点は、Googleが検索サービスを改善するために行ってきた施策を見ても明らかです。
Googleの表示速度に関連した動きをいくつかご紹介しましょう。
2-4-1.少なくとも2012年には表示速度がランキング要因になっている
Googleが表示速度を気にかけているのは、最近になってのことではありません。
少なくとも2012年には、表示速度がランキング要因としてカウントされるケースがありえることがわかっています。
「モバイルにとって表示速度はより重要か?ほかの要素がすべて同じ場合、表示速度がランキングに影響を及ぼすことはあるか?」という質問に対して、GoogleのスタッフだったMatt Cutts(マット・カッツ)氏は以下のように答えています。
-
“もしすべてが同じようなサイトがあるとして、あなたのサイトが本当に、本当に遅かったとしたら、表示速度をランキング要因として使うとこれまでに言及したことがあります。(表示速度以外の)すべてが同じようなら、ランキングは低くなりえます。
…だけどモバイルを使っているなら、妥当といえる時間内に表示されるかどうかを気にかけるべきでしょう。 ”出典:“Is page speed a more important factor for mobile sites? ”,Google Search Central
このようにGoogleは早くから、表示速度がランキングを形作るひとつの要素になると認めていました。
とはいえマット・カッツ氏の発言にあるとおり、これは絶対的な要素ではなく相対的な要素です。
「同じような出来栄えの2つのページがあり、速度だけ明らかな差がある場合、順位に差がつくかも」という程度です。
2-4-2.Speed Update
比較的最近の2018年7月に、Googleは「Speed Update(スピードアップデート)」を実施しました。
名前からイメージできますが、Speed Updateも表示速度に関連するアルゴリズムのひとつです。
Speed Update導入により、モバイル用ページの表示速度が、モバイル検索(スマホ検索など)においてランキング要素になりました。
※導入前はパソコン用ページの表示速度が速度評価のベースになっていたが、導入後はパソコンとモバイルは個別評価になった
以下のGoogleの公式見解をご覧ください。
-
“読み込み速度これまでもランキングシグナルとして使用されていましたが、デスクトップ検索を対象としていました。そこで 2018 年 7 月より、ページの読み込み速度をモバイル検索のランキング要素として使用することになりました。
これを「Speed Update」と呼びますが、対象となるのは、ユーザーがかなり遅いと感じるようなページのみで、ごくわずかな割合のクエリにしか影響しません。そのページがどのような技術を使用して制作されたかに関係なく、すべてのページに同じ基準が適用されます。検索クエリのインテントは依然として非常に強力なランキング シグナルです。そのため、関連性の高い優れたコンテンツを含むページであれば、読み込み速度が遅くても上位に掲載される可能性があります。” 出典:“ページの読み込み速度をモバイル検索のランキング要素に使用します”,Google検索セントラル
2-4-3.Core Web Vitals
「Core Web Vitals」は、2021年6 月中旬から 8 月末まで徐々に適用されたサイトの評価指標です。
この指標は、ページエクスペリエンスの項目のひとつですが、Core Web Vitalsを構成する主な指標の中に、スピードに関連したものがあります。
具体的には以下のものです。
- LCP(Largest Contentful Paint):最大視覚コンテンツの表示時間
- FID(First Input Delay):初回入力までの遅延時間
1つ目の「LCP(最大視覚コンテンツの表示時間)」は、「どれだけ早くWebページを読み込めるか」を示す指標です。
2つ目の「FID(初回入力までの遅延時間)」は、「ユーザーの最初のアクションにどれくらい早く反応するか」を示す指標です。
Core Web Vitalを含むGoogleの評価指標については、以下の記事でも取り上げています。
関連記事:「【2022年最新情報】SEOとアルゴリズムの詳細を徹底攻略!」
2-5.結論:表示速度を含むページエクスペリエンスを強化しよう
ここまで見てきたように、表示速度はユーザーにとってもGoogleにとっても大切な要素です。
Webページにおいて最重要なのはコンテンツですが、表示速度はユーザーがサイトを利用する際に直感的に感じるものであり、ユーザー満足度を左右します。
そのため、表示速度を含むページエクスペリエンスを強化することをおすすめします。
3.【SEO強化】まずは表示速度をチェックしよう
表示速度を改善するには、まず既存のサイトのパフォーマンスをチェックすることからはじめましょう。
