Webライターのプロフィールに必須の9項目!受注率10倍の書き方とは
- 公開日:2025.09.04
- 更新日:2025.09.04
- webライター

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田端 健一
株式会社BRIDGEA 代表
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- 通信業界の営業に10年携わり、多くの商品で営業成績日本一を獲得
- 独立して「記事作成代行Pro」を運営
- 「コンテンツマーケティング」や「コンテンツSEO」「記事作成代行」を行なっています。
- 多くのお客様サイトを上位表示に成功。今ではリピート案件多数
「Webライターとして仕事を始めたいけど、プロフィールの書き方がわからない…」
「ライターとしての実績がないから、何を書けばよいか自信が持てない…」
このような悩みを抱えている方は少なくありません。
Webライターとして案件を獲得するには、クライアントに選ばれるプロフィールが不可欠です。
なぜならプロフィールは、クライアントが「この人に仕事を依頼したいか」を決める、最初の判断材料になるからです。
この記事では、クライアントの心に響くプロフィールを作るために欠かせない9つの必須項目を徹底解説します。
さらに、コピペしてすぐに使えるテンプレートや、クラウドワークスでライバルと差がつく最適化テクニックもご紹介します。
魅力的なプロフィールを作れずに悩んでいるWebライターは、ぜひ最後までご覧ください。
目次
1. Webライターのプロフィールに必須の9項目

案件をスムーズに獲得するためには、クライアントに安心して仕事を依頼してもらうためのプロフィール作りが欠かせません。
ここでは、評価に直結する9つの必須項目を解説します。
それぞれの役割と書き方を理解し、効果的な自己PRにつなげましょう。
1-1. プロフィール写真
プロフィール写真は、クライアントに「実在する人物だ」という安心感を与える要素です。
最も望ましいのは清潔感のある顔写真ですが、抵抗がある場合は似顔絵などでも問題ありません。
一方で、アニメのキャラクターや風景など本人と無関係な画像は、信頼性やビジネス適性を疑われる原因になるため避けるべきです。
プロフィール写真は名刺のような役割を持つため、清潔感や信頼感を重視して選びましょう。
1-2. 自己紹介・挨拶
プロフィールの冒頭は、丁寧な挨拶と簡潔な自己紹介から始めるのが基本です。
ここで与える第一印象が、クライアントの信頼度を大きく左右するでしょう。
例えば「プロフィールをご覧いただきありがとうございます。Webライターの〇〇と申します」といった、誠実さが伝わる一文が適しています。
文章全体を通して、人柄や仕事への真摯な姿勢が伝わるように意識することが大切です。
冒頭で安心感を与えることで、続く経歴や実績にも説得力が生まれます。
1-3. 経歴・職歴
クライアントが経歴で知りたいのは、「過去の経験からどのようなスキルを得たか」です。
職歴を羅列するのではなく、ライティングに活かせる強みを抽出して具体的に示しましょう。
例えば、営業職の経験があるなら「顧客の課題を引き出すヒアリング力を培ったため、読者の悩みに寄り添う記事作成が得意です」と書くと効果的です。
このように、過去の経験から得たスキルとライティングを関連付ければ、一貫性と説得力のあるプロフィールになります。
1-4. 実績・ポートフォリオ
実績は自分のライティングスキルを客観的に証明する、最も重要な材料です。
過去に執筆した記事のURLや、担当した記事の検索順位、これまでの執筆本数などを具体的に提示しましょう。
初心者で実績がない場合は、自分のブログやnoteにサンプル記事を3〜5本ほど用意して公開することをおすすめします。
実績が少ない段階でも「成長意欲が高いライター」と印象づけられるため、クライアントからの信頼につながるでしょう。
1-5. 得意ジャンル・専門分野
得意ジャンルは、過去の職歴・趣味・知識などを踏まえて具体的に設定しましょう。
強みを発揮できる分野を明確に示すことで、専門性の高さを伝えられ、クライアントに「この人なら任せても大丈夫だ」と思ってもらいやすくなります。
