SEOに理想的なタイトルの付け方!読者に刺さるコツ6選

2019.8.28
SEOにおいて、タイトルは非常に重要です。検索ユーザーにとっての最初の接点となるだけではなく、Googleがコンテンツの内容を判断する際にもまずタイトルを確認するためです。そして、近年ではSNSからのアクセスを増やすためにもタイトルの重要性が高まっています。
今回はタイトルの重要性をお伝えしたうえで、SEOに強いタイトル付けのルールや検索ユーザーに刺さるキャッチーなタイトル付けのコツについて解説します。
目次
1、3つのターゲットに対するタイトルの重要性
SEOにおいて、タイトルは非常に重要です。タイトルの付け方は検索順位やアクセス数に大きく影響を及ぼすためです。まずは、Google、検索ユーザー、SNSの3つのターゲットに対するタイトルの重要性について解説します。
Googleクローラーに対するタイトルの重要性
検索順位を決定するための情報収集をおこなっているGoogleクローラーは、まずWebページのタイトルからそのページが何について書かれた文章であるかを確認します。
従って、SEO対策で検索結果上位表示を目指す際には、狙っているキーワードについてのWebページであることをタイトルに記載することが不可欠です。
Googleから評価されやすいポイントは、Webサイトの内容が端的に分かりやすく伝わる自然な日本語のタイトルです。
検索ユーザーに対するタイトルの重要性
検索ユーザーが検索結果からWebページの内容を判断する材料は、以下の三点です。
- ページタイトル+サイト名
- url
- ディスクリプション(description)
ディスクリプションは100字程度で表記される、Webページの内容を要約した文章のことです。つまり、検索ユーザーはタイトル・サイト名とディスクリプションの記述内容からサイトから、自分の知りたい情報であるか否かを判断するということになります。
検索ユーザーから評価されやすいポイントは、Webページの内容が明確かつキャッチーなタイトルです。
SNSユーザーに対するタイトルの重要性
Webページの内容によってはSNSにて拡散されてアクセス数を集められるケースがありますが、タイトルが拡散を呼び起こすこともあります。なぜなら、ユーザーがSNSにurlを添付した際、投稿文にはページタイトルが記載されるからです。ページタイトルによって拡散されるか否か、拡散された際のアクセス数が大きく変わる可能性があるということになります。
拡散されやすい情報とは以下のようなものです。
- 思わず拡散したくなるようなユニークな内容
- それまでの常識が覆されるような新事実
- 共有したくなる目新しい新商品の発売情報
SNSユーザーに訴求するには、とにかくユーザーがクリックしたくなるようなキャッチーなタイトルが効果的です。
2、SEOに強いタイトル付けのルール
SEOに強いタイトル付けのルールについて記載します。
SEOに望ましいタイトルの付け方
Googleからも検索ユーザーからの高く評価されるSEOに望ましいタイトル付けの例を紹介します。
- キーワードを前半に使用する
- 自然な日本語であること(キーワードの詰め込みはNG)
- 31字以内であること
- 固有のタイトルであること
SEOに強いタイトルにするには、狙っているキーワードをできるだけ前半に使用することです。キーワードを含めることは言うまでもありませんが、前半に使用することでGoogleがキーワードについてのWebページであることを認識しやすくなり、検索ユーザーの目にも止まりやすくなります。
キーワードは、単語の羅列ではなく自然な日本語の文章であることが重要です。キーワードの詰め込み・単語の羅列は、GoogleからのペナルティーにつながるリスクがあるのでNGです。
31字を超えてしまうと、ページタイトルが全て表示されなくなる可能性があります。Googleは非表示の部分もきちんと認識しますが、検索ユーザーにとっては、違和感を抱いてしまうタイトルになってしまうためタイトルは31字以内に収めるようにしましょう。
ページタイトルの重複は、重複コンテンツとしてGoogleからペナルティー評価を受けてしまいます。必ず、一つひとつのページには固有のタイトルを設定しましょう。
必ずコンテンツの内容とタイトルは一致させること
コンテンツの内容とタイトルは必ず一致させましょう。せっかくルールにのっとったタイトルをつけても、タイトルの中身とコンテンツが一致していなければ一味ありません。
極端な例ですが、「おすすめドッグフード5選!愛犬が喜ぶおいしいごはんランキング」というタイトルのコンテンツにおすすめのキャットフードの記事が書かれていたら、検索ユーザーはすぐに離脱してしまいます。また、Googleクローラーから「ドッグフード」「キャットフード」どちらのコンテンツとしても高い評価を得ることはできません。
