記事外注の文字単価を比較!外注先を選ぶときの3つの注意点とは
- 公開日:2021.10.10
- 更新日:2024.05.27
- 記事作成代行
記事作成を外注する場合、気になるのは依頼費用です。
ライターへの報酬形態には時給や記事単価・文字単価などがありますが、文字単価が最もよく採用されます。
この記事ではクラウドサービスと記事作成代行会社の中からいくつかのサービスをピックアップし、文字単価を比較します。また文字単価を考える際に注意すべき3つのポイントもご紹介します。
目次
1. 「クラウド系業者」に記事を外注する場合の文字単価
記事作成を外注できるサービスとしては以下の3つがあります。
- クラウドサービス
- 記事作成代行業者(安さ重視)
- 記事作成代行業者(SEO重視)
クラウドサービスは、登録しているフリーランスのライターに記事作成を依頼できるサービスです。
登録ライターの実力はピンキリであり、文字単価に大きな開きがあります。
クラウドサービスとして有名な以下の2つのサービスを例に文字単価を見ていきましょう。
- 「クラウドワークス」
- 「ランサーズ」
関連記事:「記事外注の11のコツ!失敗しないためのチェック項目を解説」
1-1.クラウドワークス
参照:「クラウドワークス」
「クラウドワークス」は日本最大級のクラウドソーシングサービスです。
検索フィルターでライター募集ページの文字単価を調べると、単価ごとのヒット件数は以下の結果でした。(2021年9月14日時点)
- 〜0.5円(18,914)
- 0.5〜1円(15,910)
- 1〜1.5円(11,220)
- 3〜5円(1,678)
- 5〜8円(577)
- 8〜10円(214)
一番件数が多いのは「~0,5円」の価格帯で、続いて「0,5~1円」が続きます。
この結果を見ると、1円前後の安い単価でライティングを依頼できるのがクラウドワークスの特徴といえるでしょう。
1-2.ランサーズ
参照:「ランサーズ」
「ランサーズ」には、初心者ライターからプロのライターまで数多くのライターが登録しています。
クラウドワークス同様検索フィルターでライター募集ページの文字単価を調べると、単価ごとのヒット件数は以下の結果でした。(2021年9月13日時点)
- 〜0.9円 (75,154)
- 1〜1.9円 (41,025)
- 2〜2.9円 (9,308)
- 3〜3.9円 (2,825)
- 4〜4.9円 (989)
- 5円〜 (3,482)
一番件数が多いのは「~0.9円」の価格帯で、続いて「1~1.9円」が続きます。
この結果を見るとクラウドワークスと同じように、1円前後の単価でライティングを依頼しやすいことが分かります。
2. 「安さ重視の記事作成業者」の文字単価
記事作成代行業者は、フリーランスとは異なり会社として記事作成の作業を請負います。
先述のとおり代行業者には「安さ重視」と「SEO重視」の2つのタイプがありますが、まず「安さ重視」の業者の文字単価を見ていきましょう。
全体的には、文字単価は0.7~3円くらいが相場です。
具体例として以下の3つの業者をご紹介します。
- WITH TEAM 記事作成(旧:アフィリエイト秘書.com)
- ZETTON
- ALVO
2-1.WITH TEAM 記事作成(旧:アフィリエイト秘書.com)
参照:「WITH TEAM 記事作成(旧:アフィリエイト秘書.com)」
「WITH TEAM 記事作成(旧:アフィリエイト秘書.com)」は、「オリジナル記事」と「バックリンク用記事」の2タイプの記事を作成してくれます。
オリジナル記事の通常文字単価は1円、バックリンク用記事は0.9円です。
単価表には2,000文字までの記事の単価が記載されていますが、2,000文字以上の記事はメールでの相談が必要です。
また5,000文字以上の記事作成の場合文字単価は1.5円~と高くなり、2,000記事以上依頼すると逆に0.75円~と安くなります。
さらに依頼する記事数により以下の割引が適用されます。
- 100記事以上:10%OFF
- 150記事以上:15%OFF
- 200記事以上:20%OFF
オリジナル記事の文字単価は以下のとおりです。
バックリンク用記事の文字単価は以下のとおりです。
参照:「記事作成代行サービスの料金と目安となる納期のご案内」
2-2.ZETTON
参照:「ZETTON」
「ZETTON」の文字単価は0.7円~です。
