【Webライター未経験者向け】クラウドワークスの始め方や注意点を解説!

  • 公開日:2025.09.30
  • 更新日:2025.09.30
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監修者情報

田端 健一

株式会社BRIDGEA 代表

  • 通信業界の営業に10年携わり、多くの商品で営業成績日本一を獲得
  • 独立して「記事作成代行Pro」を運営
  • 「コンテンツマーケティング」や「コンテンツSEO」「記事作成代行」を行なっています。
  • 多くのお客様サイトを上位表示に成功。今ではリピート案件多数

未経験からWebライターを始めたい人にとって、国内最大級のクラウドソーシングサイト「クラウドワークス」は最初の大きな一歩となる場所です。

とはいえ、初心者歓迎の案件が豊富な一方で、文字単価が極端に低い、いわゆる「地雷案件」が潜んでいるのも事実です。

この記事では、Webライター未経験者がクラウドワークスで失敗せずに第一歩を踏み出すための方法を解説します。

安全な案件の見極め方から、採用されるプロフィールの作り方、稼ぐためのコツまで具体的にお伝えします。

目次

1. クラウドワークスとは?

クラウドワークスとは?

参照:クラウドワークス

クラウドワークスは、日本最大級の規模を誇るクラウドソーシングサイトです。

上場企業をはじめとする10万社以上のクライアントがクラウドワークスを利用しており、Webライティングからデザイン、事務作業まで246種類もの多彩な仕事が日々依頼されています。

資格や経験のないWebライター初心者は、まずはクラウドワークスで実績を積むことが効率的なキャリアの始め方です。

1-1. クラウドソーシングとは?

クラウドソーシングとは「インターネット上で企業や個人が不特定多数の人に仕事を依頼したり、受注したりできるサービス」のことです。

企業や個人がインターネット上で公開する仕事の募集に対し、不特定多数の人が応募や提案を行い、選ばれた人が業務を受注する仕組みになっています。

つまりクラウドソーシングを利用すれば、インターネット上のやり取りだけで仕事を請け負えるようになるのです。

2. クラウドワークスの3つの依頼形式

クラウドワークスの3つの依頼形式

クラウドワークスの依頼形式は3種類あり、それぞれ仕事の進め方や報酬の受け取り方が大きく異なります。

ここでは、それぞれの依頼形式の特徴をWebライター未経験者向けにわかりやすくまとめました。

2-1. タスク形式

「タスク形式」とは、クライアントとのメッセージのやり取りや契約の手続きなしで、すぐに作業を始められる依頼形式です。

アンケート回答や簡単なデータ入力など、誰でもできる単純作業が多く、Webライター向けのものだと「商品を使った感想を200文字で書く」といった仕事が該当します。

【タスク形式の特徴】

  • 応募や選考がなく、早い者勝ちで作業できる
  • 専門知識が不要で、作業内容が比較的簡単
  • 1件あたりの単価が10円~300円程度と、報酬は低い

【どんな人におすすめ?】

  • 「クラウドワークスってどんな感じ?」「仕事の雰囲気が知りたい」といった疑問を持つ未経験者
  • いきなり本格的な記事作成に応募することが不安な方

2-2. プロジェクト形式

「プロジェクト形式」とは、最も一般的な依頼形式です。

クライアントが公開した仕事内容に応募や提案を行い、選考を経た後に契約してから作業を開始します。

Webライターの「記事作成」案件のほとんどが、このプロジェクト形式にあたります。

【プロジェクト形式の特徴】

  • 契約前にクライアントとのやり取りや選考がある
  • 案件によっては初心者でも1記事1,500円以上のまとまった報酬を得られる

【どんな人におすすめ?】

  • Webライターとして本格的に稼ぎたい方

2-3. コンペ形式

「コンペ形式」とは、クライアントが出したお題に対して不特定多数のワーカーが完成品、またはアイデアを提出し、その中から採用されたワーカーのみが報酬を得られるコンテストのような依頼形式です。

