ブログ記事の作成時間が遅い方必見!踏むべき3つのステップを解説
- 公開日:2021.09.02
- 更新日:2024.07.30
- 記事の書き方
目次
1.ブログ記事の作成時間が遅い人の特徴
ブログ作成が遅いと悩んでいる方は、まず問題点を洗い出すことが大事です。
記事作成のスピードに悩まれる方の特徴をいくつかご紹介します。
1-1.執筆に必要な情報の準備ができていない
1つ目の特徴は「必要な準備が十分でないこと」です。
記事作成にはかなりの準備が必要です。
好きなことを日記調に書くブログであればまだしも、収益を目的に運営しているブログなら、書くべき内容を精査し、各種SEOポイントを踏まえていなければなりません。
例えば執筆前には以下の準備が必要です。
- 記事のキーワード選定
- 訴求相手の設定
- 検索意図の見極め
- 関係するデータや裏付けの調査
1-2.構成なしにフィーリングで書いている
ブログ記事作成が遅い別の理由は「構成なしにフィーリングで書いてしまうこと」です。
通常、記事を書くときはアウトラインを作成し、見出しごとに書くべき内容を区切っておきます。
一例として「副業 在宅 簡単」というキーワードで書く場合、以下のようなアウトラインを作成できます。
1.在宅でも副業は可能?
2.簡単に始められる副業5選
2-1.○○
2-2.○○
2-3.○○
2-4.○○
2-5.○○
3.在宅ワークを効率的に行う3つのコツ
3-1.コツ1
3-2.コツ2
3-3.コツ3
4.まとめ
このように中見出しや小見出しでアウトラインを作ると、どこに何を書くべきかがはっきりします。
一方、見出しなしにその場のフィーリングで書くと、論理的で自然な文章にならない恐れがあります。
例えば唐突に在宅ワークのコツや注意点について話し、その後に「在宅で副業が可能」など話の流れがあべこべな文章を書くことになりかねません。
説明の重複や脱線が起きるリスクもあります。
すでに説明しているのを忘れてもう一度同じようなことを言ったり、本筋からそれて二次的な情報について詳しく書きだしたりと、何かとくどい記事になるかもしれません。
関連記事:「記事構成案の作り方9ステップ&【必見】6つのコツを解説!」
1-3.集中できる環境で書いていない
ブログの執筆が遅い方の3番目の特徴は「集中できる環境で書いていないこと」です。
動画を見ながら執筆したり、いちいちSNSやLINEのメッセージなどに反応したりするなら、当然書くスピードは落ちます。
スタンフォード大学の研究によると、複数の作業を同時に行うマルチタスクは、生産性の低下を引き起こすことがわかっています。
参照:”Cognitive control in media multitaskers“, PNAS
また1,000人以上のビジネスパーソンを対象にしたロンドン大学の研究によると、電子機器を使用しながらの作業は、マリファナ使用時や睡眠不足の状態よりもIQが下がるようです。
参照:”Multitasking makes us a little dumber“, Chicago Tribune
2.ブログ記事の作成には3ステップある
ブログ記事作成をスピーディーにするために、執筆スタイルを確立しましょう。
そのためには以下のプロセスを意識する必要があります。
- 準備
- 構成の作成
- 執筆
このプロセスを定型化すれば、ブログ執筆速度は速くなります。
執筆が遅い方の特徴と照らし合わせつつ、これら3ステップを詳しく見ていきましょう。
2-1.第1段階:準備
第1段階は「準備」です。
準備に関係する3つの具体的な作業を見ていきましょう。
2-1-1.ジャンルとキーワードを決める
準備で行う作業の1つは「ジャンルやキーワードの選定」です。
アフィリエイトであれGoogle AdSenseであれ、ブログを始めるにはまずジャンルとキーワードの選定をします。
