SNSでWebマーケティング効果が倍増!活用ヒントをご紹介
- 公開日:2023.02.24
- 更新日:2024.05.27
- Webマーケティング
Webマーケティングにおいて近年注目度が増しているのが、「SNSマーケティング」です。
SNSをビジネス利用する動きは活発化しており、成果を上げている企業は少なくありません。
SNSユーザーは非常に多いため、新規顧客の開拓やブランディングを図るうえでは欠かせない存在といえるでしょう。
そこでこの記事では、WebマーケティングにおけるSNSについて以下の点をまとめました。
- WebマーケティングでSNS利用が重要な理由
- SNSを利用する際の注意点
- SNSの具体的な使い方
- Webマーケティングと相性がよいSNS
商品やサービス・企業の認知度をさらに高めたい方は、この記事からSNSマーケティングの基本を把握してください。
目次
1.WebマーケティングとSNSの関係・企業の関心についてご紹介
WebマーケティングとSNSには、密接な関係があります。
両者がどのような関係性にあるのか、またSNSをめぐる企業の動向はどうなっているかについて、簡単に解説します。
1-1.SNSマーケティングはWebマーケティングの一部
SNSを使ったマーケティングは、Webマーケティング戦略の一部です。
Webマーケティングとは、ざっくりいえば「インターネットを利用するマーケティング」ですが、実施するさまざまな施策のなかにSNSの利用が入ります。
1-2.SNSをビジネス利用に関心を示す企業は多い
近年では、多くの企業がSNSマーケティングに関心を示しています。
アライドアーキテクツ株式会社がおこなった調査によると、2020~2021年にかけてSNSマーケティングの予算が増加した企業は、全体の約7割にものぼりました。
4分の1が「非常に増加した」と回答しており、半数近くが「やや増加した」と回答しています。
さらに、2022年のSNSマーケティング予算見込みとしては、17.7%が「非常に増加させる予定」、50.6%が「増加させる予定」と答えました。
出典:“企業のSNSマーケティングに関する実態調査”, アライドアーキテクツ株式会社
2.WebマーケティングでSNSの活用が重要な理由
WebマーケティングにおいてSNSマーケティングが重要といえる理由には、以下のような点が挙げられます。
- SNSで情報収集するユーザーが増加している
- コストをかけずに運用できる
- ユーザーと近い距離で関係性を育める
それぞれの理由について解説します。
2-1.SNSで情報収集するユーザーが増加している
1つ目の理由は、SNSで情報収集するユーザーが増加していることです。
株式会社ICT総研がおこなった調査によると、日本のSNS利用者は増加の一途にあり、2021年末の利用者は8,149万人でした。
同時期のネットユーザーは1億78万人と推定されているため、実にネットユーザーの約8割がSNSを使っていることになります。
今後も利用者は増えていき、2024年末には8,388万人に到達すると予想されています。
出典:“2022年度SNS利用動向に関する調査”, 株式会社ICT総研
Webマーケティングを強化するには、人が集まるところにリソースを投下するのがセオリーです。
2-2.コストをかけずに運用できる
別の理由は、コストをかけずに運用できることです。
SNSの運用は無料で始められます。
以下のSNSアカウントは、基本無料で利用可能です。
- LINE
- YouTube
SNS上で広告を出稿する場合は料金がかかりますが、テレビやラジオなどのマスメディアの広告と比較して低コストに抑えやすいのが特徴です。
2-3.ユーザーと近い距離で関係性を育める
ユーザーと近い距離で関係性を育めることも、SNSに注力すべき理由です。
SNSは従来の広告のような、一方通行のコミュニケーションツールではなく、双方向性のツールです。
ユーザーは企業アカウントの情報に対して気軽に「いいね」を送ったり、コメントを投稿したりできます。
企業もDM(ダイレクトメッセージ)やコメントの投稿などをとおして、ユーザーへリアクションを返せます。
従来企業とユーザーが直接接触をもてる機会はそう多くありませんでした。
SNSでのやり取りを通じて双方向のコミュニケーションを図ることで、ユーザーとのつながりを強化できます。
ユーザーがそのようにして企業との距離感の近さを感じれば、大きなブランディング効果を期待できるでしょう。
3.WebマーケティングでSNSを使う際の注意点
WebマーケティングでSNSを使う際の注意点としては、以下の点が挙げられます。
- 発信する情報によっては炎上リスクがある
- 即効性は期待できない
それぞれの点について解説します。
3-1.発信する情報によっては炎上リスクがある
注意点の一つは、発信する情報によっては炎上リスクがあることが挙げられます。
「某有名人の発言が炎上した」
このようなニュースはしばしばネットニュースで取り上げられますが、企業の発言に関しても炎上リスクがあります。
自社を優位にしようと、他社を不用意におとしめる投稿をしたり、特定の人への配慮に欠けた発言を投稿したりすると、炎上する可能性が高いです。
3-2.即効性は期待できない
即効性は期待できないことも注意点です。
SEO対策同様、SNSマーケティングはある程度時間をかけておこなうものです。
広告のような即効性はあまり期待できません。
「特定の商品やサービスについて発信したらすぐバズった」
このようなことは、まれでしょう。
