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相互リンクはSEO効果あり!?獲得する5つの方法を解説

相互リンクはSEО効果あり!?獲得する5つの方法を解説

2022.1.14

相互リンク」とは、「異なる2つのサイトで相互に貼り合ったリンク」です。
外部リンクの一形態であり、良質なリンクであればSEO効果を期待できます。

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相互リンクには「良質なもの」と「低質なもの」があります。低質なものを使うとペナルティを受ける恐れがありますが、使い方に気をつければよい施策です。

本記事は以下のポイントを知りたい方におすすめです。

  • 相互リンクの基本
  • 相互リンクのメリットやリスク
  • 相互リンクの獲得方法

1.相互リンクとは「お互いにPRし合うこと」

相互リンク」とは、「相互」と書くように「異なる2つのサイトでリンクを互いに貼り合うこと」です。
以下の画像で説明しましょう。
相互リンクの特徴

AサイトBサイトがあるとして、AサイトがBサイトへ向けてリンクを貼り、BサイトもAサイトに向けてリンクを貼ります。
名刺交換ではありませんが、このようにお互いにリンクを貼り合うのが相互リンクの特徴です。

1-1.被リンクや内部リンクとの違い

1-1.被リンクや内部リンクとの違い

九段さん
SEO用語でいろいろな「リンク」が登場しますよね。内部リンクとか外部リンクとか。それぞれどういう違いがあるんですか?

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記事Pro
スタッフ
違いを簡潔にまとめると、以下のようになります。

・内部リンク:同一サイト内のWebページ間で貼るリンク(自分のサイト内でのリンク)
・外部リンク:異なるサイト間で貼るリンク(自分のサイトとほかの人のサイトの間でのリンク、ないしは自分が運営する2つのサイト間でのリンク)
・相互リンク:外部リンクのうち、「互いに」貼り合ったもの

相互リンクは外部リンクの形態のひとつです。
リンクには自サイトから相手サイトへ向けて貼る「発リンク」と、相手サイトから自サイトへ向けて貼られる「被リンク」とがあります。
発リンクだけ、被リンクだけ、の状態は「外部リンク」、以下の画像のように相互に発リンクを貼り合った状態が「相互リンク」です。

相互リンクの例

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記事Pro
スタッフ
双方が相手に向けたリンクを貼っているのが相互リンクの特徴です。画像の例では、AサイトからBサイトへの発リンク(Bサイトでの被リンク)が、BサイトからAサイトへも発リンク(Aサイトの被リンク)が貼られています。

1-2.相互リンクの目的はSEO効果アップとユーザーの利便性アップ

1-2.相互リンクの目的はSEO効果アップとユーザーの利便性アップ

相互リンクを貼る目的のひとつはSEO(検索エンジン最適化)です。
相互リンクに限らずリンク全般は、良質なものであればSEO効果を期待できます。
*検索エンジン界ではGoogleが圧倒的なシェアを誇るため(実質約7割)、本記事では「SEO対策=Google対策」とします

内部リンクを充実させるとWebページ間の関連性や網羅性が強化され、クローラビリティを向上できるでしょう。
*「クローラビリティ」…Googleによるサイト巡回・分析のしやすさ

また相互リンクによりほかのサイトからの被リンクが増えると、自サイトの信頼性向上も見込めます。

ほかのサイトからの被リンクについて、Googleは以下のように明言しています。

“4. ウェブ上の民主主義は機能する。
Google 検索が機能するのは、どのサイトのコンテンツが重要かを判断するうえで、膨大なユーザーがウェブサイトに張ったリンクを基準としているからです。Google では、200 以上の要素と、PageRank™ アルゴリズムをはじめとするさまざまな技術を使用して、各ウェブページの重要性を評価しています。PageRank のアルゴリズムでは、ページ間のリンクを「投票」と解釈し、どのサイトが他のページから最高の情報源として投票されているかを分析します。この手法なら、新しいサイトが増えるたびに情報源と投票数が増えるため、ウェブが拡大するにつれて効果も高まります。”