例えば以下のように設定します。
- ジャンル:ダイエット・健康
- キーワード:ダイエット 糖質制限 方法
ジャンルとキーワードが決まると方向性が定まります。
調査対象や使うべき言葉が絞られ、執筆に取り組みやすくなります。
関連記事:「SEO対策にキーワードプランナー!3つの使い方と便利な活用法」
2-1-2.検索意図を見極める
準備段階で行う別の作業は「検索意図の見極め」です。
この作業では、選んだキーワードをGoogle検索にかけるユーザーが、どのような情報を得たいと思っているのか具体的にイメージします。
2-1-3.オリジナル要素を盛り込む
準備段階では「オリジナリティーのある情報を盛り込むこと」も大事です。
上位サイトの比較は検索意図の把握に役立ちますが、同じようなブログ記事を書くと重複コンテンツになります。
Googleは重複コンテンツを高く評価しないため、オリジナリティーのある情報も入れましょう。
2-2.第2段階:構成の作成
準備段階が終わったら「構成(アウトライン)の作成」に入ります。
この段階で行うべき具体的な作業を2つご紹介します。
2-2-1.情報を順序よく並べる
構成の作成段階で行うべき最初の作業は「情報の整理・並び替え」です。
準備段階であつめた情報を、順序よく論理的に並べていきます。
悩み系
導入文:
- 読者の悩みを取り上げて共感を示す(例:「乾燥肌に悩んでいませんか)
- 悩みの解決策に軽く言及する(例:「ビタミンC誘導体の摂取で乾燥肌に対処できます」)
- 記事を読むメリットを示す(例:「この記事では乾燥肌に上手に対処する方法を解説します」)
本文:
- 導入文で触れた悩みや原因の詳細な解説(例:「乾燥肌の原因はビタミンCの枯渇。枯渇する理由は~」)
- 悩みの具体的な解決策(例:「ビタミンC誘導体の摂取で乾燥肌を解決できます。その理由は~」)
- 解決策の具体例とメリット・デメリット(例:「ビタミンC誘導体配合のサプリ」「肌にうるおいが戻る」「お腹周りがすっきりする」「効果が出るまで継続的摂取が必要」)
- 役立つ付加情報(例:「乾燥肌を招くNG習慣」)
疑問解決系
導入文:
- 読者の疑問に触れて興味をひく(例:「糖質制限ダイエットってOK?NG?」)
- 疑問の答えに大まかに触れる(例:「やり方によってOKでもNGでもある」)。
- 記事を読むメリットを示す(例:「この記事では成功する糖質制限ダイエットのやり方を解説します」)
本文:
- 導入文で触れた答えの詳細(例:「糖質制限ダイエットがOKな具体例とNGな具体例」)
- 役立つ付加情報(例:「糖質制限ダイエットを成功させるコツ」「糖質制限ダイエットと並行して行うとよいこと」
2-2-2.タイトルやディスクリプションを作る
全体の構成が組み立てられたら「タイトルやディスクリプションの作成」です。
タイトルやディスクリプションは、記事全体のイメージを読者に伝える重要な要素です。
タイトルは約28文字、ディスクリプションは110~120文字(スマホ対策は75文字) ほどしかありません。
どちらも短い文章ですが、ユーザーはタイトルとディスクリプションを見てブログを見るかどうかを判断します。
そのため、主要なポイントをしっかりまとめた文章にしましょう。
2-3.第3段階:執筆
第3段階は「執筆」です。
執筆で意識すべきポイントは山ほどありますが、ここでは執筆スピードにフォーカスして3つのポイントのみ取り上げます。
より詳しい情報については、以下の記事を参考にしてください。
2-3-1.集中できる環境を作る
執筆段階のポイントの1つは「集中してブログを書ける環境をつくること」です。
先述のように、ながら作業は生産性を低めます。
マルチタスクではなくシングルタスク、つまりブログの執筆だけ行うようにしましょう。
静かな環境を探すことも肝心です。
