記事の種類は大きく5種類!その作成および注意ポイント!
- 公開日:2019.02.13
- 更新日:2024.05.27
- 記事の書き方
WEBライターの仕事スタイルは様々ですが、基本的に特定のクライアントからの依頼を受けて記事を作成するのが主な仕事です。
そこで、依頼を受ける記事には種類があるのか?
これからライターとして仕事を始める方や始めたばかりの方は何種類の記事があるのか気になりますよね。
記事作成と一言でいっても、依頼内容によって大きく5種類の記事があり、その種類に合わせた書き方が求められます。記事作成を始めたばかりの方は5種類の記事といわれてもピンとこないのでは?
ここからは、WEBライターとして依頼を受けることが多い5種類の記事作成のポイントとちょっとした注意点をご紹介します。
目次
1. 記事作成の依頼が多い5種類の記事とは?
WEBライターとして働いていると、実に色々な分野の依頼を受けますよね。
冒頭でも話した通り、働き方のスタイルは様々ですが、基本的に特定のクライアントからの執筆依頼を受けて記事を執筆していきます。
そのため、ブログのように好きなように執筆するのではなく、どちらかといえば情報を整理して老若男女誰が読んでも分かるようにまとめていく記事が多いイメージです。
そこで、一般的にWEBライターとして執筆依頼されることが多い記事の種類として、
- コラム記事
- 情報記事
- まとめ記事(ランキング記事)
- 商品紹介および商品レビュー
- リライト記事
このように大きくこの5種類の記事が挙げられます。
もちろん他にも記事の種類として挙げられるものもありますが、依頼される記事の多くは概ねこの5種類の中に集約できるでしょう。
関連記事:「記事ライティングの費用相場を徹底解説!ライティング以外の費用も紹介」
2.記事種類別の作成および注意ポイント
前項の5種類の記事に合わせた書き方がWEBライターには求められ、何かと苦労されている方も多いのではないでしょうか?
ということで、参考になれば幸いですが、ここからは5種類記事の種類別に書き方のポイントやちょっとした注意点を簡単に説明していきます。
2-1.コラム記事
コラムとは、例えば「ゲーム」についての記事を執筆するとき、ただ単にゲームの機能や種類の説明だけでなく自分のゲームに対する意見や経験したことを含めた記事のこと。つまり、コラム記事とは「説明だけでなく自分の意見や経験を含めた記事」となるわけです。
コラム記事の目的は、宣伝による集客というよりも、どちらかといえば沢山の人に記事を読んでもらってサイト自体の認知度を高める目的を持っています。
そのためコラム記事の作成では、
- 多くの人の共感を得られるような内容
- ネット検索するユーザーに興味を持ってもらえるような内容
といったことが求められ、これまで培った経験がものをいってきます。
このようなコラム記事を作成する上での注意点として、「~だそうです。」「~だと思います。」のような曖昧な表現は禁物。
また、自身の意見や経験を含めるといっても、自身が主役にならないようにして下さい。特に「私は〜」から始まるような文章は避けた方が良いでしょう。
2-2.情報記事
記事作成の依頼の中で「情報記事」が一番多いのではないでしょうか。
情報記事とは単純に、特定のテーマ(キーワード)に対して様々な情報を集めてそれを1つにまとめる記事のこと。
これも「ゲーム」で例えると、キーワードが「ゲーム 種類」だとすれば、ゲームの種類に関して一から十の情報を集めて1つの記事にまとめていきます。その作り方のポイントとして注意点にもなりますが、正確な情報を収集して間違った情報は書かないことです。
情報記事ではWEBサイトや専門書などから情報を収集していきます。
その際、特定のサイトだけの情報を参考するのではなく、複数のサイトの情報を閲覧して情報を集約していくことが大切です。1つのサイトだけ集中してしまうと、正確な情報なのかといった判断が難しくなってしまいます。
また、正確に情報を伝えることはもちろん重要ですが、終始説明だけ書いていると読む人によっては”面白み”に欠ける記事になる可能性があります。
そこで、自身の経験や主観をさりげなく記事に盛り込んでいくと、しっかり説明してある情報記事にコラムのような”面白み”がエッセンスされ、読者の共感を得られやすくなります。ただし、基本は情報をしっかり伝える記事なので、さりげなく経験や主観を盛り込むのがポイントです。
2-3.まとめ記事(ランキング記事)
まとめ記事といってもランキング関連の記事が大半を占めます。
ネット検索すると「◯◯ランキングTOP10」といった、様々な商品タイトルのランキング記事を頻繁に見かけますよね。
誰しもランキングには興味を示すことから、PV数(ページが開かれた回数)が多い特徴があり、記事作成依頼の多い部類に入れます。今では大抵の商品やサービスにはランキング記事があり、人気商品ともなれば同じようなランキング記事が複数存在しています。
そのまとめ記事(ランキング記事)を作成するポイントは、最新情報であることが重要になります。
こちらもゲームで例えるなら、単純に「人気ゲームランキングTOP10!」とすれば、何のゲームなのか、いつの時点のランキングなのか変わらないですよね。
そこで、ただ単に「ランキングTOP10!」とするのではなく、
【2019年最新版】人気RPGランキングTOP10!
