記事LPはアフィリエイトと相性抜群!CV率アップの秘密とは
- 公開日:2021.08.20
- 更新日:2024.05.27
- 記事の書き方
アフィリエイトを成功させるコツの1つに「記事LPの作成」が挙げられます。
記事LPはいわば通常のWeb記事とLPの中間にあたる役割を果たし、コンバージョン率を高めるのに役立ちます。
この記事では、記事LPの概要について説明するとともに、記事LPをアフィリエイトに使うメリットについて解説します。
また記事LPの作成を外注する方法やおすすめのサービスもご紹介します。
目次
1.記事LPとは「PR度が低めのLP」
記事LPは大まかに言うと「PR度が低めのLP(ランディングページ)」です。
LPほど商品やサービスのアピールを全面的に行わないのが特徴で、どちらかというと読者に有用な情報を提供する「お役立ち記事(通常記事)」のような役割を果たします。
ここでいうお役立ち記事とは、読者のためになる情報を解説する記事のことです。
本記事もその一つですが、原則的にユーザーファーストで書かれていて、読者の悩みや疑問に解決策を提示することを目的としています。
記事LPも同様に、読者のニーズに応える情報を含んでいるのが鉄則です。
ただし、お役立ち記事よりもしっかりと特定の商材をアピールします。
-
弱← PR度 →強
通常記事(お役立ち記事) < 記事LP < LP
これら3つの記事コンテンツは、以下のようにそれぞれ異なる目的で作られます。
- お役立ち記事:読者に有益な情報を提供し、サイトへのアクセス数を増やす
- 記事LP:有益な情報で読者のニーズを満たしつつ、特定の商材にも興味を引く
- LP:商品購入やサービス登録などのコンバージョン(CV)を推進する
イメージがわきやすいように、記事LPとLPを見比べてみましょう。
以下の2つのサイトは「サイクルプラス エンリッチ ローション」という商品の記事LPとLPです。
記事LPの中にLPへのボタンリンクが貼られていますが、両者の作りの違いは一目瞭然です。
・記事LP
参照:「@how to, “ビタミンCは浸透力がカギ?? 注目の美容保湿成分、高浸透型ビタミンC誘導体<APPS>で肌にハリ!”」
・LP
参照:「株式会社 ナリス化粧品」
この例に見られるように、記事LPの性質はLPの性質とは異なります。
関連記事:「【記事型LP】LPとの違い・目的・作り方・書き方 総まとめ」
2.アフィリエイトに記事LPを使うメリット
アフィリエイトでは、特定の商品やサービスを記事コンテンツを通してネットユーザーに紹介します。
ユーザーが広告をクリックしたり、商品購入やサービス登録などをしたりすると、広告主から報酬をもらえます。
2-1.コマーシャルが嫌いな読者にも訴求しやすい
記事LPがアフィリエイトと相性が良いといえる理由の一つは「コマーシャル嫌いなユーザーに訴求しやすい」からです。
先述のとおり、記事LPでは商品やサービスのアピールを強く行いません。
おおまかなイメージでは「読者に有益な情報7:商材アピール3」くらいの割合で商材をPRします。
この「広告感の薄さ」がアフィリエイトに向いています。
「株式会社Macbee Planet」が行った調査によると、Web広告について「あまり表示してほしくない」と回答した人の数は89%にものぼりました。
また「CMをスキップしたりWeb上に表示された広告を意識的に閉じたりした経験がある」と回答した人は82%でした。
参照:web広告を「あまり表示してほしくない」が9割!大半が苦手意識も「興味があればクリックする」も4割
このようにWeb広告を嫌うネットユーザーは大勢います。
パソコンやスマホの広告をブロックする設定にしたり、意図的に目をやらないようにしたりするユーザーは少なくないでしょう。
スマホの場合は特に画面サイズが小さいため、広告を邪魔に感じる場面が多いはずです。
実際、広告ブロッカーアプリは数多くリリースされています。
記事LPでは、最終的に商材のLPに誘導することがあります。
しかし読者は、記事LP内で悩みや疑問に応えてもらいつつ商材の紹介へとシフトするため、いきなりLPを見せられるよりも商材を受け入れやすくなり、コンバージョン率アップにつながります。
2-2.LPの情報をアシストできる
アフィリエイトに記事LPを使う別のメリットは「LPの情報を補足できること」です。
それに対して、記事LPはその名のとおり記事のスタイルをとっているため、順を追ってテーマについて説明しやすいです。
その分、読者がLPでコンバージョンを起こすのに必要な情報を伝えやすいといえます。
以上の点を踏まえると、アフィリエイトでは以下の流れで成果を出すのが一つのよい手法と言えるでしょう。
- 記事LPで読者の関心をつかみ、説得力のある情報で商材のバリューを認識させる
- 記事LPに貼られたLPへのバナーを見てもらう
- LPで商材をアピールしてコンバージョンを待つ
関連記事:「【記事LPの書き方】6のポイント!集客UPに必須の項目紹介」
2-3.自然検索でも有料広告でも効果を発揮する
記事LPがアフィリエイトに良いのは「自然検索でも有料広告でも効果を発揮する」からです。
このメリットについて理解しやすいように、最初に自然検索と有料広告について簡単に解説します。
「自然検索」とは、ユーザーがGoogleやYahoo!などの検索エンジンで特定のキーワードを入力して情報を探すことです。
例えば「乾燥肌 ニキビ スキンケア」というキーワードをGoogleで検索すると、以下の画像のように数多くのサイトが検索結果に表示されます。
