Webライターにおすすめのツール28選！最新AIツールもご紹介

Webライターとして働くうえで、作業効率が上がらずに悩んでいる人もいるでしょう。

Webライティングの工程に合ったツールを有効に活用すると、作業効率が高まります。

しかし、それぞれのツールには特徴があるため、目的に適したものを選ぶことが大切です。

本記事では、Webライターにおすすめツール28選をご紹介します。

便利なAIツールについても解説するので、Webライターの作業にぜひ役立ててください。

1. Webライターにおすすめの執筆ツール3選

執筆ツールはクライアントから指定を受けることもあるため、どのようなものがあるか把握することが大切です。

ここでは、Webライターにおすすめの執筆ツールをご紹介します。

1-1. 【無料】Googleドキュメント

参照：Googleドキュメント

「Googleドキュメント」は、複数のユーザーと共同編集でき、クラウドサービスにデータが自動保存される無料の執筆ツールです。

Googleドキュメントは、Googleアカウントを作成すると無料で使えます。

モバイルアプリ版もあるため、パソコンだけでなくスマートフォンやタブレットからもオンライン上で文書の作成や編集を行えます。

Google以外のサービスとも互換性が高く、WordやPDF、書式なしテキスト（.txt）などさまざまなファイル形式に出力が可能です。

1-2. 【無料/有料】Microsoft Word

参照：Microsoft Word

「Microsoft Word」は、メールアドレスでサインインすれば無料で使用できるオンライン執筆ツールです。

無料の「Word for the web」のほか、月間2,130円または年間2万1,300円で使用できる有料の「Microsoft 365 Personal」があります。

無料版は有料版に比べてグリッド線や透かし機能などが制限されており、タブメニューがシンプルです。

Word for the webの場合はオンライン上のOneDriveに自動保存されますが、ダウンロードしたWordファイルはPC自体にデータが保存されるため、保存作業は自分で行う必要があります。

また、Googleドキュメントに比べて使えるフォントが豊富な点も特徴です。

1-3. 【無料/有料】WPS Writer

参照：WPS Writer

「WPS Writer」は、Microsoft Officeと互換を持つWord エディターです。

ドキュメントの作成や編集、保存、共有が可能で、プラットフォームをまたいだ転送もサポートします。

WPS Office無料版は文書作成、表計算、スライド作成などの機能を初回起動から30日間利用できる体験版で、期間終了後はファイルを保存できないため、注意が必要です。

有料版には最安の4,190円を含む3つのプランがあり、Wordに比べて低価格で必要最低限の機能を利用できます。

Googleドキュメントと異なり、オフラインでの作業とオンライン上での共同編集がともに可能なクラウドタイプ（WPS　Cloud）もあります。

2. キーワード・検索意図分析ツール6選

Webライターは、メインキーワードから想定されるユーザーの検索意図や競合分析を行ったうえで構成を考案することが重要です。

この章では、キーワード分析やユーザーの検索意図の把握に役立つツールについて解説します。

検索意図について詳しく知りたい人は、次の記事をご覧ください。

2-1. 【無料】Google検索

参照：Google検索

「Google検索」でキーワードを入力すると表示される「候補のキーワード（サジェストキーワード）」は、ユーザーの検索意図を把握するうえで重要です。

サジェストキーワードとは、過去に検索された関連性の高いキーワードを検索エンジンが自動で候補を選択して表示するキーワードで、ユーザーが検索する頻度などに応じて表示されます。

