SEOを自分で!中小企業のスタッフができること・できないこと

  • 公開日:2019.08.29
  • 更新日:2024.05.27
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SEO対策と他の集客方法との最大の違いは、SEO対策は費用をかけなくても自分で対策ができることです。結果を出すためには、手間やノウハウ・知識が必要ですが、特に中小企業の場合には比較的簡単に取り組める対策を施すだけで、Webからの集客がアップするケースは珍しくありません。

今回は、主に中小企業のSEO対策担当者、Web担当者が自分で取り組めるSEO対策(主にSEOライティングの手法)について解説します。さらに、自分での対策に限界を感じられた場合の突破策についても併せて解説します。

1.担当者が自分でSEO対策を施すことはできるの?

担当者が自分でSEO対策を施すことはできるの?

結論から言えば、可能です。企業のSEO対策担当者(マーケティング担当者や営業担当者など)は、ご自分でSEO対策を実施してWeb集客を増やすことができます。逆にいえば、SEO対策を業者に依頼する際にも、担当者が最低限自分でおこなうことを対策した方が効果的です。

まずは、担当者が自分でできるSEO対策について解説します。

自分でおこなえるSEO対策①現状分析

担当者が自分でできるSEO対策の一つが現状分析です。SEOで結果を出すためには、オンラインだけではなく、オフラインの現状分析も同時におこなうことが必要です。

主な分析項目は、以下の通りです。

◇オンライン

  • Webページのアクセス数やコンバージョン
  • 売上につながるキーワード調査
  • 狙いたいキーワードでの現状の検索順位
  • ライバル店の検索順位やWebサイトの内容の確認
  • インターネットで自社に興味を持ってくれている層

◇オフライン

  • 自社の業界内での立ち位置や強み
  • 自社サービスや商品の強みや競合他社に対する優位性
  • 業界の動向やイベントなど(季節や時期による売上の変動状況や業界の将来性など)

効果的なSEO対策を実施する際には、現状分析が不可欠です。外部業者にSEO対策を依頼する場合においても、これらの分析を自分でおこなうことは必須です(業者に依頼する際には業者に相談したり、何を調査するか指示を受けたりしながら分析を進めていきます)。

SEO対策業者は、ツールなどを使用して、Web上の状況の分析をするスキルは長けていますが、顧客がどのような課題を持っているか?どんな商品を求めているか?自社商品がどのように顧客の役に立てるかといった知識は持っていないからです。

こうした自分でおこなう分析が費用対効果の高いSEO対策につながる点について「SEO対策の種類と費用相場!費用対効果を実感した実績紹介」の記事にて解説しています。

自分でおこなえるSEO対策②実践

続いて、自分でおこなえるSEO対策の実践編です。対策を3つの側面から案内します。

◇コンテンツ作成
コンテンツの作成は主に、ブログ記事の作成です。自社の商品やサービスについて専門的知識や経験に基づいた記事を投稿することで、自社のWebサイトの専門性を高め、業界内でのオピニオンリーダーになることができます。特にBtoB企業やニッチな業界については、自分で情報発信をおこなっていくことが大きな優位性につながります。

◇外部対策
自分でできるSEO対策としては、外部対策も挙げられます。代表的な例としてはSNSの投稿やWeb広告の出稿・ポータルサイトへの登録です。Web広告に関しては費用が掛かりますが、即効性がある点がSEO対策との大きな違いです。これらの手法はアクセスアップによる売上のアップと、人気要因による検索結果上位表示を目指す方法です。外部対策に関しては「外部SEOによるアクセスアップ手法!効果的な3つの具体策とは」で解説しています。

◇内部対策
内部対策とは、WebサイトのhtmlのコーディングをGoogleにとって望ましい形にすることでペナルティー要因を取り除いたり、Googleからの評価を高めたりする手法です。内部対策に関しては「SEO内部対策とは!?具体的なチェックポイント15を徹底解説」で解説しています。