このようにすれば、RPG(ロールプレイングゲーム)好きのユーザーにピンポイントで最新情報を発信できますよね。
ただし注意点として、記事の性質上似たような記事が多くコピペ(コピー&ペースト)と疑われる記事になる危険性を持っているので、自分の言葉で情報を正確に伝えることが重要です。
関連記事:「ブログ記事のPV数とは?PVを増やす記事の書き方7ポイント解説」
2-4.商品紹介および商品レビュー
特定の企業の商品の紹介、もしくは実際に使った感想をレビューする記事もネット検索すると頻繁に見かけますよね。
商品紹介やレビューなので、作成するとき難しく考える必要はありませんが、紹介する製品に関する情報をしっかり認識しておくことが大切です。どんな商品なのか理解していなければ書きようがありませんよね。
書き方のポイントは、売り文句や機能的な説明ばかり書き連ねると商品の魅力が伝わらないので、要点はしっかり押さえて商品の魅力が感じられるような内容がベストです。
例えば、製品に特長的な機能があれば「この機能を使えばこんなこともできるのです!」など、実際に使ったイメージを持ってもらうことで、その製品の魅力を感じてもらえるようになりますよね。
また、対象の商品についてのデメリット的な要素はムリに書く必要はありませんが、あえてデメリットを書くときは、直後にメリットを書くことで商品に対して良い印象を与えやすくなります。
作成する上での注意点として、実際の商品にはない機能を書いたり誇張したりしないこと。事実にないことを書いてしまうと、読者はもちろん検索サイトからもスパムサイトとして認識されてしまいます。
2-5.リライト記事
リライト記事とは「執筆者以外の人が文章に手を入れて書き直すこと」になります。
PV数(閲覧数)や滞在時間が少ないといった問題がある記事に対してリライトが行われ、リライト記事の依頼は増加しています。
簡単にいえば元々の記事を書き直すことですが、
- 「てにをは」を変える
- 文末表現を変える
- 文章の前後を入れ替える
といった単純な文章操作はリライトにはなりません。
リライトの目的は、PV数(閲覧数)や滞在時間が少ないといった問題を解消することでSEO対策強化に繋げること。そのためには、元々の記事にはない魅力を持った記事に生まれ変わらせる必要があります。
リライト記事の書き方のポイントは、『ブログ記事のリライトとは?成功事例から知る正しいリライト法』の中で説明しているのでぜひ参考にご覧ください。
リライト記事も需要は増えているので、まずは書き方のポイントをしっかり理解しておくことが大切ですよ。
3. まとめ
記事を作成するWEBライターの需要は増えており、これからWEBライターとして働く方も多いのではないでしょうか。
作成する記事の依頼内容は、依頼を受けるクライアントによってもちろん違いはありますが、
- コラム記事
- 情報記事
- まとめ記事(ランキング記事)
- 商品紹介および商品レビュー
- リライト記事
このように大きくこの5種類の記事の執筆依頼が主流になっています。
当然、書く方も同じという訳ではなく、それぞれの種類に合わせた記事作成が求められます。
ご紹介の通りいずれも記事も書き方に難しいポイントはないので、まずは情報を正確に伝えて自分の意見や体験などをテーマに合わせて盛り込んでいくことで面白みがある記事が作れるようになるのではないでしょうか。
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