出典:“Googleが掲げる10の事実”

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記事Pro
スタッフ
簡単に言えば、リンクはサイトないしはWebページの信頼性を高める役割をします。そのため相互リンクがあると、SEO効果を期待できます。

別の点として、ユーザーの利便性を高める観点からも相互リンクを貼るとSEO効果を期待できるでしょう。

自サイトのコンテンツから、内容を補足ないしは裏付けるような関連ページへの発リンクがあると、ユーザーは興味のある情報をより深く学べます。
先に相手サイトにアクセスしたユーザーも同様です。
双方のサイトにアクセスしたユーザーは、片方しかアクセスできなかった場合よりも満足感を覚えてくれるでしょう。

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記事Pro
スタッフ
Googleはユーザーの利益を大事にし、役立つ情報を提供するサイトを高く評価します。

さらに相互リンクがあると、相手のサイトから向けられたリンクをたどってユーザーが流入してくることも期待できます。
そのユーザーは自サイトのコンテンツに興味を持ち、リピーターにさえなってくれるかもしれません。

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記事Pro
スタッフ
いわばほかのサイトからアクセス数をサポートしてもらえるようなものです。

いずれにしても良質で関連性が高いサイト同士で貼られた相互リンクは、サイトの質をさらに底上げするのに一役買ってくれるでしょう。

もちろん相互リンクのみでSEOの爆発的な効果が生まれるわけではありません。
しかしポジティブな要素を積極的に取り入れるのはよいことです。

関連記事:「google対策のためのSEO手順解説

2.相互リンクはSEO効果を下げることもある!?

相互リンクにはリスクもあります。

実は「Googleが嫌う相互リンク」が存在します。
それは「リンクプログラム」に該当する相互リンクです。

「リンクプログラム」は簡単にいうと、「不自然に貼られた自己中心的なリンク」を意味します。
Googleはリンクプログラムについて以下のように述べています。

リンクプログラム
“PageRankやGoogle検索結果でのサイトのランキングを操作することを目的としたリンクは、リンクプログラムの一部と見なされることがあり、Google のウェブマスター向けガイドライン(品質に関するガイドライン)への違反となる場合があります。これには、自分のサイトへのリンクを操作する行為も、自分のサイトからのリンクを操作する行為も含まれます。

検索結果においてサイトのランキングに悪影響を与える可能性のあるリンクプログラムには、次のようなものがあります。

・PageRank を転送するリンクの売買。これには、リンク自体やリンクを含む投稿に関して金銭をやり取りすることや、リンクに関して物品やサービスをやり取りすること、特定の商品について記載しリンクを設定してもらうのと引き換えにその商品を「無料」で送ることなどが含まれます。

・過剰なリンク交換、または相互リンクのみを目的としてパートナーページを作成すること。”

出典:“リンクプログラム”, Google 検索セントラル”

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記事Pro
スタッフ
この見解からわかるように、ランキング上位表示のみを目指した過剰なリンク交換(相互リンク)は、使用すべきではありません。次項からGoogleが機械的で過剰な相互リンクを嫌う理由を詳しく見ていきましょう。

2-1.上位表示を機械的に狙うとガイドライン違反

2-1.上位表示を機械的に狙うとガイドライン違反

Googleが機械的で過剰な相互リンクを嫌うのは、良質なコンテンツとはほど遠い施策だからです。

「相互リンクを増やせばサイトの評価を高められる」と考えてなりふり構わずリンクを貼るのは、自分の店が人気店であることをアピールしようと「サクラ」を使うようなものです。
サクラは自然発生した客ではなく「人工的な客」で価値がありませんが、良質でない相互リンクも有意義なものではありません。

上記のリンクプログラムに関する説明を見ると、「リンクを金銭でやり取りする行為」についても言及されています。
当たり前の話ですが、お金でリンクを獲得し、そのリンク数に応じて検索順位が上がるのでは不公平です。
資金が潤沢にある企業のサイトが常に上位にあり、資金が限られるほかのサイトが下位に追いやられるようでは、上位に揃うのは良質なコンテンツではなくお金をかけただけのコンテンツになります。

