301リダイレクトとは?コードの書き方やチェック方法をわかりやすく解説

  • 公開日:2024.01.24
  • 更新日:2025.03.18
  • 内部SEO対策
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監修者情報

田端 健一

株式会社BRIDGEA 代表

  • 通信業界の営業に10年携わり、多くの商品で営業成績日本一を獲得
  • 独立して「記事作成代行Pro」を運営
  • 「コンテンツマーケティング」や「コンテンツSEO」「記事作成代行」を行なっています。
  • 多くのお客様サイトを上位表示に成功。今ではリピート案件多数

「301リダイレクトとはなに?」

「具体的に何をすればよい?」

上記のような疑問を抱えている方は少なくありません。

301リダイレクトは、WebサイトのURLが恒久的に変更された場合に使用する転送処理です。

旧URLのSEO評価を新URLに引き継いだり、インデックス更新が円滑になったりといったメリットがあります。

しかし、301リダイレクトを正しく設定しないと、検索順位を下げてしまう可能性もあるため、注意が必要です。

この記事では、301リダイレクトについて下記の内容を初心者にもわかりやすく解説します。

  • 定義と仕組み
  • 3つのメリット
  • 302リダイレクトとの違い
  • 具体的な設定方法(コードの書き方)
  • 注意点とエラー対策
  • チェック方法
  • 301リダイレクトが使えない場合の代替策
  • よくある質問

301リダイレクトの設定方法を知り、Webサイトの集客力を強化したい方は、ぜひ最後までご覧ください。

目次

1. 301リダイレクトとは

301リダイレクトとは

ウェブサイトのURL変更は、SEOに大きな影響を与えます。

301リダイレクトを正しく理解し、適切に設定することで、影響を最小化することが可能です。

ここでは、301リダイレクトの基礎知識を解説します。

1-1. 301リダイレクトの定義と仕組み

301リダイレクトは、WebサイトのURLが恒久的に変更された場合に使用する転送処理です。

サイト移転・ドメイン変更・サイト内のURL構造の変更などを行った際に利用されます。

301リダイレクトは、HTTPステータスコードのひとつです。

HTTPステータスコードとは、Webサーバーがブラウザからのリクエスト(要求)に対して返す応答(レスポンス)の種類を表す3桁の数字のことです。

301は「Moved Permanently」を意味し、ブラウザはこのコードを受け取ると、指定された新しいURLへの転送処理を行います。

また、検索エンジンは301リダイレクトを認識すると、旧URLから新URLへ恒久的な変更があったと判断します。

そして、旧URLが持っていたSEOの評価を、新しいURLに引き継ぐ処理を行うのです。

301リダイレクトを適切に設定することで、サイトの評価を維持したまま、URLを変更できます。

1-2. 301リダイレクトが必要となるケース

301リダイレクトは、次のようなケースで必要となります。

説明
ウェブサイトのドメイン変更/サイトリニューアル会社名変更、サイトデザイン・システム刷新などにともない、ウェブサイト全体のURLが変更される場合
ディレクトリ構造の変更/URLの正規化ウェブサイト内の一部のURLが変更となる場合 (例:カテゴリの再編・「www」「index.html」の有無の統一)
重複コンテンツの解消内容が重複している複数のページが存在する場合、1つのページに統合する
SSL化(httpsへの統一)ウェブサイト全体をhttpからhttpsへ移行する場合
URLのスラッシュ(/)の有無の統一URL末尾のスラッシュの有無を統一する(例:「example.com/」と「example.com」)

上記以外にも、URLを恒久的に変更する場合には、301リダイレクトの使用を検討しましょう。

1-3. 301リダイレクトと302リダイレクトの違いとは

リダイレクトには、301リダイレクトのほかに、302リダイレクトがあります。

恒久的な転送を意味する301リダイレクトとは異なり、302リダイレクトは一時的な転送であることを検索エンジンに伝えます。

そのため、元のURLのSEO評価は維持され、転送先URLへのSEO評価は蓄積されません。

301リダイレクトと302リダイレクトの違いをまとめると、次のとおりです。

リダイレクトの種類意味合いSEO効果主な使用場面
301リダイレクト恒久的な転送古いURLの評価を新しいURLに引き継ぐサイトのURLが完全に変わる場合(ドメイン変更・サイトリニューアル・ディレクトリ構造の変更など)
302リダイレクト一時的な転送古いURLの評価を維持するサイトメンテナンス・キャンペーンページなど、一時的に別のURLを表示する場合