交通の騒音やテレビの音・家族の会話が聞こえてくる場所ではなく、静かな場所で執筆しましょう。
家の中に静かな場所がない場合は耳栓をしたり、静かなカフェで執筆したりするのも手です。
「ポモドーロ・テクニック」を実践するのもおすすめです。
これは「25分間の短いセッションと5分間の休憩」とを繰り返して集中力を高めるテクニックです。
一度に集中する時間が短いため、作業に飽きるリスクが軽減されます。
2-3-2.口に出して文章の流れをつかむ
執筆時の別のポイントは「アイデアを口に出して文章を作ってみること」です。
「アイデアが頭にあるのに、それを文字にするのは難しい」と悩んでいる方は少なくないでしょう。
そんなときは、伝えたいことを一度口に出してみてください。
洗練された言葉遣いにはならないかもしれませんが、書くときよりも文章がスラスラ出てくることが少なくありません。
2-3-3.随所に会話調を取り入れる
「ときおり会話調を本文にはさむこと」もポイントです。
ある程度文章が長い場合、ずっと「~です」「~ます」の説明口調で書いていると、一方通行で読み手は疲れてしまいます。
また書き手としてもモノトーンな感覚になり、書きづらさを感じてしまうでしょう。
一方、重要なポイントで会話調を入れると雰囲気に変化が出ます。
読者にとって読みやすいほか、会話により雰囲気が一度リセットされて、書き手も気持ちにメリハリを持って執筆できます。
3.ブログ記事作成ツールは使える?
3-1.記事自動作成ツールは使い物にならない
提案された文章は以下のとおりです。
3-2.記事作成アシスタントツールは活用できる
記事自動作成ツールはダメですが、アシスタントツールはそれなりに使えます。
これらのツールは記事全体を作るのではなく、記事作成をところどころでサポートしてくれる便利なツールです。
例えば以下のようなツールは役立ちます。
・日本語表現インフォ:特定のキーワードを入力すると、多彩な表現を返してくれるツール
・weblio:類語や同義語・関連語を教えてくれるツール
・Enno:誤字脱字や変換ミス・文字化け・スペースエラーなどを教えてくれる校正ツール
・漢字使用率チェッカー:文章に漢字がどれほど使われているかを調べるツール
4.まとめ
「ブログ記事作成に時間がかかり過ぎる」と悩んでいる方は少なくありません。
執筆が遅い原因はいくつかありますが、記事作成の基本的なプロセスを適用すると作業スピードは上がります。
私たち「記事作成代行Pro」は、SEOテクニックと心理学を駆使した記事作成を得意としており、心に響く記事をスピーディーに仕上げられます。アクセス数アップをご希望の方は、一度当社までご相談ください。
関連記事
-
2024.01.18
SEO対策の見出しタグとは【書き方や作成に役立つツールも紹介】
コンテンツを作成する際、見出しは適切に設置できているでしょうか? SEO対策において見出しはたいへん重要です。 見出しを付けることで、検索エンジンとユーザーに本文の内容を正しく伝えることができます。 九段さん 見出しってどうやって付ければいいのでしょうか? 記事Pro スタッフ 見出しは「見出しタグ」というタグを用いて付けます。付け方にはルールがあるため、ルール通りに付けることが重要です。 この記 …
- 記事の書き方
-
2023.09.01
【プロ直伝】記事作成おすすめツール19選!ジャンル別に紹介
九段さん 最近ブログを始めたんですが、記事の執筆って思ったより難しいですね。キーワード選びや言葉選びがなかなか大変です・・・。 記事Pro スタッフ 同じような悩みを抱えている方は多いようです。そんな時は「記事作成ツール」を利用してみてはいかがでしょうか?記事作成ツールは執筆をさまざまなアングルからサポートしてくれるツールです。種類が多く、九段さんもきっと気に入ると思いますよ。 九段さん 具体的に …
- 記事の書き方