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記事Pro
スタッフ
リンクの売買にしろ機械的な相互リンクの設定にしろ、上位表示だけを目指す行為はNGです。もちろんSEOの目的は上位表示ですが、あくまで良質なコンテンツありきの話です。中身そっちのけで恣意的に相互リンクを利用するサイトは信用を失うでしょう。

2-2.Googleはリンクに関する「苦い過去」がある

2-2.Googleはリンクに関する「苦い過去」がある

Googleが相互リンクをどのように見るかをさらに理解するため、かつて横行していた「ブラックハットSEO」についても簡単に言及しておきましょう。

「ブラックSEO」とは、「手段を選ばず低品質のサイトを上位表示させようとするテクニック」です。
先ほどの過剰な相互リンクの設置やリンク売買もブラックハットSEOに含まれます。

昔のGoogleの検索システムは現在ほど成熟しておらず、さまざまな卑怯な手を使って上位表示の達成が可能でした。
その典型が、先述の売買されたリンクや過剰な相互リンク、つまり不正な外部リンクです。

昔の検索システムでは、「ほかのサイトから多くのリンクを受けたサイトはよいコンテンツを提供しているに違いない」と単純に捉える傾向があったため、不正であれ何であれ「大量のリンクを獲得したもの勝ち」でした。
相互リンク集」と呼ばれる相互リンクを募るサイトもあり、正攻法ではないSEOが流行っていたのです。

現在の検索システムは成熟しているため、当時のような姑息なブラックハットSEOは通じなくなっています。

とはいえ完璧は存在しません。
不自然な相互リンクをNGとするGoogleのガイドラインが存在すること自体、「今でも不自然な相互リンクがランキングに影響を与えかねない」可能性を示唆しているといえるでしょう。

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記事Pro
スタッフ
Googleはよりよい検索システムを構築するために、これからも不正な相互リンクに監視の目を向けるでしょう。ランキング操作のみを考えた相互リンクの模索は避けるのが賢明です。

2-3.すべてのリンク系サイトがNGとは限らない

2-3.すべてのリンク系サイトがNGとは限らない

相互リンクのリスクについて語りましたが、相互リンクそのものがNGなわけではありません。
適切な相互リンクであれば問題ありませんし、SEO効果も期待できます。

また相互リンク集についても触れましたが、すべての相互リンク集がNGなわけでもありません。
相互リンク先が良質なサイト、かつ自サイトとテーマの関連性が高い場合、相互リンクを貼ることに問題はないはずです。
自サイトもユーザーの利便性を考えた作りになっているべきなのはいうまでもありません。

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記事Pro
スタッフ
良識を持って行うなら相互リンク募集サイトを利用してもNGとは限りません。ただし慎重に行いましょう。相互リンクは無理に行うものではありません。外部リンクを獲得する手段はほかにもあります。SEOはリスクを冒して行うものではなく、地道に継続して行うものです。

なお外部リンクに関するより詳しい情報は、以下の記事もご覧ください。

参照:「SEO外部対策とは?5つのメリットと5つの対策ポイントを伝授

3.SEO効果が期待できる相互リンクを獲得する5つの方法

SEO効果が期待できる良質な相互リンクを得る方法はいくつかあります。
例えば以下の5つの方法を試せます。

  1. 直接ほかのサイトに依頼する
  2. オフライン上の交友関係で獲得する
  3. SNSの交友関係を活かす
  4. 良質なサテライトサイトとの相互リンク
  5. 発リンクを行って被リンクを「誘導」する

各方法を見てみましょう。

3-1.直接ほかのサイトに依頼する

3-1.直接ほかのサイトに依頼する

1つ目の方法は「直接ほかのサイトに依頼すること」です。

これは非常にシンプルな方法です。
良質なコンテンツを提供していて、自サイトのテーマと関連性が強いサイトを見つけたら、そのサイト運営者に「相互リンクをさせてほしい」と直接打診します。

