ブログ記事の書き方で初心者が知っておくべき基本!

2018.12.12
ブログ記事を書こう!と意気込んでも、
「そもそもブログ記事って何を書くの?」
「何を意識して書けばいいの?」
などなど、肝心の書き方が分からない!なんて人もいるでしょう。
ブログとはそもそも、「自分の意見や感想を日記風に自由に書く記事」のことをブログと呼んでいます。それが「ブログ記事」になれば、日記を”記事”として書いていくことになります。それで困っている人も多いのでは?
インターネットには膨大な数のブログ記事が公開され、中には書き方のテクニックを紹介している記事がいくつもあります。でも、どれもそのブロガーの”自論”なので、いくつも読めば何が何だか分からなくなってしまいますよね。
そこで、ブログを始めたばかりの初心者は、しっかりブログ記事の”書き方の基本”をしっかり学ぶのが大切。ブログ記事の基本をしっかり理解する!ために必要な書き方の基本をこれからお話していきます。
目次
1.ブログ記事の書き方の基本
ブログとブログ記事は、同じもののように思っていませんか?
ブログは冒頭でも簡単に説明した通り、単純にブログは日記なのに対し、ブログ記事は”記事”として企業などのWebサイトに掲載する目的で書かれるという違いがあります。
そこで、ブログを”記事”として書いていく上で、以下の5つの基本は理解しておくべきでしょう。
1-1 記事テーマ「誰に、何を伝えるのか」を決める
まず、ブログ記事でも普通のブログでも、誰に対して何を伝えたいのか、しっかりした記事のテーマを決めなければ話は進みませんよね。
この記事では「ブログ記事を始めたばかりの初心者の方へ向けて書き方の基本を紹介する」をテーマに作成しています。その他にも、例えば「iPhone」を紹介するブログ記事なら、
- 誰に対して:現在Androidスマホを使っている人に
- 何を伝えるのか:AndroidスマホにはないiPhoneのメリットを伝える
というように、誰に対して何を伝えたいのかを最初に決めておかないと、記事の方向性が見えませんよね。
基本として、ブログ記事を作成する意味は、自己満足ではなく、多くのユーザーに読んでもらうこと。
そのためには、読んでくれるユーザーを常に意識する必要があり、記事テーマもできるだけ具体的に考えるのが大切です。
記事テーマを明確に決めることができれば記事の方向性も必然的に見えてくるので、本文の執筆もスムーズに進められます。
1-2 キーワードを決めて記事の適所に自然に含める
ブログ記事だけでなくどんな記事でも、より多くの人に読んでもらわなければ作った意味がなくなってしまいますよね。
そのため、記事作成では「キーワード」を決めて、タイトルなどに入れていきます。
キーワードを入れるのはSEO対策(上位表示させるための対策)として一般的な手法であり、記事ごとにキーワードは当然異なります。
先程ご紹介した「iPhone」の記事テーマが「Androidを使っている人にiPhoneのメリットを伝える」であれば、キーワードは「iPhone」と「メリット」になりますよね。ちなみに、この記事では「ブログ 記事」を重要なキーワードとして、タイトルや見出しの他に本文中でも意識して使っています。
つまり、書こうとしている記事テーマで重要なキーワード(単語)を1つないし2つ抽出して、タイトルなどに入れていく必要があります。
その際の注意点として、キーワードを入れることで不自然な文章になっては本末転倒なので、あくまで自然に盛り込むのが大切です。
1-3 インターネットの特性に合わせた記事構成
インターネット上に公開する記事は新聞や雑誌のように全体が見えず、基本は上部しか表示されない特徴があり、弱点とも言えます。普通、インターネットで記事を読むとき、下にスクロールしながら読みますよね。
そこで、ブログ記事もインターネットの特性に合わせた構成で作成しなければなりません。
一般的な記事構成は、大まかに以下の6つのパートで構成されます。
記事の構成
- 記事タイトル
- キャッチコピー(導入文)
- 目次(大見出しのまとめ)
- 大見出し
- ボディコピー(本文 ※必要に応じて中見出し、小見出しを入れる)
- まとめ
記事の作成では、適当にボディコピーから書き始めると、途中で話がテーマから脱線しやすくなるので、記事の構成案から作成するのが基本です。
記事テーマが決まったら、まずは記事の骨組みとなる構成案を大見出しまで決めてからメインの本文に取りかかりましょう。
1-4 タイトルはインパクト&具体性が大切
ブログ記事に限らず、どんな記事でも「タイトル」の付け方が重要なポイントになります。インターネット検索するユーザーが最初に目にする情報がタイトルですよね。
実際、ご自身もそうかと思いますが、約8割〜9割のユーザーはタイトルを見て読むべき記事なのか判断しています。そこで、いくら記事内容が充実していても、タイトルがパッとしなければ読まれない記事になってしまうことも・・・
そのため、思わずクリックしたくなるようなインパクトがあって、かつ具体的なタイトルがベスト。
例えば、「ブログ記事 書き方」で分かりやすく説明すると、
- 悪い例:ブログ記事の書き方を解説!