恒久的なURL変更には301リダイレクト、一時的な変更には302リダイレクトを使い分けることが重要です。

ただし、長期間302リダイレクトを使用し続けると、検索エンジンが301リダイレクトと同様に恒久的な転送と判断する場合があるため注意が必要です。

2. 301リダイレクトを設定する3つのメリット

301リダイレクトを設定する3つのメリット

301リダイレクトを適切に設定することで、Webサイトの価値を最大限に引き出すことが可能です。

ここでは、301リダイレクトで得られる3つのメリットについて解説します。

2-1. 旧URLのSEO評価を引き継げる

301リダイレクトの最大のメリットは、旧URLが検索エンジンから得ていた評価を、新しいURLに引き継げることです。

検索エンジンは、Webページの重要度を判断するために、さまざまな要素を考慮します。

そのなかでも重要な要素が、ほかのWebページからのリンク(被リンク)です。

被リンクは、そのページへの信頼の投票とみなされます。

良質なWebページから多くのリンクを受けているページは、検索エンジンから高く評価されます。

301リダイレクトを設定すると、旧URLが蓄積してきた被リンクのSEO効果(リンクジュース)を新しいURLへ引き継ぐことが可能です。

そのため、検索順位の大幅な下落を防ぎ、Webサイトへの流入数を維持することが期待できます。

ただし、評価の引き継ぎには時間がかかる場合があることを理解しておきましょう。

被リンクやリンクジュースについてくわしく知りたい方は、次の記事からご確認ください。

2-2. インデックス更新を円滑化できる

301リダイレクトは、検索エンジンのインデックス更新を円滑にし、Webサイト全体のSEO効果を高めます。

なぜなら、301リダイレクトが適切に設定されていると、検索エンジンのクローラーがURLの移行を認識しやすくなるためです。

そして、旧URLの情報をもとに、新URLを効率的にインデックス(検索エンジンのデータベースに登録すること)できるようになります。

リダイレクトが設定されていないと、クローラーは古いURLと新しいURLを別々のページとして認識します。

その結果、古いURLの情報が残り続けたり、新しいURLの情報がなかなか反映されなかったりするのです。

これは、サイト全体の評価に悪影響を与える可能性があります。

インデックスについてくわしく知りたい方は、次の記事からご確認ください。

2-3. 重複コンテンツを回避できる

301リダイレクトは、Webサイト内の重複コンテンツ問題を解決し、SEO評価を最適化するためにも有効です。

内容が類似する複数のページが存在すると、検索エンジンはどのページを評価すべきか判断が難しくなり、結果としてサイト全体の検索順位が下落するリスクがあります。

例えば、ECサイトで商品の旧モデルと新モデルのページが存在し、製品名以外の説明文や画像がほぼ同じ場合、これらは重複コンテンツと見なされる可能性が高いです。

旧モデルのページを放置すると、検索エンジンはどちらのページを上位表示すべきか判断できず、両ページの評価が下がる場合があります。

そこで、旧モデルのページから新モデルのページへ301リダイレクトを設定することで、検索エンジンに「新モデルのページが正規のページである」と明確に伝えられます。

これにより、旧モデルのページのSEO評価を新モデルのページに引き継ぎつつ、重複コンテンツの問題を解消可能です。

さらに、ユーザーが旧モデルのページにアクセスしても、新モデルのページへ自動転送されるため、ユーザーエクスペリエンスの向上にもつながります。

なお、重複コンテンツの詳細は、次の記事でくわしく解説しています。

3. 301リダイレクトを設定しないとどうなる?

301リダイレクトを設定しないとどうなる?

301リダイレクトを設定しない場合、Webサイトに深刻な影響が生じる可能性があります。

ここでは、301リダイレクトを設定しない場合のリスクについて詳しく解説します。

3-1. 検索順位が下落し流入数が減る

URLを変更した際に301リダイレクトを設定しないと、検索エンジンは旧URLと新URLを別々のページとして認識します。

その結果、旧URLが持っていたSEO評価が新URLに引き継がれず、検索順位が大幅に下落する可能性があります。

例えば、あるECサイトが、商品ページのURLを「/products/item-123」から「/products/new-item-123」に変更したとしましょう。

