google対策のためのSEO手順解説

  • 公開日:2019.08.05
  • 更新日:2024.05.27
  • SEO対策の基礎
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誤解を恐れずに言えば、SEO対策とは「googleで検索をした際に自社のWebサイトを上位表示するための方法やノウハウのことである」といえます。

というのも、googleはWebサイトの流入経路の中でかなりの割合を占めており、またルールに従って対応をすればSEO対策の効果を発揮しやすいからです。併せて、googleが提供しているツールについても紹介しています。

今回は、googleにてSEO対策を実施する際のキーワードの選び方や具体的な対策の仕方について解説します。Webサイトのアクセスアップにぜひ役立ててください。

1.インターネット集客の際に大きな存在感を持つgoogle

インターネット集客の際に大きな存在感を持つgoogle

見込み顧客が自社のWebサイトを訪問する場合の主な流入経路は以下の通りです。

  • 検索エンジン(google、yahoo、MSNなど)
  • url直接入力、ブラウザの「お気に入り」
  • 外部サイトやSNS、メルマガ、アプリのリンク
  • SNS検索

どの経路からどれだけのアクセスが見込めるかは、業界ごとや企業ごとに異なりますが、これらの流入経路の中で非常に大きな存在感を持っているのが検索エンジンです。中でもgoogleは国内検索エンジン利用シェアの9割以上を占めています。

従って、google検索ユーザーを自社Webサイトに導けるか否かがWebサイト集客の成否を決定づけるといっても過言ではありません。

実際に、「SEO対策」という用語がビジネスで使用される場合の大半は、「自社Webサイトをgoogleでの上位表示をさせるための対策」という意味合いで用いられているケースが大半です。

googleは、アルゴリズムという独自のルールによって、検索ユーザーにとってメリットのある情報を上位表示させる仕組みがあります。

グーグルの仕組みについては「SEOの仕組みを図解!検索システム攻略で上位表示を目指そう」の記事で詳細を解説しています。

SEOの基本的な考え方を理解していただくためのポイントをまとめてあるのでぜひご参照ください。

2.自社Webサイト集客につながるキーワードを知る

自社Webサイト集客につながるキーワードを知る

googleからのアクセスアップを考える際に、検索ユーザーがgoogleにどんなキーワードを入力しているのかを知る必要があります。Webサイトのアクセスアップにつながるキーワードを正確に幅広く知ることができれば、より多くの顧客を取り込めるようになります。

ここでは、集客につながるキーワードについて解説します。キーワードの選定の際にもgoogleのサービスが活用できるので、そのポイントも併せて紹介します。

①googleユーザーの検索キーワードを予測する

まずは、自社の商品やサービスがどのような検索ワードを利用しているかを予測する必要があります。SEO対策は、特定のキーワードに対して実施するものなので、キーワードの選定が非常に重要な意味を持ちます。

例えば、横浜で歯科医院を営んでいる場合、メインとなるキーワードは「横浜+歯科」でしょう。

その他に、見込み顧客となるユーザーが検索するであろう関連キーワードを予測してピックアップしていきます。歯科医院の場合の具体例としては、「インプラント」「歯医者」「虫歯」などです。

②アクセス解析ツールやgoogleサジェスト機能を活用して現状を知る

検索キーワードを予測する際は、ツールやgoogleの機能を利用するのも効果的です。

検索キーワードを抽出する際に利用したい主なものを紹介します。

・googleアナリティクス、googleコンソール
どちらもアクセス解析のために利用できるツールです。これらの機能の一つに自社のWebサイトに訪れたユーザーがどのような検索キーワードで訪問したのかを計測する機能が付いています。思わぬキーワードで訪問されているケースもあるので、キーワードを絞り出す際に非常に便利です。無料で利用できることも嬉しいポイントです。

・googleサジェスト機能や関連キーワード
googleサジェスト機能や関連キーワード

想定するキーワードをgoogleの検索窓に入力した際に表示されるサジェストワードや関連ワードから、自社の検索ユーザーが求めているワードを推測する方法もあります。

「横浜+歯科」の例で検索ワードをチェックしてみると、「親知らず」「日曜日」「夜」などのキーワードに検索ニーズがあることが確認できます。

③googleキーワードプランナーなどにより対策キーワードを増やす

キーワード調査ツールのgoogle「キーワードプランナー」や競合サイトチェックツールの「similar web」も対策キーワードを広げるのに有効です。

キーワードプランナーは、グーグルが無料で提供しているキーワードの検索ボリュームや関連ワードを調査できるツールです。similar webは、海外のサイトですが、競合サイトがどのような検索ワードで流入があるかを調べるためのツールです。

これらの調査結果踏まえ、自社の潜在顧客を逃さないようにしましょう。SEOキーワードについてさらに詳しく知りたい方は、「SEO対策キーワードとは?設定方法と便利ツールをご紹介」をご覧ください。

3.googleのSEO対策の流れ

googleのSEO対策のポイント

対策を行うキーワードが決まった後の、googleのSEO対策を実施する際の流れについて紹介します。

①現在の検索順位を知る

対策を行うキーワードが確定したら、現在グーグルで検索した際に検索順位が何位になっているのかを確認しましょう。

検索順位の確認の際には、検索順位チェッカーのような検索順位チェックツールを活用すると便利です。

上位表示できていない場合には上位が少しでも上がるような対策が必要になりますし、上位表示できている場合には上位をキープし、関連ワードやその他のワードのSEO対策を実施していきましょう。

②コンテンツを作成・更新する

検索順位の低いキーワードに対しては、コンテンツの作成や更新をして検索順位を上げるようにしましょう。

近年特に注目されている手法は、コンテンツマーケティングです。主に自社Webサイトを用いてブログ記事を執筆する手法です。

ブログ記事であれば、自社商品や自社サービスを直接アピールする情報だけでなく、周辺の情報について記載することができます。例えば、歯科医院のケースでは、「歯磨きの仕方」や「歯ブラシの選び方」などの周辺情報の記載によりサイト価値を高め、継続的に集客力の高い状態を保つことができます。

自社サイトのSEO対策を施すも「なかなか上位表示しない!」という方は一度「記事作成代行Pro」へお問い合わせください。

メインキーワードに対しての関連キーワードごとに記事を作成するSEO対策は必須になってきており、いち早くライバルよりも対策を施さなければ逆に順位が下がってしまう事も考えられます。

③効果測定をする

ブログ記事の更改やサイトリニューアルなどを行った後は、グーグルアナリティクスを活用して反響をチェックしたり、検索順位チェックツールを用いたりして効果測定を行いましょう。

グーグルアナリティクスはほぼタイムラグがないので、記事の公開後にチェックが可能です。SNSなどでバズった際には、効果に即効性がみられるケースもあります。

検索順位に関しては、反映されるまでにだいたい1か月程度は要します。また、googleアップデートによりアルゴリズムの改定も行われるので、常に検索順位をチェックするように意識しましょう。

4.まとめ

今回の記事では、googleのSEO対策について解説しました。

自社Webサイトの流入経路として、googleは大きな存在感を誇っています。

google検索時の上位表示を実現し、グーグルからの集客を増やすことはアクセスアップや売上の増加に大きな効果が期待できます。また、そうしたSEO対策を行うために、グーグル社が提供しているツールやサービスを活用するのも効果的です。

今回紹介したSEO対策を行うべきキーワードの探し方や対策の行い方を参考にしていただき、将来にわたって集客力を維持し続けるWebサイトをぜひ構築してください。

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