通常は、長期的に運用していき、ユーザーとの接点を地道に増やしていくなかで、徐々に効果が表れるものです。
4.WebマーケティングにおけるSNSの使い方
WebマーケティングでSNSを活用する方法には、以下のようなものが挙げられます。
- SNSキャンペーン:投稿やプレゼント応募などユーザーが参加できるキャンペーンを展開して話題作りをする施策
- 公式アカウント運用:企業専用のアカウントを運用して情報発信し、ユーザーとコミュニケーションを図る施策
- SNS広告:SNS上で広告を出稿する施策
- インフルエンサーの活用:SNS上で多くのフォロワーをかかえるインフルエンサーとコラボして商品を開発したり、紹介してもらったりする施策
5.Webマーケティングと相性がよいSNSと活用方法
ここからは、SNSマーケティングで利用される主なプラットフォームとして、以下のサービスの特徴や具体的な利用方法などを取り上げます。
- LINE
5-1.Instagram
参照:「Instagram」
Instagramは、約3,300万人の月間ユーザー数をほこるSNSです。
女性ユーザーが多いイメージがありますが、男性にも広く利用されています。
先述のアライドアーキテクツ株式会社の調査によれば、Instagramは「もっとも注力しているSNS企業公式企業アカウント」で第1位でした。
Instagramは、写真や動画の投稿がメインのSNSです。
商品やサービスに関係するキャッチーな画像などを投稿することで、ユーザーの関心を引けます。
数百円から配信できる広告も有効なツールです。
グループサービスであるFacebookのデータを活用して、ユーザー属性(年齢や性別・居住地・職業など)にもとづいた詳細な広告を打てるのが便利です。
5-2.LINE
参照:「LINE」
LINEは、約9,200万人のユーザー数をほこるSNSです。
全世代が利用するもっとも知名度が高いSNSであり、日常のコミュニケーションツールとして重宝されています。
LINEを使う場合は、まず公式アカウントの運用が鉄板です。
友だち登録されているユーザーと1対1のコミュニケーションが取れるため、情報を速やかに届けたい場合に役立ちます。
広告機能も充実しています。
1日1,000円など少額から出稿でき、ユーザーの行動履歴やコンテンツ閲覧傾向などにもとづいた精度の高い出稿が可能です。
5-3.Facebook
参照:「Facebook」
Facebookは、約2,600万人のユーザー数をほこるSNSです。
最大の特徴といえるのは、実名で利用するSNSであることです。
正確なユーザー属性がデータとしてストックされているため、広告を出稿するときに精度の高いターゲッティングができます。
また、掲載できる文字数がTwitterなどと比較して多いため、訴求したい情報をしっかり発信することが可能です。
公式アカウントを開設して、お役立ち情報や好奇心をくすぐるような興味深い情報などを定期的に発信すれば、ブランディング力を高められます。
5-4.Twitter
参照:「Twitter」
Twitterは、約4,500万人のユーザー数をもつSNSです。
特徴は、リアルタイムの情報が飛び交うことと、拡散力が強いことです。
しばしば炎上の舞台になるSNSでもありますが、慎重かつ工夫して使えば大きな反響を見込めます。
Twitterの活用法としては、公式アカウントで定期的に短い投稿をかさね、フォロワーの獲得を目指すのが鉄板です。
コメントや返信で積極的にユーザーとコミュニケーションを図れば、企業へのロイヤリティが高まるでしょう。
フォローやリツイートなどを条件にキャンペーンを展開する方法も人気があります。
キャンペーンが話題になると爆発的な拡散が起こることがあり、認知度向上に大きく寄与します。
6.WebマーケティングではSNSとオウンドメディアの連携がカギ
冒頭のほうで触れたとおり、Webマーケティングで実施される施策は、単体でおこなうのではなく、ほかの施策と連携しておこなうことが大事です。
一例として、SNSマーケティングとオウンドメディアを連携させる方法について、簡単に解説します。
6-1.SNSとオウンドメディアの連携で認知度を向上させよう
SNSは情報拡散において有利なメディアですが、多くの情報をユーザーに伝えたり、商品やサービスの認知度を高めたりするには、公式サイトなどオウンドメディアと併用するのが効果的です。
具体的には、以下のようなやり方を意識しましょう。
・公式サイトのブログ記事にSNSボタンを設置する
記事のクオリティがよければ、ユーザーがSNSで情報を拡散してくれる可能性があります。
・SNSの投稿でブログ記事へのリンクを張る
SNSでは伝えきれない情報を、公式サイトの記事で補完できます。
6-2.良質な記事コンテンツは「記事作成代行Pro」まで
SNSと併用する良質な記事コンテンツをお求めの方は、ぜひ弊社の「記事作成代行Pro」へご相談ください。
弊社はSEO特化型の記事作成に強みがあり、検索エンジンにおけるコンテンツの上位表示達成をサポートいたします。
以下は弊社サービスの特長です。
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7.まとめ
SNSマーケティングは、Webマーケティングにおける戦略の一つです。
即効性がないことや炎上リスクがあることなど注意点はありますが、継続的に運用しつつ、オウンドメディアと連携させることで、集客力アップや認知度の向上などさまざまな効果を期待できます。
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