301リダイレクトを設定しなかった場合、検索エンジンは旧URLのページをインデックスから削除し、新URLのページを新たにインデックスします。

新URLのページはSEO評価がゼロの状態からスタートするため、検索順位が大きく下がり、Webサイトへの流入数が減少する可能性が高いのです。

3-2. ユーザーがWebサイトから離脱する

301リダイレクトが適切に設定されていないと、ユーザーが旧URLにアクセスした際に「404 Not Found」エラー(ページが見つかりません)が表示される場合があります。

目的の情報を得られなかったユーザーは、ほかのWebサイトを探すために離脱する可能性が高いです。

さらに、404エラーの頻発は、Webサイト全体の信頼性にも影響を及ぼします。

ユーザーは「このサイトは適切に管理されていない」という印象を抱き、再訪をためらう可能性があるためです。

URL変更時には301リダイレクトを設定し、ユーザーがスムーズに新しいページへ移動できるようにすることは、Webサイトの信頼性を確保するうえでも重要になります。

4. 301リダイレクトの具体的な設定方法【コードの書き方】

301リダイレクトの具体的な設定方法【コードの書き方】

301リダイレクトは、.htaccess、PHP、WordPressプラグインなどで設定できます。

ここでは、状況に応じた具体的な設定方法を詳しく解説します。

設定方法を正しく理解し、適切に活用しましょう。

4-1. ドメイン単位でリダイレクトする場合

Webサイトのドメイン全体を新しいドメインに恒久的に変更する場合は、301リダイレクトを設定します。

ドメイン単位のリダイレクトは、.htaccessファイル(Apacheサーバーで使用される設定ファイル)を使う方法が一般的です。

.htaccessファイルに以下のコードを記述します。

RewriteEngine On

RewriteCond %{HTTP_HOST} ^old-domain.com [NC,OR]

RewriteCond %{HTTP_HOST} ^www.old-domain.com [NC]

RewriteRule ^(.*)$ https://www.new-domain.com/$1 [L,R=301]

「RewriteEngine On」は、URL書き換え機能を有効にするための記述です。

「RewriteCond」は、リダイレクトの条件を指定します。

ここでは「old-domain.com」または「www.old-domain.com」へのアクセスが条件です。

「RewriteRule」は、リダイレクトのルールを定義します。

「^(.*)$」はすべてのURLを意味し「https://www.new-domain.com/$1」に自動転送します。

[NC]は大文字小文字を区別しない、[OR]は前の条件とのOR条件、[L]はこれが最後のリダイレクトルール、[R=301]は301リダイレクトの意味です。

4-2. ページ単位でリダイレクトする場合

特定のページのみを新しいURLに恒久的に変更する場合は、ページ単位の301リダイレクトを設定します。

.htaccessファイルを使用する場合、コードは次のとおりです。

Redirect 301 /old-page.html /new-page.html

上記を記述することで「/old-page.html」へのアクセスを「/new-page.html」に自動転送させられるようになります。

なお、PHPを使用する場合は、header関数を使ってリダイレクトを記述してください。

<?php

header(“Location: /new-page.html”, true, 301);

exit;

?>

このPHPコードを旧ページの先頭に記述することで、301リダイレクトが可能になります。

4-3. ディレクトリ単位でリダイレクトする場合

Webサイトの特定のディレクトリ(フォルダ)以下のすべてのファイルを、新しいディレクトリにリダイレクトする場合は、ディレクトリ単位の301リダイレクトを設定します。

.htaccessファイルを使用する場合、コードは次のとおりです。

Redirect 301 /old-directory/ /new-directory/

「/old-directory/」以下のすべてのファイルへのアクセスを「/new-directory/」以下に自動転送させます。

この設定により、ディレクトリ構造を変更した場合でも、旧URLへのアクセスを適切に新URLへ誘導可能です。

4-4. SSL(https)に変更する場合

Webサイト全体をhttpからhttpsに恒久的に変更する場合(SSL化)も、301リダイレクトが必要です。

SSL化には、Webサイトの通信を暗号化し、セキュリティを高める意味があります。

.htaccessファイルを使用する場合、コードは次のとおりです。

RewriteEngine On

RewriteCond %{HTTPS} off

RewriteRule ^(.*)$ https://%{HTTP_HOST}%{REQUEST_URI} [L,R=301]