たとえば、Google検索で「Webライター　ツール」と入力した場合、サジェストキーワードが表示されるイメージは次の通りです。

参照：Google検索

サジェストキーワードは検索需要が高いため、ユーザーのニーズを把握でき、検索エンジンの評価を得やすいSEO記事の作成につながるでしょう。

2-2. 【無料】Googleキーワードプランナー

参照：Googleキーワードプランナー

「Googleキーワードプランナー」は、キーワードの検索ボリュームや関連キーワード候補の調査に便利なツールです。

関連キーワードとは、検索されたメインキーワードに関連するキーワードのことで、サジェストキーワード同様、ユーザーの検索意図の把握に役立ちます。

キーワードプランナーのメリットは、Google検索エンジンでの月間検索ボリュームの推定値を調べられることです。

前月から過去12ヶ月の検索ボリューム推移からは、指定のキーワードが1ヶ月間に獲得する検索数を見積もれ、SEO対策の難易度を把握できるでしょう。

また、「新しいキーワードを見つける」機能は、関連キーワードの候補や新たなキーワードの発見にもつながります。

Googleキーワードプランナーについて詳しく知りたい人は、次の記事もご覧ください。

2-3. 【無料】Yahoo!知恵袋

参照：Yahoo!知恵袋

「Yahoo!知恵袋」は、キーワード検索した背景やユーザーが抱く疑問や検索に至った背景などの把握に役立ちます。

Q＆Aサイトに投稿される質問からは、Web検索結果では得られないユーザーニーズを把握できます。

多く寄せられている質問や、質問に至った背景などを知ることで新たな気付きを得て、コンテンツの独自性につなげましょう。

2-4. 【無料】ruri-co

参照：ruri-co

「ruri-co」は、上位表示サイトのサジェストキーワードの洗い出しに便利なツールで、上位サイトの順位取得率が高いキーワードやサイトの順位状況を定量的に分析できます。

また、会員登録やダウンロード不要、かつ利用回数制限なしで簡単に利用できることも特徴です。

類似率が高いキーワード調査ができることから、カニバリゼーション（自社サイトのページが同じ検索キーワードと検索意図に対して競合し合う状態を避けること）への対策としても有効でしょう。

2-5. 【無料/有料】ラッコキーワード

参照：ラッコキーワード

「ラッコキーワード」は、関連キーワードやサジェストキーワード、ニッチな検索ワードを調べられるキーワード分析ツールです。

「見出し抽出（検索上位分析）」では、平均文字数やタイトル、見出し、ディスクリプションを上位20サイトまで順位順に確認できます。

上位サイトでも取り上げられている見出しやテーマを深ぼりでき、ユーザーの検索意図を把握しやすくなっています。

無料プランの使用可能回数は1日15回まで、最大出力キーワード数は1,000個となっています。

それ以上使用する場合は、月660円～の有料プランを検討するとよいでしょう。

2-6. 【無料/有料】Ubersuggest

参照：Ubersuggest

「Ubersuggest」は、自社のSEO状況や競合のトラフィックの状況やアクセスを集めているWebページやキーワードを分析できるツールです。

キーワード検索で上位の競合サイトやFacebookで人気のページのほか、各キーワードの検索ボリューム、季節性などを確認できます。

また、適切なキーワード候補や各被リンク（外部のサイトに設置された自社サイトに向けたリンクのこと）の自社ランキングへの貢献度もわかるため、優良な被リンクを増やす手段としても活用できるでしょう。

1日3回までの回数制限がある無料版と、回数制限のない有料版（1サイト月2,999円～）があります。

3. 競合分析ツール2選

Web記事のライティングには、検索上位表示されている競合サイトに勝つための戦略や、独自性のある情報を盛り込むことが必要なため、競合サイトの分析は必要不可欠です。

競合分析の具体的な方法には、アクセス数や順位調査、流入キーワードや流入経路、被リンク対策などがあります。

この章では、競合サイト分析に役立つツールを解説します。

3-1. 【有料】Pascal

参照：Pascal

「Pascal」は、コンテンツ・インデックス・タグ・ドメイン・発リンク・被リンクなど上位表示に必要な約50項目を数値化して、競合サイトを統計分析できるツールです。

競合サイトの構成の傾向をつかみながら、レーダーチャートで表示される分析機能により、競合サイトと自社サイトの差が一目でわかります。

改善項目には色の付いた円のサイズが大きく表示されるなど、自社サイトの検索順位を上げるために必要な要素を把握しやすく、優先順位を付けてSEO対策に取り組めるでしょう。

利用は基本的に有料で、簡易的な機能を実装したライトプランが月額8万8,000円となっています。

分析対象はプランにより検索上位30～50位と異なっています。

3-2. 【有料】Ahrefs

参照：Ahrefs

「Ahrefs（エイチレフス）」は、自社サイトや競合サイトの被リンク、参照ドメイン、推定流入キーワード、検索上位表示ページ、キーワード単位での順位計測などを把握できる競合分析ツールです。