細かな料金設定は明示されていないため詳細は直接問い合わせる必要がありますが、公式HPには作業量と料金のケースがいくつか記載されています。
・文字単価0.7円のケース
14万円(400文字×500記事)
・文字単価1円のケース
10万円(1,000文字×100記事)
・文字単価1.5円のケース
15万円(1,000文字×100記事)
なお1記事から発注可能、1,000記事以上の大量発注も受け付けています。
2-3.ALVO
参照:「ALVO」
「ALVO」の文字単価は以下のとおりです。
・ブロンズ:1.5円
(例)4,000文字×50記事作成で30万円
・シルバー:3円
(例)3,000文字×30記事作成で27万円
・ゴールド:4.5円
(例)2,000文字×25記事作成で22万5千円
ALVOの特徴はライターのランクにより文字単価が変わることです。
上記の3つのプランはいずれも同じ作業(執筆・簡易校正・コピペチェック)が含まれますが、ライターのランクが上がるほど文字単価も上がります。
3. 「SEO重視の記事作成業者」の文字単価
続いて「SEO重視」の記事作成業者の文字単価をご紹介します。
このタイプの業者の平均相場は7~10円ほどとされています。
割引やオプション適用などにより料金は大きく変わるため、最終的な見積もり金額は各業者に確かめましょう。
以下の4つの業者をご紹介します。
- 記事作成代行屋
- SIMPLIQUE
- YOSCA
- 記事作成代行Pro
3-1.記事作成代行屋
参照:「記事作成代行屋」
「記事作成代行屋」の文字単価は以下のとおりです。
・ライトプラン:4.5円
(例)4,000文字×20記事作成で36万円
・基本プラン:6.5円
(例)2,000文字×30記事作成で39万円
基本プランはライトプランよりも工程が多く単価が高くなります。
ヒアリングや全体チェックにおいて編集者が関与する分の料金です。
3-2.SIMPLIQUE
参照:「SIMPLIQUE」
「SIMPLIQUE」の文字単価は5円~です。
料金の具体例をいくつか挙げます。
(例)4,000文字×40記事作成で80万円
(例)1,500文字×20記事作成で15万円
3-3.YOSCA
参照:「YOSCA」
「YOSCA」の文字単価は以下のとおりです。
・基本プラン:5円~(文字数が2,500文字を超えると6円)
(例)3,000文字×10記事作成で18万円
・PROプラン:8円~
(例)4,000文字×10記事作成で32万円
3-4.記事作成代行Pro
参照:「記事作成代行Pro」
「記事作成代行Pro」の文字単価は以下のとおりです。
・シンプル:4.5円
(例)3,000文字×20記事作成で27万円
・ブロンズ:5.5円
(例)2,500文字×20記事作成で27万5千円
・シルバー:6.5円
(例)2,000文字×30記事作成で39万円
・ゴールド:7.5円
(例)4,000文字×20記事作成で60万円
・プラチナ:9.5円
(例)2,000文字×20記事作成で38万円
- 半年継続割
- 初回限定0.5円OFF
- 実績データ掲載割
- 半年継続+WP入稿セット割
4.記事の文字単価を考える際の3つの注意点
ここまでご紹介したように、文字単価の幅は外注先により大きく異なります。
1文字0.5円もあれば10円近くかかるケースも考えられます。
- 低い単価を追求するとリスクが上がる
- 専門性の高い記事は文字単価が高め
- 含まれる工程数を事前に確認しよう
関連記事:「【プロ直伝!】記事作成の発注時に必ずチェックすべき3つのポイント」
4-1.低い単価を追求するとリスクが上がる
1つ目の注意点は「低コストのみを追求して外注先を探すリスク」です。
良質な記事を作るには、十分な調査・考え抜いた構成案の作成・読みやすさを追求した執筆など多くの労力が求められます。
ライター側の視点から考えたとき、作業量の多さと報酬が見合ったものでなければ作業へのモチベーションが下がってしまうでしょう。
例えば2,000文字の記事をハイクオリティーで書くのに2時間かかるとします。
文字単価が0.5円だと報酬は1,000円になり、時給換算では500円です。
興味深いことに「Yahoo! 知恵袋」には、文字単価に関するライターの悩みが寄せられています。
回答と一緒にご紹介します。
・質問
“クラウドソーシングを通してネット記事のライティングをしているのですが、2,000文字の記事で350〜400円って安いですか?”