「RewriteCond %{HTTPS} off」は、https接続でない場合にリダイレクトを実行する条件を指定するものです。

また「RewriteRule」で、httpへのアクセスをhttpsに自動転送させます。

これにより、すべてのページがhttpsで表示されるようになり、セキュリティが向上するとともに、SEO効果も期待できます。

4-5. WordPressのプラグインを使う場合

WordPressでWebサイトを運用している場合は「Redirection」などのプラグインを利用することで、301リダイレクトを簡単に設定できます。

Redirectionプラグインをインストールし、有効化すると、WordPressの管理画面の「ツール」メニューに「Redirection」が追加されます。

「転送ルール」の項目で、「ソースURL」に旧URL、「ターゲットURL」に新URLを入力し、「転送設定を追加」をクリックするだけで、設定完了です。

なおRedirectionプラグインでは、正規表現を使った、より複雑な条件でのリダイレクトも設定できます。

5. 301リダイレクトのチェック方法

301リダイレクトのチェック方法

301リダイレクトが正しく設定されているかをチェックする方法はいくつかあります。

ここでは、代表的な2つの方法をご紹介します。

5-1. ブラウザのデベロッパーツールを使う

ブラウザの開発者ツールを利用すれば、301リダイレクトが正しく機能しているか確認できます。

例えば、Google Chromeのデベロッパーツールを使った確認方法は、次のとおりです。

手順操作確認事項
1Google Chromeで確認したいWebサイトを開く
2デベロッパーツールを開く(Windowsは「Ctrl+Shift+I」、Macは「Option+Command+I」)デベロッパーツールが表示される
3「Network」タブをクリックNetworkタブが開く
4旧URLにアクセス
5ステータスコードを確認「301 Moved Permanently」と表示されているか
6リクエストURLを確認新URLになっているか

もしステータスコードが301でない場合や、リクエストURLが変わっていない場合は、リダイレクト設定に誤りがある可能性があります。

設定内容を確認しましょう。

5-2. リダイレクトチェックツールを使う

リダイレクトチェックツールを使用すると、ブラウザのデベロッパーツールよりも簡単に、リダイレクトの状態を確認できます。

おすすめのリダイレクトチェックツールは、次の2つです。

ツール名特徴使いやすさ多機能性
リダイレクトチェッカー・シンプルで直感的なインターフェース
・リダイレクト経路・ステータスコード・リダイレクト先URLを素早く確認できる
SEOチェキ!・リダイレクトチェックに加え、SEO関連情報(インデックス数・被リンク数・キーワード順位・競合調査など)を総合的に分析できる

6. 301リダイレクトでよくある3つのトラブル

301リダイレクトでよくある3つのトラブル

301リダイレクトは、SEO対策において重要な設定ですが、誤った設定を行うと、逆効果になることもあります。

ここでは、301リダイレクトでよくあるトラブルについて解説します。

6-1. リダイレクトループ

リダイレクトループとは、複数のリダイレクト設定が互いに影響し合い、無限にリダイレクトが繰り返される状態のことです。

リダイレクトループが発生すると、Webサイトが表示されなくなり、ユーザーも検索エンジンもアクセスできなくなります。

リダイレクトループの原因と対策は、次のとおりです。

  • リダイレクトループの原因
    • .htaccessファイルの設定ミス
    • WordPressプラグインの設定ミス
    • PHPコードの記述ミス
  • リダイレクトループの対策
    • .htaccessファイル・WordPressプラグイン・PHPコードの設定を注意深く確認する
    • リダイレクト設定後は、必ずブラウザで動作確認を行う
    • リダイレクトチェックツールを使用し、リダイレクトループが発生していないか確認する

6-2. リダイレクトチェーン

リダイレクトチェーンとは、複数回の301リダイレクトが連鎖している状態のことです。

リダイレクトチェーンは、ページの表示速度を遅くし、SEO評価を低下させる可能性があります。

次の例では「example.com/page1」から「example.com/page4」に自動転送させるあいだに、2回の301リダイレクトが行われています。

  • リダイレクトチェーンの例
    • example.com/page1 → example.com/page2 (301リダイレクト)
    • example.com/page2 → example.com/page3 (301リダイレクト)
    • example.com/page3 → example.com/page4 (301リダイレクト)

リダイレクトチェーンを防ぐ方法は、次のとおりです。

  • リダイレクトチェーンの対策
    • リダイレクトチェーンを発生させないように、最初から最終的な転送先へリダイレクトさせる
    • リダイレクトチェックツールを使用して、リダイレクトチェーンが発生していないか確認する

6-3. 404エラー(Not Found)