ドメイン単位での競合サイト調査や、ソーシャルメディアで話題性の高い記事を把握できるため、SNSでのコンテンツ作りにも役立ちます。

キーワードの検索ボリュームや難易度調査、自社と競合サイトの順位調査機能もあり、各調査データはCSVファイルでダウンロード可能です。

月額4万2,240円のスタンダードプランでは、ダッシュボード登録は20サイト、ランクトラッカー登録は2000キーワードまでとなっています。

各プランの上限を超えると、自動的に追加料金が発生するため、サイトの規模に合ったプランを選択しましょう。

4. リサーチツール2選

ユーザーの検索意図や競合分析などのリサーチを行った後は、ニーズに応える記事の構成を考えることが必要です。

記事の構成作成では信頼性の高いデータ収集と情報ソースの提示が求められる場合が多いため、一次情報のデータ収集に便利なツールを知っておきましょう。

4-1. 【無料】まとも検索

参照：まとも検索

「まとも検索」は、公的機関・医療情報・国内論文・正確な情報が多いpdf・英文論文の5種類に限定した検索オプションを使えるリサーチツールです。

2022年2月に株式会社クレイジーワークス代表取締役総裁村上福之氏により公開されました。

不要な情報や有害なコンテンツ情報に惑わされることなく、信頼性の高い情報を入手できる実用的なツールです。

特に病気や健康、出産に関する検索ワードに強く、情報収集を効率化できます。

公的機関に限定したWebサイトから情報収集する際に便利ですが、専門的な分野では求めている情報が出ない場合があるようです。

4-2. 【無料】Google Scholar

参照：Google Scholar

「Google Scholar」は、さまざまな分野の論文、書籍、要約、法律関係資料を簡単に検索できるツールです。

Google検索と同じように利用でき、著者や出典、日付の指定も可能で、幅広い学術情報から論文を検索できます。

ただし、すべての学術情報を検索できるわけではないため、専門分野の電子ジャーナルや文献データベースを併用して文献検索をすることが重要です。

また、ヒットした情報すべてが学術的であるとは限らないため、情報源、発信元を必ず確認し、参照する場合は正式に公開されているバージョンを利用してください。

5. 情報整理ツール2選

指定のキーワードやテーマに沿って記事を作成するためには、リサーチした情報を整理することが重要です。

リサーチで得た情報の整理に役立つツールをご紹介します。

5-1. 【無料/有料】XMind

参照：XMind

「XMind」は、マインドマップで情報を分類して整理できるツールです。

マインドマップとは、中心となるテーマから関連する要素を枝分かれの形で視覚的に整理する思考法です。

作成したマインドマップは、PNGやSVG、PDF、マークダウンなどのフォーマット形式へエクスポートでき、Facebook、Twitter、Evernoteなどへ共有も可能となっています。

マーカーや音声メモ、ハイパーリンクなどをマップ上に添付できるため、リサーチで得た情報の整理に役立つでしょう。

シンプルな無料版と、多くの機能が使えるようになる年間9,735円の有料版があります。

5-2. 【無料/有料】MindMeister

参照：MindMeister

「MindMeister」も、膨大な量の情報を保存し、情報を一目で全体像を把握できるように整理できるマインドマップツールです。

チームでの共同編集が可能で、コメント機能でアイデアの交換や提案ができます。

また、Googleアカウントと連携しており、Google Driveから直接マインドマップを作成したり、ファイルを添付したり、マップ全体の同期や.zipファイルへの変換も可能です。