・回答
“爆安っスね。自分だったら絶対やらん。”
“時給換算して、400円ってボランティアみたいなものですよね。そんなんが相場でまともなライティングなんてできないと思いますよ。少なくともプロのライターはやりません。”
出典:Yahoo! 知恵袋
・質問
“在宅で仕事をしていますが、報酬の低さに辞めようか悩んでいます。
・作業内容
動画の文字起こし
リライト
関連記事の検索と執筆
画像を30枚以上選定
文字数は5,000文字程度
これまでの作業をして単価が1,200円です。(中略)この報酬は妥当なのでしょうか。”
・回答
“いいえ、全然妥当じゃありません。文字単価が低すぎますし、画像の枚数が多すぎます。”
“時間がかかりそうな仕事ですね。たとえば3時間かかって1,200円なら、時給400円。率がいいとは言えませんね。”
出典:Yahoo! 知恵袋
このように、低い単価で記事を書くライターはモチベーション維持に苦労しています。
フリーランスで活動しているライターはもちろん、代行会社に所属しているライターについても同じことがいえます。
4-2.専門性の高い記事は文字単価が高め
2つ目の注意点は「専門性の高い記事は文字単価が当然高くなること」です。
これは1つ目の点と関連しています。
記事テーマの専門性が上がれば上がるほど執筆にかかる時間や労力が増え、従って文字単価も上昇するはずです。
例えばGoogleは「YMYL(Your Money or Your Life)」と呼ばれるジャンルの専門性や信頼性を特に意識しています。
これは命やお金・法的要素など非常に重要なテーマを総称した言葉です。
- 医療情報
- 金融情報
- 法律情報
- 公的情報
いずれも情報の正確さや専門性が重視されるジャンルですが、これらのジャンルの情報を提供する記事には特にクオリティーの高さが求められます。
YMYLのジャンルではないとしても作成してほしい記事が専門性の高いものである場合、記事単価も高くなることを予想しておきましょう。
文字単価は安くて3円、記事単価は1万円以上が相場です。
文字単価が10円以上、記事単価が10万円を超えるケースも考えられます。
4-3.含まれる工程数を事前に確認しよう
3つ目の注意点は「プランに含まれる工程数を確認すること」です。
基本単価にどのような作業が含まれているのかを確認しましょう。
「執筆だけなのか」「校正やコピペチェック・リライト作業なども含まれるのか」など、オプションなしの基本プランの工程をチェックします。
チェックを怠ると以下のようなトラブルが起きかねません。
- 画像挿入をしてもらえると思ったが別料金だった
- 校正は簡易的なもので、本格的な校正はオプションメニューだった
- ワードプレスへの入稿は対応してもらえなかった
- 文字数により単価が変動するのを知らなかった
文字数単価を「○○円~/文字」と幅を持たせて表記するケースは珍しくありません。
この場合「○○」の値段はあくまで最小単価です。
外注先としっかり面談して最終的な見積もりを詳細に出してもらうようにしましょう。
5.トータルでバランスがよいのは「記事作成代行Pro」
さまざまな業者の文字単価をご紹介しました。
予算や記事を作成する目的・求める記事の質などを考えて、外注先を選定してください。
・相場より低い文字単価(4.5~9.5円)+各種割引
SEO重視の記事作成業者の相場は7~10円
・心理学を利用した心に響く記事
ユーザーの検索意図の見極めと校正案の作成に7割の労力を投入
・チームによる精錬された作業
「ディレクター」「ライター」「校閲者」の3名のプロによる精度の高い記事作成
・専属ライターが専任
SEOノウハウを熟知した専属ライターが記事作成
・検索上位実績が多数
※青く塗りつぶしている部分はキーワードで、顧客情報に関連するので非表示にしています。
6.まとめ
記事を外注する際の文字単価は外注先により大きく異なります。
クラウドサービスや安さ重視の記事作成業者であれば、1円を切る文字単価での依頼も可能です。
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