404エラーは、リダイレクトの設定ミスによっても発生します。

404エラーが多発すると、ユーザー体験を損なうだけでなく、SEOにも悪影響を及ぼします。

404エラーが発生した場合は、下記を参考に原因を特定し、対策を行いましょう。

  • 404エラーの原因
    • リダイレクト先のURLが間違っている
    • リダイレクト設定が反映されていない
    • 旧URLへのリンクが残っている
  • 404エラーの対策
    • リダイレクト先のURLが正しいか確認する
    • リダイレクト設定が反映されるまで、しばらく待つ(サーバーのキャッシュが影響している場合がある)
    • 「Google Search Console」の「クロールエラー」レポートで、404エラーが発生しているページを確認し、修正する
    • カスタム404エラーページを作成し、ユーザーを適切なページに誘導する

7. 301リダイレクトが使えない場合の4つの代替策

301リダイレクトが使えない場合の4つの代替策

サーバーの設定変更が許可されていない場合など、301リダイレクトが利用できない状況も考えられます。

ここでは、301リダイレクトの代替となる4つの方法をご紹介します。

7-1. header関数

PHPが利用できる環境であれば、header関数を使ってリダイレクトを実装できます。

header関数は、サーバーからブラウザへHTTPレスポンスヘッダー(Webサーバーとブラウザの間でやり取りされる情報)を送信する関数です。

記述方法は次のとおりです。

<?php

header(“Location: https://www.example.com/new-page.html”, true, 301);

exit;

?>

なお、header()関数は、HTMLコンテンツを出力する前に呼び出す必要があるため、<html>タグやecho文などの前に記述します。

出力が開始された後に呼び出すとエラーが発生するため、注意が必要です。

7-2. location.hrefとlocation.replace

JavaScriptでもリダイレクトを実装可能です。

具体的には「location.href」と「location.replace」という2つの方法があります。

location.hrefは、ブラウザの履歴にリダイレクト元のURLを残し、新しいURLへ移動させる方法です。

記述方法は次のとおりです。

window.location.href = “https://www.example.com/new-page.html”;

一方、location.replaceは、ブラウザの履歴にリダイレクト元のURLを残さずに新しいURLへ移動させます。

ユーザーはブラウザの「戻る」ボタンで元のページに戻れないため、アクセスを制御したい場合などに有効です。

記述方法は次のとおりです。

window.location.replace(“https://www.example.com/new-page.html”);

GoogleのクローラーがJavaScriptを解釈・実行できるようになったため、JavaScriptリダイレクトにもある程度のSEO効果が期待できるようになりました。

しかし、301リダイレクトに比べると、評価の引き継ぎに時間がかかったり、完全に引き継がれなかったりする場合があるため、注意が必要です。

7-3. meta refreshタグ

HTMLの<head>内に特定のmetaタグを記述することで、リダイレクトを実現する方法が「meta refresh」です。

具体的には「<meta http-equiv=”refresh” content=”秒数; URL=転送先URL”>」という形式で記述します。

content属性の最初の数字は、指定したURLに転送されるまでの待ち時間(秒数)を示します。

例えば「content=”0; URL=https://www.example.com/new-page.html”」と記述すると、0秒後に「https://www.example.com/new-page.html」へ転送されます。

ただし、meta refreshは、SEOの観点からは推奨されません。

meta refreshによるリダイレクトは、ページの表示速度を遅くし、ユーザー体験を損なう可能性があるためです。

また、待ち時間が長いと、検索エンジンからスパムと判断される可能性もあります。

meta refreshを使用する場合は、待ち時間を0秒に設定し、ユーザーにリダイレクトすることを明示的に伝えるメッセージを表示するなどの配慮が必要です。

7-4. rel=”canonical”タグ

rel=”canonical”タグは、内容が同じ、または類似したページが複数存在する場合に、検索エンジンに対して「正規」のURLを伝える機能があります。

例えば、ECサイトで商品の旧モデルと新モデルのページがあり、製品名以外の説明文や画像がほとんど同じだったとしましょう。

このような場合、旧モデルのページにrel=”canonical”タグを設置し、新モデルのページを正規URLとして指定します。

これにより、検索エンジンは新モデルのページを優先的にインデックスし、旧モデルのページはインデックスから除外、または評価を下げます。

結果として、コンテンツの重複によるペナルティを回避し、新モデルのページのSEO評価を高められるのです。

rel=”canonical”タグは、HTMLドキュメントの<head>セクション内に記述します。

具体的な記述方法は、次の通りです。

<link rel=”canonical” href=”https://www.example.com/new-model-page.html”>

ただし、rel=”canonical”タグはURLの転送を行うものではありません。

ユーザーが旧URLにアクセスした場合は、旧URLのページが表示されます。

あくまで検索エンジンに正規URLを伝えるものであり、ユーザーの誘導には対応していない点に注意が必要です。

8. 301リダイレクトでよくある質問

301リダイレクトでよくある質問

301リダイレクトに関して、よく寄せられる質問とその回答をまとめました。

8-1. 301リダイレクトはいつ反映される?

