TOP

SEO対策はキーワードの選定がポイント!考え方やポイントを解説

SEO対策はキーワードの選定がポイント!考え方やポイントを解説

SEO対策は、キーワードの選定からスタートします。

利用者や見込み顧客は、自身のニーズを満たしたり、疑問や悩みを解決したりするために必ず検索エンジンに検索キーワードを入力するので、企業側はどのキーワードに対して対策を取るのかということが非常に重要なポイントになります。

今回は、SEOにおけるキーワードの概要や種類、キーワードの選び方などについて解説を行います。

自社のWebサイトのアクセス数を増やすためにSEO対策を実施しなければならないと思いながら、「自社のサイトのアクセス数が伸びない理由がわからない」「どこから手を付ければよいかわからない」という企業担当者は今回の記事を参考に、キーワードについての見直しや再考のきっかけにして頂ければ幸いです。

1.SEOにおけるキーワードとは

SEOにおけるキーワードとは

SEO対策を実施する際に、必ず必要になるのがキーワードに関する知識です。SEO対策は、ある特定のキーワードに対する検索結果の最適化を目指す手法なので、まずはどんなキーワードで上位表示を目指すかという考えが不可欠だからです。

まずは、SEOにおけるキーワードついての概要から紹介します。

売り上げ(集客)につながることが必要

SEOのキーワードについて考える時にまず押さえておきたいことは、どのようなWebサイトであれ基本的には売り上げ(集客)につながるキーワードを設定しなければ意味がない、ということです。

売り上げにつながるキーワードは一つではなく複数ありますが、中でも特に自社のサービス・商品とつながりの深いキーワードが核となります。

基本は1ページ=1キーワード(1テーマ)

多くのキーワードで上位表示を実現できれば、SEOにおいてはその分有利になりますが、SEO対策を実施する際には基本的に1ページに1つのテーマ(キーワード)を設定します。1つのページに複数のキーワードが混在していると、ユーザーのニーズにピッタリと合致しなくなってしまい、Googleからの評価が下がってしまうためです。

例として、ペットショップがペットの美容院を同時に営業しているケースについて考えてみましょう。

この会社のサービスを利用する顧客の中で、「ペットを購入したい」という顧客ニーズと「伸びてきたペットの毛をトリミングしたい」という顧客ニーズは全く異なります。従って、SEOにつよいWebサイトを構築するためには、基本的にペットショップとトリミングサロンはそれぞれ別のurlのページを作成すべきということになります。

この時、「ペット販売」「ペットサロン」とカテゴリを分けて、シンプルかつ分かりやすいディレクトリを付けると、Webサイトの訪問ユーザーにとって「見やすい」サイトになると同時に、Googleからの評価も高まりやすくなります。こうしたSEOテクニックを簡素化したものをディレクトリ構造といいます。

キーワードには難易度がある

SEOでは、キーワードによって上位表示を実現できる難易度が異なります。難易度が高いとは、SEO対策を施しても検索上位表示をするのが難しく、上位表示実現までに時間や手間がかかってしまうということです。場合によっては実現するためには費用がかなり掛かることや、時間や費用をかけたとしても上位3位以内にはなかなか食い込めない、ということもあります。

特に、核となるようなキーワードは、同業他社にとっても核のキーワードなので上位表示の難易度が高いケースが多いでしょう。

従って、自社の利益を考えた場合には予算やスケジュールなどを総合的に判断し、どんなキーワードに対してどのような手順で上位表示を実現していくかを考えるのが有効です。

比較的難易度の低いキーワードで上位表示を実現できれば、それに伴いWebサイトの価値が高まります。そうすることで、難易度の高いキーワードについても上位表示を狙いやすくなるといった効果が期待できるので、キーワードの難易度を意識しながらSEO対策を施していきましょう。

キーワードのライバルは同業他社とは限らない

SEOのキーサードのライバルは必ずしも同業他社とは限りません。

例えば、ペットショップが取り扱い犬種の「ゴールデンレトリバー」のキーワードで上位表示を実現しようとするケースでは、同業他社以外に以下のライバルがいます。

  • ゴールデンレトリバーの飼い方、紹介・・・ノウハウ系サイト、ブリーダーが発信するサイト、Web図鑑、Wikipediaなど
  • ゴールデンレトリバーの里親募集・・・NPO団体、地域のコミュニティサイトなど
  • ゴールデンレトリバーのかわいい動画・・・個人でご自身のペットの様子を公開しているユーザー

