記事の「まとめ」や「追記」の書き方のポイント
2019.1.4

何事においても ”始まりがあれは終わりがある” のは当たり前のことですよね。
それは記事作成も例外ではなく、文章を書き始めたら、締めくくりとして「まとめ」が必要になります。
その「まとめ」の役割は理解していますか?
クロージングとも呼ばれますが、読者が記事全体の要点を整理して理解できるような書き方が求められます。さらに、記事の内容によっては、商品購入や問い合わせなど、読者に対して求める行動を書いておくことも重要。
また、本文中で説明できなかった情報を、「追記」として書き足すこともできます。
ここからは、記事作成の最後の締めくくり「まとめ」や「追記」の書き方のポイントをご紹介いたします。
1.記事の「まとめ」の書き方のポイント!端的に情報を総括!
記事作成で重要なのは構成です。
インターネット上のサイトに公開される記事を作成するとき、新聞や雑誌などの紙媒体と比べて「見にくい」という弱点があります。
そのため、ブログなどの記事では多少違いはあるものの一般的に、
- タイトル
- リード文(導入文)
- 目次(大見出しの総括)
- 大見出し
- 本文(必要に応じて中見出し、小見出しを使用)
- まとめ
という流れで構成し、「まとめ」は記事を読んでくれた読者が、情報を整理しやすいように記事全体の結論や総括を書いていきます。しかし、ダラダラ書き連ねても何をまとめているのか分からなくなります。
まとめの役割は、読者に記事の内容を「おさらい」してもらうことです。
あくまで記事の総括として、読者に記事の情報を整理してもらいやすいような書き方をしなければなりません。
関連記事:「記事構成案の作り方9ステップ&【必見】6つのコツを解説!」
「まとめ」の書き方のポイント
ここからは、実際にまとめを書いていくときのポイントをいくつかご説明いたします。
ポイント➀ 要点を整理して長くなりすぎない
「まとめ」はあくまで記事全体の総括なので、本文の説明や紹介などの情報を集約して、長くなりすぎないのがポイントです。
新たな説明を追加したり、本文中の話を繰り返したりなど、まとめをダラダラ書いてしまうと、何を伝えたいのかが分かりなくなってしまいます。
書き方の基本は、記事全体の「要点」をしっかり整理して、読者が「この記事にはこんな情報が書かれていた」と、頭の中で情報が整理しやすいような書き方です。
また、まとめの冒頭に「今回は◯◯◯について説明しましたが、どうでしたか?」など、記事全体に対しての締めくくりのような言葉を入れておくと、読者に「まとめ」として認識してもらいやすくなります。
ポイント➁ 自分の主観や感想を入れる
記事のテーマによりますが、まとめの中に自分の主観や感想を入れるのも記事の印象を良くするのに効果的です。
記事全体の要点を整理して伝えるのはとても重要ですが、例えば、
- 「こんなことがあったら驚きですよね。」
- 「私なら◯◯も好きです。」
など、さりげなく感想や主観を入れておくと読者の共感を得られやすくなります。
ポイント➂ 読者に求める行動を記入する
取り扱う案件で異なりますが、例えば企業の製品やサービスを紹介する記事では、
- 商品購入
- サービスへの申し込み
- 資料請求&問い合わせ
- 会員登録
など、読んでくれた読者に最終的に起こしてもらいたい行動を自然に盛り込むことも重要になります。
一般的に「CTA(コール・トゥ・アクション)」と呼ばれ、CTAはWebサイトの訪問者に対して起こしてもらいたい行動を誘導すること。タイトルから「まとめ」までの話の流れで、「お困りの方は、◯◯◯へ申し込んではいかがですか」というように、さりげなく求める行動を書き入れるのがポイントです。
以上のように、まとめは記事全体の締めくくりとして、しっかり要点を整理して長過ぎは禁物。
さらに、商品やサービスの紹介記事では、CTA(コール・トゥ・アクション)を意識した書き方が求められます。
関連記事:「記事のまとめ方!記事の要約と結論をうまくまとめる方法4選!」
2.記事の「追記」の書き方のポイント!あくまで内容の付け足し!
「追記」は、日常の手紙や最近ではメールでも使う機会はありますよね。
「P.S」という使い方をしている方が多いと思いますが、「あとから付け足して書くこと」を意味し、本文中で足りなかった言葉や文章を書き足すときに使われます。
記事作成においても、記事の内容とは別に補足説明が必要なときに使われ、記事のテーマに沿った内容や全く関係ない内容まで、「追記」として書き足しができます。
例えば、前項の最後の文章を利用すれば、
「まとめは記事全体の締めくくりとして、読者が理解しやすいようにしっかり要点を整理して長くならないようしましょう。
追記:製品などの紹介記事はCTA(コール・トゥ・アクション)も大切なポイントです。」
というように、本文に足りない情報などを書き足す意味で使うのが基本です。
つまり、追記はあくまで内容の付け足しなので、どっちが本題か分からなくならないように手短に情報を伝える必要があります。
3.まとめ
この記事のここからが「まとめ」です。
記事作成において、「まとめ」はタイトルやリード文と比べると軽視されがちですが、最後の締めくくりとして重要なポイントになります。記事全体の締めくくりとして、書かれていた情報が読者の頭の中で整理しやすいように校正する必要があります。
また、商品やサービスの紹介記事では、CTA(コール・トゥ・アクション)を意識した書き方が求められます。このように、まとめも記事全体の総括として重要な部分なので、最後の締めくくりとして丁寧に書いていきましょう。