例えば、「7年間のSE経験を活かし、専門的なIT関連の記事を分かりやすく執筆します」と書けば、「ITが得意です」と伝えるよりも説得力が高まります。
このように、どの分野の執筆を任せられるかを明示することで、受注率が向上するでしょう。
1-6. 対応可能な業務範囲・スキル
執筆以外に対応できる業務を具体的に書くことで、依頼される案件の幅が広がりやすくなります。
構成案の作成・画像の選定・WordPressへの入稿・図解作成など、付加価値となるスキルは積極的に記載しましょう。
また、Canvaのような画像編集ツールや各種SEOツール、Chatwork・Slackといったコミュニケーションツールが使える場合も明記すると効果的です。
「多様な業務をまとめて依頼できるライター」を求めているクライアントもいるため、対応範囲の広さを伝えることが、受注率の向上につながります。
1-7. 稼働時間・連絡への返信時間
具体的な稼働時間や連絡方針を記載すると、クライアントは安心して依頼しやすくなります。
例えば、「平日は9時〜17時の間で1日4時間程度稼働できます」「メッセージには12時間以内に返信します」のように、具体的な数字を明記しましょう。
特にリモートワークでは、円滑なコミュニケーションが取れるかどうかが依頼の判断に直結します。
対応可能な時間帯を示すことで、信頼性の高いパートナーとして認識されるでしょう。
1-8. 希望報酬額
希望する報酬額を明記すると、応募やスカウトの段階でクライアントとの条件のミスマッチを防ぎ、スムーズな契約につながります。
初心者の場合は文字単価1.0円程度が目安ですが、「文字単価1.0円以上から承ります」のように下限を設定するのも有効です。
また、「単価はあくまで目安であり、ご予算に応じて柔軟にご相談可能です」といった一文を添えれば、柔軟な姿勢も示せます。
1-9. 連絡先・SNSアカウント
クライアントが円滑に連絡を取れるよう、メールアドレスやChatworkのIDなどを明記しましょう。
X(旧Twitter)などのSNSアカウントやブログがあれば、それらも掲載することをおすすめします。
特に、SNSやブログで専門分野に関する情報を発信している場合、それ自体がポートフォリオを補強する有力な材料になります。
ライターとしての専門性や人柄を多角的に伝えるためにも、関連アカウントの記載は有効です。
2. 【受注率10倍!?】Webライターのプロフィールの書き方5ステップ

9つの項目を並べるだけでは、魅力的なプロフィールにはなりません。
ここでは、初心者でも受注率を高める効果的なプロフィールを作成するための5つのステップを解説します。
この流れに沿って進めれば、説得力と信頼感を兼ね備えたプロフィールを効率的に作成できるでしょう。
2-1. 誰に・何を伝えたいかを明確にする
プロフィール作成の最初のステップは、「どのクライアントに」「どのような価値を提供できるか」という軸を明確にすることです。
この軸が定まっていないと、メッセージがぼやけて、誰の心にも響かないプロフィールになってしまいます。
例えば、ターゲットを「ITベンチャーのマーケティング担当者」と定めるなら、「専門用語をかみ砕き、見込み客の獲得につながる記事を提供します」といった価値を打ち出すと効果的です。
ターゲットと提供価値を絞ることで、アピールすべき経歴や得意ジャンルが自然と決まり、一貫性のあるメッセージが完成します。
2-2. これまでの経歴や経験をライター目線で整理する
次に、自分の経歴や経験を洗い出し、ライティングに活かせる要素を見つけます。
職歴や学歴だけでなく、趣味や特技、過去の体験談など、あらゆる情報がプロフィールの貴重な材料になります。
この作業を効率的に進めるには、次のような「自己分析シート」の作成がおすすめです。
経験・事実 | 得られたスキル・知識 | ライターとしての活かし方 |
アパレル業界で5年間販売員を経験 | ヒアリング力トレンド把握力表現力 | ファッション関連記事で読者の購買意欲を刺激できる |