ここで、一つ押さえておきたいのが「QDD(Query Deserves Diversity)」というGoogleのアルゴリズム(検索順位決定づけのルール)です。

QDDとは、検索結果が似通った内容ばかりにならないように多様なサイトが2~3サイトずつ表示されるという仕組みです。

QDDというアルゴリズムが存在するか否かは専門家の間でも意見の分かれるところですが、実際にキーワードを使って検索すると同種のサイトは3件以内に収まっているケースが多いのも事実です。以下、「ペットショップ」で検索した場合の例です。

  • ペットショップのWebサイト(全国展開する本社のサイト) 4件
  • 全国チェーンのペットショップの地域の店舗のページ 1件
  • Yahoo!ロコ、goo地図のペットショップ位置情報 各1件
  • 里親募集サイト 2件
  • ペットショップの求人情報(indeed) 1件

従って、狙ったキーワードで1ページ目に表示されるためには、同業他社の中で3位以内を狙うのが鉄則です。

2.SEOキーワードの種類とそのポイント

SEOキーワードの種類とそのポイント

集客、売上につながるキーワードについて、さらに掘り下げて検証します。
SEO対策を実施し、継続して売り上げを伸ばすには、キーワードの種類を知り、それぞれについて対策を考えることが重要です。

単一キーワードと複合キーワード(掛け合わせ)

Googleのキーワードは、単一キーワードと2語、3語のワードを掛け合わせた複合キーワードがあります。

◇単一キーワード
単一キーワードは、ビッグワードとも言います。具体的には、「ペットショップ」、「犬」などの単一のキーワードのことです。

単一ワードは、業界の大手企業などがかなり力を注いでいることもあり上位表示を目指すのが難しいケースが大半です。しかし、中小企業においても自社の社名やブランド名、屋号、商品名、ニッチな用語などは単一キーワードの対策が重要です。

◇複合キーワード
複合キーワードは、「ペットショップ+地域名」「ゴールデンレトリバー+販売」などキーワードを重ね合わせたものです。SEO対策を実施する際には基本的には複合キーワードでWebサイトの強化を図ります。

複合キーワードでの対策は、おのずと主要ワードのSEO対策にもつながります。例えば、「ペットショップ+地域」「ペットショップ+安い」「ペットショップ+地域+人気」など様々な複合キーワードで対策を進めていると、おのずと「ペットショップ」というビッグワードの対策にも効果が発揮されます。従って、SEO対策を実施する際には、2語、あるいは3語での対策を進めるのが一般的かつ効果的です。

※自然文検索
現状のGoogleにおいては、強く意識する必要はありませんが、検索エンジンの高度化により徐々に検索エンジンが検索語句の意味を理解できる技術の開発が進められています。従って、キーワードではなく自然な文章での検索が主流になるかもしれません。

GoogleがQ&Aサイトとして、「チワワを販売しているショップは?」「横浜市で人気のペットショップは?」といった質問(検索)に対して最適な回答を提示してくれる、といったイメージです。

従って、将来的にはキーワード対策に加えて、自然文検索の対応が効果を発揮する可能性があると考えられます。

ビッグワード、ミドルワード、スモールワード

明確な定義があるわけではありませんが、単一キーワードの中でも検索ボリュームが多いキーワードのことを「ビッグワード」といいます。そして、2語、3語の複合キーワードのことを検索ボリュームに応じてミドルワード、スモールワードと呼びます。

それぞれの月間検索数のおおよその目安と特徴は以下の通りです。

  • ビッグワード・・・1万件以上あるいは10万件以上
  • 検索ボリュームが多く、上位表示の難易度が最も高い。上位表示を実現できた場合にはかなりのアクセス数が見込める半面、様々なニーズのユーザーを取り込むのでコンバージョン(売り上げ)に直結しないケースもある。

  • ミドルワード・・・100~1,000or10,000
  • ビッグワードとスモールワードの中間的な検索ボリュームと難易度。毎月、平均的に一定数のアクセスがあり、検索ワードによりニーズが絞り込まれているので、自社サービスや商品への関心が比較的強いユーザーが集まりやすい。

  • スモールワード・・・100未満
  • 検索ボリュームとしては少ないながら、購入率の非常に高いキーワード。低予算・短時間で上位表示を実現しやすいというメリットもあります。