Webライターの仕事でいえば「商品のキャッチコピー」や「サービスの名前」「短い紹介文」などを考える案件で使われることがあります。

採用されなければ費やした時間が無駄になるリスクはありますが、一発採用で高単価の報酬を得られる可能性もある依頼形式です。

【コンペ形式の特徴】

  • 契約前に完成品、またはアイデアを提出する
  • 採用されなければ報酬は出ない
  • スキルや実績よりも、アイデアが重視される

【どんな人におすすめ?】

  • 「短い文章で人の心を掴むのが得意」「アイデアを出すのが好き」という方

3. クラウドワークスがWebライター未経験者におすすめの5つの理由

クラウドワークスがWebライター未経験者におすすめの5つの理由

Webライターを始めたいと思っても「実績もスキルもない未経験者に、仕事なんて見つかるのだろうか?」と不安になる方もいるでしょう。

ここでは、クラウドワークスがWebライター未経験者におすすめの理由5つを解説します。

3-1. 未経験・初心者向けの案件が多い

クラウドワークスが未経験のWebライターにおすすめの最大の理由は、未経験者でも挑戦できる案件が豊富にあり、実績を積むチャンスが多いためです。

日本最大級のプラットフォームであるため「ライティング・記事作成」のカテゴリだけでも1,000件以上※の仕事が募集されており「初心者歓迎」「未経験OK」を掲げる案件も豊富に含まれています。

「500文字程度の簡単な記事作成」や「テンプレートに沿ったライティング」など、スキルに自信がなくても取り組める仕事を通して、ライティングの基本を学びながら実績を積むことが可能です。

未経験者向けの案件は単価が安いですが、経験を積むことで、報酬の高い案件にも採用されやすくなります。

※検索時は1,842件(2025年9月6日時点)

3-2. 在宅で副業から始められる

クラウドワークスで募集されている仕事のほとんどは、パソコンとインターネット環境さえあれば在宅で完結できます。

クライアントとの打ち合わせから記事の納品まで、すべてオンラインで行えるため、出社の必要はありません。

本業が忙しい会社員の方や、家事・育児の合間に作業したい方でも、副業から自分のペースで無理なく始められます。

「まずは少しだけ試してみたい」という方でも、単発の簡単な案件から気軽に挑戦できるため、ライフスタイルに合わせて無理なくキャリアを積むことが可能です。

3-3. 「仮払い」で報酬の未払いを防げる

クラウドワークスが初心者でも安心して利用できる理由の1つに「仮払い」があります。

仮払いとは、クライアントがWebライターに仕事を依頼する際、作業を開始する前に報酬をクラウドワークス事務局に支払っておく(仮払いする)仕組みのことです。

報酬の支払いはクライアントから直接ではなく、クラウドワークスが仲介して行われます。

万が一、納品後にクライアントからの検収(チェック)が1週間以上行われなかった場合、自動的に検収合格とみなされ、報酬が支払われるため、「報酬が支払われない」といった金銭的なトラブルを未然に防げるでしょう。

報酬が確実に保証されるシステムが整っているため、支払いの心配をすることなく、安心して執筆に集中できます。

3-4. 実績と評価がプロフィールに可視化される

クラウドワークスでは仕事を完了するたびに、受注実績やクライアントからの評価が自動でプロフィールに記録されます。

完了した案件数が多く、5段階評価の成績が優れていると、新しいクライアントは「この人なら信頼できる」と判断するでしょう。

このようにクラウドワークスのプロフィールは、自身の価値を可視化し、次の仕事へつなげてくれ強力な営業ツールになり得ます。

また、プロフィール自体が自身の実績集(ポートフォリオ)となるため、エージェントなどほかの仕事を探す際にも活用できます。

直接契約のように、実績の公開にクライアントの許可を得る必要はありません。

3-5. 無料でスキルアップできる

クラウドワークスには、Webライターのスキルアップを無料でサポートしてくれる「Webライター検定」があります。

Webライティングに必要な基礎知識や文章力を客観的に証明するための検定で、合格するとプロフィールに専用のバッジが表示される仕組みです。

クライアントが「この人は基礎がしっかりしている」と判断する要素になるため、案件獲得において大きなアピールポイントとなります。

Webライター検定3級」は誰でも受験でき、費用は発生しません。

合格率は5%以下と難易度は高いですが、合格すれば強力なスキルの証明になります。

検定合格を目指して勉強する過程で、Webライティングの基礎知識が自然と身につくメリットもあるため、クラウドワークスに登録したら力試しに挑戦してみるのがおすすめです。