ここからは、速度チェックをする具体的な方法について説明します。
Google公式のチェックツールと、外部のチェックツールをいくつか見ていきましょう。
3-1.Google公式の表示速度チェックツール
Google公式の表示速度チェックツールには、以下のようなものがあります。
- PageSpeed Insights
- Google Analytics
- Test My Site
それぞれのツールを簡単にご紹介します。
3-1-1.PageSpeed Insights
参照:「PageSpeed Insights」
「PageSpeed Insights」は、Webページの表示速度を指標で示してくれるサービスです。
調べたページのURLを入力するだけで、パソコン用ページとスマホ用ページ両方のチェックができるため、操作が非常に楽です。
先ほどのCore Web Vitals指標「LCP」や「FID」を評価したり、ページのパフォーマンスを3段階(「0-49」「50-89」「90-100」)でスコアリングしたりなど、本格的なチェックが可能です。
3-1-2.Google Analytics
参照:「Google Analytics」
「Google Analytics」でも、表示速度の確認が可能です。
このツールの便利なところは、URLを入力しなくてもすべてのページ速度を確認できることです。
速度が平均値より遅いと赤で表示され、速いと緑で表示されます。
さらにPageSpeed Insightsにおける改善策の提案もチェックでき、今後の施策を考える上で参考になるでしょう。
3-1-3.Test My Site
参照:「Test My Site」
「Test My Site」は、モバイルサイトの表示速度をチェックできるツールです。
PageSpeed Insightsと同じく、調べたWebページのURLを入力するだけで使えます。
具体的な指標としては、以下の点がチェックできます。
- 読み込み速度
- 訪問者の推定離脱率
- 同じ業界内でのパフォーマンス
- 必要な修正点
- 修正により短縮できる読み込み速度
4.【SEO強化】表示速度を改善する8つの方法
ここからは、表示速度を改善する方法をご紹介します。
代表的な方法として、以下の8つを見ていきましょう。
- 画像の最適化
- ファイル(CSSやHTMLなど)の圧縮や削除
- ブラウザキャッシュの利用
- Lazy Loadを実装する
- AMPに対応させる
- SPAを導入する
4-1.画像の最適化
1つ目の方法は「画像の最適化」です。
先述のように、画像はデータ量が大きいため表示速度を左右します。
そのため圧縮することで、画像のクオリティーはそのままに、データ量を小さくできます。
サイト運営者が、コンテンツの画像をできるだけ高画質にしたいと思うのは自然ですが、それで表示速度が落ちてしまってユーザーに不便な思いをさせたら本末転倒です。
4-2.ファイル(CSSやJavaScript・HTMLなど)の圧縮や削除
2つ目の方法は「ファイル(CSSやJavaScript・HTMLなど)の圧縮や削除」です。
これらのテキストファイルの不要なデータを減らすことで、速度を上げやすくなります。
不要なデータとは例えば、無駄な改行やコメントなどです。
圧縮する方法として、Googleは以下のようなツールを推奨しています。
- HTMLの圧縮:HTMLMinifier
- CSSの圧縮:CSSNano、csso
- JavaScriptの圧縮:UglifyJS、Closure Compiler
画像の次世代フォーマットを利用する手段もあります。
従来の「JPEG」や「PNG」ではなく、圧縮性能が高い「JPEG 2000」「JPEG XR」「WebP」を使うと、サイズを小さくできます。
なお、WebPは対応ブラウザが幅広いため、現状使いやすいのはWebPです。
4-3.ブラウザキャッシュの利用
3つ目の方法は「ブラウザキャッシュの利用」です。
「キャッシュ」とは、サイトのデータを一時的にブラウザ(Google Chromeなど)に保存できる仕組みを指します。
キャッシュを利用すると、2回目以降に同じWebページにユーザーがアクセスした際、1回目のアクセスよりもスピーディーにコンテンツが表示されます。
リピーターが多いWebページやデータ量が大きめの画像を使っているページなどでは、キャッシュがあると表示速度の改善を見込めます。
4-4.Lazy Loadを実装する
4つ目の方法は「Lazy Loadを実装すること」です。
「Lazy Load」とは「遅延読み込み」のことです。
Lazy Loadでは、コンテンツの内容を一度にまとめて読み込むのではなく、ユーザーが見る範囲のみを最初に読み込みます。
残りの部分は、ユーザーがスクロールしていくにつれ徐々に読み込んでいくため、その分通信量を制限できます。