読者は気になるサイトを選んで、欲しい情報を探します。
アフィリエイトに使用しているサイトにしっかりSEO(検索エンジンの検索結果で上位表示してもらうための対策)を施してあれば、このような自然検索からの流入を見込めます。
サイトへのアクセスが多くなれば、その中のコンテンツの一つとして記事LPを織り込んだ際に、クリックしてもらえる確率が高まると期待できます。
「有料広告」とは、コストをかけて広告をネットユーザーの目につく場所に出してもらうことです。
有料広告の代表的存在に「インフィード広告」があります。
インフィード広告では、ソーシャルメディアやキュレーションアプリ(SmartNewsやGunosyなど)・Yahoo!といったメディアに広告を出します。
下の画像のように、インフィード広告はほかの記事コンテンツの中にさりげなく登場します。
出典:SmartNews
この例では、さまざまな記事コンテンツの中に混じって、英会話教材の広告がでています。
タイトルを見る限りでは、商材の宣伝というよりも、英会話を学びたいと思っている人のための記事のように見えます。
「LINEの意外な使い方」「0円」などのキャッチーな言葉も使われていて、思わず内容を見たくなる作りです。
レコメンド広告も有料広告の一種です。
Yahoo!ニュースなどの記事コンテンツを読んでいると、「あなたにおすすめの記事」といった見出しで記事が紹介されることがあります。
レコメンド広告も、読者に有益な情報を提供する記事LPに適しています。
2-4.潜在層や準顕在層を「発掘」できる
アフィリエイトに記事LPを利用する別のメリットは「潜在層や準顕在層を『発掘』できること」です。
出典:AdMarket, Web広告はどれがいい?ターゲットで選ぶアプローチ方法【Webプロモーションで成果を出すためのWeb広告活用術】, ”1.ターゲット層の種類”, 2018年11月30日
一口に消費者といっても、商品やサービスの認知度や関心、購買・利用経験はそれぞれ異なります。
消費者のうち、まだ特定の商材について知識がないゆえに購買・利用を検討していないユーザーを「潜在層」と呼べます。
一方、やはり商材に存在を知らず購買・利用を検討していないものの、その商材に関連した何かしらのニーズがあるか定かではないユーザーは「準顕在層」と呼べます。
特定の分野の商品やサービスについて関心もニーズもさほどない消費者の場合、自然検索によるサイトへの流入を期待するのは難しいといえます。
そもそも商材にたどりつきそうなキーワードを入力することがないからです。
しかしインフィード広告で興味深い記事LPを目にしたらどうでしょうか?
それまでニーズが明確になかったものの、好奇心から内容を見て何かしらのアクションを起こす可能性はあるでしょう。
ニーズがある準顕在層の場合は、インフィード広告はもちろん、自然検索からの流入も期待できるといえます。
商材と関連性があるキーワードで検索し、アフィリエイトサイトを見つけてもらえる可能性があるからです。
3.アフィリエイト用の記事LPを外注する方法
アフィリエイトに使う記事LPを自前で作成することは可能です。
しかし執筆ノウハウがない場合は、プロに外注する方法もあります。
一から執筆方法を学ぶよりも即効性があるため、早く結果に結びつけたいアフィリエイターにとってよい選択肢です。
- クラウド型サービス
-
仲介サイトに登録しているフリーランスに依頼する
- 記事作成代行会社
-
記事作成を専門的におこなう会社に依頼する
どちらも記事LPを含むさまざまな記事コンテンツの作成を依頼できます。
クラウド型サービスの場合は、基本的にクライアント側が依頼相手のフリーランスを選定します。
一方、記事作成代行会社は適任のライターを内部で割り当ててもらえます。
関連記事:「外注に記事作成を依頼した体験談を基に善し悪しの真実に迫る!」
4.おすすめの記事LP作成サービス
記事LPの作成を外注する場合は、記事コンテンツの作成において実績のある会社を選ぶとよいです。
また、ユーザー心理を分析するノウハウを持つサービスを利用するのがポイントです。
先述のとおり、記事LPは商材のPR度を抑えた記事コンテンツです。
読者の関心を引き、かつそのニーズを満たす情報を提供しなければなりません。
そのためユーザー心理をしっかりとイメージし、その好奇心・興味・関心にアプローチできるコンテンツを作れるノウハウが必要です。
そのためユーザー心理を読み解くことに注力しているサービスは、通常記事のみでなく記事LP作成にも強みを持つといえます。
「記事作成代行Pro」に記事作成に依頼することには別のメリットもあります。
それは「自然検索での上位表示を達成できること」です。
検索結果の順位が上がれば上がるほど、ユーザーがサイトを目にする機会は増えるはずです。
サイトへの流入数が増えれば、通常記事であれ記事LPであれ読者数の増加が見込めるため、アフィリエイトに弾みがつくのを期待できます。
※青く塗りつぶしている部分はキーワード部分。顧客情報に関連するため非表示
5.まとめ
記事LPはLPと比較して宣伝色の薄い記事コンテンツです。
広告嫌いなユーザーが多い現在、自然な形でユーザーの興味を引き、かつ商材への意識を高めてくれる記事LPは貴重な戦力になりえます。
記事LPを上手に活用することにより、コンバージョン率のアップを目指せます。
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