ほかにも、オンライン講座でライティングスキルを学べる「クラウドワークス アカデミー」があります。

SEOやセールスライティング、取材記事の書き方といったWebライティングの基本から、ショート動画のシナリオ作成まで、多彩なライティングスキルを学ぶことが可能です。

4. Webライター未経験者がクラウドワークスで仕事を得るための8ステップ

Webライター未経験者がクラウドワークスで仕事を得るための8ステップ

クラウドワークスは登録さえすれば、すぐに仕事を探せるサービスです。

しかし、単に登録しただけでは仕事はもらえません。

ここでは、Webライター未経験者がクラウドワークスで仕事を得るための8ステップについて詳しく解説します。

4-1. クラウドワークスに登録する(無料)

クラウドワークスで仕事を始めるには、まず無料の会員登録が必要です。

画面に表示される案内にしたがって必要事項を入力し、登録手続きをしましょう。

【具体的な手順】

  1. クラウドワークスの公式サイトにアクセスし、トップページにある「無料で利用を開始する」のボタンをクリックする
  2. メールアドレスを入力し「会員登録する(無料)」ボタンをクリックする
  3. 入力したアドレスにメールが届くため、本文に記載されたURLをクリックして認証を完了させる
  4. 画面の案内にしたがって、ユーザー名やパスワードなど必要な情報を入力する
  5. 入力内容に間違いがないかを確認し「会員登録を実行する」ボタンをクリックする

注意点として、クライアントからの大切な連絡を見逃さないよう、登録するメールアドレスには普段から頻繁に確認しているアドレスを設定しましょう。

4-2. 必要書類を提出する

クラウドワークスの登録が完了したら、本人確認書類の提出とNDA(秘密保持契約)の締結を行いましょう。

インボイス発行事業者の方は、登録番号の入力も行ってください。

これらの手続きは、画面右上にあるアイコンをクリックした際に提示される「プロフィール編集」から行えます。

手続きを終えると、プロフィールに緑色のチェックマークが表示され、クライアントからの信頼を得やすくなります。

4-3. 報酬の振込口座を登録する

クラウドワークスで仕事を始める前に、報酬を受け取るための振込先口座を登録しておきましょう。

案件探しを始める前に登録を済ませておくと、いざ報酬が発生した際にスムーズに受け取れます。

登録は、「プロフィール編集」にある「振込先口座登録」にて行えます。

画面の案内にしたがって、口座情報を入力しましょう。

注意したいのが、振込手数料です。

楽天銀行なら手数料が100円、そのほかの銀行は500円と大きな差があります。

特別な理由がなければ、手数料を抑えられる楽天銀行での口座登録がおすすめです。

4-4. プロフィールを充実させる

「プロフィール編集」のメニューから、「ワーカー情報」を選択して基本情報を入力します。

クライアントはプロフィールを見て依頼するかどうかを決めるため、仕事を探す前に必ずプロフィールを充実させましょう。


【入力しておくとよい基本情報】

  • 表示用の名前(ニックネームでも可)
  • プロフィール画像(顔写真以外のイラストやフリー画像でもOK)

また、プロフィールには自己PRを行える欄もあります。
自己PR欄は、自身のスキルや人柄を伝える重要な営業ツールとなります。

以下の要素を盛り込み、ライターとしての強みを具体的にアピールしましょう。

【自己PR欄に書くとよい情報】

  • 略歴:これまでの経歴を簡潔に記載
  • 得意ジャンル・スキル:専門分野や対応可能な作業を明記
  • 依頼するメリット: 「丁寧なリサーチ」「納期遵守」など、誠実な姿勢をアピール
  • 締めの言葉:最後に感謝の言葉を添え、丁寧な人柄を伝える