キーワードの難易度の欄で紹介した通りですが、難易度の高いビッグワードだけではなくミドルワード、スモールワードにも視野を広げて対策をすることが重要です。もしビッグワードでの上位表示に成功しているもののアクセス数やコンバージョンが頭打ちになっている企業においても、スモールワードの対策を取ることでアクセスアップをはかることができます。

ビッグワードやミドルワード、スモールワードに関しては、ビッグワードの関連キーワードを調べる作業からになります。調べた結果でアクセス数が多いワードをミドルワードに設定し、アクセス数が比較的少ないスモールワードが数多く存在するはずなので、スモールワードごとにコンテンツSEO記事を作成していくことがアクセスUPに繋がる第一歩になります。

これらの作業がいまいち分からないという方は一度「記事作成代行Pro」へお気軽にお問い合わせください。記事作成代行はキーワード選定からの依頼も承っております。

指名キーワードと非指名キーワード

会社名や商品名などの固有名詞での検索を指名キーワードといいます。そして、それ以外の一般名称(「ペットショップ」「犬」「ゴールデンレトリバー」など)のことを非指定キーワードといいます。

自社の会社名や商品名で検索した場合には必ず自社が1位で表示されると思いがちですが、意外にもそうでないケースは多数あります。会社名やブランド名は同名の企業が存在するケースもありますし、自社が開発した商品でも代理店のWebページの方が上位に来るケースなどもあります。また、自社Webサイトがペナルティーを受けていないか否かのチェックも行いましょう。

ペナルティーについての詳細やペナルティーを受けているか否かのチェック・対処方法は「SEOのペナルティーとは?概要・確認方法・対処法」にて解説しています。

また、見込み顧客や休眠顧客、潜在ニーズを持っている顧客からのアクセスを増やすためには、非指定キーワードからの流入が不可欠です。

指定キーワードと非指定キーワードのどちらが重要ということではなく、どちらもWebサイトのアクセス増加のためには欠かせません。

3.効果的な流入キーワードの診断・設定のためのポイント

効果的な流入キーワードの診断・設定のためのポイント

キーワードの種類を知ったら、まずはどのようなキーワードを設定すればアクセス・売り上げの増加につながるのかについて考えていきましょう。適切なキーワードの設定は、SEOの成否に大きく影響するので、非常に重要なポイントです。

現在の流入ワードを確認

GoogleアナリティクスやGoogleサーチコンソールを使用すれば、検索ユーザーがどのようなキーワードで自社Webサイトを訪問してくれたのかを確認することができます。アクセス数や流入経路をチェックするだけではなく、キーワードを分析してSEO対策に反映させるためにはツールを活用しましょう。主なチェックポイントを4点紹介します。

  • 狙っているキーワードからの流入はあるか?
  • 最も核となると考えているキーワードでの流入数が多いか否かについてのチェックをしましょう。

    上位表示できているにもかかわらず、流入数が少ない場合には売り上げにはつながらないキーワードの可能性もあります。上位表示ができていないために流入がない場合には、対策後に流入数の推移をチェックして効果を測定します。

  • 幅広い検索キーワードからの流入があるか否か?
  • 検索ワードが偏っている場合はミドルワードやスモールワードのSEO対策が不十分のため、アクセス数が伸びていない可能性が高いでしょう。逆にいえば自社へのアクセスが見込めそうなキーワードを絞り出して、それぞれにSEO対策を進めていけばアクセス数アップを見込める余地が十分にあります。

  • 一定のアクセス数があるにもかかわらず、SEO対策を行っていないキーワードはないか?
  • 中には、Googleでの検索順位がそれほど高くないにもかかわらず、一定数のアクセスが集まるキーワードがあります。こうしたキーワードは、非常にコンバージョン率が高いキーワードである可能性があります。こうしたキーワードにSEO対策を実施して検索順位をアップさせることで効率よくアクセス数を増やすことができます。

  • 自社の会社名、ブランド名、商品名での流入が上位に入っているか否か
  • 大手企業や特定の分野で顧客からの支持を集めているブランドは指名検索でのアクセスが増加します。一方、知名度の低い中小企業では非指名検索の割合が高くなります。自社へのアクセス数が増え、ブランディングに成功するとおのずと指名検索が増える傾向があり、コンバージョン率も高まるので、アクセスアップとブランディングに努めましょう。