趣味でブログを3年間運営月1万PV達成 | SEO基礎知識WordPress操作スキル分析力 | SEOを意識した記事構成から入稿まで一貫対応が可能 |
育児で2年間のブランク | 離乳食・幼児教育に関する実体験時間管理能力 | 同じ悩みを持つ親世代向けに共感を得る記事執筆が得意 |
このように、「経験・事実」→「スキル・知識」→「活かし方」の順で整理することで、説得力のある自己PRの材料を効率的に見つけ出せます。
2-3. 9つの必須項目に沿って文章を執筆する
自己分析で整理した情報をもとに、9つの必須項目をそれぞれ具体的な文章に落とし込みましょう。
このとき、特に自己PRや経歴など、文章で強みを伝える項目で力を発揮するのが、PREP法という文章構成術です。
これは、「Point(結論)」「Reason(理由)」「Example(具体例)」「Point(結論)」の頭文字をとったもので、結論から先に伝えることでメッセージの説得力を高める効果があります。
例えば、自己PR文の中で「専門知識を分かりやすく伝える文章力」を強みとしてアピールする場合、次のように構成できるでしょう。
- Point(結論): 私の強みは、専門的な情報をわかりやすく伝える文章力です。
- Reason(理由): なぜなら、前職で医療機器メーカーの営業として3年間、医師に技術的な説明を行ってきた経験があるからです。
- Example(具体例): 例えば、複雑な製品の仕組みを図解や比喩を用いて解説し、お客様から「あなたの説明が一番わかりやすい」と評価をいただきました。
- Point(再結論): この経験を活かし、正確性と信頼性が求められる医療記事の執筆で貴社に貢献いたします。
このように、伝えたいメッセージをPREP法に当てはめて構成することで、自身の強みを明確に伝えられます。
2-4. クライアント目線で見直す
文章を書き終えたら、必ずクライアントの視点に立って全体を見直しましょう。
誤字脱字のチェックだけでなく、「このプロフィールを読んだ自分が、このライターに発注したいと思うか?」という客観的な視点で見直すことが大切です。
具体的な方法として、PCやスマートフォンの「読み上げ機能」の使用をおすすめします。
機械が読み上げる客観的な音声で自分の文章を聞くことで、黙読では気づきにくい不自然な表現や、文章のリズムの悪さを発見しやすくなるでしょう。
また、一度印刷して紙で確認したり、一晩寝かせてから新鮮な頭で読み返したりすることも有効です。
専門用語を使いすぎていないか、提供できる価値が明確に伝わるかなどもあわせて確認しましょう。
2-5. プラットフォームに公開する
最後に、完成したプロフィールをクラウドワークスなどのプラットフォームに登録し、公開します。
ただし、公開がゴールではありません。
案件を獲得した後は新たな実績を追記するなど、プロフィールを最新の状態に保つことが重要です。
プロフィールを継続的に育てる意識を持つことで、より評価の高いライターへと成長できるでしょう。
3. プロフィールでライバルに差をつける2つのテクニック

クラウドソーシングサイトでは、多くのライターが活動しています。
そのため、プロフィールを公開するだけでは、クライアントになかなか見つけてもらえません。
ここでは、プラットフォームの特性を活かし、クライアントの目に留まりやすくなる2つのテクニックを解説します。
3-1. プロフィールの空欄をなくす
多くのクラウドソーシングサイトでは、自己PR文とは別に、Webライターの情報を登録するための入力項目が用意されています。
これらの項目も可能な限り埋めましょう。
情報が充実したプロフィールは、クライアントに「このライターは本気で活動している」という安心感を与えます。
逆に空欄が多いと、「やる気がないのでは」「依頼後にトラブルが起きるかも」といった不安を抱かせ、候補から外されるかもしれません。
また、多くのプラットフォームでは、プロフィール情報が充実しているユーザーほど、サイト内検索で上位に表示されやすい傾向にあります。
本人確認や秘密保持契約といった手続きも、たとえ任意でも完了させておくと、信頼性をさらに高められるでしょう。
3-2. 検索にヒットするキーワードを盛り込む
クラウドワークスでWebライターを探すクライアントは、検索機能を頻繁に利用します。