タイトルはタグを使用して記述する
コンテンツを作成する際に、タイトルはタグを使用して記述します。タグとは、ホームページ記述言語のことです。タグの記述方法やSEOにおける意味については「SEOに効果的なタグとは?ポイントと注意点を解説」にて詳しく解説しているので、よろしければ参考にしてください。
3、読者やSNSユーザーが思わずクリックするキャッチーなタイトル6選
検索ユーザーが思わずクリックをしたくなり、SNSで情報を見たユーザーが思わず拡散したくなるようなキャッチーなタイトルとはどのようなタイトルでしょうか?キャッチーなタイトルをつけるためにはコピーライターのようなセンスが必要だと思われるかもしれませんが、いくつかのコツを押さえればユーザーに強く訴えかけるタイトルをつけることができます。
ここでは、読者やSNSユーザーが思わずクリックしたくなるキャッチーなタイトル付けのコツを6つ紹介します。
①ターゲットを入れる
「このWebサイトは自分のために書かれたページだ」と検索ユーザーに思ってもらえれば、クリックされる確率が高くなります。そのための手法はタイトルに想定読者(=ターゲット)を明確に入れることです。
具体的には、タイトルの中に以下のような文面を入れます。
- 中小企業のWeb担当者必見・・・
- 「営業辞めたい」・・・
- 喜ばれるサプライズをしたい!・・・
以上のようにターゲットのニーズや悩みに直接訴えかけることにより、タイトルから一気に読者の興味を惹きつけられる可能性があります。コンテンツのターゲットを明確にする点でもメリットがあります。
②属性や専門性をアピールする
逆に、自らの属性や専門性をアピールすることで、コンテンツの専門性や信頼性を高める手法もあります。具体的には以下のようなタイトルです。
- 家づくりのプロ集団がおすすめする・・・
- 相続専門の弁護士事務所・・・
以上のように、自らの立場や実績を積極的にアピールしていく手法です。特に侍業やFPなどの資格職、コンサルタントなどの実績が信頼性に大きくつながる職種、小規模の店舗などは自ら属性や専門性をアピールすることが良いアピールになることがあります。
③簡便性
ノウハウ系のブログ記事や商品の特徴をアピールする際などに効果的な手法が簡便性です。
- 朝食前に飲むだけで体調バッチリ!・・・
- 我慢しなくていい!毎日●●するだけでみるみる痩せる・・・
- 業務改善ための即戦力!導入するだけで・・・
読者が、「自分にもできそう」「簡単そうだから試してみたい」と思える内容にすることがポイントです。誇大表現にならないように注意が必要です。このほか、「お手軽」「時短」「迷わない」「これだけ」「シンプル」などのキーワードを使用することで簡便性をアピールすることもできます。
④数字を入れて具体性を高める
調査結果やデータに基づく数値を入れると、コンテンツの内容の信ぴょう性を高めることができます。
- 30代女性の78%が悩んでいる・・・
- 98%の企業が知らない予算をかけずに売上を伸ばすたった3つのポイント
- 20000社が導入!・・・
- 20倍の成果が得られる・・・
特に意外性のある数値や圧倒的な数値の場合、タイトルに力強さが増します。タイトルに数字を入れる場合には、コンテンツ内で数字の裏付けを示すなど、信ぴょう性を保証するための内容も重要です。
⑤有名人や権威を利用する
一般ユーザーの興味を惹きやすいのは有名人や権威のある立場(人)を利用する方法です。芸能人の名前は許可なく勝手に利用できないケースが多いですが、工夫の仕方でさまざまな使い方ができます。
- 女優の〇〇さん愛用!・・・
- 流行に敏感な女子大生に人気・・・
- 外資系営業マンに人気のアイテム20選!
有名人や権威のイメージをどのように商品やサービスに結び付けるかがポイントになります。
⑥網羅性
タイトルに網羅性を持つワードを入れ込むのもポイントの一つです。
- 【完全版】・・・
- ○○の全てを公開・・・
- 【全8種】・・・
ユーザーが「このサイトを見れば全ての悩みを解決できる」「知りたいことが全て載っている」と感じられることが重要です。
4、まとめ~ルールとコツをつかんでアクセスアップにつながるタイトルを
タイトルはSEO対策をおこなううえで最も重要な部分の一つです。
ルールを踏まえてキャッチーなタイトルをつけることができれば、Google、検索ユーザー、SNS利用者のすべてにコンテンツの内容を魅力的にアピールすることができます。この記事で紹介したタイトル付けのルールやコツを参考にしてぜひアクセスアップを実現してください。
また、タイトルと同様に重要なポイントであるサイト名については「SEOに強いサイト名・ページタイトル作成術伝授!」で解説しているので、併せて参考にしていただけたら幸いです。