記事執筆の仕事はどうやって始めればいい?おすすめ業者も紹介
- 公開日:2021.08.12
- 更新日:2024.05.27
- webライター
リモートワークが注目されている昨今、在宅ワークの1つとしてWeb記事の執筆に興味を持っている方は少なくありません。
記事執筆の仕事は、パソコンとインターネットさえあればできる仕事であるため、副業としてはもちろん、本業でも始めやすい仕事です。
この記事では、Webライターとして働き始めるための基本的な方法について解説します。
また、記事執筆の仕事を提供している5つの業者と、その中でもおすすめの業者をご紹介します。
目次
1.記事執筆とは?
記事執筆とは「Webサイトに載せる文章を書くこと」です。
個人が日記感覚で書くブログ記事も記事執筆に当たりますが、仕事で行う記事執筆は、企業のブランディングや販促目的で行われるのが一般的です。
執筆するときは特定のキーワードに沿って文章を展開し、読者に役立つ情報を与えたり、特定の企業の商品やサービスの利用を促したりします。
例えば、家計簿アプリを宣伝したい会社が「節約 コツ」というキーワードで記事執筆を依頼するとします。
ライターは、このキーワードを検索したユーザーがどのような意図で情報を調べているのかを見極め、欲しがっている情報を記事に織り交ぜながら文章を書きます。
また自然な形で家計簿アプリの紹介をして、読者がアプリに興味を持てるよう誘導します。
記事執筆の仕事は大まかにいってこのような流れで行われます。
- 文章を書くのが好きな方
- 産休や育児などで家にいる時間を活用したい方
- 田舎暮らしをしながらのんびり働きたい方
記事執筆は、パソコンとネットさえある環境ならどこでも始められます。
自宅はもちろん、ネットカフェでも海外でも場所を問わずできるのが魅力です。
関連記事:「【SEOの基礎】キーワード選びは記事作成の第一歩!踏むべき5ステップ紹介」
2.記事執筆はバイトや副業でも可能
近年では、バイトで記事執筆の仕事を始める方が増えています。
面接場所に行く必要もなく、自宅から簡単なプロセスでライターデビューできるため「とにかく手軽に始められる仕事を探している」という方には最適です。
バイトであっても、月に20万以上稼ぐことは可能です。
執筆する記事の量や一記事あたりの報酬にもよりますが、コンスタントかつクオリティーの高い記事を納品できる方は、割良く働けます。
時給換算で2,000円以上稼ぐことも不可能ではありません。
場合により「副業の方が本業よりも収入が多い」こともありえます。
「株式会社エイチームフィナジー」が20代~50代の働く男女330名に行った調査によると「副業の方が本業よりも収入が多い」と回答した人は21.8%にものぼりました。
参考:「副業経験者の5人に1人は本業より収入が多い!?人気の副業は株式投資やFx投資!~ニューノーマル時代のお金の増やし方に関する実態調査へ~」
ライティングスキルやノウハウを高めていけば、いずれ本業を辞めて記事執筆一本でやっていきたいと思うようになるかもしれません。
関連記事:「記事の種類は大きく5種類!その作成および注意ポイント!」
3.記事執筆の単価相場
記事執筆の仕事の報酬タイプは、主に以下の2つに分けられます。
- 文字単価(文字数あたりの報酬)
- 記事単価(記事数あたりの報酬)
文字単価の場合は「1文字あたりの単価」で報酬が決まります。
例えば「1文字0.5円」の報酬の場合、1,000文字の記事を執筆すると500円、10,000文字なら5,000円の報酬となります。
一方記事単価の場合、文字数に関係なく1記事あたりの報酬が発生します。
例えば「1記事2,000円」の場合、10記事で20,000円、100記事で200,000円です。
10記事のうち3,000文字の記事もあれば、3,700文字の記事がある場合も考えられます。
1時間あたりの報酬が発生する「時給単価」もあります。
このタイプの報酬は、ライターが発注先企業のオフィスに常駐する場合に採用されるのが一般的ですが、ここではメジャーな文字単価と記事単価に絞って説明します。
- 文字単価の相場 0.5~5円
- 記事単価の相場 400~5,000円
それぞれの場合の詳細を、実際の案件をもとにひもといてみましょう(クラウドソーシング大手の「ランサーズ」の例)。
2021年6月時点でランサーズに掲載されている記事執筆の仕事のうち(「記事作成・ブログ記事・体験談」カテゴリー)、文字単価と案件数を比較すると以下のようになっています(カッコ内は案件数)。
- 〜0.9円 (73,450)
- 1円〜1.9円 (39,445)
- 2円〜2.9円 (9,003)
- 5円〜 (3,363)
- 3円〜3.9円 (2,693)
- 4円〜4.9円 (961)
0.9円以下の案件が最も多く、1~1.9円がそれに続いて多いです。
2円以上の案件もそれなりにありますが、1円前後の単価が主流です。
0.9円以下の単価で提示されている案件には、以下のようなものがあります。
- 1記事2,000文字程度(文字単価0.5円) 猫に関する記事
- 1記事500文字以上300円(文字単価0.6円) YouTuberのトレンド記事
- 1記事700文字程度500円(文字単価約0.7円) ブライダルに関するブログ記事