そのため、プロフィールは「読まれる」だけでなく、「見つけてもらう」ことも意識して作成することが大切です。
まずは、獲得したい案件のジャンルを明確にし、関連するキーワードを洗い出しましょう。
「SEOライティング」「WordPress入稿」「医療記事」「取材」など、専門性をアピールできるキーワードを複数選ぶと効果的です。
選定したキーワードは、自己PR文や経歴、得意ジャンル、スキル欄など、複数の箇所に自然な形で盛り込むのがポイントです。
例えば、「前職の経験から【金融】分野の【専門記事】を得意とし、【SEOライティング】を意識した構成案から【WordPress入稿】まで対応可能です」のように記載します。
検索キーワードを戦略的に配置することで、スキルを求めているクライアントから見つけてもらいやすくなるのです。
4. 【すぐに使える】Webライター向けプロフィールテンプレート

「プロフィールの書き方は理解できたけど、いざ書くとなると手が止まってしまう…」
そんな方のために、すぐに使えるプロフィールテンプレートを2種類用意しました。
状況に合わせて活用してください。
4-1. 初心者Webライター用
実績がなくても、丁寧さや誠実さ、ポテンシャルなどを伝えることで、クライアントから信頼を得ることは可能です。
次のテンプレートは、自分の経歴や興味分野を加えてカスタマイズすることで、すぐに使える構成になっています。
スタッフ
はじめまして。
プロフィールをご覧いただき、誠にありがとうございます。
Webライターの〇〇(名前)と申します。
読者にとって分かりやすく、行動につながる記事作成を心がけております。
クライアント様の目的達成に貢献できるよう、丁寧なコミュニケーションと納期遵守を徹底し、責任をもって業務に取り組みます。
【経歴】
20XX年〜20XX年:〇〇株式会社にて〇〇職として勤務。
主に〇〇業務を担当し、正確な情報リサーチ力や資料作成スキルを培いました。
この経験は、Webライティングにおける情報精度の担保に活かせると考えております。
【得意ジャンル・興味のある分野】
前職の経験から、〇〇分野に知見があります。
また、趣味として〇〇に長年関心があり、ユーザー目線での情報発信も可能です。
【実績・ポートフォリオ】
執筆した記事をポートフォリオとして、下記にまとめております。
ご査収いただけますと幸いです。
・[ブログ名]
・[サンプル記事URL]
【対応可能な業務】
・記事執筆
・リサーチ
・文字起こし
※構成案作成やWordPress入稿なども対応可能ですので、お気軽にご相談ください。
【稼働時間・連絡について】
・平日:〇時〜〇時(1日〇時間程度)
・土日祝:〇時間/週
・ご連絡は24時間以内に必ず返信いたします。
【希望報酬額】
文字単価:1.0円以上から
※上記は目安です。
ご予算に応じて柔軟に対応いたしますので、まずはお気軽にご相談ください。
【連絡先】
・メールアドレス:〇〇@〇〇.com
・その他連絡ツール:Chatwork、Slackなど対応可能です。
納期遵守と丁寧な対応をお約束いたします。
ご興味をお持ちいただけましたら、ぜひお気軽にお声がけください。
どうぞよろしくお願いいたします。
実績がない状態からでも、ポテンシャルと信頼性を伝えることで、クライアントに安心感を与えられるでしょう。
4-2. ジャンル特化型Webライター用
特定の業界や分野での経験・知識を強みとして活かしたい場合は、専門性を前面に押し出すことが効果的です。
以下は、実務経験や資格を持つライター向けのテンプレートとなります。
スタッフ
はじめまして。
プロフィールをご覧いただき、ありがとうございます。
【〇〇(業界名)専門ライター】の〇〇(名前)と申します。
〇〇業界で〇年間、〇〇職として培った専門知識と実務経験を活かし、正確で信頼性の高い記事執筆を得意としております。
専門性を分かりやすく解説することで、読者に価値ある情報を提供いたします。
【経歴】
20XX年〜20XX年:〇〇株式会社にて〇〇職を担当
・〇〇プロジェクトを主導し、前年比150%の成果を達成
・〇〇関連の社内向け資料を〇件作成
【得意ジャンル】