無料プランのほか、月800円～の有料プランから選択できます。

6. 推敲・校正ツール2選

記事の骨組みとなる構成をもとに記事を執筆した後は、記事の推敲や文章校正を行います。

その際、情報がよりわかりやすく読者へ伝わるように、ツールを使って確認するとよいでしょう。

校正について詳しく知りたい人は、次の記事をご覧ください。

6-1. 【無料/有料】Shodo

参照：Shodo

株式会社ゼンプロダクツによる「Shodo（ショドー）」は、最新の生成AI（LLM）を活用した時制、文脈や常識を加味した文章校正ができるツールです。

誤字脱字やタイポ、活用形、助詞の間違いや変換ミス、表記ゆれ、敬語や二重敬語の間違いなどのチェックと修正ができます。

文章を勝手に書き直さず、修正案を提示する仕組みのため、扱いやすいのも魅力です。

個人の利用の場合、無料プランと1000円の有料プランがあります。

6-2. 【有料】文賢

参照：文賢

株式会社ウェブライダーによる「文賢（ブンケン）」は、最先端のAI機能を搭載した校正ツールです。

クリックだけリライト案や改善点などをAIが提案してくれ、法人・団体・個人を含む累計導入ユーザー数は1万2000以上となっています。

言葉遣いや漢字の使用率、日本語の誤用・誤字脱字、日付や価格などの情報、スマホでの表示確認、音声読み上げなども可能で、アップロードしたPDFやWord、Excel、PowerPointファイルのチェックにも対応しています。

独自の表記ルールやチェック内容を共有可能な辞書機能を使えば、チーム内のトーン＆マナーを統一できるでしょう。

初期費用は1万1,880円、利用ライセンスが4つ以下の場合は月2,178円～となっています。

7. 文字数カウントツール2選

文字数カウントツールは、Webライターとして受注した案件の指定文字数や上限文字数がある場合の文字数カウントに便利です。

文字数の多い記事と少ない記事のメリットとデメリットについて詳しく知りたい人は、次の記事をご覧ください。

7-1. 【無料】ラッコツールズ

参照：ラッコツールズ

「ラッコツールズ」は、無料で使える文字数カウントツールです。

基本の文字数や空白ありの文字数、各文字コードに変換した場合のバイト数の表示のほか、行数や段落数ごとの文字数カウントが可能で、400字原稿用紙枚数への換算なども行ってくれます。

全角半角ともに1文字、文前後の空白なしとしてカウントされ、HTMLコードを除去した場合や句読点を除去した場合の文字数なども表示できます。

7-2. 【無料】numMojiなんもじ

参照：numMojiなんもじ

「numMojiなんもじ」は、無料で文字数カウントができるツールで、空白のカウントや半角英数字2文字で1文字カウントするかを選択できます。

フルスクリーンモードやダークモードなどがあり、文字数の多い場合や視覚の負担を軽減したいときに便利です。

8. コピペチェックツール2選

納品前にはコピペチェックツールを使用して、既存のWeb記事との重複度や類似率をチェックする必要があります。

作成した記事が盗用ではないことを、無料で使えるツールで証明しましょう。

著作権について詳しく知りたい人は、次の記事をご覧ください。

8-1. 【無料/有料】CopyContentDetector

参照：CopyContentDetector

「CopyContentDetector」は、コピーチェックしたい文章を回数制限なくコピペチェックできるツールです。

コピペチェックの完了通知が表示されたら、ブラウザのページを再読込みして、コピペチェック結果を確認できます。

無料プランでは25～4,000文字、有料プランでは8,000文字まで一度にチェックが可能です。

8-2. 【無料/有料】こぴらん

参照：こぴらん

「こぴらん」は、パソコン、タブレット、スマホなどの端末に対応した無料で使える簡易コピペチェックツールです。

フォームに文章を入力後、チェックボタンを押すと、句点とピリオド、感嘆符、疑問符を文の終端とみなし、25文字以上80文字未満の文に自動的に分解されます。

25文字未満の文や、句点とピリオドを使用する前に80文字以上になった文は自動的に削除されますが、文章にコンマ「,」を打って文の区切りを調整することで、長い一文でもチェックができます。