プロフィールは一度作成したら終わりではありません。

新しい資格を取得したり実績が増えたりした際は、直ちに情報を更新し、常に最新の状態を保つようにしましょう。

4-5. 案件を探す

プロフィールの登録が完了したら、いよいよ案件探しです。

待っているだけでは仕事は来ないため、自分から積極的に応募しましょう。

画面上部の「仕事を探す」をクリックし、画面左の仕事カテゴリから「ライティング・記事作成」を選択します。

多くの案件の中から自分に合った仕事を見つけるには、キーワードやカテゴリ、文字単価での絞り込みが効果的です。

自分の書きやすいジャンルから実績を積みましょう。

また、気になる案件を見つけたら、募集内容を隅々まで確認してください。

特にテストライティングの有無や、応募時の質問項目は見落とさないよう注意が必要です。

4-6. 案件に応募する

募集内容を確認後「応募画面へ」ボタンをクリックします。

応募画面で入力するメッセージが、採用を左右する重要なポイントです。

自己紹介や経歴に加え、募集文で問われた質問への回答を必ず記載してください。

さらに「なぜ自分がこの案件に適しているか」を、これまでの経験や得意ジャンルと結びつけて具体的にアピールしましょう。

丁寧で熱意のあるメッセージを作成することが、未経験からでも採用を勝ち取るためのポイントとなります。

4-7. 契約する

クライアントとの「契約」が成立すると、正式に仕事の開始となります。

後々のトラブルを防ぐため、クライアントと契約を結ぶ前に、仕事内容に関する疑問点はすべて質問しておきましょう。

あらかじめ契約の内容や詳細をクリアにしておくことが重要です。

契約後は必ずクライアントからの「仮払い」が完了したことを確認してから、執筆に取りかかるようにしましょう。

4-8. 記事を納品する

執筆した記事を納品すると、クライアントのチェックが入ります。

修正指示があれば対応し、最終的なOKをもらいましょう。

クライアントが「検収完了」の手続きをすると、報酬が確定し、その案件は完了となります。

クラウドワークスの上部にあるメニューから「報酬」をクリックすると、現時点での報酬金額の確認が可能です。

5. Webライター未経験者がクラウドワークスを利用する際の4つの注意点

Webライター未経験者がクラウドワークスを利用する際の4つの注意点

クラウドワークスはWebライター未経験者にとって便利なプラットフォームですが、安全かつ効率的に稼いでいくためには、事前に知っておくべき注意点があります。

ここでは、Webライター未経験者がクラウドワークスを利用する際の4つの注意点をご紹介します。

5-1. クライアントの評価と過去の実績を確認する

安全な案件を見極めるために、応募前に必ずクライアントのプロフィールを確認する習慣をつけましょう。

募集ページにあるクライアント名をクリックすると、過去の実績やほかのWebライターからの評価を詳しく確認できます。

初心者のうちは、以下の基準を満たすクライアントを選ぶと安心です。

  • 総合評価: 星4.5以上
  • 募集実績: 10件以上
  • 各種認証: 「本人確認済み」「発注ルールチェック済み」のマークがある

ほかのライターが残したコメントも重要な判断材料です。

「連絡がスムーズだった」「指示がわかりやすかった」といったポジティブなコメントが多ければ、信頼できるクライアントである可能性が高まります。

逆にどれだけ魅力的な案件に見えても、評価が極端に低かったり、ネガティブなコメントが目立ったりする場合は、トラブルにつながるリスクがあるため応募を避けるのが賢明です。