- 良い例:ブログ記事の書き方を伝授!初心者が知っておくべき5つのコツ
と、単純な例えですが、単にブログ記事の書き方を解説すると付けるよりも、”初心者”と明確にターゲットを示して、”5つのコツ”と記事内容を具体的に示します。そうすることで、ブログ記事を始めたばかりの初心者の方は気になって思わずクリックしたくなりますよね。
また、先程説明した通り、タイトルには「キーワード」を自然に盛り込みます。
あくまで”自然”に入れるのがポイントです。
その際、できるだけタイトルの前半部分に入れるのがコツ。理由は、検索エンジンはキーワード前半部分の情報を主に取得しているためです。
基本的にタイトルと記事内容にズレがあると何を伝えているのか分からなくなるので、記事が完成したらタイトルを見直してみましょう。
1-5 最初から完璧を目指さない
記事テーマ〜記事構成〜タイトルが決まれば、メインとなるボディコピー(本文)を書いていきます。
そこで、ブログ記事のテクニックを紹介している記事を見ると、クオリティの高い記事が重要、2,000文字以上は必要など、色々な話が出てきますよね。
しかし、最初から2,000文字のクオリティの高いブログ記事といった、完璧な記事を目指さないのが大切です。何にでもいえますが、最初から完璧を目指すと途中で挫折してしまいます。
まずは、何文字でもいいので記事を完成させることが大切です。完成した記事を読み返して、記事テーマとタイトル、本文が一致しているかを確認。さらに、読んでみて自分が読み辛いと感じれば、読んでくれるユーザーも読み辛いことになりますよね。
先程も説明した通り、ブログ記事は読んでくれるユーザーのために書いていきます。
もちろん、クオリティの高い記事を書けるようになるのも重要ですが、始めたばかりの頃はユーザーが読みやすくい記事を書いていくことが大切です。
以上、ブログ記事の書き方の基本として5つのポイントを説明しましたが、理解できましたか?
記事テーマを具体的に決めて、そのテーマからキーワードを選び、全体の構成案を決めるときタイトルや見出しにキーワードを自然に盛り込みます。記事タイトルを決めるときも、インパクトがありつつ、かつできるだけ具体的なタイトルが理想です。
ここまでできれば、あとはキャッチコピー(導入文)と本文の執筆をしていきます。
その際、最初から完璧な記事を目指すと返って良い記事はできないので、まずは読んでくれるユーザーにとって読みやすい記事を作っていくことが大切です。
2.ブログ記事が完成したら「校正」をしっかり行う!
次に、ブログ記事が完成したらしっかり「校正」していきます。
「校正」とは、文章の誤りを見つけて修正することを意味しており、単純に最終チェックです。
ブログ記事だけでなく一般的な記事作成でも「校正」は重要になり、チェックするポイントは主に、
- 誤字、脱字
- 句読点の位置
- 接続詞の使い方
- 文章のねじれ(主語と述語のずれ)
など、文章の誤りを見つけて修正しなければなりません。
その他にも、インターネットに公開する上で不適切な言葉や表現を使っていないかの確認も必要になります。
実際に校正するポイントとして、半日ないし1日空けること。そうすることで、客観的な目線で校正でき、ミスが見つけやすくなります。
また、プリンターをお持ちの方は、1度プリントアウトして音読してみましょう。
音読することで、句読点の位置や接続詞の使い方など、目視では分からないミスが見つかります。
さらに、誤字・脱字チェックを正確に行いたいときは、「Enno」という無料ツールを使うと便利です。
「チェックする日本語の文章をここに貼り付け・・・」という枠があるので、そこに完成した記事をコピー・貼り付けします。そして、下の「チェック」ボタンを押すだけで、即座に誤字脱字、変換ミス、入力後の編集ミス、文字化けを自動チェックしてくれます。
ブログ記事は記事としてインターネット上に公開されるので、最低限の校正はしっかり行いましょう。
3.まとめ
ブログ記事を始めたばかり頃は、書き方といわれてもイメージできませんよね。
ブログは個人の感想や意見を日記風にまとめたものですが、ブログ記事は”記事”として作成するので、書き方の基本をしっかり押さえたうえで書いていかなければなりません。
ここでは、書き方の基本として5つのポイントを説明しましたが、構成案を作成してから本文を書き始めるのが基本です。たまに本文から書き始める人がいますが、途中でテーマから脱線してしまうという事が発生したりします。
また、最初から完璧を目指すと記事を書くのが嫌になってしまうので、まずは読んでくれるユーザーが読みやすい記事を作ることを心掛けましょう。