相互リンクの打診を受けるということは、自分のサイトが評価されていることを意味します。
そのため打診を受けて機嫌を損ねるサイト運営者はいません。

もちろんこれは打診してきたサイト運営者が良質なサイトを公開している場合であり、いかにも怪しいサイトを運営している人からの打診であれば話は別でしょう。

また自サイトが出来立てほやほやでまともなコンテンツがないケースも、相手は相互リンクのメリットを感じないと考えられます。
まともに更新をしないサイトも、相手に不信感を抱かせるかもしれません。

自サイトのコンテンツがある程度充実してきたら、メールや問い合わせフォームなどからオファーを出してみましょう。

九段さん
どんな内容で依頼文を書けばいいでしょうか?

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スタッフ
例文を簡単に載せておきますので参考にしてください。言い回しは自由に変えられます。

“○○(サイト運営者)様

突然のメール失礼いたします。
私は「○○(サイト名)」というサイト(ブログ)を運営しております○○と申します。

いつも貴サイトを拝見しております。
この度、相互リンク打診のメールを送らせていただきました。

貴サイトは○○(テーマ)に関する興味深い情報を提供しておられ、貴サイトから私自身も勉強させていただいております。
特に○○に関しての記事は大変興味深く拝見しました。

当サイトは○○に関する情報をサイトで発信しております。
誠に勝手ながら、すでに当サイトに貴サイトへのリンクを貼らせていただいております。

よろしければ、http://www.○○○.com(相手サイトへの発リンクがあるページ)をご覧ください。
修正すべき点がございましたら、お手数おかけしますがお教えいただけますでしょうか。

なお当サイトは「○○(自サイトの紹介やアピールポイントを書く)です。
多少なりとも貴サイトのお役に立てるのではないかと思っております。
突然のご相談で大変恐縮ですが、相互リンクを一度ご検討いただけると幸いに存じます。

当サイトの情報は以下のとおりです。

・サイト名
・サイトURL
・サイトの紹介文

よろしくお願いいたします。

 ○○サイト管理者 ○○○”

3-2.オフライン上の交友関係で獲得する

3-2.オフライン上の交友関係で獲得する

2つ目の方法は「オフライン上の交友関係を使うこと」です。

知り合いのサイト運営者やブログ仲間などが自身のサイトと関連性があるテーマを扱っている場合、相互リンクを貼れないか共に検討してもよいでしょう。

3-3.SNSの交友関係を活かす

3-3.SNSの交友関係を活かす

3つ目は「SNSの交友関係を活かすこと」です。
オフライン上に頼れる知人がいなくても、SEO関連のコミュニティで協力者が見つかるかもしれません。

サイト運営者の中にはSNSアカウントも使っている方が少なくありません。
アカウントをフォローするところから始め、ある程度交流ができたら相互リンクを打診できます。

SEOに関するオンラインサロンに参加するのもひとつの手です。
Facebookを利用した会員制サロンなどがありますが、中にはオフラインでの交流を行うところもあります。
このような場で相互リンクのパートナーを見つけられるかもしれません。

3-4.良質なサテライトサイトとの相互リンク

3-4.良質なサテライトサイトとの相互リンク

4つ目の方法は「良質なサテライトサイトを使うこと」です。

「サテライトサイト」とは、本サイトとは別のドメインで作ったサイトで、本サイトの補助的役割や関連する別サービスを展開する役割で作られることがあります。
例えば「ペット用品を販売するECサイトを本サイトにして、ペットの特徴や飼い方などに関する記事を掲載するサイトをサテライトサイトにする」などの使い方も。

先ほど触れたブラックハットSEOで、低品質なサテライトサイトを立ち上げて本サイトへのリンクを飛ばすことが流行っていたことがあります。
そのためサテライトサイトにネガティブなイメージを持つ方も少なくないでしょう。