・〇〇(専門分野1)
・〇〇(専門分野2)
・〇〇(関連分野)
【実績・ポートフォリオ】
・株式会社〇〇様 運営メディア「〇〇」
記事タイトル:「〇〇〇〇」
URL:https://〜〜〜
(担当:構成、執筆、画像選定)
・〇〇業界大手企業のオウンドメディアにて〇〇に関する記事を月〇本執筆中(守秘義務のため詳細非公開)
【保有資格】
・〇〇関連資格1
・〇〇関連資格2
【対応可能な業務】
・SEO記事執筆(キーワード選定〜構成案作成まで対応)
・取材、インタビュー記事の作成
・ホワイトペーパーや導入事例の執筆
・WordPress入稿対応
【稼働時間・連絡について】
・週〇時間程度稼働可能
・原則12時間以内にご返信いたします
・Chatwork、Slack、Zoomなど各種ツール対応可能
【希望報酬額】
・文字単価:〇〇円以上
・記事単価:〇〇円から
※上記は目安となります。
企画内容やご予算に応じて柔軟にお見積もりいたしますので、まずはお気軽にご相談ください。
【連絡先・SNS】
・メールアドレス:〇〇@〇〇.com
・SNS:[専門分野に関する発信をしているX(旧Twitter)やLinkedInアカウントなど]
専門家としての知見を活かし、貴社メディアの価値向上に貢献できるよう尽力いたします。
まずはお気軽にご相談ください。
専門性を最大限に引き出し、権威性を高める構成です。
実績や資格を具体的に提示することで、特定分野での受注率を飛躍的に高められるでしょう。
5. 意外とやってる?受注率を下げるWebライターのNGプロフィール例

時間をかけてプロフィールを作っても、些細な表現が原因で受注を逃すこともあります。
ここでは、初心者が特に陥りやすいNG例を3つご紹介します。
5-1. 「初心者」「未経験」と書いて、自ら評価を下げてしまう
「初心者」「未経験」といった言葉は、クライアントにスキル不足の印象を与え、受注から遠ざかる原因になります。
重要なのは、できない理由を説明することではなく、できることや、貢献できる価値を具体的に示すことです。
具体的に、どのような表現を避け、どういい換えればよいのかを例文で見ていきましょう。
よくあるNG文 | クライアントの受け止め方 | 修正例 |
Webライターは未経験ですが、やる気だけは誰にも負けません! | やる気だけでは不安。具体的なスキルや実績が見えない | 自身のブログで〇〇ジャンルの記事を継続的に執筆しています。(ポートフォリオURL: https://…) |
初心者なので至らない点も多いかと思いますが、精一杯頑張ります | 修正や指導の手間が増えそう。安心して任せにくい | 前職で培った〇〇(例:正確な情報リサーチ力)を活かし、貴社メディアの品質向上に貢献いたします。 |
「経験がないこと」に焦点を当てるのではなく、「自分には何ができるか」「どんな価値を提供できるか」という貢献視点のメッセージを作成しましょう。
5-2. 経歴やスキルが抽象的で、何ができるか分からない
「コミュニケーション能力が高いです」のような抽象的な表現は、クライアントに「それで、具体的に何ができるの?」という疑問を抱かせます。
経歴やスキルは、具体的な実績やライティングへの活かし方と必ずセットで伝えましょう。
抽象的な表現を、クライアントに響く具体的なアピールに変える方法をまとめました。
よくあるNG文 | クライアントの受け止め方 | 修正例 |
前職は営業で、コミュニケーション能力には自信があります | 誰でもいえる自己評価。具体的な根拠がなく信頼しにくい | 前職では顧客ヒアリングを通じて課題を特定し、提案で月間売上目標を3ヶ月連続達成しました。この傾聴力を活かし、読者の悩みに寄り添った記事を執筆します |
基本的なPCスキルがあります | 「基本的」とはどのレベルなのか不明。判断材料にならない | Word・Excel・PowerPointを使った資料作成経験が豊富です。ChatworkやSlackでの連絡やZoom会議にも問題なく対応可能です |
クライアントは「どのような価値を提供してくれるWebライターなのか」を知りたがっています。
数字や実例を交えて具体的に書くことで、安心感が高まるのです。