より正確にコピペチェックしたい場合は、月500円～有料版がおすすめです。

半角0.5文字、全角1文字とした文字数カウント機能も搭載されている点も便利です。

9. 画像選定ツール2選

記事原稿が完成しても、案件によっては画像の選定が必要なケースがあります。

商用利用可能でクレジット表記が不要な画像選定ツールをご紹介します。

9-1. 【無料】Pixabay

参照：Pixabay

「Pixabay（ピクサベイ）」は、2,800万枚以上の綺麗な画像や動画、イラストの素材を取り揃えた無料の写真コミュニティサイトです。

運営は海外であるものの日本語で検索でき、使用条件を遵守していれば、コンテンツを変更または改変して新しい作品にすることも可能です。

著者の表記なしでもコンテンツを使用でき、Canvaでの編集も可能です。

9-2. 【無料/有料】写真AC

参照：写真AC

「写真AC」は、日本人の男女や子どもの写真や植物、食べ物、町並みなどの写真が無料でダウンロードできる、日本発のサイトです。

ダウンロードには簡単な会員登録が必要で、無料会員は広告表示や検索数などの制限があり、1日あたりの検索数は4回まで、ダウンロード数は9点までとなっています。

有料版は検索数やダウンロード回数は無制限で毎月1,980円～（年間プランの場合割引）利用可能です。

10. タスク管理ツール2選

納期に合わせて記事作成を進行するWebライターにとって、タスク管理は重要です。

納期や受注した案件に漏れがないようにスケジュールを組みましょう。

ここでは、タスク管理に便利なツールをご紹介します。

10-1. 【無料】Googleカレンダー

参照：Googleカレンダー

「Googleカレンダー」は、Googleアカウントさえ作成していれば、無料でタスクを作成・管理できるツールです。

Googleカレンダーの空いている時間枠をクリックしてタスクの詳細を入力するか、 ToDoリストからタスクの作成が可能です。

日時を設定したタスクはカレンダーに表示されるため、スケジュールが一目でわかります。

10-2. 【無料/有料】Trello

参照：Trello

「Trello」は、メールアドレスを登録してアカウントを作成すると、無料でタスク管理ができるツールです。

複数の期限がある場合、最も近い期限を画面で確認できるほか、期限が近づいたり、過ぎたりすると通知されます。

優先順位を判断しながらタスクを管理するのに向いているでしょう。

無料版のほか、有料版は5ドル～となっています。

11. WebライターにおすすめのAIライティングツール3選

AIライティングツールは、記事作成の補助として文章作成・リライト・要約・翻訳・校正・アイデア出しなどに活用できます。

ここでは、WebライターにおすすめのAIライティングツールを用途別にご紹介します。

11-1. 【無料/有料】ChatGPT

参照：ChatGPT

「ChatGPT」は、プロンプト次第で高度な編集作業が可能なAIライティングツールです。

構成生成やアイデア出し、リサーチなどに幅広く対応します。

2025年8月には、GPT-5にアップデートされました。

GPT-5は旧モデルに比べて知識レベルやコーディング能力、コンテキストウィンドウなどが向上しています。

コンテキストウィンドウとは、モデルが一度に考慮または記憶できるトークン単位のテキスト量のことです。

最新のGPT-5・mini・nanoでは旧モデルの12.8万トークンから40万トークンに拡張され、長文の分析や要約が可能となっています。

ChatGPTには全ユーザーが利用できる無料のFreeプランと有料のPlus、Pro、Teamプランなどがあり、無料版と有料プランではメッセージ数の上限に違いがあります。

無料プランは5時間あたり10メッセージとなっており、利用回数の超過時はminiへ自動切替となるため、注意してください。

11-2. 【無料/有料】Gemini

参照：Gemini

「Gemini（旧Bard）」は、最新の検索傾向や関連トピックをもとにした提案が得意なGoogleが提供する無料のAIチャットツールです。

ChatGPTと比較すると、Geminiはデータ処理や効率化に優れており、業務向きとされています。

通常、有料版のGoogle　AI　Proには月額2,900円が必要ですが、大学生は無料で利用できます。

より高度な検索意図のリサーチが必要な場合は、分析型AI「Deep Research」もおすすめです。

11-3. 【無料/有料】Perplexity

引用：Perplexity

「Perplexity（パープレキシティ）」は、信頼性の高い検索エンジン型AIツールで、リアルタイムの情報収集に特化しています。

専門的なリサーチや学術研究、最新のニュースを把握できるため、最新情報を得たい場合や情報ソースを裏取りしたい場合に便利です。

無料版では利用するAIモデルが選択できず、Pro検索の使用回数やファイルのアップロードは1日3回までとなっています。

月額20ドル～の有料版は、AIモデルを選択できます。

12. まとめ

Webライターは、さまざまなツールを作業工程や用途に合わせて使い分ける必要があります。

クライアントとの連絡やキーワードのリサーチから記事納品まで、ライティング業には多くの工程が生じるため、ツールを有効活用して作業効率を高めましょう。

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