しかし正当な目的で作られる良質なサテライトサイトには何も問題ありません。
良質なコンテンツを公開しているサテライトサイトは評価されます。

良質な本サイトと、同じく良質なサテライトサイトとの間で相互リンクを貼れば、流入数アップが見込めるでしょう。
自身が運営するサイトとはいえ、クオリティーの高いサイトであれば、被リンクによるSEO効果も少なからずあるはずです。

3-5.発リンクを行って被リンクを「誘導」する

3-5.発リンクを行って被リンクを「誘導」する

5つ目は「発リンクで被リンクを招くこと」です。

この方法では、自分のサイトから相互リンクしてほしい別のサイトへ向けて発リンクを貼ります。
被リンクを受けた側のサイトは、「どんなサイトが自分のサイトへリンクを飛ばしているか」を把握できます。
*被リンク元はGoogle Search Consoleでチェック可能

リンクが向けられていることに相手が気付き、それがきっかけでこちら側にもリンクを飛ばそうと考えてもらえるかもしれません。
直接的な方法ではありませんが、上手くいけば被リンクを「誘導」する効果を期待できます。

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仮に被リンクを得られず相互リンクにならなくても、こちらから発したリンクが意義あるものなら、それ自体は自身のコンテンツにとっても有益です。例えば、何かの情報の引用元・参照元として発リンクを設置するとコンテンツを読むユーザーの理解を助けますし、リンク先が公的機関や知名度の高い信頼できるサイトであれば、「正確な情報をベースにしたコンテンツ」とGoogleに見てもらえるかもしれません。

4.SEO目的で相互リンクを貼るときに注意すべきこと

すでに相互リンクを貼る際のリスクとしてリンクプログラムについて説明しましたが、ほかにも注意点はあります。
以下の注意点をそれぞれ解説します。

  • サイト同士の関連性とユーザーの利便性を念頭におく
  • 低品質サイトとの相互リンクは避けよう
  • 過剰に貼りすぎない
  • 「rel=“nofollow”」の設定を誤らない

4-1.サイト同士の関連性とユーザーの利便性を念頭におく

4-1.サイト同士の関連性とユーザーの利便性を念頭におく

相互リンクを設置する際は、必ず「サイト同士の関連性」と「ユーザーの利便性」を考慮する必要があります。

もし自サイトと相手サイトに相関性がほとんど、またはまったくないなら、相互リンクは意味を成しません。
例えば「副業」をテーマにしたサイトと、「動画見放題サービス」を扱ったサイトの間に明確な関連性はないでしょう。

これらのサイト間で相互リンクを貼ったところで、テーマをよりよく理解する助けにはなりません。
副業に関する記事を読んでいるユーザーが動画見放題サービスの情報を見たところで、何の情報の補足にもならないからです。

このような相互リンクはGoogleに嫌われます。

Googleが目標にするのは、「ユーザーファーストの検索システム」、つまりユーザーが満足できる検索サービスです。
関連性がないサイト同士で貼った相互リンクや、不必要にベタベタ貼られた相互リンクがあるWebページは、ユーザーを逆に困惑させる恐れがあるためGoogleに嫌われます。

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リンクはそもそもサイト構造を効率的なものにしたり、情報の補足や裏付けをしたりするのに使われます。ユーザーの利益を度外視した相互リンクは絶対に避けましょう。

4-2.低品質サイトとの相互リンクは避けよう

4-2.低品質サイトとの相互リンクは避けよう

別の注意点として、低品質サイトとの相互リンクは避けましょう。
そのようなリンクは自サイトに低評価を招く恐れがあるからです。

各Webページには「ページランク」と呼ばれる指標があります。
「ページランク」は簡単にいうと、Webページの質を示すものです。
*以前はGoogleツールバーにてページランクの確認できたものの、現在は確認不可

ページランクは、リンクにより伝わるといわれています。
このことを「リンクジュース」と呼びますが、低品質なサイトからの被リンクで低評価が伝わるとSEO効果を弱めかねません。