WordPress5.5以降はLazy Loadに標準で対応しているため、必要であればアップデートしておくようおすすめします。
4-5.AMPに対応させる
5つ目の方法は「AMP(Accelerated Mobile Pages)に対応させること」です。
「AMP(Accelerated Mobile Pages)」とは、「モバイル用ページの表示速度を速める仕組み」です。
GoogleとTwitterが共同で取り組んでいるプロジェクトで、この仕組みを利用すると、スマホでWebページを表示する際の速度が高速化します。
AMPに対応したページをユーザーがクリックすると、GoogleやTwitterがキャッシュしておいたページが即座に表示されます。
また、AMPの仕様ではさまざまな制限が課されていることも、読み込み速度を短縮するのに役立ちます。
4-6.SPAを導入する
6つ目の方法は「SPA(Single Page Application)を導入すること」です。
「SPA(Single Page Application)」とはざっくりいうと、「Webページをアプリのようにサクサク動く作りにすること」です。
もう少し具体的にいうと、単一ページでコンテンツを入れ替える仕組みです。
従来のWebページ表示の仕組みでは、ページ移動のたびに、新しいページのデータをサーバーからもらって表示させていました。
しかSPAでは、ページ全体を書き換えるのではなく、必要なデータのみをサーバーに要求します。
サーバーとのやり取りが少なくなっている分、表示速度を高められるというわけです。
4-7.サーバーの見直し
7つ目の方法は「サーバーの見直し」です。
サイトを置いているサーバーの処理速度が遅いなら、サーバーの調節が効果的です。
自社内にあるサーバーかレンタルサーバーかで状況は異なりますが、それぞれ以下の工夫を行えるでしょう。
- 自社内サーバー:サーバー管理者に調節を依頼する
- レンタルサーバー:サービスやプランの乗り換えを検討する
サーバーの見直しは、Webサイトの速度向上に効果的な方法です。
1つのサーバーを共用している場合は、自社専用プランにすると、ほかのサイトの負荷による影響を回避できます。
4-8.プラグインの見直し
8つ目の方法は「プラグインの見直し」です。
不必要にプラグインを採用せず、絶対に必要なもの以外は無効(あるいは削除)にしておきましょう。
中にはデータを蓄積するプラグインもありますが、延々とデータを保存させるのではなく、絶対に必要な期間のみ保存する設定にしておくようおすすめします。
5.SEOで最重要なのはWebページの「中身」
ここまで表示速度が重要な理由や高速化する方法について見てきました。
表示速度はすべてのサイト運営者が気にかけるべきポイントです。
「見たい情報をすぐに見られる」という体験ができると、ユーザーは満足しやすく、ひいてはGoogleからも評価されます。
とはいえ、表示速度を含むページエクスペリエンスは、SEO対策における最重要項目ではありません。
最重要なのは「Webページの中身」つまりコンテンツです。
この点はGoogleも強調しています。
-
“ページ エクスペリエンスは重要ですが、それでも Google は、ページエクスペリエンスが劣っていても、全体的に価値の高い情報を含むページを上位にランキングするようにしています。つまり、いくらページエクスペリエンスが優れていても、コンテンツが優れたページを上回ることはありません。ただし、関連性が同程度のページが多数存在する場合の検索ランキングにおいては、このページ クスペリエンスが一段と重要になります。”出典:“ページエクスペリエンスがランキングに与える影響について”,Google検索セントラル
表示速度が速いだけでコンテンツが良質でなければ、上位表示は狙えません。
それは注文してすぐに出されるものの、味が悪いラーメンのようなものです。
「表示速度は重要、しかし最初に取り組むべきはコンテンツの質」と覚えておきましょう。
5-1.SEOに特化したコンテンツなら「記事作成代行Pro」へ!
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詳細に関しましては、以下のページもご覧ください。
参照:制作実績
6.まとめ
表示速度とは、一般的に「ユーザーがWebページをクリックしてからコンテンツが表示されるまでの速度」です。
表示速度が速いと、ユーザーはストレスなくコンテンツを閲覧でき、サイトに対する信頼感も増すでしょう。
このことはユーザーがWebページ内により長く滞在し、コンバージョンを起こしてくれるきっかけにもなります。
また、表示速度はSEOにおいてランキング要因のひとつでもあるため、サイト運営者の方には、この記事で紹介した改善策を意識するようおすすめします。
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