301リダイレクトの設定は、即時または数分〜数時間で反映されます。

ただし、検索エンジンのクローラーが新しいURLを認識し、インデックスを更新するまでには、数日から数週間かかる場合があります。

検索エンジンのインデックス更新のタイミングは、Webサイトの更新頻度や、クローラーの巡回頻度など、さまざまな要因によって異なるからです。

更新を早めるためには、Google Search ConsoleのURL検査ツールを使用して、新しいURLのインデックス登録をリクエストする方法が有効です。

ただし、リクエストによって必ずしもインデックスが早まるわけではないことに留意してください。

8-2. 301リダイレクトを設定したのに、検索順位が上がらない…

301リダイレクトは、旧URLのSEO評価を新URLに引き継ぐための手段であり、検索順位を直接的に向上させるものではありません。

検索順位を上げるためには、新URLのコンテンツの質を高め、良質な被リンクを獲得するなど、継続的なSEO対策が必要です。

301リダイレクトを設定しても検索順位が向上しない場合、次の要因が考えられます。

要因説明対策
コンテンツの質・ユーザーの検索意図を満たさない
・競合サイトより質が低い
・ユーザーニーズを満たす情報・競合にない独自情報の提供
・キーワード調査・ニーズ分析の実施
被リンク・他サイトからのリンクのこと
・旧URLから301リダイレクトで引き継がれるが、新たな獲得も重要
・質の高いコンテンツを作成し、自然な被リンクを増やす
・関連性の高いサイトからの被リンク獲得活動
(ただし過度な施策はペナルティのリスクあり)
内部リンク・サイト内の関連ページから新URLへのリンクのこと・関連ページからの適切な内部リンク設置
・アンカーテキスト(リンクのテキスト)にキーワードを含める

次の記事では、SEOに強い記事の作成方法をくわしく解説しています。

あわせてご確認ください。

8-3. 301リダイレクトを解除する際の注意点は?

301リダイレクトの解除には、いくつかの注意点がありますので、気をつけましょう。

まず、検索エンジンのインデックス(検索結果に表示するための情報)に影響があります。

リダイレクトを解除すると、検索エンジンは旧URLを再び認識しようとします。

しかし、旧URLにコンテンツが存在しない場合、404エラー(ページが見つからない状態)となり、検索順位が下落する可能性があるのです。

次に、ユーザーへの影響も考慮する必要があります。

旧URLをブックマークしていたり、外部リンクから旧URLにアクセスしたりしたユーザーには、404エラーページが表示されます。

したがって、リダイレクトを解除する前に、代替策を検討することが重要です。

具体的には、旧URLのページ上に新URLへのリンクを設置したりする方法が考えられます。

9. まとめ

301リダイレクトは、WebサイトのURLを恒久的に変更する際に、旧URLのSEO評価を新URLに引き継ぐために不可欠な設定です。

正しく設定することで、検索順位やトラフィックの維持・向上が期待できます。

しかし、301リダイレクトは検索順位を直接的に上げるものではありません。

検索上位表示を達成し、Web集客を成功させるために最も重要なのは、ユーザーの検索意図を満たす高品質なコンテンツを作成し、継続的に改善することです。

質の高いコンテンツ作成には、SEOの知識やライティングスキル、そして多くの時間と労力が必要です。

「自社で対応するのは難しい」「リソースが足りない」とお悩みでしたら、記事作成の専門業者に外注することもご検討ください。

弊社が運営する「記事作成代行Pro」では、お客様のWebサイトごとにSEOノウハウを熟知したライターが記事を作成いたします。

さらに、ディレクター、校閲者による3名体制で、品質を徹底的に管理します。

検索1位の実績も多数ございますので、SEO対策でお困りの方は、ホームページからお気軽にご相談ください。

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