一方、高評価のサイトからの被リンクであればポジティブな評価が伝わる可能性があります。

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もし評判の悪い人があなたを「私の親友です」と誰かに紹介したら、それを聞いた人の中であなたの評価が下がるかもしれません。低品質サイトとの相互リンクはそれと似ています。ですから、まともなコンテンツが公開されていないサイトや警告が表示されるサイトなど、明らかに高評価を受けてないと思われるサイトとの相互リンクは避けましょう。

4-3.過剰に貼りすぎない

4-3.過剰に貼りすぎない

自サイトや相手サイトが良質であっても、過剰にリンクを貼る行為もやめましょう。

Webページのあちらこちらに発リンクを貼ると、当然ユーザーにとって「読みにくいページ」になるでしょう。
先述のリンクプログラムに関するGoogleの見解にあったように、過剰なリンク交換はNGです。

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あくまでもコンテンツの質を高める自然な仕方でリンクを貼りましょう。

4-4.「rel=”nofollow”」の設定を誤らない

4-4.「rel=”nofollow”」の設定を誤らない

「rel=”nofollow”」の設定を誤って行わないようにしましょう。
「rel=”nofollow”(ノーフォロー)」とは、リンク先のページをGoogleに巡回させたくないときに用いるタグです。

rel=”nofollow”を自サイトのリンクに設定すると、リンク先である相手サイトはGoogleから巡回されません。
また相手サイトからこちらへの発リンクにrel=”nofollow”が設定されると、やはり自サイトはGoogleに巡回されません。

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これでは相互リンクを貼った意味がなくなり、SEO効果は期待できないでしょう。自分のサイトも相手のサイトもポジティブな結果を得られるように、rel=”nofollow”設定には注意してください。

5.被リンクを獲得するメイン手段は「良質なコンテンツ」

相互リンクは、被リンクの獲得手段として覚えておきたい施策です。
とはいえ相互リンクをはじめ外部リンクのみに頼るのはSEOの本質ではありません。

SEOの本質はユーザーファーストで情報を提供することです。
これには良質なコンテンツを作成し、サイトの構造を適正にすることが含まれます。
特に、ユーザーが直接閲覧するコンテンツの質を高め、継続的に役立つ情報を公開することはSEOの核です。

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サイトが提供する情報が魅力的なら、自然と被リンクは集まります。味が一級の料理屋に自然と客が集まるのと同じです。そのような人気店は、ほかの人に宣伝をお願いしなくても客足が途絶えることはありません。同じように、良質なコンテンツを継続的に提供するサイトこそ、Googleに好かれます。

九段さん
たしかに、私も内容が充実したサイトを見つけると、ブックマークしたり自分のブログにリンクを貼ったりしますね。

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最も優れたリンクは、ユーザーやほかのサイト運営者が自サイトを気に入って自然発生的に貼ってくれるものです。そのようなリンクはこちらが獲得しようとして獲得できるものではなく、ハイクオリティーのコンテンツを通じて結果的に得られるといえます。

5-1.SEO特化型コンテンツなら「記事作成代行Pro」にお任せ

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6.まとめ

相互リンクは、2つのサイト間で相互に貼り合うリンクです。
良質な相互リンクであれば自サイトの信頼性向上の布石になり、SEO効果を期待できるでしょう。

しかし、昔から不正なリンクを貼る悪質なサイト運営者が存在するため、Googleはリンクの貼り方には厳しい目を向けています。
そのため相互リンクを貼り合うサイトをよく見極め、ユーザーの利便性を損なわないように注意しながら施策を講じることが大事です。

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自サイトのテーマとの関連性が高く、良質なコンテンツを貼るサイトであれば、相互リンクのパートナーとして選んでもよいでしょう。

とはいえSEOにおいても最も重要ともいえるコンテンツの質に注力することが最優先です。
まずは自サイトのクオリティーを上げることで、良質な被リンクを効率的に獲得してゆけるでしょう。