これらの項目から、現状の自社に不足している対策、キーワードを抽出していくと、効率の良い対策を行うことができます。

効果的な複合キーワードの選び方

ミドルキーワードやスモールキーワードを狙うには、効果的な複合キーワードの設定が不可欠です。集客につながりやすい複合キーワードにはいくつか種類があります。サービスの業種や取り扱い商品などによっても異なりますが、検索ユーザーのニーズに直結しやすい主なキーワードをいくつか紹介します。

  1. 価格に関連するキーワード「安い」「価格」「格安」「相場」など
  2. 同じ商品やサービスを複数の業者・店舗が販売しているケース、高額のイメージがある商品やサービス、価格の相場が分かりづらいサービスなどは価格に関連するキーワードでの検索が増えます。

  3. 地域名・場所名
  4. 実店舗で購入する商品や、対象エリアが決まっているサービス、利用場所が決まっているサービスなどでは地域名のキーワードは不可欠です。

  5. 対象者のグレードによるキーワード(子供、女性向け、高齢者、50代、初心者、小学生など)
  6. サービスや商品の想定対象者を限定すると非常にコンバージョン率の高いユーザーに訴求できる可能性があります(例:大人向けプラモデル、50代フィットネスクラブなど)

  7. ノウハウ系のキーワード(コツ、ポイント、対策など)
  8. 悩みの解決やニーズを満たすための検索の場合には、ノウハウ系のキーワードも多く利用されます。潜在ユーザーの集客に効果的です。

  9. 形容詞や商品の特徴(かわいい、人気の、おすすめの、高品質な、小型、ワイヤレスなど)
  10. 特定の特徴を持ったサービスや商品を求めているユーザーは、商品に形容詞や特徴を付けて検索するケースもあります。

  11. 動詞(運んでくれる、借りる、預かってくれるなど)
  12. サービスの内容を動詞で検索するユーザーもいます。(例:「夕食+デリバリー」⇒「夕食+運んでくれる」、「ペット+ホテル」⇒「ペット+預かってくれる」など)

  13. 著名人
  14. 芸能人や有名人がCMをしている商品やメディアで紹介した商品は著名人の名前で検索されやすくなります。

キーワードのトレンドを意識

キーワードのトレンドを意識

流行によって検索数が急上昇するケースがあります。上の図は、「タピオカ」の過去12か月間の検索数の推移ですが、検索ボリュームが1年間で10倍以上に膨らんでいます。

このように爆発的に検索数が増える商材やサービスは稀ですが、消費者の動向に合わせてキーワードをカスタマイズしていくことも重要です。

なお、このキーワードの動向は「Googleトレンド」にてチェックできます。無料で利用できるので、キーワードの選定の際に利用しやすいツールです。

新語や流行語、市場の変化、新商品・新サービスの登場などにより、キーワードのトレンドは日々変化するので、ビジネスチャンスを逃さないためにもオンライン・オフラインの流行は注視しましょう。

キーワードの候補が決まったらチェック&トライを繰り返す

キーワードの候補が決まったら、コンテンツの作成や更新をして、定期的に検索順位やWebサイトのアクセス数のチェックを行います。

キーワード決定後のGoogle対策の流れや、具体的なキーワードの広げ方、アクセス解析ツールの活用法などについては、「google対策のためのSEO手順解説」にて解説しているのでぜひ参照して下さい。

企業がSEO対策を実施する際の最終的な目標は、アクセスアップによる売り上げの増加だと思いますので、売り上げの増加につながるようビッグワードからスモールワードまで幅広いキーワードに対して対策を実施することが重要です。

4.まとめ~SEO対策を始めるにはキーワードについて理解することから

企業がSEO対策を実施したり、見直ししたりする際に必ずスタート地点にあるのはキーワードです。従って、SEO対策を実施するにはキーワードについての理解を深めることが非常に重要です。

今回の記事では、キーワードの概要や様々な種類を紹介し、効果的なキーワードの選び方についての総論・大枠を解説しています。さらに、キーワードの種類の特徴を踏まえつつ、漏れなくキーワードを設定するための考え方についても解説しています。

この記事で理解を深めていただいた後は、具体的なGoogleのキーワード対策を紹介している「google対策のためのSEO手順解説」の記事にて実践的な手法の理解を深めていただければ幸いです。

キーワードはSEO対策の出発地点でありながら、途中必ず何度もチェックやチェック&トライが必要なポイントであることを理解し、SEO対策に取り組んでいけば、結果もついてくることでしょう。