TOP

SEO対策に効果的な「altタグ」の設定方法を簡単解説

SEO対策に効果的な「altタグ」の設定方法を簡単解説

2019.8.31

記事作成を行っている方なら「altタグ(属性)」は知っていますよね。

altタグはページに画像を挿入するときに入力するテキストで、簡単には挿入する画像の説明文になります。また、ユーザーがページを開いたとき画像が表示されないとき代わりに表示される代替テキストにもなる役割があります。

そこで、「altタグがSEO対策に影響するのか?」と気になっている方もいるのではないでしょうか。画像の代替テキストという存在なので、SEO対策には関係ないように感じますよね。

ということで今回は、altタグ(属性)の説明とSEO対策との関連性や効果的な記述方法をお話していきます。

1.altタグ(属性)とは?SEOとの関連性を解説

altタグ(属性)とは?SEOとの関連性を解説
altタグ(属性)は画像の代替テキストであり、HTMLのimg要素の1つです。
ちなみに「alt」は「オルト」と読み、呼び方は「altタグ」、「alt属性」、「altテキスト」と色々ありますがいずれも同じ意味になります。

HTMLでは通常、

<img src=”画像のURL” alt=”画像の説明文” width=”幅サイズ” height=”高さサイズ”/>

というように記述します。

また、WordPressをお使いの方はメディアを新規追加するときに「添付ファイルの詳細」の「代替テキスト」に入力した文章が自動的にaltタグになり、一般的に上記の記述になっているはずです。

altタグとSEOの関連性とは?

そこで「altタグはSEO対策に関係があるのか?」
については、検索順位に直接関係する訳ではないですが、Googleにどんな画像なのかを伝えるために必要な情報になります。

記事などのコンテンツに画像を挿入するとき、検索ユーザーは画像だけである程度理解してもらえます。しかし、Googleを含めた検索エンジンのクローラーは画像だけ挿入してもどんな画像なのか理解してくれません。

そこで、画像を挿入するimg要素の中に設定するaltタグに画像の説明を入力しておくことで、Googleのクローラーに対してどんな画像なのか認識してもらえるようになるのです。

Googleではaltタグの使用について以下のように定義しています。

画像を最適化する
「alt」属性を使用する
画像にわかりやすいファイル名を付けて、alt 属性の説明を入力します。「alt」属性を使用すると、何らかの理由で画像を表示できない場合の代替テキストを指定できます。

この属性を使用するのは、ユーザーがスクリーンリーダーのようなサポート技術を使ってサイトを閲覧する場合に、alt 属性の内容が画像についての情報を提供するためです。もう1つの理由は、画像をリンクとして使用する場合、その画像の alt テキストが、テキストリンクのアンカー テキストと同様に扱われることです。(中略)

おすすめの方法
簡潔でわかりやすいファイル名と alt テキストを使用する
最適化の対象となるページの他の部分と同様に、ファイル名と alt テキストは短くてわかりやすいものが適しています。

(参照:Search Consoleヘルプ|検索エンジン最適化(SEO)スターターガイド

このように、Googleでは画像の最適化にaltタグの使用および短くて分かりやすいテキストが推奨されています。

先程も説明した通り、altタグに説明文を入れるだけで検索順位に直接的に影響するわけでありませんが、Googleに画像の情報を伝えるための情報として必要になります。

関連記事:「【SEOビギナー必見】SEO対策とは?基本と実践方法を徹底解説

2.SEO対策に効果的なaltタグ(属性)の記述方法

SEO対策に効果的なaltタグ(属性)の記述方法
altタグはGoogleに向けて画像の情報を伝える役割がありますが、では実際にどのように記述したらSEO的に効果があるのか?

その記述のNGな方法として、前項でご紹介したSearch Consoleヘルプの「検索エンジン最適化(SEO)スターターガイド」の中で、以下のように定義されています。

  • 極端に長いファイル名を付ける
  • alt テキストにキーワードを並べたり、文章全体をコピー&ペーストしたりする

(参照:Search Consoleヘルプ|検索エンジン最適化(SEO)スターターガイド)

このような行為がNGとされていることから、SEOに効果的なaltタグの記述方法として以下のポイントが挙げられます。

記述方法➀ 短くて分かりやすい文章にする(ページ内容を端的に表現する)

altタグに記述するとき記事本文の一部をそのままコピー&ペーストするなど、長過ぎる文章は避けた方が良いでしょう。

一般的に記事に挿入する画像は作成している記事の内容に即したものが使われます。
そこで、画像を挿入しようとしている段落や項目の内容を短くて分かりやすい文章で記述するのが最も理想的です。

例えば、この項はSEO対策に効果的なaltタグ(属性)の記述方法を説明しているので、画像を挿入するときのaltタグには「SEOに効果的なaltタグの記述方法」というような感じで記述するとGoogleにも情報が正確に伝わるようになります。

記述方法➁ キーワードを適切に入れる

Googleではalt タグにキーワードを並べる行為がNGになっているので、適切にキーワードを入れておくことでSEO効果を発揮します。

この記事はSEOとaltタグをキーワードにしていますが、上記で紹介したようにaltタグには「SEOに効果的なaltタグの記述方法に」というテキストを記述します。このように、キーワードを入れれば良いという訳ではなく、あくまで自然に1~2個のキーワードを入れるのが重要になります。

以上、大きく2つのポイントを説明しましたが、まとめるとSEOに効果的なaltタグの記述方法は、「記事の内容を端的に表現する短くて分かりやすい文章で、その中に適切な数のキーワードを含める」ということになります。

関連記事:「キーワード数はSEOに関係ある!?上手な入れ方を徹底解説

3.まとめ

記事作成では画像を挿入することでデザイン性が上がるとともに、ユーザーにインパクト与えることができます。

その画像を挿入するときaltタグに画像の情報を記述することで、Googleに対してどんな画像なのか伝えられるようになるのです。Googleでは画像の最適化にaltタグの使用、および短くて分かりやすいテキストが推奨されています。

そこでSEO対策に効果的なaltタグの記述方法として「記事の内容を端的に表現する短くて分かりやすい文章で、その中に適切な数のキーワードを含める」ということが求められます。

それほど難しいポイントではないので、altタグを記述するときは必ず実践するようにしましょう。