自分でおこなえるSEO対策③結果の分析

自社で対策をおこなった場合はもちろんですが、対策が実施できていない場合でも自社公式のWebサイトがあるなら、定期的な結果の分析は必要です。

最低限、自社でおこなうべき分析は以下の通りです。

◇オンライン

  • アクセス数
  • 主なキーワードでの検索順位

◇オフライン

  • 売上の推移
  • 受電や問い合わせ数の推移

自分で対策をおこなったときにアクセス数や検索順位が上昇すれば、モチベーションのアップにもつながるので、最低限月に一度程度は分析をおこないましょう。オンラインでのアクセス数の変動とオフラインの売上が連動している場合、アクセス数の伸びが売上のアップにつながる可能性が高いといえます。

2.SEOライティングが自分でうまくできない時の対処法

SEOライティングが自分でうまくできない時の対処法

SEOライティングが思うように進まない時や結果が出ない時の対処法について解説します。

SEOライティングがうまくいかない要因

自社スタッフが、専門的な知識や経験をもとにSEOライティングをおこなっても、検索結果や売上にうまく結びつかないケースは珍しくありません。

考えられる主な要因は以下の通りです。

◇Googleの推奨する方法で書かれていない
SEOライティングは、顧客にとって有益であるだけでなく、Googleが認識しやすい方法で書く必要があります。狙ったキーワードがタイトルや見出し、本文に含まれているか、見出しの設定が適切か否か?など、ライティングのコツを踏まえてコンテンツを執筆する必要があります。

◇適切な日本語で書かれていない
日本語として正しい文章で記載されていなければ、検索ユーザーからも読者からも高く評価されません。キーワードの詰め込みなど極端に不自然な文章の場合はペナルティー要因になり、検索順位が下がってしまうこともあります。

◇文字数や情報量、専門性が不足している
本来の業務の傍ら、不慣れなSEOライティングをスタッフが自分でおこなう際には、どうしても記事の質を確保することが難しくなることがあります。

◇文章がユーザーの行動に結びつくものではない
アクセスを集めることができていても、読者に自社や自社のサービスに興味を持ってもらうことができなければ、売上の増加やブランディングにはつながりません。

◇キーワードの選定が適切ではない
キーワード自体に検索ボリュームが無かったり、自社のサービスとの関連性が低かったりするケースでは、そもそもコンテンツを作成するメリットがありません。また、関係の薄い記事の量産は自社の専門性を低くしてしまい、検索順位を押し下げる要因になることもあります。

以上の内容を網羅してさらに詳しく解説した、Googleとユーザーから評価されるライティングのコツについては、「【SEО対策】記事の書き方をプロが徹底解説します!」で紹介しています。SEOライティングに興味のある方はぜひ、参考にしてください。

SEOライティングは専門業者に依頼して解決!

コンテンツ作成が効果的におこなわれない際のデメリットは、SEOに特化した記事作成代行サービスによって解決をはかることができます。

例えば、当サイト記事作成代行Proには、SEOライティングを売上につなげるための以下の特徴があります。

  • 専属ライターが高品質な記事を作成
  • SEO特化型のライティングとしては業界最安値の文字単価4.5円~
  • 高度なSEO知識を持ったディレクターによる売上につながる最適なキーワードの提案

また、自分でおこなったSEO対策を当社でのライティングに活用していただくこともできます。

例えば、スタッフが自分で書いた、売上につながっていない記事をリライトして売上につながる記事に書き直したり、集めた情報をもとにした強力なコンテンツを作成したりといった利用法です。興味のある方は、「記事作成代行Pro」からお問い合わせください!

3.まとめ~SEOは自分でもできる!困った時や結果を追求するときは業者に依頼を

SEO対策は自分でできることも少なくありません。そして、自分でできることに取り組むことによりスタッフもSEOに関する知識を学ぶことができます。

ただし、結果が出ない場合には柔軟に対応をすることも大切です。外部のSEOコンサルタント会社に依頼をしたり、当サイトのようなコンテンツ制作の専門家に依頼いただいたりすることで、スタッフさんの手間を最小限にし、最速で結果を出すことが可能になります。最短で結果を出すということは、その分売り上げが増えることを意味しますので、費やした費用も早く回収できるということが言えます。

どこまでを自分で対応できて、どこからはできないかということを明確にするためにも、まずはできることから取り組まれてみてはいかがでしょうか?

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