5-3. 自分本位な条件やできないことばかり書いている
プロフィールは「自分が何をしたいか」ではなく、「クライアントに何を提供できるか」を伝える場です。
「〇〇はできません」といったネガティブな情報や一方的な条件提示は、柔軟性がないという印象を与える可能性があります。
できないことを伝える場合は、次のようにポジティブな代替案を添えるのがコツです。
よくあるNG文 | クライアントの受け止め方 | 修正例 |
WordPressは使えません。画像の選定も苦手なので執筆のみでお願いします | 依頼範囲が狭く、柔軟性がない印象 | 記事執筆をメインに承っております。WordPress入稿や画像選定など付随業務もご相談いただけますと幸いです |
平日の連絡は19時以降しか返信できません。急ぎの要件には対応しかねます | コミュニケーションが取りにくく、プロジェクト進行に不安 | 主な連絡対応は平日19時以降ですが、メッセージは24時間以内に必ず確認・返信いたしますのでご安心ください |
自分本位な条件ではなく、「クライアントが安心して依頼できるか」を意識した表現にすることで、プロフィールの印象は大きく変わります。
6. 【公開前に要確認】Webライターのプロフィール作成チェックリスト

プロフィールを書き終えたら、公開前に最終チェックを行いましょう。
誤字脱字や情報の抜け漏れは、クライアントからの信頼を大きく損なう可能性があります。
自信を持ってプロフィールを公開するためのチェックリストをご紹介しますので、ぜひご活用ください。
チェック項目 | 確認内容 |
戦略の明確性 | ・ターゲット(どんなクライアントか)と提供価値(何で貢献できるか)は明確か? |
基本項目の網羅性 | ・9つの必須項目(写真、自己紹介、経歴、実績、得意ジャンル、対応業務、稼働時間、報酬額、連絡先)がすべて記載されているか? ・プロフィール写真は清潔感があり、信頼されるものか? ・表示名はビジネスの場で安心して呼べる表記になっているか? |
内容の具体性と説得力 | ・経歴やスキルは、数字や具体例を交えて「活かし方」とセットで記載できているか? ・得意ジャンルは、過去の経験と関連付けられ、根拠が明確になっているか? ・実績やポートフォリオは提示できているか?(ない場合はサンプル記事を記載) |
クライアント視点 | ・「初心者」など、クライアントを不安にさせる言葉を過剰に使っていないか? ・「〇〇はできません」のようなネガティブな表現を避けているか? ・文章全体から、クライアントへの貢献意欲が伝わるか? |
品質の信頼性 | ・誤字脱字や文法的な誤りはないか? ・稼働時間や返信方針は、具体的な数字を用いて記載されているか? ・過去の職場の守秘義務に触れる情報を公開していないか? |
プラットフォームの最適化 | ・プロフィールの入力率は100%に近づいているか? ・本人確認の手続きは完了しているか? ・検索キーワード(SEOなど)が、プロフィール内に自然に盛り込まれているか? |
これらの項目を一つひとつ確認することが、クライアントからの信頼を勝ち取り、案件獲得につながります。
7. まとめ
Webライターのプロフィールは、案件獲得の成否を左右する重要な「第一印象」です。
クライアントの視点でご自身の強みを具体的に示し、常に情報を最新の状態に保つことが、選ばれるプロフィールへの鍵となります。
この記事で学んだことを活かして、自分の価値が伝わるプロフィールを完成させましょう。
魅力的なプロフィールが完成したら、次はそのスキルを存分に発揮できる場所を見つける段階です。
もし執筆に集中できる環境で、Webライターとしてさらに成長を目指したい方は、記事作成代行Proを運営する「株式会社ブリジア」のライター募集にご応募ください。
テストライティングに合格すれば、金融や不動産など幅広いジャンルの案件を継続的にご紹介することが可能です。
完全リモートでに挑戦しながら、安心して執筆に取り組める環境が整っています。募集要件などは弊社のホームページからご確認いただけますので、ぜひご検討ください。
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