5-2. 報酬が低すぎる案件には応募しない

Webライター未経験者にとって実績を作ることは最優先事項ですが、報酬が低すぎる案件への応募は避けましょう。

受注する目安は、文字単価0.5円以上です。

極端に低い単価の仕事は、かけた時間と労力に見合わない報酬しか得られず、Webライターとしてのモチベーションを低下させる原因となります。

たとえば、文字単価0.2円で2000文字の記事を書いても、報酬はわずか400円です。

リサーチや執筆にかかる時間を考えれば、割に合いません。

5-3. 条件がよすぎる案件に注意する

クラウドワークスには、初心者の「稼ぎたい」という気持ちを利用する、一見条件がよすぎる悪質な案件も存在します。

1つ目は、将来の大幅な単価アップを約束する案件です。

たとえば「テストとして最初の20記事は文字単価0.3円ですが、その後は2.0円以上にします」といった募集が該当します。

しかし、テストで20記事も書かせるのは不自然です。

低単価で大量の記事を納品させた後、単価が上がる直前で「継続できなくなった」などと理由をつけて契約を打ち切る手口の可能性があります。

「頑張れば稼げる」という期待感を逆手に取った罠の可能性があるため、注意しましょう。

2つ目は、高額な報酬を保証する代わりに、有料講座の受講を促す案件です。

「この講座を受ければ月10万円稼げることを保証します」のように、仕事を得るためにお金を要求される場合は悪質だと考えて間違いありません。

相場からかけ離れた「うまい話」には裏がある可能性を常に念頭に置き、冷静に案件を見極めるようにしてください。

5-4. 安易に個人情報を教えない

クラウドワークスでは、クライアントに本名や住所などの個人情報を教えなくても、安全に仕事を進められる仕組みになっています。

クライアントから契約前に以下の情報を求められた場合は、悪質な目的を持っている可能性が高いため、絶対に応じないでください。

  • LINE IDへの誘導メッセージのやり取りは必ずクラウドワークス上の機能で行いましょう。

LINEでのやり取りを求めてくるクライアントは、情報商材の販売や別のビジネスへの勧誘が目的であることがほとんどです。

  • 運転免許証などの身分証の提示

クライアントから「本人確認のため」などといわれても、身分証の画像を渡してはいけません。

犯罪に悪用される危険性があります。

クラウドワークスは、基本的に匿名で働ける場所です。

業務に必要のない個人情報を詳しく聞いてくるクライアントは避け、少しでも「怪しい」と感じたら、すぐに応募を辞退するかクラウドワークス事務局に相談しましょう。

6. Webライター未経験者がクラウドワークスで稼ぐ5つのコツ

Webライター未経験者がクラウドワークスで稼ぐ5つのコツ

クラウドワークスには膨大な数の案件がありますが、ただ応募するだけでは採用されにくいことも事実です。

特に初心者は、効率よく安全な案件を見つける「探し方のコツ」を知っておくとよいでしょう。

ここでは、Webライター未経験者がクラウドワークスで稼ぐ5つのコツについて解説します。

6-1. 「新着」を狙って、できるだけ早く応募する

案件を探す際は「仕事を探す」の検索結果を「新着順」に並び替えましょう。

このひと手間で、始まったばかりの新しい案件にいち早くアプローチでき、ほかの応募者よりも有利に選考を進められる可能性が高まります。

またクライアントは、募集期間の途中でも「この人がよいな」と思える応募があれば、その時点で採用を決めて募集を締め切ってしまうことがあります。

せっかく魅力的な案件を見つけても、のんびりしていると応募するチャンスすら失ってしまうかもしれません。

6-2. 高評価を目指してプロ意識を持って仕事をする

クラウドワークスで継続的に稼いでいくためには、一つひとつの仕事で最高の評価である「5」を目指すことが重要です。

クライアントからのよい評価は、信頼性を証明し、次の仕事につながる大切な資産となります。

クライアントから評価されるのは、文章力だけではありません。

以下の社会人としての基本的な姿勢も厳しく見られています。

  • 納期を必ず守る
  • 丁寧で迅速なコミュニケーションを心がける
  • クライアントの指示(レギュレーション)を正確に守る

未経験であっても、仕事を受けるからにはプロとしての意識が必要です。

責任感を持って真剣に取り組む姿勢が、クライアントからの高い評価と信頼につながります。

6-3. 「フィードバックあり」の案件を選ぶ

「フィードバックあり」と記載されている案件を積極的に選ぶのも、クラウドワークスで稼ぐコツといえるでしょう。

フィードバックとは、クライアントがあなたの納品した記事に対して、よかった点や改善点を具体的に教えてくれることです。

自分では気づけない文章のクセや表現の方法などをプロから直接学べるため、独学よりも圧倒的に早く成長できます。

ほかのライターから「フィードバックが丁寧で勉強になります」「いつも的確なアドバイスをいただけます」といったコメントが寄せられているクライアントであれば、ライティングスキルを伸ばしてくれる相手である可能性が高いです。