- 1記事1,000文字800円(文字単価0.8円) 健康グッズの商品紹介記事
- 500円 (12,878)
- 1,000円 (12,586)
- 2,000円 (9,912)
- 3,000円 (8,733)
- 1,500円 (7,626)
- 300円 (5,965)
- 5,000円 (5,884)
- 600円 (4,072)
- 400円 (3,804)
- 800円 (3,682)
- 4,000円 (3,490)
- 2,500円 (3,045)
- 200円 (2,992)
- 1,200円 (2,930)
- 700円 (2,770)
- 50円 (2,673)
- 6,000円 (2,295)
500~3,000円ほどの記事単価の案件がもっとも多い結果になりました。
同じ記事単価の記事でも、文字数に差が出ることがあります。
例えば以下の3つの案件を比較すると、同じ単価でも文字数は大きく異なります。
- 1記事500文字以上500円(文字単価1円) 自分の得意なテーマの記事作成
- 1記事1記事/1,000文字以上500円(文字単価0.5円) セブンイレブン冷凍大学いもレビュー記事
- 1記事1,800字以上500円(文字単価約0.27円) アニメ感想評価の記事
記事単価は文字単価に換算すると、単価の割を計算できます。
- 1記事2,500文字以上6,000円(文字単価2.4円) プログラミング専門知識のブログ
- 1記事1,500文字6,000円(文字単価4円) AIの活用・導入事例に関する記事
これらの案件の規定文字数は多くありませんが、文字単価は高めです。
案件内容を見ると、AIや英語・JavaScriptなどのノウハウが求められることが分かり、執筆ハードルも高めといえます。
豊富な経験を持つライターや有名ライターともなると、1文字あたり10~100円もの報酬を受け取れるケースもあります。
記事執筆の仕事で思い切り稼ぎたい場合は、ライティングのコツおよび専門領域の知識を活かすことがカギです。
関連記事:「記事外注の文字単価を比較!外注先を選ぶときの3つの注意点とは」
4.記事執筆の求人募集をしている業者5選!
記事執筆の求人募集をしている業者は多くあります。
先述のランサーズのように、記事執筆を含むさまざまなアウトソーシングサービスを提供するクラウドサービスもあれば、記事作成を専門とする記事作成代行会社もあります。
求人の具体例を5つご紹介します。
4-1.記事作成代行Pro
参照:「記事作成代行Pro」
当社BRIDGEAが運営する「記事作成代行Pro」はSEO特化型の記事作成代行サービスです。
SEOとは「GoogleやYahoo!などの検索エンジンで、特定の記事(サイト)を最初の方に表示してもらうための工夫をすること」です。
当社では、記事執筆の経験がある方はもちろん、未経験の方でも積極的に採用しています。
代表的な収入例をご紹介します。
このように、お小遣い稼ぎのために働くこともできれば、20万円と本業レベルの収入を目指していただくこともできます。
スキマ時間が限られていて毎日1記事を作成できなくても、隔日で1記事仕上げられれば、5万円の報酬を得ることも十分可能です。
また後述するように、当社はSEOの知識をはじめ、ライティングスキルを伸ばすのに役立つツールやテクニックをライターの皆さまと共有しております。
継続して記事執筆の仕事をしていきたい方は、ぜひ一度当社の求人ページをご覧ください。
参照:「在宅Webライター募集|記事作成代行・WEBライティングならBRIDGEA」
4-1-1.記事作成代行Proでライター登録する方法
記事作成代行Proでライターデビューをしていただく方法は以下のとおりです。
- お問い合わせフォームに必要事項を記入して応募する
- 指定されたタイトルやキーワードでテストライティングを行う(2,000~3,000文字)
- 採用担当者がライティングスキルを採点する
- 採点結果に応じて、担当者からライターに必要な基本指導を受ける
- 練習記事に挑戦する
- 応用技術を学び基準をクリアした後、案件のアサインを受ける
- 納品する
4-2.ランサーズ
参照:「ランサーズ」
「ランサーズ」は、日本最大級のクラウドソーシングサービスです。
記事執筆をはじめ200以上の業務を、企業とフリーランスとの間でマッチングしています。
ランサーズでは一般的なWebサイトの記事作成のほか、LPやDM・シナリオ作成・スピーチ・インタビュー記事など、さまざまなタイプの記事を探せます。
受注に至るプロセスには、以下のようなものがあります。
- 公募に見積もり(金額や納期など)を提案して、選定を待つ(プロジェクト方式)
- 公募に作品を提出して当選を待つ(コンペ方式)
- 募集されている案件を選んで作業をする(タスク方式)
ポートフォリオを見たクライアントから、直接作業を依頼されることもあります。
ランサーズでは、すでにご紹介したとおりさまざまな種類の案件が見つかるため、自身の得意そうな分野を探して仕事をこなしていけます。
なお会員登録は無料ですが、以下のシステム手数料が発生するのには注意が必要です。
- 契約金額(税込)20万円超 5%
- 10〜20万円以下 10%
- 10万円以下 20%