6-4. 幅広いジャンルの案件に応募する

少しでも興味を持った案件にはどんどん応募していきましょう。

「このジャンルしか書きたくない」とこだわりすぎると、応募できる案件が限られてしまいます。

まずは幅広いジャンルに挑戦して実績を積み、クライアントからの評価を集めることが最優先です。

Webライターとして実績がないうちは、応募してもなかなか採用されません。

10件応募して1件採用されればよい方だと考え、落ち込まずにどんどん応募し続けましょう。

6-5. ブログを開設し、実践的なスキルを磨く

Webライターとして早く成長したいなら、自身のブログで記事を書く練習をするのが効果的です。

CMS(コンテンツ管理システム)の主流であるWordPressでブログを開設すれば、多くのクライアントが求めるWordPress入稿のスキルも自然と身につきます。

ほかにも、単価アップに直結する、以下の付加価値の高いスキルも自分のペースで学ぶことが可能です。

  • 読者を集めるためのSEOライティング
  • 収益化のためのアフィリエイト知識
  • 読者の目を引く画像作成スキル

またブログで書いた記事は、Webライターとしての実力を証明するポートフォリオ(実績集)にもなります。

7. クラウドワークスに関するよくある質問(Q&A)

クラウドワークスに関するよくある質問(Q&A)

クラウドワークスに関するよくある質問と回答をご紹介します。

7-1. クラウドワークスで初心者はいくら稼げる?

クラウドワークスに登録したばかりの初心者でも、簡単なタスク案件や文字単価が低めのライティング案件をこなすことで、月に数百円から数千円ほどの収入を得ることは十分に可能です。

しかしWebライター未経験者が、始めてすぐに数万円、数十万円といった大きな金額を稼ぐのは難しいです。

最初のうちは低単価の案件で実績を積みながら、ライティングスキルやクライアントとのコミュニケーション方法を学んでいく地道な努力が不可欠です。

プロ意識を持って一つひとつの仕事に真摯に取り組み、着実に経験を積み重ねていく姿勢がなければ、継続的に稼ぐことは難しいと心得ておきましょう。

7-2. 「クラウドワークスはやめとけ」といわれる理由は?

クラウドワークスを利用するうえで注意したいのが、報酬の受け取り時に発生するシステム手数料です。

特に報酬額が10万円以下の場合は、かかる手数料が20%と、比較的手数料が高めに設定されています。

たとえば1万円の報酬でも、手元に残るのは8,000円です。

手数料の高さから「頑張って稼いでも割に合わない」と感じる人も少なくありません。

利用を始める前に、この手数料の体系をしっかりと理解しておきましょう。

また、審査などの安全対策も講じられていますが、それらをすり抜けた悪質なクライアントや案件も一部存在します。

そうしたクライアントや案件では、納品後に報酬を支払わなかったり、個人情報を聞き出そうとしたり、外部の怪しいビジネスへ勧誘したりする場合があります。

応募前には必ずクライアントの評価を確認するなど、自衛の意識を持つことが大切です。

8. まとめ

未経験からWebライターを目指す人が、クラウドワークスで安全にキャリアをスタートさせるための全手順と注意点などを解説しました。

Webライターに限らず、誰でも最初は未経験からのスタートになるでしょう。

クラウドワークスには、未経験者の第一歩を後押ししてくれる案件が数多くあります。

この記事を参考にプロフィールを作成し、まずは興味を持った案件に応募してみましょう。

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ご相談お待ちしております

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