4-2-1.ランサーズでライター登録する方法
ランサーズの登録方法は以下のとおりです。
- 登録ページで会員登録する
- 詳細情報を入力する
- ライター名や経験・社員などを設定する
- メールアドレスの確認をする
- 本人確認書類を提出する
- 機密保持確認後、電話認証する
本人確認や機密保持確認は必須ではありませんが、信頼性が高まるため、必ず行うようおすすめします。
4-3.クラウドワークス
参照:「クラウドワークス」
「クラウドワークス」もランサーズと同様、200種類以上の仕事をマッチングしているクラウドソーシングサービスです。
全国の72万社が利用しているため、案件を見つけやすいのが魅力です。
ライティングの作業種類も多く、口コミ作成から小説作成まで幅広い内容のライティングに挑戦できます。
受注は以下の方式で行います。
- 仕事に応募して合意できたら契約する(プロジェクト形式)
- 募集内容に対して作品の提案を行い採用を待つ(コンペ形式)
- クラウドワークス上で作業を行う(タスク形式)
ライティングレベルや記事のジャンル・経験の有無などで仕事を分かりやすく選定できるため、条件を絞り込みたい方にも便利です。
クラウドワークスもランサーズ同様、以下の手数料が発生します。
- 契約金額(税込)20万円超 5%
- 10万円超〜20万円以下 10%
- 10万円以下 20%
- タスク形式 20%
4-3-1.クラウドワークスでライター登録する方法
クラウドワークスでライター登録する方法は以下の通りです。
- 会員登録ページにアクセスする
- メールアドレスを登録する
- ユーザー名やパスワード・氏名などを入力し、本登録を行う
- プロフィールやスキルを登録する
- 本人確認や秘密保持契約を行う
- クラウドワークスのサイトで仕事を探す
4-4.Bizseek
参照:「Bizseek」
「Bizseek」もクラウドソーシングサービスの1つです。
受注方法は「コンペ形式」と「プロジェクト形式」の2つがあります。
- 掲載された案件に対して見積もりを出し、当選を待つ(プロジェクト形式)
- 挑戦したい仕事に対して作品を作り、当選を待つ(コンペ形式)
Bizseekの魅力の1つはシステム手数料の安さです。
手数料は以下のとおりです。
- 10万円超 5%
- 10万円以下 10%
手数料が少ないと報酬分が多くなるためお得です。
4-4-1.Bizseekでライター登録する方法
Bizseekでライター登録する方法は以下のとおりです。
- 登録ページにアクセスする
- 利用用途で「仕事を受注する」にする
- 氏名やパスワードなどを入力して仮登録を完了する
- メールから本登録画面に入り登録する
- プロフィール設定や本人確認登録を行う
4-5.Shinobiライティング
参照:「Shinobiライティング」
「Shinobiライティング」は、登録ライター数31万人をほこるクラウドソーシングサービスです。
ランサーズやクラウドワークスとは異なり、こちらは記事作成に特化したサービスを提供しています。
難易度的にチャレンジしやすい案件があり、記事執筆のレギュレーション(執筆マニュアル)も難しくないため、初心者が記事執筆体験をするのに便利です。
受注方式は「タスク形式」がメインです。
サイトで案件を探して、こなせそうな仕事を選んで作業に取りかかります。
この場合はクライアントとの交渉がないため、顔を見ての打ち合わせが苦手な方でも安心です。
別の魅力は手数料が無料であることです。
報酬額をそのまま手取りにできるため、収入管理が分かりやすくお得感があります。
4-5-1.Shinobiライティングでライター登録する方法
Shinobiライティングでライター登録する方法は以下のとおりです。
- 登録ページにアクセスする
- 名前やメールアドレスなどを入力して仮登録する
- 送られてくるメールから本登録を完了する
記事執筆に特化している分、サイト全体がライティングの案件を表示するため、選ぶ楽しさがあります。
5.技術指導でスキルアップできるのは「記事作成代行Pro」
- 記事構成案の作り方
- タイトルの作り方
- 各見出しの作り方
- 導入文の重要性
- 分析方法
- 心理学
記事の執筆において重要なのは、誤字脱字がないことやコピー&ペーストしていないことだけではありません。
SEOの観点から、ユーザーファーストの記事を書くよう心がけなければなりません。
ユーザーがどのような意図でキーワードを検索したのかをしっかり読み取り、欲しい情報をしっかり提供する必要があります。
これを行うには心理学を応用する必要があります。
また読者に興味を持たせる構成案の作り方も大切です。
筋が通っていて把握しやすい文章運びは、読み手の負担を減らして満足感を高めるからです。
タイトルの作り方一つとっても、サイトへの訪問者を左右する要素になります。
6.まとめ
記事執筆の仕事は誰でも気軽に始められるのが魅力です。
バイトとして、あるいは副業や本業でライターデビューすることも可能で、在宅ワークを拡充させたい方におすすめです。
また地方や外国に住みながら仕事をしたい方にもうってつけの業種です。
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